この記事では、初心者におすすめのプログラミング言語を、ランキング形式で紹介します。
国内におけるIT人材の不足が深刻化していることもあり、プログラマーといったプログラミングスキルがある人材の需要は増し、他の職種に比べ高い報酬を設けるケースが増えてきました。
そんななか、転職や副業での収入獲得に向けたリスキリングを目的に、プログラミングを学び始めようと考えている人も多いのではないでしょうか。
目的を見据えたスキル習得はもちろん、学習途中での挫折を防ぐ意味でも、自身にあう言語選びは不可欠です。ただ、どれを選べばいいのかわからない人は多いですよね。
おすすめの言語を知るなら、プログラミングの経験者に聞くのが一番です。
そこで、今回は2021年・2023年に100名の現役エンジニアへ実施したアンケート調査をもとに、次のトピック別で初心者におすすめのプログラミング言語を紹介します。
プログラミング言語の選び方や2024年のトレンド言語も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
なお、上記の意識調査に回答した現役エンジニアの詳細は下記にまとめているので、本記事の一読前に参考にしてください。
現役エンジニアの性別比 | 78%:男性 22%:女性 |
- 未経験者が最初に学ぶべきおすすめ言語はJava・Python
- Java・PythonはITエンジニア就業のおすすめ言語
- 副業での収入獲得にはJavaScriptやPHPもおすすめ
未経験者が最初に学ぶべきおすすめのプログラミング言語TOP5
現役エンジニア100名に「未経験者が最初に学ぶべきおすすめのプログラミング言語」を聞いたところ、Java・Python・C言語が多くの支持を集めました。
未経験者が最初に学ぶべきおすすめのプログラミング言語TOP5 | 1位:Java(30票) 2位:Python(27票) 3位:C言語(15票) 4位:VBA(9票) 5位:JavaScript(8票) |
2023年の調査では、Javaが1位でした。特に上位3言語は、プログラミング言語の世界的な人気指標である「TIOBE Index」でもトップ5の常連です。次のとおり、2021年の調査結果でもこれらの言語がトップ3でした。
以降では、2023年の上位5言語を掘り下げて解説します。
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1位:Java
おすすめ言語1位の「Java」は汎用性が高く、さまざまな分野で使われているプログラミング言語です。Javaのプログラムは幅広いOS上で動作するため、業務システムやWeb開発、Androidアプリ開発などにも利用できます。
ただし、文法が複雑なため習得難易度は高い言語といえます。また、プログラムを修正するたびにコンパイル(変換作業)が必要となるなど、慣れていないと学習コストが高くつきやすいのもデメリットです。
ここからは、口コミも交えJavaが1位に選ばれた理由を、3つにまとめて紹介します。
Java言語の特徴をより詳しく知りたい人は、次の記事・動画を参考にしてください。
Javaが選ばれた理由1:プログラムの基礎が学べる
Web系にも基幹系にも使えて、プログラムの基礎的なことが理解できる言語だから。また、オブジェクト指向を学べるためです。
企業でも使われることが多く基礎知識として有益だと思うから
他の言語に比べ、一番基礎を学べるから。
オブジェクト指向プログラミングの基礎を学ぶことができるから
オブジェクト指向を理解するうえで一般的だから
「Javaはプログラムの基礎を学べる」といった声が多くありました。実際、Javaは大学や専門学校などのカリキュラムに組み込まれることも多く、プログラミング学習の第一歩として広く採用されている言語です。
Javaには、プログラムの要素をモノとして扱う「オブジェクト指向」の仕組みがしっかり備わっており、後に生まれた多くの言語にも影響を与えています。そのため、オブジェクト指向の学習で特に人気が高いのです。
オブジェクト指向はソフトウェア開発の効率化につながるため、昨今の主流となっています。目指す開発分野を問わず、Javaを通してオブジェクト指向の理解を深めることは有用です。
Javaが選ばれた理由2:さまざまな開発に使われている
自分自身としてはシステム開発やWeb開発、アプリケーション開発と使える場面が多岐にわたり、さまざまな開発に利用しているので未経験でも学びやすいからです。
Javaは業務系を含めてWebサイト構築などに多く使われているから
難易度もそこそこで、現時点で一番汎用性がある言語だと考えています。
10年近く経った今でもやはり重宝されているから。
多くの案件で使用されている言語であるため
Javaを使用しているシステムは多いから
「Javaはさまざまな開発に使われている」といった声が多くありました。前述のようにJavaは高い汎用性を持ち、さまざまな開発分野に使えます。プログラミングを仕事にするなら、選択肢を広げられるJavaは魅力的です。
なおJavaの汎用性が高いのは、「JVM(Java Virtual Machine)」という仮想環境上でプログラムが動作するため。この仮想環境はほとんどのOS上で動作できるため、幅広い開発分野に利用できるのです。
また、プログラムの動作も比較的高速なため、処理速度が求められる組み込みシステム開発にも利用できます。Javaは小規模プロジェクトから大規模プロジェクトまで、開発規模を問わず選ばれている言語です。
Javaが選ばれた理由3:他言語への応用が効きやすい
おすすめする理由は、スマートフォンのアプリ開発などでも用いられるから。Kotlinもありますが、Javaを理解していれば乗り換えもしやすいです。また、日本語のナレッジも多く、調べやすい部分も評価できます。
C言語は難易度が高いためじっくり勉強をする時間が取れないと難しいと思う。
JavaはC言語よりは難易度は高くないが、簡単すぎもしないため、Javaが分かるようになれば他の言語にも取り組みやすくなると感じたため。
この言語の案件数も多いですし、Webシステムが主流なのでこの言語から覚えたほうがプロジェクトにも参加しやすくなります。また、これを覚えれば他の言語への応用もきくのでお得だと思います。
他の言語の素となる要素がたくさん含まれているから
「Javaは他言語への応用が利きやすい」といった声が多くありました。確かに、新しいプログラミング言語にはJavaの影響を受けているものが多いです。そのため、他言語の学習も見据えるならJavaは良い選択だといえます。
たとえば、Androidアプリ開発に使われる「Kotlin」という言語も、Javaがベースになっています。そのため、Javaのスキルを習得すれば、Kotlinの学習にも移行しやすいでしょう。
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2位:Python
おすすめ言語2位の「Python」は、AI(人工知能)開発をはじめとした先端技術分野で人気が高いプログラミング言語です。Webのバックエンド(裏側)開発やデータ分析にも使える、汎用性の高さもあります。
ここからは、口コミも交えPythonが2位に選ばれた理由を、3つにまとめて紹介します。
Python言語の特徴をより詳しく知りたい人は、次の記事・動画を参考にしてください。
Pythonが選ばれた理由1:文法がシンプルかつ書きやすい
コードが見やすく、シンプルに書けるから。
メモリ割り当てなどの概念を学ぶ必要がないから
変数の型変換や範囲を{}で括るなどが必要なく、シンプルな言語なので、覚えることが少ないからです。
「Pythonは文法がシンプルで書きやすい」といった声が多くありました。確かに、Pythonの文法はとてもシンプルで、読みやすいコード(ソースコード)を書けるのが最大の特徴です。そのため、プログラミング初心者でも覚えやすいでしょう。
例えば、「Hello World!」と表示させるプログラムを記述する場合、Pythonなら次の1文だけで済みます。
print("Hello World!")
