C言語の研修が可能なスクール7選!研修内容を徹底比較【2024年版】
C言語の研修を受けるにはどんな会社を選ぶべき?
オンラインで研修を受けられる会社はある?
C言語の研修を行なうときに、どんな研修会社を選んだらよいのか迷ってしまうこともありますよね。この記事では、受講形式別にC言語の研修を受けられるおすすめのIT研修会社を紹介。
さらに、IT研修会社の良し悪しを見分けるポイントについても解説しています。
また、今すぐおすすめのIT研修会社が知りたい方は、次のリンクをクリックしてください。
自社に合うIT研修会社の見分け方
経済産業省の「IT人材に関する各国比較調査」によれば、日本企業に務める社員の約6割が「研修内容に満足していない」と回答しています。
また、「日頃の自己研鑽の程度」に対しても、「業務で必要かどうかにかかわらず自主的に勉強している」と回答した社員の割合は2割を下回る結果になりました。
そのため、「研修会社に依頼すればちゃんとやってくれるだろう」「社員なのだから、自主的に学習するだろう」などと高を括るのは禁物。自社の目的に合うIT研修会社を選ぶことが、優れた社員の育成に不可欠です。
そこで、まずはじめに自社に合うIT研修先を見分ける下記5つのポイントについて紹介します。
上記5つのポイントをもとにすれば、自社に合うIT研修会社が選べるようになりますよ。ではそれぞれ解説していきますね。
1.社員の成果や育成に研修目的を置いている
社員の「成果や育成」を目的にしている研修先を選びましょう。
反対に、「研修すること」自体を目的とした研修会社はNGです。なぜなら、研修会社の役割は「研修カリキュラムを提供すること」ではなく、「研修を通して会社の抱える課題にソリューション(解決)を提供すること」だからです。
また、「社員の成果や育成」が目的のIT研修会社では事前のヒアリングに重きを置いています。優れた社員を育成するには、依頼企業の課題や実情などをヒアリングした上で研修カリキュラムを組む必要があるためです。
契約前のカウンセリング時に、「社員の成果や育成」を目的に研修してくれる会社かどうか確かめてみると良いですよ。
2.社員が能動的に学べる研修スタイルを採用している
研修先を選ぶ際は、「能動的に学べる研修スタイルであるか」という点も確認しておきましょう。これは、学習した内容をその場で実践する(アウトプットする)ことで、学習定着率が大きく向上するからです。
学習者が能動的に学ぶ学習方法は「アクティブ・ラーニング」とも呼ばれ、文部科学省が公示する学習指導要領でも、アクティブ・ラーニングを重視していることが分かります。
主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)の視点から「何を学ぶか」だけでなく「どのように学ぶか」も重視して授業を改善します。
引用:文部科学省「平成29・30・31年改訂学習指導要領の趣旨・内容を分かりやすく紹介」
C言語研修の中にはeラーニング形式の研修(講義動画で学ぶ研修)もありますが、eラーニングはアウトプットの場が設けられていません。よって、eラーニング形式の研修を実施する際は、アウトプットの場を自社で設けるなどの工夫が必要となります。
どのような形式の研修を実施するにしても、能動的に学べる学習スタイルでなければ、浅い学びにしか繋がりません。以上の理由から、研修先を選ぶ際は「能動的に学べる研修スタイルであるか」も確認しておきましょう。
3.役職や部門に応じた研修カリキュラムを組んでくれる
役職や部門に応じて研修カリキュラムを組んでくれる研修会社を選びましょう。
社内で担当する業務が違うように、役職や部門に応じて適した研修内容は異なります。また、新卒社員か中途社員、既存社員なのかによっても学ぶべき内容も違うはずです。
例えば、新卒社員であれば、ITリテラシーやセキュリティなどの知識・意識面での研修が必要になります。一方、既存社員であれば、リーダーに必要な工程管理や人材マネジメントの研修が重要です。
役職や部門にかかわらず、全社員に同じカリキュラムを組む研修会社は研修自体を目的とした企業の典型例。社員の役職や部門はもちろん、レベルに応じてカリキュラムを組んでくれるIT研修会社を選びましょう。
4.研修社員の学習やモチベーションをサポートしてくれる
メンタリングや課題レビューなど、社員のモチベーション維持に欠かせないサポートをしてくれる研修先を選びましょう。
前述のとおり、日本企業において自発的に学ぶ社員は多くありません。そのため、「教えて終わり」といった研修会社は避けるべきです。
一方、モチベーションが持続するよう研修外でのサポートが充実している研修会社であれば、研修を通じて社員の学習意欲や自主性を高めることもできますよ。
5.研修後のフォローや提案をしてくれるか
