COBOL研修おすすめ8選!実践で使える研修プログラムを徹底比較【2024年最新】
「COBOL(コボル)研修」をどのような基準で比較検討すべきか、最適な研修コース選びに頭を悩ませているのではないでしょうか?
研修の選択は、企業の技術力を高める上で非常に重要なステップです。本記事では、「COBOL研修」プログラムの特色や適した内容を深く掘り下げ、効果的な研修選びの要点を解説します。
この情報を参考に、あなたの企業やチームにぴったりのCOBOL研修を選んで、質の高い人材育成に努めましょう。
おすすめのCOBOL研修一覧
COBOL研修でおすすめの研修会社を一覧でまとめました。各研修会社の比較にご活用ください。
いずれの研修にも長所・利点がありますので、自社の研修目的に合わせて選ぶことをおすすめします。
サービス名 | 研修期間 | 実績 | 特長 | 研修形式 | 定員数 |
---|---|---|---|---|---|
侍エンジニアBiz | 短期間〜長期間(柔軟に対応) | ・累計指導実績4万5,000名以上 ・経済産業省が定める「DX認定事業者」に認定 | ・研修カリキュラムはオーダーメイド ・研修外でのサポートあり | オンライン(対面は要相談)個別研修 | 少人数〜 大人数まで可能 |
ICTカレッジ | 基礎編:3日間 応用編:3日間 | ・1984年設立「一般社団法人情報サービス産業協会」による提供 ・会員数470社 | 安価で質の高い体系的なIT教育を提供 | 集合研修 | 要問い合わせ |
NECマネジメントパートナー | 6時間 | ・AWS認定講師 アワード2022顧客満足度調査3位 | ・ICTを活用した学習環境 ・能動的な学びを提供 | eラーニング | 要問い合わせ |
富士通ラーニングメディア | 3日間 | ・コース数2,900以上 ・年間受講者数17万200名 ・認定講師数1,771名 | 富士通グループの高い技術力を活かした内容 | 集合研修 | 要問い合わせ |
日立アカデミー | 16時間 | 学習サービス事業者国際規格「ISO29993」の認証取得 | 日立グループの豊富な実績専門資格を有するハイレベルな講師陣 | eラーニング | 要問い合わせ |
Schoo(スクー) | ・COBOL入門:60分×10回 ・ITモダナイゼーション入門:60分 | ・導入企業数3,500社以 ・2022年HRテクノロジー大賞優秀賞受賞 | ・時を選ばず繰り返し学習できる ・インタラクティブな生放送授業あり | オンライン受講 | 要問い合わせ |
トレノケート | 5日間 | ・人材育成実績29年 ・Top IT & Technical Training Companiesに4年連続で選出 | 仮想化・クラウド・データベースの高い専門性 | オンライン | 要問い合わせ |
ブレインコンサルティング | 2日以上※相談のうえ決定 | 大手企業・中央官庁・教育機関までの幅広い研修実績 | ・ビジネス・指導の経験豊富な100名以上の講師陣 ・オーダーメイド型研修にも対応 | 講師派遣・オンライン・ハイブリッド | 要問い合わせ |
COBOL(コボル)とは
COBOL(コボル)は、ビジネスデータ処理に特化したプログラミング言語で、1959年に誕生しました。
正式名称は、Common Business-Oriented Language(コモン ビジネスオリエンテッド ランゲージ)で、企業の財務や人事などのビジネス処理を効率的に行うことを目的としています。
- 英文法ベース: COBOLは、英文法にもとづいたシンタックスを持つため、非常に読みやすいコードを書くことができる
- 構造化プログラミング: 高い可読性と保守性を持ち、モジュール式の構造
COBOLは、ビジネスロジックの明確な表現と効率的なデータ処理を特徴としており、開発者がビジネスアプリケーションを構築しやすくしています。
また、COBOLは長い歴史と広範な利用実績があり、多くの企業システムで重要な役割を果たしています。COBOLコミュニティも存在し、さまざまな学習リソースやサポートが提供されているため、未経験者でも学びやすい環境になっています。