一方、先ほどのJavaで同じ処理を実現する場合、次のように多くの記述が必要です。
import java.util.*; public class Main { public static void main(String[] args) throws Exception { System.out.println("Hello World!"); } }
Javaは多くの言語と同様に、処理のまとまりを波括弧{ }で表現します。一方、Pythonの構文ではインデント(行頭に入れる空白)で処理のまとまりを表現するため、波括弧が必要ありません。
このように、Pythonのほうが簡潔に記述できます。シンプルなほうが、もちろん初心者にとって覚えやすく、記述の負担も減らせます。スッキリしたコードを書けるPythonは、初心者でも学びやすいのが人気の理由です。
Pythonが選ばれた理由2:初学者からでも習得しやすい
書籍もたくさんあるので勉強しやすく、言語としてもわかりやすいと思います。
自分の様にあまり経験がない人でも取り組みやすい難易度で、他のものに比べると優しい感じなのでここからが良いと思います。
Pythonの文法は直感的で読みやすく、初学者がプログラミングのコンセプトを理解しやすいため
他のプログラミング言語に比べ、シンプルな文法に記述できるため、初心者でも比較的簡単に習得できるから
将来的に有望なマシンラーニングを行いやすい。初心者でも取り掛かりやすい。学習環境を準備するのが難しくない。
Pythonは文法がシンプルで初心者にも理解しやすい。データサイエンスやAI分野での需要も高い。
初心者にとって理解しやすく、多様な分野での応用が可能なため
現場に行く前の研修段階で他人のコードを参考にしながら作成する課題を課せられた際、他人が書いたコードの修正が他の言語よりもやり易かったため。見よう見まねで行うベースの方には特におすすめしたい。
開発環境の導入が容易、記述が簡潔で比較的短い期間で習得できる、ネットにも参考情報が豊富で習得の助けになる
「Pythonは初学者からでも習得しやすい」といった声が多くありました。確かに、Pythonはプログラミングを学び始めたばかりの人でも挫折しにくい言語といえます。その理由は、文法がシンプルなことだけではありません。
Pythonは30年以上の歴史があるため、入門書や入門サイトといった教材が豊富です。また、Pythonの開発を効率化してくれる開発環境やライブラリ(プログラムの部品)、フレームワーク(プログラムの枠組み)も数多く存在します。
さらに、Pythonは記述したコードを事前に変換(コンパイル)することなく実行が可能です。事前に変換の手間が生じるJavaなどの言語と比べると、Pythonは効率的に実践できます。
自分に合った教材で学べる上に、実践に役立つ要素も揃っているのが、Pythonの学びやすさの理由です。
Pythonが選ばれた理由3:実用性が高い
これ一つでWebプログラミングからAI、データサイエンスなど、多種多様な分野で使えるからです。
AI、機械学習やWebアプリ開発など用途も多いので勉強したあとも仕事に繋がりやすいので最初に学ぶのに良い言語だと思います。
主要なWeb機能を簡単に作れる点です。オープンソースでライブラリも豊富でコーディングも簡単であるから
ライブラリが豊富でいろいろなアプリケーションの開発に適している、簡潔な記述ができて開発効率が良い
Pythonは初心者にも理解しやすい構文を持ち、多様なアプリケーション開発で利用できるため。
文法がシンプルで理解しやすく、幅広い分野で活用できるため
PythonとJavaは基本となるので同時にでも最初に学ぶべきです。
Pythonの実用性の高さに魅力を感じている声も多くありました。前述のとおり、Pythonは先端技術開発だけでなくWeb開発やデータ分析にも使える言語です。そのため、実際に多くの開発現場でPythonは活躍しています。
また、前述したPythonのライブラリやフレームワークは、実務でも広く使われています。開発効率を高める要素が充実しているPythonは実用性が高いため、現役エンジニアからの支持を多く受けているのです。
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PythonとJavaのどちらを学習しようか悩んでいる人は、次の動画も参考にしてください。
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3位:C言語
おすすめ言語3位の「C言語」は1970年代に登場しながらも、いまだ根強い人気を持つプログラミング言語です。高速で無駄のないプログラムが書けるため、電子機器の組み込みシステム開発で特に高い需要があります。
ここからは、口コミも交えC言語が3位に選ばれた理由を、3つにまとめて紹介します。
C言語が選ばれた理由1:未経験者には適度な習得難易度
すべての基本となるから。簡単すぎず難しすぎず、程よい難易度だから。
組み込み開発で使用されており、ハード制御をするときに、自由度が高い。参考書等も豊富で学習が容易。
「C言語は適度な習得難易度」といった声も見受けられました。簡単すぎるとモチベーションが下がりやすく、難しすぎると挫折しやすくなります。適度な習得難易度であることは、学習の面でバランスが良いといえるでしょう。
C言語には挫折しやすい「ポインタ」をつかったメモリのアドレス操作もあるため、決して習得難易度は低くありません。一方で、次のように習得難易度を下げる要素もあります。
- 歴史が長いため教材が豊富にある
- 挫折しやすいオブジェクト指向の概念はない
こうした要素を総合した結果、「簡単すぎず難しすぎず」といった適度な習得難易度に感じる人もいるのです。
C言語が選ばれた理由2:プログラミングの基礎固めに適している
初心者が学ぶべき基本中の基本が詰まった言語だから
コンピュータの基礎を学ぶためです。C言語は、コンピュータのハードウェアと密接に関連した言語です。そのため、C言語を学ぶことで、コンピュータの動作やメモリ管理などの基礎的な知識を身につけることができるから
Javaに比べて即戦力的使い勝手には劣るものの、文法や配列などの思想については、オブジェクティブ思考が入ってこなくてシンプルなため、理解がしやすい。そのため、まず基礎を固めるのには向いていると思う。
プログラミングの基礎をしっかりと学ぶために、C言語の学習を推奨する。低レベルな操作も理解できる。
自分自身としてはプログラミングの基本が身に付き他の言語も学習しやすく、OSや言語の仕組みがわかるようになったり、処理速度の速いプログラムが組めるようになるから
「C言語はプログラミングの基礎固めに適している」といった声が多くありました。1つの理由は、前述のようにオブジェクト指向がないことです。オブジェクト指向に時間を取られない分、ほかの基礎文法の学習に注力できます。
もう1つの理由は、ハードウェア(物理的な機器)の操作に長けていること。電子機器をリアルタイムに制御できるC言語には、ハードウェア上のメモリ(データ領域)を細かく操作できる強みがあるのです。
見方を変えると、C言語でハードウェアを正しく操作するためには、コンピューターやメモリなどの仕組みも理解しなければなりません。つまり、C言語を学ぶ過程で周辺概念の理解も深まることが大きいでしょう。
C言語が選ばれた理由3:他の言語を抵抗なく学習できる
C言語を覚えれば大体他の言語にも応用がきくと思うし、幅広く使われている言語になるのでおすすめしたいです。
自身が初めに学び、それから他の言語も抵抗なく学ぶことができた為
「C言語を学べば他の言語を抵抗なく学習できる」といった声が多くありました。確かに、C言語の学習で覚えた知識は、他の言語を学ぶときに役立つ可能性が高いでしょう。
JavaやPython以上に歴史の長いC言語は、多くの言語のベースとなっています。「将来的に複数の言語スキルを身につけたい」という人には、他の言語を学習しやすくなるC言語がおすすめです。
C言語の特徴をより詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。
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4位:VBA
おすすめ言語4位の「VBA(Visual Basic for Applications)」は、「Microsoft Office」に搭載されているプログラミング言語です。ExcelやWordで処理を自動化するのに使われる「マクロ」機能は、このVBAで処理を記述します。
VBAは基本的にMicrosoft Office製品でしか使えませんが、文法がシンプルで覚えやすい言語です。
ここからは、口コミも交えVBAが4位に選ばれた理由を、2つにまとめて紹介します。
VBA言語の特徴をより詳しく知りたい人は、次の記事・動画を参考にしてください。
VBAが選ばれた理由1:幅広い用途に活用できる
EXCEL VBAなど覚えていればいろいろと実用的だと思うため
Excelの操作をマクロ記録して、VBAを自分で修正するところから始めると、安全な環境で動きを確認でき、また自動化による恩恵も体感できるから。
「VBAは幅広い用途に活用できる」といった声が多くありました。確かに、世界的にポピュラーなMicrosoft Office製品を扱っている企業は日本にも数多く存在します。VBAができれば、さまざまな業務の自動化・効率化が可能です。