研修後のフォローが充実している会社、または「今後この社員はこうした方が良い」といった提案を積極的にしてくれる研修先を選びましょう。
研修後のフォローや提案がある研修会社であれば、社内での研修やOJTと同様に、研修中の社員の様子や傾向を掴むことができるからです。研修中に社員がしっかり学んでいるかということを一人ひとり把握し、管理できることは重要です。
前述のとおり、研修会社の役割は、「研修を通して、会社の抱える課題にソリューション(解決)を提供すること」です。その役割を果たす研修会社を選ぶことが重要です。
また、下記からはおすすめのC言語研修が依頼できる会社を教室型・オンライン型に分けて紹介します。
【オンライン型】C言語が学べるIT研修会社おすすめ4選
ここからは、オンライン研修ができるおすすめのIT研修会社4社をご紹介します。
1.SAMURAI ENGINEER Biz(侍エンジニア)
- 自社に適したカリキュラムを組みたい企業
- 学習以外の面もフォローしてほしい企業
- 研修の進捗をこまめに把握したい企業
経済産業省が定める「DX認定事業者」に認定されている法人向けオンライン研修サービス「SAMURAI ENGINEER Biz」では、依頼企業の成長を目的に「プログラミングスキルを活用して課題解決できる人材」の育成を行います。
SAMURAI ENGINEER Bizでは、一般的な研修会社のようにすでにある既存のカリキュラムで研修を進めていくわけではありません。
依頼企業が抱える現状の課題や社員のスキルレベルをヒアリングしたうえでカリキュラムを作成するため、限られた研修期間でも成果に直結するプログラミングスキルを効率的に習得できます。
- C言語の基礎(コンパイルや変数などC言語の基本文法を学習)
- C言語の応用知識(構造体や文字列操作などC言語の応用知識を学習)
また、SAMURAI ENGINEER Bizでは
- 研修外で質問できるオンラインQ&Aサービス
- 研修外での学習コーチによるコーチングセッション
- インストラクターとの面談を通じた学習進捗の報告
といったサポート体制を整えているため、新入社員でも挫折なくC言語の習得が可能です。
社員研修に加え、DXの推進や新規の事業開発を伴走支援する「メンタリングサービス」も実施しているため、社員を育成しながら企業基盤の改善・強化も並行して進められます。
社員のスキルアップと企業成長の双方をサポートしてくれるため、研修を通じて中・長期的に成果をあげる体制を構築できますよ。
研修期間 | 短期間〜長期間(柔軟に対応) |
実績 | ・累計指導実績3万5,000名以上 ・経済産業省が定める「DX認定事業者」に認定 ・無料カウンセリングの満足度98% |
研修形式 | ・オンライン / 対面時は要相談 |
研修可能な 定員数 | ・少人数〜 大人数まで可能 |
主な 研修内容 | ・DX推進や新規事業開発の伴走支援 ・ITリテラシー研修 ・Webサイト制作研修 ・プログラミング研修(使用言語は柔軟に対応) など |
2.SAMURAI TERAKOYA 法人プラン
- エンジニア育成を検討しているがコストをかけられない企業
- 現役エンジニアに質問できる環境を用意したい企業
- インプットのみの研修で失敗した経験のある企業
侍テラコヤの法人プランは、未経験から即戦力のエンジニア育成までのスキルを学べる「サブスク型の法人向け研修サービス」です。回答率100%のQ&A掲示板と月1度のオンラインレッスンを利用することができ、未経験者でも挫折せずスキルを身につけられます。
1名に対して月額3,980円の費用で40種類以上の独自教材を利用でき、
- IT教養
- フロントエンド
- バックエンド
- インフラ
- 資格取得
など幅広いニーズにあわせたスキルを習得できます。
現役エンジニアにいつでも質問できる環境で、スキル習得に繋がるIT研修が可能です。100名以下であれば、アカウント発行後すぐに研修を始められるので、大規模な研修を検討されている企業にもおすすめです
研修期間 | ・1ヶ月〜(柔軟に対応) |
実績 | ・累計指導実績3万5,000名以上 ・講師満足度95% |
研修形式 | ・オンライン |
主な 研修内容 | ・IT教養 ・フロントエンド ・バックエンド ・インフラ |
研修可能な 定員数 | ・少人数〜 大人数まで ※100名を超える場合には事前にご相談ください。 |
3. INTERNET ACADEMY(インターネットアカデミー)
- 研修内容の幅広さを重視する企業
- 英語での研修を検討している企業
- 実践型のカリキュラムを重視する企業
インターネットアカデミーは、1995年から運営している日本初のWeb専門スクールです。Web制作会社が運営母体となっており、短期間で実践的スキルを習得するためのIT研修を提供しています。