さらに、今でも多くの大規模システムにCOBOLが活用されており、COBOLの知識は価値のあるスキルとされています。
COBOL の特徴
COBOL の特徴 | 説明 |
---|---|
ビジネス向け設計 | COBOLは企業の財務、人事、在庫管理などのビジネス処理を効率的に行うことを目的として設計されたため、ビジネスデータの処理と報告に重点を置いたアプリケーション開発が可能になった。 |
英文法ベースのシンタックス | COBOLのコードは英語の文法にもとづいており、自然言語に近い形でプログラムを記述できる。そのため、コードの読みやすさと理解しやすさが向上し、非技術者でもコードの意味を把握しやすい。 |
堅牢なデータ処理能力 | COBOLは大量のデータを効率的に処理する能力を持つため、特にビジネスアプリケーションにおいて非常に有用。これにより、大規模なデータベースやトランザクション処理システムの開発が容易になった。 |
COBOLは、ビジネスアプリケーションのバックエンド(データ処理を行う部分)を作成するための言語です。
COBOLを学ぶことで、効率的なデータ処理とビジネスロジックの実装が可能となり、プログラミングの基本的なスキルを身につけることができます。
COBOL の研修を行うべき理由
技術やプログラミング言語は日々進化し続けており、COBOLもその例外ではありません。多くの既存システムがCOBOLで構築されており、これらのシステムを保守、更新する必要があるため、COBOLの知識は今なお価値があります。
企業にとって、研修を通じてCOBOLの基本や既存システムの保守技術を学ぶことは、とても重要です。COBOLコミュニティでは、新しいツールやライブラリが提供されており、古典的な言語であっても進歩が続いています。さらに、多くの大企業や政府機関でCOBOLが利用されているため、COBOLのスキルは競争力を保つ上で不可欠です。
COBOL研修は、企業のビジネスアプリケーションを保守、更新する上で、重要な技術を学ぶための貴重なステップです。この研修を通じて、企業は技術力を向上させるだけでなく、人材の育成やプロジェクトの成功にも寄与できます。
また、未経験者でもCOBOLの基本を理解し、企業の既存システムの保守や更新を効率的に行えるようになることで、企業全体の生産性や効率のアップにつながります。
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COBOL 研修を外部委託するメリット
個々の社員がスキルを向上させ、企業が競争力を保つためには、技術を効率よく習得する適切な学習環境が必要不可欠です。
COBOL研修を外部の専門家に依頼することは、人事部門や研修担当者にとって大きなメリットがあります。このセクションでは、研修の効率と効果を重視して、COBOL技術研修を外部の専門家に委託する利点を説明していきます。
研修の準備や手間を省ける
外部に研修を依頼する大きな利点は、企業側の研修準備と管理にかかるリソースが大幅に削減されることです。
特に、プログラミング言語であるCOBOLの技術研修は、新しいツールやライブラリが出るたびに内容を適宜更新する必要がでてきます。
しかし、外部の専門家に依頼すれば、最新の研修内容を迅速に提供してもらえるので、企業は研修の質を維持すると同時に準備や管理の手間を大幅に削減できます。
知識豊富な専門家から学べる
COBOL研修を外部委託する際の最大の利点は、実務経験が豊富な専門家から直接学べることです。
外部の専門家は、COBOLの歴史から最新の技術トレンド、そして実際の仕事で使える解決策にも精通しているので、参加者は理論だけでなく実際の仕事で遭遇する問題をどう解決するか、といった実用的な技術も学ぶことができます。
例えば、実際のビジネスシナリオにおけるCOBOLの適用方法や新しいツールとの連携方法など、日常業務に直接役立つ最新の研修内容が提供されるため、学びの効果は非常に大きくなります。
助成金を活用できる
技術研修や人材育成は、企業にとって重要な投資であり、コスト面が大きな懸念材料となります。
COBOLのような技術研修は、助成金制度を利用することで、研修コストを軽減できる場合もあります。