例えば、Excelのリストをボタン1つで集計・分析したり、Outlookに仕込んだマクロで決まった時間にメールを自動送信したりできます。Microsoft Office製品を使う場面は多いため、VBAスキルが役に立つ可能性は高いでしょう。
VBAが選ばれた理由2:手軽に学習・活用できる
MS Officeがインストールされていればコーディングに着手することができ手軽なためと、テクニックやリファレンスなどの参考情報が広くWebサイトで公開されているためです。
パソコンでの実務作業は多くの企業がExcelを利用している事や、パソコンとExcelを準備できれば始められるから
「VBAは手軽に学習・活用できる」といった声が多くありました。確かに、一般的な言語だと特別な環境構築が必要なことが多いです。その点、VBAはMicrosoft Officeさえインストールされていれば手軽に使えます。
また、Microsoft社の公式ドキュメントが充実しているため、不明点があっても調べやすいでしょう。「環境構築でつまずきたくない」「手軽にプログラミングを始めたい」といった人には、VBAがおすすめです。
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5位:JavaScript
おすすめ言語5位の「JavaScript」は、動きのあるWebサイトを作るためのプログラミング言語です。例えば、Webページ上にアニメーションを追加したり、ボタンを押したときに表示内容を切り替えたりできます。
Web開発で使うのが基本ですが、便利なフレームワークを使えばスマホアプリの開発も可能です。ここからは、口コミも交えJavaScriptが5位に選ばれた理由を、2つにまとめて紹介します。
JavaScript言語の特徴をより詳しく知りたい人は、次の記事・動画を参考にしてください。
JavaScriptが選ばれた理由1:Web開発の入門言語に適している
Web開発の入門としてJavaScriptは理想的。フロントエンドからバックエンドまで幅広く使える。
ウェブ技術の基本としてJavaScriptは重要で、視覚的な結果をすぐに確認できるため
クセがなくてとっつきやすい。HTMLと合わせて学習すればweb制作、webアプリ開発に携われるようになるから
「JavaScriptはWeb開発の入門言語に適している」といった声が多くありました。確かに、Web開発を始める人が最初に学ぶプログラミング言語は、多くの場合JavaScriptです。Web開発の基本といっても過言ではありません。
JavaScriptの文法は比較的シンプルで覚えやすく、初心者でも学びやすい言語です。Web開発に興味がある人には、JavaScriptの学習をおすすめします。また、あわせて「HTML/CSS」も学んでおきましょう。
JavaScriptが選ばれた理由2:学習へ着手しやすい
初心者にとっては「自分の作ったプログラムの動きが目で見て分かる」という点が大事だと考えているので、HTMLなどと絡めて目で変化がわかりやすいJavaScriptが最適だと思います。特別な環境構築が必要がない点も初心者向けです。
動きがわかりやすい。解説記事や動画が豊富にあるから
元手不要で手持ちの環境ですぐに試せますし、ネットに情報がたくさん転がっているためです。
「JavaScriptは学習へ着手しやすい」といった声が多くありました。確かに、JavaScriptはWebブラウザさえあれば使えます。環境構築でつまずくプログラミング学習者は多いため、特別な環境構築が不要なことは大きな魅力です。
また、JavaScriptのプログラムはWebブラウザ上ですぐに動きを確認できます。実践学習がしやすいJavaScriptは、手間をかけずにプログラミングの学習を始めたい人におすすめです。
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世界でトレンドのプログラミング言語TOP5
次に、世界でトレンドのプログラミング言語を見ていきましょう。ここでは、世界におけるプログラミング言語の人気指標である「TIOBE Index」を参照します。
TIOBE Indexは、検索エンジンにおける検索数を主な基準として各言語の人気を数値化した指標。上位の言語ほど多く検索されており、世界で話題になっています。
世界でトレンドのプログラミング言語TOP5は次のとおりです(2024年9月時点)。
それでは、順番に見ていきましょう。
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1位:Python
「未経験者が最初に学ぶべき言語」で2位だったPythonが1位でした。Pythonは世界的に話題の「生成AI」の開発で人気が高いため、トレンド1位は納得の結果です。
Pythonは日本よりも先に欧米を中心に普及し、世界的に多くの支持を集めました。今後AIが普及すれば、さらなる支持者の増加も見込まれます。
2位:C++
2位の「C++」は、C言語にオブジェクト指向の概念をプラスしたプログラミング言語です。速度性能が高いため、組み込みシステム開発や業務システム開発で高い需要があります。
2020年には新しい標準規格「C++20」が発表され、多くの機能が追加されました。1980年代から存在する言語ながら、今でも進化を続けているのがトレンド2位の理由でしょう。
3位:C言語
「未経験者が最初に学ぶべき言語」で3位だったC言語が、世界のトレンドでも3位でした。C言語は学びやすく性能も高いため、世界でも支持を集めています。
また、昨今の組み込みシステム開発では、電子機器をインターネットにつなぐ「IoT(モノのインターネット)」が注目されています。IoT開発でC言語の人気が高いことも、トレンド3位の理由でしょう。
4位:Java
「未経験者が最初に学ぶべき言語」で1位だったJavaが4位でした。Javaは汎用性が高く大規模開発にも対応できるため、世界の開発現場でも広く採用されています。
ほかの言語が台頭していることもあり、TIOBE Indexではやや下降気味です。とはいえ、現場で根強い人気を持つJavaは今後も実務で活躍し続けるでしょう。
5位:C#
「C#」は、Microsoft社が生み出したプログラミング言語です。前述のJavaやC++がベースとなっており、それぞれの良い部分を受け継いでいます。
人気のゲームエンジン(ゲーム特化の開発ツール)である「Unity」を使えば、C#でゲームを開発できます。ゲーム開発で人気が高いのがC#の強みです。
また、Microsoft社製のOSであるWindows向けのアプリ開発でも高い需要があります。C言語・C++・C#の違いを知りたい人は、次の動画を参考にしてください。
なお、IT企業への転職や副業での収入獲得を見据え、独学でプログラミングスキルを習得できるか不安な人は「侍エンジニア」をお試しください。
侍エンジニアでは、現役エンジニアと学習コーチの2名体制で学習をサポートしてもらえます。
「受講生の学習完了率98%」「累計受講者数4万5,000名以上」という実績からも、侍エンジニアなら未経験からでも挫折なく転職や副業収入の獲得が実現できますよ。
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現役エンジニアが将来性の高さを感じるプログラミング言語TOP5
現役エンジニアに「将来性の高さを感じるプログラミング言語」を聞いたところ、未経験者におすすめのプログラミング言語で2位だったPythonが、将来性の高さでは1位となりました。
将来性が高いと感じるプログラミング言語TOP5 | 1位:Python(51票) 2位:JavaScript(15票) 3位:Java(9票) 4位:C言語(9票) 5位:SQL(5票) |
後述する「SQL」を除けば、これまでのランキングと顔ぶれは変わりませんが、Pythonに票が集まる結果となりました。いずれの言語も現時点で高い需要があり、今後も安定した需要が期待できます。
「生成AI」の普及で注目度の高い分野であるAI(人工知能)開発に、Pythonがよく使われていることが最大の理由です。また、Webのバックエンド開発などにも使える汎用性の高さも評価されています。
なお、2021年の調査結果でもPythonが圧倒的な1位でした。2年経った今でもAI技術の発展はとどまることを知らず、Pythonの1位は今後も簡単には揺るがないと考えられます。
Pythonは2023年11月時点のTIOBE Indexでも1位に輝いており、その安定した人気の高さがうかがえます。またアンケートでも、「AIの進歩によってPythonの需要はさらに高まる」といった期待の声が多くありました。
1位にPythonが選ばれた主な理由
AI開発やデータサイエンスで主に使われており、今後、需要がさらに増えていくと思うからです。
機械学習はもちろんだが、バックエンドでの動作が安定している、かつ非常に多様なことができるため
Pythonが結局のところ一番使う場面が多く、広く浸透しているから。
やはり今後はAIが主流になってくると思われますので、その部分のAIの分野で使われる事が多い言語は需要が高まると思います。
AI開発で主流であり、web関連でも利用できるため適用範囲が広いから
Pythonは現在メジャーな言語であり、ライブラリも豊富だしいろいろな分野の処理に適用できるため汎用性が高い。
データサイエンスやAI分野での応用が広がっており、Pythonの将来性は非常に高いと感じている。