インターネットアカデミーの特徴は、ITリテラシー系・Webデザイン系・マーケティング系・プログラミング系など多数のコースが揃っていることです。そのため自社に適したコースを選択でき、幅広いIT研修の提供を可能にしています。
コースの内容は、デザイン系であれば、PhotoshopやIllustratorなどのツール習得コースがあります。またマーケティング系のコースであれば、SEO対策や、効果的な広告運用方法、アクセス解析をもとにした効果検証の仕方などが主な内容です。そのほか、SNSなどからの集客を目的とした顧客目線でのマーケティング戦略の考え方が身に付くコースなども充実しています。
職種別・役職別にコースを選択でき、さまざまな業界の企業で研修実績があるため、自社のニーズに適した研修会社を探している企業におすすめです。
研修期間 | 要お問い合わせ |
実績 | NTTコミュニケーションズ(株)、ソフトバンク株式会社などの企業研修を担当 |
研修形式 | オンライン ・少人数/個別指導 |
研修可能な 定員数 | 1名~ |
主な 研修内容 | ・ITリテラシー ・プログラミング ・Web制作 ・マーケティング など |
4.TechAcademy(テックアカデミー)
- 短期間で社員を育成したい企業
- カリキュラムの幅広さを重視する企業
- サポートの手厚さを重視する企業
テックアカデミーは、受講者数No.1(累計3万人以上・800社以上)のオンラインプログラミングスクールです。研修コースはプログラミングはもちろん、スマホアプリの開発、Web制作、マーケティングなどに至るまで幅広くなっていることが特徴。
また最短4週間で受講できるカリキュラムがあり、短期間での育成にも強いIT研修が可能です。そのほか、アクティブeラーニングと呼ばれる、アウトプット主体の能動的学習ができるシステムもあり、成果の出る研修サービスを提供しています。
完全オンラインのためコスト削減に成功しており、短期間で育成し、費用も抑えたい企業におすすめです。
研修期間 | 4週間~ |
実績 | ・受講生30,000名以上 ・導入企業800社以上 |
研修形式 | オンライン ・少人数/個別指導 |
研修可能な 定員数 | 1名~ |
主な 研修内容 | ・プログラミング ・AI ・IT教養 ・デザイン ・マネジメント ・資格試験対策 など |
侍の法人サービスがわかるお役立ち資料セット(会社概要・支援実績・サービスの特徴)をダウンロードする⇒資料セットを確認する
【教室型】C言語が学べるIT研修会社おすすめ3選
C言語が学べるIT研修会社のうち、教室型で研修を行っているおすすめの会社は次の3つです。
- 日本プログラミングスクール
- Winスクール
- インソース
それぞれ、詳しく紹介します。
日本プログラミングスクール
1998年に開校した、歴史のあるプログラミングスクール。日本国内のみならず、海外でも開発実績があるソフトウェア会社が母体となって運営しています。
通学・オンライン・通信学習の3パターンの方式から、自社に合った方法を選んで受講可能。テキストは、現役プログラマを多数輩出したオリジナルのものを使用しています。
外国人専用のプログラミング研修が用意されているため、外国からの社員が多い企業でも利用しやすい環境です。助成金を利用する場合には、事務手続きなどのサポートも受けられます。
費用 (期間) | ・60時間未満:2,420円(税込)/1時間 ・60時間以上110時間未満:2,255円(税込)/1時間など |
実績 | 多くの法人の研修実績あり |
研修形式 | ・通学 ・オンライン ・通信学習 |
主な研修内容 | ・C言語入門 ・C言語マスター ・C言語応用 |
こんな企業に おすすめ | ・助成金を利用したい企業 ・長く実績があるスクールを利用したい企業 ・外国人が多く在籍する企業 |
アクセス | ・西船橋校 〒273-0032 千葉県船橋市葛飾町2-336-1 キュービル6階 JR・東京メトロ東西線 西船橋駅南口出口より徒歩1分 ・名古屋校 〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦2-18-5 白川第6ビル7階 名古屋市営地下鉄東山線・鶴舞線 伏見駅 2,3番出口より徒歩2分 |
Winスクール
全国に55校の教室を持ち、300以上の講座を解説。多人数から1名まで、受講者数や希望する内容に合わせて研修プランの提案を受けられます。
正規雇用向け・非正規雇用向けともに助成金を利用可能。研修費用を抑えたい場合にはぜひ活用してください。
脱落者が出にくい、集合研修と個人レッスンの融合による研修方式を採用。進捗が早い場合には、個人レッスンでさらに高いレベルのスキルを学べます。
費用 (期間) | C言語プログラミング ・35時間:172,480円(税込) ・40時間:192,720円(税込) |