例えば、東京では「東京都 デジタル人材育成支援事業※」や「人材育成支援助成金※」など、さまざまな助成金が、IT人材の育成や研修に対して提供されています。これらの助成金を活用することで、研修のコストを大きく抑えることができ、企業はより多くの従業員を研修に参加させることができます。
『助成金・補助金制度を利用できるIT研修会社おすすめ12選』の記事では、助成金や補助金を活用する方法について、より詳しく解説しています。コストを抑えながら高品質な研修を提供する会社を厳選し、紹介しています。研修計画の際に是非参考にしてください。
※助成金に関する最新情報は、それぞれの制度を実施している政府機関や、所在地のある地方自治体や行政の公式サイトや問い合わせ窓口でご確認いただくことをおすすめします。
企業研修の種類
企業の発展と従業員のキャリア構築のためには、適切な研修が非常に重要です。
特に、COBOL(コボル)のような基盤技術を学べる研修は、企業が安定したシステムを構築し、維持するために必要不可欠です。この段落では、企業で実施されるCOBOL研修のいくつかのタイプと、それぞれの目的、そして研修を効果的に実施するポイントについて説明します。
COBOLは、長年にわたり多くの企業のシステムで利用されてきたプログラミング言語であり、今でもその価値が認められています。適切な研修を通じて、従業員はCOBOLの基本から応用技術までを学び、企業は安定した運用と効率的なシステム開発を実現できます。
研修は、未経験者にも分かりやすく、COBOLの重要性と利用方法を理解し、実際の業務に活用できるスキルを身につけるための重要なステップです。
新人・新入社員向け研修
新人・新入社員向けのCOBOL(コボル)研修は、基本的なプログラミングスキル習得の第一歩となります。
この研修では、実際の業務で使えるプログラミング技術を学びます。COBOLの文法や基本的なコードの書き方、データベースのやり取り方法、そして企業のシステム開発の流れについてなどの基礎知識が主な内容です。
COBOL研修を通じて、新入社員は自分の仕事の役割と、日々のタスクを効率的に進める方法、さらに企業の長期的な目標について理解を深めることができます。
研修後には、新入社員はCOBOLを利用して企業のシステム開発に貢献し、企業の目標達成に向けて努力を始めることが期待されます。
中堅社員向け研修
中堅社員は、企業のシステム開発において重要な役割を担い、多くのプロジェクトを遂行します。COBOL研修では、中堅社員の技術スキルをさらに向上させ、新しい開発技術やツールを学びます。
具体的には、効率的なプロジェクトマネジメントや、新しいCOBOLのフレームワークやツールを利用した開発技術を学ぶセミナーが提供されます。
COBOL研修を受けることで、中堅社員は仕事の質を向上させ、より大きなプロジェクトや責任を担う自信を持つことができます。
管理職向け研修
管理職は、企業の開発プロジェクトを成功に導く重要な役割を担います。COBOL研修では、効果的なリーダーシップや、チームの運営方法についての内容も含まれており、チームとのコミュニケーションの取り方や、COBOLプロジェクトの効率的な進め方、そして困難な状況での問題解決方法を学びます。
これにより、管理職は企業の重要なプロジェクトを効果的に運営する能力を向上させることができます。
経営者向け研修
経営者は、企業の指揮官として重要な役割を果たし、戦略的な思考が求められます。COBOL(コボル)研修では、経営者が技術的背景やシステム開発の流れを理解するノウハウを学ぶことができます。
業界の動向や技術の進歩を捉えた上で、企業のIT資源を最適に活用することは、経営の質を向上させます。研修では、これらの要素を踏まえ、COBOLの基本知識やシステム開発のプロセス、プロジェクトマネジメントの方法を学ぶセミナーやワークショップが提供されます。研修後、経営者は企業のIT戦略をより明確にし、継続的な成長を目指す戦略を考える能力を強化することができます。
企業研修は、従業員のキャリアステージや役割に応じて、適切な内容と方法で行われるべきです。良い研修を受けることで、従業員は仕事の効率を向上させると同時に、キャリアの成長につながるスキルや知識を習得できます。