最近ではAIに注目が集まっていて、それを生成できる言語を覚えればかなり需要がありそうです。またプログラマー単価も高いのでこれがよいと思います。
記述しやすく統計処理に長けている点。他の言語との互換性もあり、AI開発分野も実績が強みだと思う。参考書の並び方も近年でどんどん拡大している印象があり、それほど需要があるのだなと思う。
クローリングなど顧客からの要望も多い。その他Web系やAI系など、最近流行りの分野でも幅広く使える
やはり今の技術に関してもそうですがAI技術からスクレイピングまで外せない言語だなと感じています。
2位のJavaScriptはWebサービスに欠かせないため、今後も安定した需要が期待できます。アンケートでも「JavaScriptの知識は今後も長く使える」といった声が多くありました。
2位にJavaScriptが選ばれた主な理由
Webサイトを構築する際に欠かせないプログラミング言語であり、多くの人が学びたいと考えている言語であるため
JavaScriptはウェブ技術の進化に伴い、フロントエンドだけでなくサーバーサイドでも重要になっている。
しばらくはWebアプリケーションが主体となると見込まれるため、ブラウザ上で動作するJavaScriptの需要は尽きないと感じました。
Webのフロントエンドからバックエンドまで幅広く使え、現在も新しいフレームワークが積極的に開発されているので、JavaScriptの知識は今後も長く使えるものになると思います。
実用性が高いですし、使用用途の幅も広く、他のプログラミング言語を学ぶ上でも、本格的にプログラミングスキルを取得したいのであれば、先ず初めにかじっていた方が良い。
3位のJavaは、さまざまな分野に使える汎用性に加えて、開発現場における需要の安定感も評価されています。アンケートでも「使っている会社も多い」「いろんな現場で使われている」といった声が多くありました。
3位にJavaが選ばれた主な理由
Javaは人気の高いプログラミング言語であり、使っている会社も多いため、将来性は高いと感じています。
選択肢の中だと、まだまだJavaを超えるものは出てこなさそうだから。
まだまだJavaを使用している現場が多く当面はその傾向は続くため
現在でもいろんな現場で使われており、Javaに関しては業務経験がないとまずプログラムが読めないです。なので将来性が高いと感じます。
4位のC言語は速度性能が高いため、今後も組み込みシステム開発を中心に安定した需要が期待できます。また、IoT(モノのインターネット)といった先端技術の開発に使えることも、将来性の面で評価されているようです。
4位にC言語が選ばれた主な理由
機械学習やAIなどの先端技術の開発にも活用されており、これらの分野は今後も急速な成長が期待されC言語の需要も高まると考えられるため
プログラミングの基本が身に付き他の言語も学習しやすく、OSや言語の仕組みがわかるようになるので処理速度の速いプログラムも活用がしやすく将来的にも役に立つことが多く、さまざまな案件に対して活用がしやすいからです。
5位のSQLは、多くのデータを効率的に管理する仕組み「データベース」を操作するための言語です。データベースはWebサービスやAIシステムなどに欠かせないため、SQLは今後も高い需要が見込まれます。
アンケートでも、「データベースがなくなら無いためSQLも淘汰されない」といった声がありました。確かに、SQLはデータベース操作の標準言語とされています。データベースが安泰ならSQLも安泰でしょう。
5位:SQLが選ばれた主な理由
データベースがなくなることは無いため、SQLは将来的にも淘汰されることは無いと考えられるため。
webアプリであろうとビッグデータであろうと、データベースはかなり広範にわたるシステムで用いられており、かつセキュリティ上の理由等から、データの取扱いを完全自動化しない企業もしばらくは存在し続けると考えられるため、SQLを習得しておくと、技術者としてつぶしが効くと思う。
SQLは、厳密には「データベース言語」とされますが、プログラミング言語と同等に位置付けている人が多いことがうかがえます。これは、ほかのプログラミング言語と組み合わせてSQLを使うことが多いためでしょう。
SQLとは何か、基本から学びたい人は、次の動画を参考にしてください。
また、将来性の高いプログラミング言語は次の記事でより詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
なお、ITの仕事に興味はあるものの、どの職種が自分にあうのかわからない人もいますよね。そんな人は「ITキャリア診断」をお試しください。
かかる時間はたったの1分。5つの質問に答えるだけで、自分にあうIT職種を診断してもらえます。
自身に適した職種が知りたい人は、手軽に試してみると良いですよ。
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ITエンジニアへの就職・転職におすすめのプログラミング言語TOP5
現役エンジニアに「未経験からITエンジニアへの就職・転職を目指す人におすすめのプログラミング言語」を聞いたところ、JavaやPythonといった求人数が多い言語が多くの支持を集めました。1〜3位は、これまでにもランクインしてきた人気言語です。
ITエンジニアへの就職・転職におすすめのプログラミング言語TOP5 | 1位:Java(37票) 2位:Python(21票) 3位:JavaScript(14票) 4位:PHP(9票) 5位:C++(5票) |
なかでも、1位のJavaは複数の開発分野で使われており、求人数がトップクラスに多いです。実際のところ、求人サイト大手「doda」でJavaと検索すると、2024年8月時点で1万6,000件を超える求人がヒットします。
求人数が多ければ、当然ながら未経験者にとっての選択肢も多くなります。Javaスキルを身につければ就職・転職で有利になることは間違いありません。アンケートでも「学んでおけば就職にも有利」といった声が多くありました。
(Javaを選んだアンケート回答者の口コミ一覧)
- Javaが出来れば他の言語を新しく学ぶ際にも困らないと感じているため
- 金融系のシステム開発にも通用する言語だから
- ITは移り変わりが早いとはいえ、それは最先端技術の話であって実際のところJavaなどの言語はまだまだ使われているしこれからも需要はあると思うから
- Javaは、人気の高いプログラミング言語なので、会社でもよく使われているため、取得していると就職、転職には優位になると感じています。
- Javaは、世界中で広く利用されている言語であり、日本でも多くの企業で利用されています。そのため、Javaエンジニアの求人数は、他のプログラミング言語と比べても多いと思います。
- 無難だから。どの言語でも「1つ習得していれば、他の言語を習得するのは容易いので特にどれでなくてはだめ」ということはないが、少なくとも基本的なオブジェクト指向を含めた概念が分からないとそもそもエンジニアとして使い物にならないのでオーソドックスなJAVAが無難
- Javaのシステムは多く、どこの現場でも重宝されているから
- 多くの案件で使用されている言語であるため
- Javaは多くの企業で使われており、エンタープライズアプリケーション開発のスキルが身につく
- Javaは大規模システム開発で広く採用されており、キャリアの選択肢を広げるのに役立つ
- Javaは企業で広く採用されており、大規模なシステム開発のスキルが身につくため推奨する。
- ハローワークの求人でもJavaの募集は多いですし、使えれば転職もしやすそうです。
- Java開発の現場は多いので当然の必須スキルとなる
- Web系のシステムが世の中には多く、Webサイト構築や企業が利用するWebシステムの開発には欠かせないと思うから
- 使用頻度が多いと感じている為
- 汎用的でインフラにもサーバサイドでも活躍出来るため
- 基本の言語ですし学んでおけば就職にも有利だと思います
- 基本ですのでしっかり使えれば就職でも生かせると思います
2位のPythonも、AI開発に限らず幅広く使えるため、求人の選択肢が広がる点で評価されています。アンケートでも、「いろんなサービスやアプリに使われている」といった声が多くありました。
(Pythonを選んだアンケート回答者の口コミ一覧)
- 多くの人が利用しており、この言語を用いた開発案件も多いため
- 使えるというだけでその人材がほしいと思う企業があると思う
- Pythonの多様性と実務での応用範囲が広いため、就職・転職には最適だと思う
- Pythonの需要が高く、幅広い分野での活用が期待できるため、就職・転職に有利だと思う
- 最近はPythonを扱っている業務が増えてきたため
- いろんなサービスやアプリに使われていて生活においても馴染んでいるため理解しやすさがある。コードの書き方がシンプルで初心者の転職にはもってこいだと思う。未経験可の求人数も多い。
- 未経験ならPythonが学びやすい。機械学習+プログラミングで募集すると多くの求人がある。しっかりと学んでおけば高収入も見込める
- 他のプログラミング言語と比較すると変数の型を意識しなくてよかったり、配列の定義が自由など制約が少ないので初心者が習得がしやすいプログラミング言語なので満足した就職先や転職先が見つかりやすく、おすすめだと思ったからです
- 企業でも使われている方が多いです