実績 | 多数の企業が研修に利用 |
研修形式 | ・教室 ・オンライン |
主な研修内容 | ・C言語の基礎 ・配列/制御構文 ・ポインタ/データ構造 |
こんな企業に おすすめ | ・それぞれの社員に合わせて研修をしてほしい企業 ・助成金を活用したい企業 ・校舎数が多いスクールを選びたい企業 |
アクセス | ・新宿本校 〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-7-1 松岡セントラルビル 3F 新宿西口から徒歩3分 |
インソース
手厚いサポート体制が特徴で、研修時にはメイン講師だけでなくアシスタント講師によるフォローを受けられます。さらに、苦手箇所を早期に発見し克服するための小テストを単元ごとに行います。
技術的なスキルだけでなく、社会人としてのマナーやプレゼンテーションなどのスキルも習得可能。配属後すぐでも、社会人としてふさわしい立ち居振る舞いを実践できます。
研修の様子は、日報や小テストのレポートで確認可能。社員の強み・弱みが配属前にわかります。
費用 (期間) | 新人IT研修 ・15日間:350,000円(税込) |
実績 | ・受講者数:86,777名 ・開催数:6,650回 ・講座数:3,412種類 ※ 2021年1月~2021年12月 ※ 2021年12月末時点 |
研修形式 | ・教室 ・オンライン |
主な研修内容 | ・コンピューター/ネットワーク基礎 ・アルゴリズム基礎 ・C言語基礎 |
こんな企業に おすすめ | ・サポートの手厚さを重視したい企業 ・マナーについても学んでほしい企業 ・配属前に社員のスキルを知りたい企業 |
アクセス | 要問い合わせ |
C言語のおすすめのIT研修会社・比較表
今回紹介したC言語のおすすめ研修会社6社を、次の一覧表にまとめました。確認も踏まえて活用してください。
侍の法人サービスがわかるお役立ち資料セット(会社概要・支援実績・サービスの特徴)をダウンロードする⇒資料セットを確認する
契約前に確認しておきたい3つのポイント
研修先と契約を結ぶ前に、次の3点を確認しておきましょう。
上記3つが確認不足だと、最悪の場合、自社が大きな損害を被る可能性もあります。そのため、カウンセリングや問い合わせた際に確認できるよう、しっかり押さえておきましょう。
研修の進捗はいつどのように報告してもらえるのか
企業の研修担当者とはいえ、片時も離れず研修に付き添えるわけではありません。特に、IT研修を外部企業へ依頼する場合、企業の担当者は通常業務を行うケースが多いはずです。
しかしそのような状況であっても、研修がどういった状態であるか、スケジュール通りに進行しているか、問題はないかなどをこまめに把握しておく必要があります。
ただ残念なことに、研修会社によってはあまり密に報告をしてくれなかったり、進捗を確認するための手段が不足しているケースがあります。このような企業を選んでしまうと、研修の状況を把握することに大きな時間を費やしてしまうことになります。
どういったメンバーがどういった頻度で研修状況を報告してくれるか、研修を確認するツールはあるのか、問題に対してどう対処するのかなども、契約前に確認しておくべきポイントといえます。
申込み後のキャンセルは可能か
IT研修に申し込んだ後、キャンセルできるかも事前に確認しておきましょう。
IT研修の場合、数ヶ月程度に及ぶものもあるため、1人あたりの受講料金も高額になりがちです。また申し込み後、急遽業務都合によって研修に参加できなくなったり、突発的な家庭の事情によりキャンセルせざるを得ないこともあります。
そのため、研修のキャンセルは可能なのか、可能な場合はいつまでに連絡すればよいかはもちろん、「キャンセル料」がどの時点からかかるのかなども確認しておくと良いですよ。
違約金や解約金が発生するケースは何か
契約前に、違約金や解約金が発生するケースはあるか確認しておきましょう。
特に昨今では、誰もがいつでもSNSなどで容易に情報を発信することができる時代となっています。そのような中で、研修を受講する社員がIT研修に関するコンテンツを許可なく外部に公開したり、事実とは異なるネガティブな情報をSNSなどに書き込むリスクもあります。
そのため、まずは研修会社の研修に関する規約や注意事項を確認しておきましょう。そして、自社の社員に対しても気を付けるべき行動を伝えておくと良いでしょう。
まとめ
C言語の研修を行っている会社は数多くあります。それぞれに学べる内容や研修期間、費用などが異なるため、できるだけ多くの会社を比較してみてください。
特に新入社員を対象とした研修の場合、ビジネスマナーの研修も同時に行ってくれるような会社を選ぶと便利です。スケジュール管理などの手間を減らしたい場合には、特におすすめです。
ぜひこの記事を参考に、自社が求めるものに合ったIT研修会社を探してみてください。