研修の計画や実施に際しては、目標と必要性を明確にし、効果的な方法を選ぶことが重要です。COBOL研修は、経営者にとって、企業の技術戦略を理解し、より効果的な経営判断を下すための基盤を提供する重要なステップです。
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COBOLを学べるおすすめ研修8選
基幹システム保守やシステム・マイグレーションに欠かせないCOBOL。今回は、COBOLの人材育成に注力している研修の中でも、特に実績が豊富でおすすめの8社を紹介します。
侍エンジニアBiz
- 非IT職種にも挫折なくコーディングを習得させたい企業
- 研修中・研修外の手厚いサポートを希望する企業
- 自社に合わせた研修カリキュラムを作成したい企業
侍エンジニアBizは、プログラミングスクールとしても知られ、経済産業省の定める「DX認定事業者」に認定されている、株式会社SAMURAIが運営するIT研修です。
インストラクターが皆経験豊富な現役エンジニアであることや、実践重視の伴走型教育であることが特徴。受講者ごとのレベルに合わせた指導により、IT未経験でも挫折を防ぎやすく、研修外での質問にも対応してもらえるチャットサポートがある点も魅力です。
侍エンジニアBizでは、既存のカリキュラムで研修をせず、企業ごとにカリキュラムをオーダーメイドで作成します。そのため、企業ごとの課題を解決するための内容だけを、効率よく学ぶことが可能です。
研修形式が完全オンラインのため、時間や場所を選ばず学習できることも、受講者の挫折を防げるポイントです。
侍エンジニアBizでは、伴走型オーダーメイド研修以外にも、サブスク型eラーニング研修「侍テラコヤ」(月額3,980円税込)があり、こちらは隙間時間を活用した効率的な学習が可能です。
研修期間 | 短期間〜長期間(柔軟に対応) |
---|---|
実績 | 経済産業省「DX認定事業者」 累積指導実績45,000名以上 |
研修形式 | オンライン(対面は要相談) |
主な研修内容 | COBOLの基礎、プログラム作成、テーブル作成、ファイル作成ほか、業務に合わせカスタマイズが可能 |
研修可能な定員数 | 少人数〜 大人数まで可能 |
助成金制度 | IT研修助成金その他適用あり(申請サポートも実施) |
侍エンジニアの主な研修事例
- アプリ開発の内製化に成功
- アプリ開発予算の50%以上削減に成功
- 追加開発や運用保守費用も外注費0円で実現
ICTカレッジ
- 社内にIT教育のリソースを持たない企業
- 短期間でCOBOLの基礎から応用までを習得したい企業
- 体系的なIT教育を安価で実施したい企業
ICTカレッジは、経営・技術に関する調査機関「一般社団法人情報サービス産業協会(JISA)」が、会員企業向けに運営するIT人材育成事業です。
日本の情報サービス産業が国際的な競争力を持てるよう、主に自社内に教育部門を有しない中小会員向けに、ITエンジニア人材育成のための安価かつ質の高い体系的な研修コースを提供しています。
ICTカレッジの研修形式には会場での講習会、eラーニング、e講義動画ライブ配信、e講義動画ライブラリがあります。また「DXサブスクパック」として、DX関連の集合研修とライブ研修の特定コースが1年間受け放題となる、定額制のサービスを提供している点も魅力です。
「【集合】COBOLプログラム(基礎編・集合編)」は、初めてCOBOLを用いてプログラムを作成する人に向けた集合研修です。eラーニングでも、基礎編・応用編と同等の内容を履修することが可能です。
研修期間 | ・基礎編:3日間 ・応用編:3日間 |
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実績 | ・1984年設立「一般社団法人情報サービス産業協会」による提供 ・会員数470社 |
研修形式 | 集合研修 ※同等内容のeラーニングコースもあり |