3位のJavaScriptはWebに特化していますが、Webサービスに欠かせません。JavaScriptスキルを身につければ、求人数が多いWeb開発に参入できます。アンケートでも、Web開発での需要の高さを評価する声が多くありました。
(JavaScriptを選んだアンケート回答者の口コミ一覧)
- やはりWeb関係に強いこの言語を知っていると開発分野等で活躍できるので良いと思いますし、実際に転職された知り合いもここがポイントと言っていたのでこの言語で間違いないと思います
- Web開発スキルは就職市場で常に需要があり、JavaScriptはその中心にある
- Web開発の需要が高く、JavaScriptを習得しておくと多くの機会が得られる
- Web開発の基礎として広く求められるため、JavaScriptの習得は就職・転職に有利だと思う
わからないなりに学び始めるのが簡単で、ネットにサンプルがゴロゴロあるからです。フロントエンドエンジニアは現在引く手数多であり、身につけてしまえば就職や転職には困らないでしょう。
4位の「PHP」はJavaScriptと同様、Web開発に特化したプログラミング言語です。JavaScriptのプログラムはWebブラウザで動作しますが、PHPのプログラムは裏側のWebサーバーで動作する、という違いがあります。
Webサーバー側のバックエンド開発に使われるプログラミング言語は複数ありますが、なかでもPHPは特に求人数が多いです。また文法が比較的シンプルで、「初心者が習得しやすい」といった声も多くありました。
(PHPを選んだアンケート回答者の口コミ一覧)
- 自分自身としては構文がシンプルで他のプログラミング言語と比較すると変数の型を意識しなくてよく、配列の定義が自由など制約が少ないので学習難易度が低く、初心者が習得がしやすいので就職や転職にも有利だと思っているからです
- 稼働中のシステムでの利用もいまだに多く、C言語由来の書き方は知っておくだけでも他の言語への対応が早いため
- 新規参画者でも携われる業務としては、Webアプリやモバイルアプリの運用保守案件、データの整理案件、書類の整理、テスターなどが考えられるが、このうちプログラミングに関する部分では、PHPとSQL、次点でVBAを習得しておくと、業務での応用がしやすいと思われるため
なお次の動画では、PHPとは何かを基本からわかりやすく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
5位のC++は、組み込みシステム開発や業務システム開発を中心に、開発現場で広く採用されています。在宅ワークよりも、企業で働きたい人に適した言語です。
C言語がベースのため、C++の知識があれば他の言語を学ぶときに応用が利きます。ITエンジニアとしてのキャリアを広げやすい言語です。アンケートでも、「C++スキルは必要な時に応用できる」といった声が多くありました。
(C++を選んだアンケート回答者の口コミ一覧)
- C++さえできれば、後は必要な時に応用できるから
- プログラミングの基礎言語であり、他の言語を知っていたとしてもC++ができないと、エンジニアとしては信用できないから
- 未経験からITエンジニアという条件を考えると、C言語より構造体の概念を学んでいた方が良いと思いますので、この言語をおすすめです
- ベースがわかれば、応用が効くから。
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副業での収入獲得におすすめのプログラミング言語TOP5
現役エンジニアに「副業での収入獲得におすすめのプログラミング言語」を聞いたところ、PythonやJava、JavaScriptといった在宅ワークがしやすい言語が多くの支持を集めました。特に、副業案件が豊富にあるWeb系の言語が評価されているとわかります。
プログラミングスキルを活かした副業での収入獲得におすすめのプログラミング言語TOP5 | 1位:Python(31票) 2位:Java(23票) 3位:JavaScript(20票) 4位:PHP(6票) 5位:Swift(5票) |
1位のPythonは、前述のとおりWeb開発でも使われており、副業案件が豊富です。Web上のデータを抽出する「スクレイピング」ができる、データ分析に活用できるなど、汎用性の高さも副業案件の多さにつながっています。
実際、求人検索エンジン「求人ボックス」で在宅案件に絞って「Python」と検索すると、2024年8月時点で3万2,000件を超える案件がヒットします。Pythonは在宅ワークできる副業の選択肢も豊富にあるのです。
アンケートでも、「Pythonは案件がかなり多い」といった声が多くありました。
1位にPythonが選ばれた主な理由
Pythonを選んだアンケート回答者の口コミ一覧
- 多くの人が利用しており、この言語を用いた開発案件も多いため。
- データ解析などの企業から需要がある案件を行える言語だからです。
- 小規模案件にも強いことが、副業に向いていると感じています。
- データサイエンスやWeb開発など、様々な副業プロジェクトでPythonが求められている。
- 汎用性が高く、小規模なプロジェクトから大規模なアプリケーション開発まで対応可能。
- 小規模プロジェクトから大規模開発まで対応できるため、Pythonは副業に最適だと思う。
- 副業でアプリを組むレベルであればPythonのスクリプトを覚えるのが扱いやすくて手っ取り早いため。
- 案件がかなり多いので収入に繋がりやすいから。
- 出来る人がたくさんいるので、競争率は高そうですが、案件としては、Pythonが多いかと思います。
- むやみやたらに手を出さなければスクレイピングやデータ分析においてデータ収集、リスト化や加工などに役に立つと思う。実際にPythonの副業で収入を得ている人が身近にいる。
- 自分自身としてはソースコードが少なく文法もシンプルなため、コードの読み書きがしやすく、さまざまなサービスやアプリケーションを簡単に作成できるので副業するうえで大変収益に関し期待ができるからです。
- 転職時の募集経験として記載されているものとして、Python、PHP、SQL、Javaは多かったため。
- クローリング案件など数が多く楽。
2位のJavaはWeb開発に加えて、在宅ワークがしやすいAndroidアプリ開発でも需要が高いです。汎用性が高い言語は、副業の選択肢も多い傾向があります。アンケートでも、実際に副業でJavaを活用している人がいました。
2位にJavaが選ばれた主な理由
Javaを選んだアンケート回答者の口コミ一覧
- 自分自身としてはライブラリやAPIが充実しており、自由度の高い実行環境で実行速度が速く、セキュリティに優れているので求人数が豊富なので副業案件にもおすすめできるからです。
- Javaはシンプルで親しみやすいため、副業としてプログラミングで収益を獲得したいと思っている人には使いやすい言語だと感じています。
- クラウドワークスの案件でも、多いのはJavaだと思う。
- 普段フリーランスのマッチングサイトなどを見ていると案件数はあまり多くないものの、平均的に高報酬のような気がします。Javaを扱えれば副業としても高収入を見込めるのではないかと思います。
- 自宅の副業でも案件が見つかりそうだからです。
- Javaの案件は多いので副業でも多いと思う。
- 採用している企業が多く、求人は多い印象。ハードルは高いが、Javaが使えるということなら他言語も、ということで採用されやすいかもしれない。
- 私はこの言語を利用して副業にいかしています。
- 副業においても使える言語ですし必要かと考えます。
- 自分としては自由度の高い実行環境で実行速度が速く、セキュリティに優れているので求人数が豊富なので副業案件にもおおくあり、おすすめであるからです。
3位のJavaScriptは、Webのフロントエンド(表示側)開発での高い需要が評価されています。アンケートでも「Web開発案件が豊富」といった声が多くありました。
3位にJavaScriptが選ばれた主な理由
JavaScriptを選んだアンケート回答者の口コミ一覧
- Webサイトの修正などができると副業がしやすい。
- フロントエンド開発の案件が多く、短期間で成果を出すのにJavaScriptは最適だと感じる。
- Web開発の需要が高く、JavaScriptのスキルを持つと副業の機会が増えるため。
- フロントエンドからバックエンドまで幅広い案件があるため、JavaScriptは副業に適している。
- Web開発関連の案件が多く、比較的短期間で成果を出しやすいため。
- Web開発案件が豊富で、比較的短期間で成果を出しやすいため、JavaScriptを推奨する。
- 副業ではWebクリエイターの案件をよく目にしますので、JavaScript+CSS+HTML+デザインのスキルで収入獲得が可能と感じました。
- HTML、PHP、Javascriptを使用したホームページ制作の案件が数多く存在するため。
- 在宅でできる副業案件はweb系が多いと感じるから。web制作なども含む。
4位のPHPは前述のとおり、Webのバックエンド開発で高い需要があります。また、PHP製のブログ構築ソフト「WordPress」に関する案件も豊富です。アンケートでも、副業案件の豊富さを評価する声が多くありました。
4位にPHPが選ばれた主な理由
PHPを選んだアンケート回答者の口コミ一覧
- PHPはWeb開発において依然として広く使われており、副業案件も多い。
- Webデザインなどで使用する為。
- 副業でやるにはWeb系の仕事が多いので、PHPの知識があれば結構な収入を得られると思うからです。
- ワードプレスの構築で必要なスキルであるため、副業案件が獲得しやすいと思います。
5位の「Swift」は、Apple社が生み出したプログラミング言語です。Swiftは比較的新しい言語であり、無駄のないプログラムが書けます。Javaのようにプログラムの事前変換(コンパイル)が必要ですが、比較的覚えやすいでしょう。
Apple社製であるmacOSのパソコンアプリ開発や、iOSのスマホアプリ開発ではSwiftがスタンダードな言語です。特に、スマートフォンが普及したことで需要が高まっているスマホアプリ開発の副業案件が豊富にあります。
アンケートでも、「Swiftはスマホアプリ開発の副業でおすすめ」といった声が多くありました。
5位:Swiftが選ばれた主な理由
Swiftを選んだアンケート回答者の口コミ一覧
- ソフトウェア関連の副業はアプリ開発が主軸となるので、スマホアプリを開発できる言語が強いと思う。
- アプリ開発も副業でおすすめだから。
- ソフトウェア開発の副業はスマホアプリがトライしやすいため。
- アプリ開発が副業でできたら強いから。
なお次の動画では、Swiftとは何かを基本からわかりやすく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
なお次の記事では、求人数の多いプログラミング言語をより詳しく紹介しています。副業・フリーランス向けの案件数が多い言語も紹介しているので、あわせて参考にしてください。
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フリーランスエンジニアへの独立におすすめのプログラミング言語TOP5
現役エンジニアが「フリーランスとしての独立におすすめ」とするプログラミング言語のTOP5です。これまでと同じ顔ぶれですが、案件数が多く受注しやすい言語が多く並んでいます。
フリーランスエンジニアへの独立を目指す際におすすめのプログラミング言語TOP5 | 1位:Python(27票) 2位:Java(26票) 3位:JavaScript(21票) 4位:PHP(5票) 5位:VBA(4票) |
ここでもPythonが1位となりました。汎用性・需要の高いPythonはフリーランス案件も豊富にあるため、独立後に仕事を獲得しやすいのです。仕事を受注し続けなければならないフリーランスでは、案件数の多さは重要となります。
実際、フリーランス向けの求人サイト「レバテックフリーランス」でPythonスキルを必須条件にして検索すると、5,000件を超える案件がヒットします(2024年8月時点)。
またWeb開発だけでなく、スクレイピングやAI開発もフリーランス案件が豊富です。Pythonスキルがあればフリーランスとして柔軟に稼ぎやすいでしょう。アンケートでも「Pythonで柔軟性が高まる」といった声が多くありました。
1位にPythonが選ばれた主な理由
Pythonを選んだアンケート回答者の口コミ一覧
- 汎用性が高い言語なのでどの分野でも使えそうだし、顧客からもそのスキルが求められる確率が高い。
- 独立ならお金を稼げそうなAI系がいいと思います。
- 差別化を図るために必要な言語だと思うから。
- Pythonの需要は多岐にわたり、フリーランスとしての柔軟性と機会が増えるため。
- Pythonは多様なプロジェクトに応用でき、フリーランスとしての柔軟性を高めるために適している。
- Pythonの応用範囲が広く、フリーランスとして多様なプロジェクトに参加しやすい。
- フリーランスで需要があるのはAIエンジニアでありpython利用が中心になるから。
2位のJavaも汎用性・需要が高く、フリーランス案件が豊富です。また、Javaは業務システム開発といった在宅ワーク以外の案件も豊富にあります。アンケートでも「Javaは案件が探しやすい」といった声が多くありました。
2位にJavaが選ばれた主な理由
Javaを選んだアンケート回答者の口コミ一覧
- 知り合いの方いわくJavaは稼げるのでオススメだと言っていましたし、需要案件が多いものの肝心のエンジニアの数が足りていない分野とも仰っていたので、独立するならここを抑えておくと良いのかもしれません。
- ある程度Javaの知識もあったうえで、その他の言語もできるといったところがステータスとして独立するにも必要になるのではないかと思うから
- Javaは、会社がよく使われているプログラミングの言語なので、フリーランスエンジニアで独立するなら取得している方が仕事を進めやすいと感じています。
- 覚えやすいですし、案件も探しやすいです。今ではリモートで地元以外の県外の仕事ももらえるので、やはり募集の多そうなJavaがよいと思います。
- どのサイトをみてもJavaの案件がかなり多い印象。フレームワークが使えるのであれば幅を利かせて活躍ができる。昔からある会社で使われていて今更言語を変えれずそのまま使い続けているイメージ。フリーランスとして独立して収入を得ることを視野に入れるならこの言語だと思う。
- これをしっかりやっておけば何とかなると感じています。
- ある程度Javaの知識もあったうえで、その他の言語もできることがフリーランスのステータスとして独立するにも必要になるのではないかと思うから
3位のJavaScriptは、やはりWeb開発での需要の高さが評価されています。在宅ワークしやすいWeb開発はフリーランス案件も豊富です。アンケートでも「JavaScriptは幅広い仕事を受けられる」といった声が多くありました。
3位にJavaScriptが選ばれた主な理由
JavaScriptを選んだアンケート回答者の口コミ一覧
- 個人事業主や小規模企業へのHP作成の提案ができるからです。
- JavaScriptのスキルは市場で高く評価され、フリーランスとしての案件獲得に有利だと思う。
- Web開発案件が多く、フリーランスとして幅広い仕事を受けられるため。
- フロントエンドからバックエンドまで、多方面にわたる仕事があるため、JavaScriptを推奨する。
- マッチングサイトを見ていると最も案件数が多いのがWebページのデザインなども含めたWebプログラミングの仕事です。ライバルは多く、平均的な報酬は低いように感じるのですが、フリーランスの第一歩としてJavaScriptが良いと思います。
- Webサービスの構築時にフロントエンドからサーバサイドの実装まで無くてはならない言語だから。また入り口は容易だが、ライブラリや稼働環境の構成が複雑で専門性が高いから。
- 独立するには差別化できる点がある方が強く、その点においてはPHPやPythonのエンジニアよりも習熟したJavaScriptエンジニアの方が希少性が高いのではないかと考えられるため
4位のPHPも、Web開発での需要の高さが評価されています。PHPが得意とするバックエンド開発は、比較的高単価な案件が豊富なのも魅力です。アンケートでは「PHPスキルがあれば独立しても安心」といった声がありました。
4位にPHPが選ばれた主な理由
PHPを選んだアンケート回答者の口コミ一覧
- フリーランスエンジニアは、システム開発よりもWeb系のほうが仕事がある印象がある。そのため、Web系で利用するPHPが良いのではないかと考える。
- フリーランスですので資金的なものを稼がなければなりませんので、現時点で仕事量が多い言語の能力があれば、独立しても安心できると思います。
- フロント系の言語も重要ではあるが、独立して案件を1人で請け負うことを考えるとサーバサイド言語も習得しておいた方が色々な局面に対応出来るようになるから
5位のVBAは、Web開発と比べるとフリーランス案件はそれほど多くありません。しかし、VBAスキルがあると独立後の業務を自動化・効率化できるため、フリーランスにとっても役立つ点が評価されています。
アンケートでも、「VBAで繰り返しの必須業務を自動化・効率化できる」といった声がありました。
5位:VBAが選ばれた主な理由
VBAを選んだアンケート回答者の口コミ一覧
- 繰り返し行う作業をVBAで自動化しておくことで業務や作業を効率化でき、必ず行う業務や手順が複雑な処理などVBAでの自動化に向いているので今後独立したい方に対して自分にあったカスタマイズもできるのでおすすめだと思ったからです。
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現役エンジニアが今後学んでみたいプログラミング言語TOP5
多くの現役エンジニアが、「今後学んでみたい」と思うプログラミング言語のTOP5です。「Swift」や「Go言語」といった比較的新しい言語が目立ちます。
今後学んでみたいプログラミング言語TOP5 | 1位:Python(34票) 2位:Swift(15票) 3位:JavaScript(9票) 4位:Go言語(9票) 5位:R言語(5票) |
やはり、将来性の高いPythonを学んでみたいと考える方が圧倒的に多い結果となりました。IT業界に勤めている現役エンジニアにとっても、AI開発の注目度の高さがうかがえます。
なお、2021年の調査結果でもPythonが1位でした。ただし当時はSwiftを除いて、比較的歴史のある言語が並んでいました。この2年間で人気言語のスキルを持つ人が増えたことで、新しい言語に注目する人が増えたと考えられます。