主な研修内容 | COBOLの基本的な文法(ファイルの入出力、計算、帳票印刷の3つの処理)、プログラム仕様書から領域図、フローチャートを作成し、コーディング、応用的なプログラム(グループ集計処理(コントロールブレイク)、表操作処理、複数ファイルの突き合わせ処理(マッチング)の3つの処理)、プログラム仕様書から領域図、フローチャートを作成し、コーディング など |
研修可能な定員数 | 要問い合わせ |
助成金制度 | 人材開発資金助成金 |
ICTカレッジ導入事例
2023年11月時点で、ICTカレッジの「COBOLプログラミング研修」を導入した具体的な企業事例についての情報は、公開されている資料やウェブサイト上では確認できませんでした。
より具体的な情報を得るためには、ICTカレッジに直接問い合わせるか、将来的に詳細情報や更新が提供されるかもしれない公式ウェブサイトを確認することをおすすめします。
ICTカレッジのお問い合わせページ
NECマネジメントパートナー
- 勤務体系に合わせて研修を実施したい企業
- 従業員が能動的に学べる研修を導入したい企業
- 開発力とヒューマンスキルを同時に習得したい企業
NECマネジメントパートナーは、NECグループ各社のコーポレート業務の集約を担う企業で、グループ外の企業にも業務効率化・高度化の支援や研修サービスを提供しています。
研修はテクノロジーのみならず、マネジメントやヒューマンスキルを育成するメニューも豊富です。ICTの活用で時間・場所・人数にとらわれず、受講者が能動的に学べる学習環境を提供していることがポイント。研修講師がファシリテーターを務めることで、受講者の能動性を引き出している点が特徴的です。
研修形式には遠隔ライブ・eトレーニング・クラスルームの3種類があり、eトレーニングには「定額受け放題プラン」も設けているため、受講者の勤務状況によらず受講できる点も魅力です。
「COBOL/Sプログラミング」は、COBOL言語に関する基礎知識がある方向けの研修で、COBOL/S言語の文法や基本機能についてCOBOL言語とも比較から理解し、最終的にCOBOL/S言語による構造化されたプログラムの作成方法を修得するコースです。
研修期間 | 6時間 |
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実績 | AWS Authorized Instructor Award 2022 顧客満足度調査 (CSAT) 3位 |
研修形式 | eラーニング |
主な研修内容 | COBOL/S概要、COBOL/Sによるプログラム作成、デシジョンテーブル機能の使用、マクロ機能、見やすいリストの作成 など |
研修可能な定員数 | 要問い合わせ |
助成金制度 | 要問い合わせ |
NECマネジメントパートナー導入事例
2023年11月時点、NECマネジメントパートナーの「COBOL/Sプログラミング」研修を導入した具体的な企業事例についての情報は、現時点で公開されている資料やウェブサイト上では確認できませんでした。
NECマネジメントパートナーのお問い合わせページ
この研修の導入事例に関する詳細情報は、NECマネジメントパートナーの公式ウェブサイトで将来的に更新される可能性があります。
より具体的な情報を得るためには、NECマネジメントパートナーに直接問い合わせるか、公式ウェブサイトを確認することをお勧めします。
富士通ラーニングメディア
- 社内のあらゆる階層で研修を行いたい企業
- オンラインによる効率のよい研修を実施したい企業
- 地方から東京開催と同じ内容で受講したい企業
富士通ラーニングメディアは1977年に設立され、年間受講者数17万名以上を誇る大手研修サービスです。IT技術の基礎から上流工程までの全般を研修で扱い、あらゆる階層を対象とした研修プログラムを構成しています。
富士通グループのテクノロジーをAIやIoT、クラウド分野の先進技術研修に還元している点が強み。ほかにもリーダーシップやプロジェクト管理といった人材力強化の研修があり、技術とマネジメントの両面から人材育成を行えます。
研修形式は、主に集合研修・ライブ研修・eラーニングの3種類。東京で開催する集合研修を、全国のサテライト会場で受講することも可能です。