Pythonが1位に選ばれたのは、これまでのランキングから考えると至極当然ですね。将来性の高いAI開発に興味を持っている人は多く、アンケートでも「PythonでAI開発をしてみたい」といった声が多くありました。
(Pythonを選んだアンケート回答者の口コミ一覧)
- いろいろな用途に使える。特にAIの分野で使えるようなので今やっているデータ分析などの業務に応用してみたい。
- 最近、AIやディープラーニングが流行っており、自分もそういった注目の言語を学んでみたいと思うからです。
- AIを使えるようになりたいから。会社で言われ、なんとなく学びやすそうだから。
- 業務にも簡単なゲームやツール開発にも使えそうだから。
- 若いエンジニアがよく使っているから。
- いま流行りであること、将来性に賭けてみたいと思います。
- 今後業務で使っていく予定だから。
- データサイエンスの分野で分析業務を行えるようになりたいから。
- いろいろと実用的なため覚えていて損はないと思うため。
- AIエンジニアの需要がこれから多くなりそうですし、興味があるからです。
- 今までほとんど使ったことがなく、AIや統計学、機械学習でも利用可能なため。
- AIが人気な事もありますが、Windowsでわりと簡単にプログラムが組めそうだから。
2位のSwiftは、2021年の5位から大幅にランクアップしました。Swiftが一般公開されたのは2014年で、まだまだスキルを持つ人が多くないことが大きいでしょう。
また、スマートフォンの普及によってiOSアプリ開発への関心も高まっています。アンケートでも「Swiftを学んでモバイル市場への参入を目指したい」といった声がありました。
2位にSwiftが選ばれた主な理由
Swiftを選んだアンケート回答者の口コミ一覧
- MacOSのネイティブアプリを使うことが多いから。
- iOSアプリ開発への関心が高く、Swiftを習得することでモバイル市場への参入を目指したい。
- Webアプリではなく、ネイティブなスマホアプリを作ってみたいため。
- スマホ開発で主流となりつつあり、社会的需要が大きいから。
- 将来性といえばモバイル向け開発言語だと思うから。
3位のJavaScriptは需要が高く学びやすいため、新規参入しやすい言語です。Web開発の副業を始める人が増えていることも大きいでしょう。アンケートでは「JavaScriptで将来の選択肢が広がる」といった声がありました。
3位にJavaScriptが選ばれた主な理由
JavaScriptを選んだアンケート回答者の口コミ一覧
- やはりWebアプリ開発やWebサイトで多く使われる言語で、需要が多い部分でもあるのでこちらも学んでおくと将来選択肢が広がると思うので勉強したいと思っています。
- HTMLと合わせてWebプログラミングで必要そうだから
- 世界規模で見ると需要はかなりある(特にWebの分野において)と思う。転職にも有利だと聞くし、実際に募集案件も豊富な印象を受けている。時間があればどんどん学びたいと思う。
4位の「Go言語」は、2009年にGoogle社がリリースしたプログラミング言語です。Web開発やスマホアプリ開発、IoTシステム開発など、高い汎用性があります。Google社製の生成AI「Gemini(旧Bard)」の開発にも一部使われました。
Go言語を採用する企業は徐々に増えており、現役エンジニアの注目度も高まっています。また、文法がシンプルで使いやすいのも魅力です。アンケートでも「シンプルで高性能」「使いやすい」といった声が多くありました。
4位にGo言語が選ばれた主な理由
Go言語を選んだアンケート回答者の口コミ一覧
- 検索エンジン関係の言語なので、これからChatGPTの普及で需要が高まると思うからです。
- コーディングの効率化を目指して作られた言語と言われているため。これまでJavaやCをメインに扱ってきたため、どの程度効率化できるのかを知りたい。
- クラウドベースのシステム開発でのGo言語の増加傾向に興味があり、この分野のスキルを磨きたい。
- Go言語は並行処理やネットワークプログラミングに優れており、これらのスキルを身につけたい。
- シンプルで高性能なGo言語は、クラウドネイティブな開発に適しているため学びたい。
- 少し実務で使ったが、利用範囲が広く使いやすい言語。しっかりと学んで、より実践的にコーディングすると良さそうだと思う。
- バックエンド開発で採用されていることが多いから。
なお次の動画では、Go言語とは何かを基本からわかりやすく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
「R言語」は、データ分析に特化したプログラミング言語です。30年ほどの歴史がある言語ですが、これまでのランキングには入りませんでした。R言語は用途が限定的なため、ほかの人気言語に需要では及ばない面もあります。
しかし、AI開発が注目されていることで、R言語の注目度も高まっています。AI開発にはデータ分析が欠かせないためです。R言語だと標準機能で多彩なデータ処理が可能なため、これから需要が高まる可能性があります。
アンケートでも、「R言語はデータ分析に強い」といった声が多くありました。
5位:R言語が選ばれた主な理由
R言語を選んだアンケート回答者の口コミ一覧
- オープンソースを利用可能であり、言語生成AIや統計など今後のアプリケーションに必要な言語であると思うから。
- データ分析と統計に強みを持つR言語を学ぶことで、自分のスキルセットを拡張したい。
- データ分析のスキルを高めたいため、統計分析に強いR言語を学びたい。
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実際に業務で使用しているプログラミング言語TOP5
多くの現役エンジニアが実際に業務で使用しているプログラミング言語のTOP5です。
実際に業務で使用しているプログラミング言語TOP5 | 1位:Java(35票) 2位:JavaScript(15票) 3位:Python(13票) 4位:C言語(8票) 5位:PHP(8票) |
いずれも求人が豊富にある言語で、顔ぶれ自体はこれまでのランキングと変わりません。注目すべきは、これまで全て1位だったPythonを差し置いて、Javaが1位である点です。
Pythonも汎用性が高い言語ではあるものの、AI(人工知能)開発に需要が集中しています。一方のJavaはWeb開発や業務システム開発、スマホアプリ開発など、各利用分野で高い需要があるのです。
なお2021年の調査結果でも、Javaが1位でした。Javaは2年経っても変わらず、現場に根付いている言語であることがうかがえます。4位の「C#」はJavaやC++がベースの言語で、Windowsアプリ開発で高い需要があります。
現場で使っているプログラミング言語を変更するのは手間がかかるため、同じ言語を使い続けることが多いです。そのため、今回ランクインしたJavaを始めとする言語は、今後も広く使われていくでしょう。
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現役エンジニアが最初に学んだプログラミング言語TOP5
現役エンジニアが最初に学んだプログラミング言語のTOP5です。これまでと顔ぶれは変わりませんが、歴史の長い言語が上位にランクインしています。
現役エンジニアが最初に学んだプログラミング言語TOP5 | 1位:Java(36票) 2位:C言語(27票) 3位:Python(12票) 4位:JavaScript(8票) 5位:SQL(5票) |
いずれも、25年以上の長い歴史を持つ言語です。こうした歴史の長い言語は、プログラミング学習の第一歩として選ばれることが多いと考えられます。その中でも需要の高い、JavaとC言語が2トップとなりました。
なお、2021年の調査結果ではC言語が1位でしたが、2トップはやはり変わっていません。業務システム開発に強い「COBOL」や、VBAに似ておりWindowsアプリ開発に使える「Visual Basic」はランクダウンとなりました。
1位のJavaはオブジェクト指向の概念がしっかりしており、情報系大学や社内研修のカリキュラムにもよく組み込まれています。歴史が長いだけでなく、前述のように他の言語に学習を移行しやすい点も評価されています。
アンケートでも「研修や大学でJavaを学んだ」といった声が多くありました。
1位にJavaが選ばれた主な理由
Javaを選んだアンケート回答者の口コミ一覧
- 会社の研修で一番最初に習ったものと仕事で使ったもののJavaであるから。
- Javaは基本的な言語である上に汎用性が高いからです。
- 論理的な思考力は当然のこと、プログラミング言語を問わずに求められる普遍的なコーディング技法を身に付けることができるため、最初にJavaを学ぼうと思いました。
- 会社の研修で採用されていたから。
- 会社の新人研修の言語がJavaだったから。
- 派遣先のシステムがJavaだったためです。そこでは保守チームに属して問い合わせや要件変更をするのですが、担当が私一人になったために覚えました。
- 先輩や知人からお薦めされたから。
- 大学の講義で必修科目として学んだから。
2位のC言語も歴史が長く、情報系大学や社内研修のカリキュラムに組み込まれることが多いです。オブジェクト指向の概念がない学びやすさや、ハードウェアの知識もあわせて身につく点が評価されています。
アンケートでは「C言語の知識が他の言語を理解する助けになった」といった声もありました。
2位にC言語が選ばれた主な理由
C言語を選んだアンケート回答者の口コミ一覧
- 文法に癖がないため他言語を学ぶ際にも経験が役に立つと思うし、ポインタを学ぶことでメモリ関連の知識も自然と身につくと思うから。
- プログラムを作るためのアルゴリズムの組み立て方や考え方を理解しやすいと思う。基礎的なことが学べる。
- 最も基本となる言語で、初めてエンジニアとして携わった組込みソフトウェア開発でも利用していたため。
- 当時は一番メジャーなプログラミング言語でテキストも多かったから。
- 入社時にアサインされたプロジェクトにて利用していた言語だったから。
- 大学(工学部情報システム工学科)の授業で学びました。
- 情報系の高校に入学して授業で最初に学んだのがC言語でした。ここで文字やメモリの扱いなどモダンな言語では隠されているような低レベルな部分を学べたおかげで他の言語を理解する助けになったと思っています。
- 業務にC言語が必要だったため最初に学んだ。
- C言語は機械言語に近いレベルでプログラミングの基本を知ることができるということで、最初に学びました。
- 会社のOJT研修として入社時に学習が必須化されていたため。
- 最初のプロジェクトで使う言語がCだったから。
3位のPythonは、プログラミングの独学で選択した人が多いようです。Pythonは人気や将来性が高いため、選択肢に挙がりやすいでしょう。アンケートでは「知人のアドバイスでPythonを学び始めた」という人もいました。
3位にPythonが選ばれた主な理由
Pythonを選んだアンケート回答者の口コミ一覧
- 知り合いにプログラミングをやっている方がいて、その人のオススメだったのもありここから始めました。確かに知り合いが言っていたように文法に関してもシンプルでアプリケーションの開発等に重要な部分で、記述も難しくないので取り組みやすかったというのが一番でした。
- GCPの部署が立ち上がることになり、人事異動されました。当時はPythonの社内技術者がほとんどいなかったので、外注メインでしたが、自社でも必要だということになり、他のチームから何名かずつセミナーに行かされ、1年ほど特訓を受けました。
- 私は、機械学習やAI開発に興味があり、将来はこれらの分野で活躍したいと考え、調べたところ、機械学習やAI開発によく利用されるプログラミング言語として、Pythonが挙がっていたため。
- 大学での必修課程だったため。
- データサイエンスに興味があり、Pythonがその分野で広く使われているため選んだ。
4位のJavaScriptは、プログラミング未経験者でも学習を始めやすい言語だといえます。また、Web開発に興味がある人はやはり多いようです。アンケートでも「Web開発への興味でJavaScriptを学んだ」といった声がありました。
4位にJavaScriptが選ばれた主な理由
JavaScriptを選んだアンケート回答者の口コミ一覧
- Web開発に興味があったため、最初にJavaScriptを学んだ。フロントエンドの基礎を学ぶのに適していた。
- ウェブ開発に関心があったため、最初にJavaScriptを選んだ。直感的に結果が見えるのが良かった。
5位のSQLを選んだ人の声は、残念ながら確認できませんでした。しかしSQLは、プログラミング言語でデータベースを操作するときに使います。そのため、プログラミング言語を学ぶための準備段階で学ぶ人が多いでしょう。
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開発分野別・おすすめのプログラミング言語
プログラミング言語によって、開発における得意分野は変わります。プログラミング言語を選ぶときには、目指す開発分野に適しているかも考慮すべきです。
ここからは、主要な開発分野別のおすすめプログラミング言語を、4つにまとめて一覧表形式で紹介します。
Webサイト制作・Webアプリ開発
WebサイトやWebアプリは「フロントエンド」「バックエンド(サーバーサイド)」の2要素で構成されます。各要素のプログラムを開発しなければなりません。
- フロントエンド:ブラウザ上で動作し、ユーザーから見える部分
- バックエンド:サーバー上で動作し、ユーザーから見えない部分
それぞれの開発に対応できる言語は異なります。フロントエンド開発のおすすめ言語は、次の4つです。
一般的にHTML・CSS・JavaScriptがフロントエンド開発の基本言語です。「TypeScript」は、JavaScriptを学んだ後にスキルを拡大したい人におすすめします。
一方、バックエンド開発には基本といえる言語はなく、さまざまな選択肢があります。バックエンド開発のおすすめ言語は、次の4つです。
初心者には、優れたフレームワーク「Ruby on Rails」を使えて学びやすいRubyがおすすめ。各バックエンド開発言語の特徴を把握し、自分に合ったものを選びましょう。
スマホアプリ開発
iPhoneやAndroidに対応したスマホアプリ(モバイルアプリ)の開発には、モバイル向けの実行環境を持つ言語が必要となります。
スマホアプリ開発のおすすめ言語は、次の4つです。アプリを対応させたいスマートフォンOS(iOSまたはAndroid)に合わせた言語を選びましょう。
iOSアプリには「Swift」や「Objective-C」が使われます。現在ではSwiftが主流ですが、C言語やC++のスキルがある場合は、Objective-Cの学習に活かしやすいです。
Androidアプリには「Java」や「Kotlin」が使われます。汎用性ではJava、学びやすさではKotlinがおすすめです。なお、JavaとKotlinには互換性があります。
AI開発
AI開発では、高度なデータ処理や数値計算などをプログラムで行います。これらの用途に合った標準機能やライブラリ、フレームワークがある言語が理想です。
AI開発のおすすめプログラミング言語は、次の2つ。
PythonにはAI開発のライブラリやフレームワークが豊富にあり、需要も高いです。特にこだわりがなければ、AI開発の第一言語としてPythonをおすすめします。
Pythonを習得した後のスキル拡大には、平均年収が高いR言語もおすすめです。
ゲーム開発
ゲーム開発には、優秀なゲームエンジンを使えるプログラミング言語がおすすめです。ゲーム開発に必要な機能がそろっており、大幅に開発効率を高められます。
ゲーム開発のおすすめ言語は、次の2つです。C#・C++のいずれでも、ゲームエンジンを使うことで主要なジャンルのゲームを開発できます。
「Unreal Engine」は高度なグラフィックに定評がありますが、開発言語のC++が高難易度です。学びやすさを重視したい場合はC#のほうが向いています。
どのプログラミング言語を選べばいいのか迷ったら
ここまで、さまざまな項目別で初心者におすすめのプログラミング言語を紹介しました。
ただ、なかにはどのプログラミング言語が自分にあうのかわからない方もいますよね。そんな方は弊社が提供している「プログラミング学習プラン診断」をお試しください。
診断にかかる時間は1分ほど。4つの質問に答えるだけで、上画像のようなあなたにあうプログラミング言語やおすすめの学習プランを診断してもらえます。
どのプログラミング言語を選べば良いのか迷っている方はぜひ一度お試しください。
自分にあうプログラミング言語を診断してみるまとめ
今回は、現役エンジニア100名に実施した独自調査をもとに、おすすめのプログラミング言語を紹介しました。また、TIOBE Indexをもとに世界のトレンド言語についてもお伝えしました。
プログラミング言語の種類はとても多く、選んだ言語によって学びやすさも利用分野も変わります。言語選びに失敗すると挫折してしまったり、やりたいことを実現できなかったりすることもあります。
プログラミング言語を選ぶときには、本記事をぜひ参考にしてください。
また、次の記事ではそもそもプログラミング初心者は何から始めれば良いのか、その学習手順やおすすめの教材を紹介しているので良ければ参考にしてください。
→ プログラミング初心者は何から学ぶ?勉強の手順をわかりやすく解説
本記事の解説内容に関する補足事項
本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。
また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に、提供コースは「教育訓練給付制度の指定講座」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。
記事制作の詳しい流れは「SAMURAI ENGINEER Blogのコンテンツ制作フロー」をご確認ください。
この記事の監修者
フルスタックエンジニア
音楽大学卒業後、15年間中高一貫進学校の音楽教師として勤務。40才のときからIT、WEB系の企業に勤務。livedoor(スーパーバイザー)、楽天株式会社(ディレクター)、アスキーソリューションズ(PM)などを経験。50歳の時より、専門学校でWEB・デザイン系の学科長として勤務の傍ら、副業としてフリーランス活動を開始。 2016年、株式会社SAMURAIのインストラクターを始め、その後フリーランスコースを創設。現在までに100名以上の指導を行い、未経験から活躍できるエンジニアを輩出している。また、フリーランスのノウハウを伝えるセミナーにも多数、登壇している。