「COBOLプログラム(基礎編)」研修は、設計書をもとにコーディングを一から学習できるため、初めてCOBOLのプログラムを学ぶ方におすすめします。帳票を印刷するプログラムの作成や、構造化されたプログラムの作成を習得でき、研修後すぐに事務系の実務に活かすことが可能です。
研修期間 | 3日間 |
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実績 | コース数2,900以上 年間受講者数17万200名 認定講師数1,771名 |
研修形式 | 集合研修 |
主な研修内容 | COBOLの概要、プログラミングの基礎知識、ファイルコピー、計算のプログラム、印刷のプログラム |
研修可能な定員数 | 要問い合わせ |
助成金制度 | 人材開発支援助成金 |
富士通ラーニングメディア導入事例
旭化成株式会社(LMS「KnowledgeC@fe」導入)
富士通ラーニングメディアの担当者が、KnowledgeC@feに最適な業務フローの整理を支援してくれました。導入決定から実稼働までのプロセスは、想定していたよりもスムーズに進み、スケジュールの遅れは一度もなかったですね。
たとえば、運用開始前に社内説明会を開催した際、富士通ラーニングメディアの担当者が操作方法の説明をリモートでサポートしてくれました。こうした手厚いサポートは、富士通ラーニングメディアだからこそできることでしょう。
引用:導入事例 – KnowledgeC@fe 公式サイト
日立アカデミー
- 業種のエキスパートによる研修を受けたい企業
- 研修会社の実績を重視する企業
- 複数の研修でCOBOLを体系的に習得したい企業
日立アカデミーは、日立製作所の情報通信部門における研修機関としてスタートした、人材育成のトータルソリューションを提供する企業です。
日立グループで培った実績をもとに、デジタル時代の人材を育成する研修を提供。学習サービス事業者向け国際規格「ISO29993」の認証を取得している同社では、高度な国家資格や最先端のベンダー資格を持つ講師陣が、さまざまな業種のエキスパートとして指導に携わります。
研修形式はオープン研修のほか、個別開催のオーダー研修にも対応。オープン研修にはバーチャル・クラスルーム(オンライン研修)もあり、eラーニング形式も選択が可能です。
15種類あるCOBOL研修のうち「COBOLプログラミング基礎編(フローチャート)」は、COBOLで業務処理プログラムを開発する人が対象。COBOLの文法とファイル処理プログラムの構造を理解し、データ印刷のプログラムをeラーニングで学習するコースです。
研修期間 | 16時間 |
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実績 | 学習サービス事業者国際規格「ISO29993」の認証取得 |
研修形式 | eラーニング |
主な研修内容 | COBOLの基礎知識、データ加工のプログラム、データ印刷のプログラム、修了試験 |
研修可能な定員数 | 要問い合わせ |
助成金制度 | 要問い合わせ |
日立アカデミー導入事例
通信ソリューション企業(人材育成コンサルティング導入)
数社が合併した企業でもあり、個々の企業が培ってきた「ものづくり力」をどのように伝承していくかが課題でした。
全社診断の過程で高度人財の評価に課題があることが分かり、定量的な評価が難しい高度人財の社内認定制度を構築し、全社共通のモノサシで人財を評価できるようになりました。さらにハードウェア・エンジニア(機械)とシステム・エンジニア職の軸を揃え、社内教育や研修コース、資格などを一元管理するマップを作成したことで、育成施策を全社共通化できました。
引用:人財育成コンサルティング:日立アカデミー
Schoo
- 隙間時間を活用した研修を行いたい企業
- 双方向的な研修を導入したい企業
- ウィークポイントに絞り集中的に学習させたい企業
Schooは、1年365日オンライン学習ができる無料の動画授業を配信するサービスです。「世の中から卒業をなくす」とのミッションを掲げ、生放送授業やeラーニング、教育事業者向けのDX支援などの事業を行っています。
常時最新のトレンドや環境に合わせて更新される、8,000授業以上の動画教材が特徴。また、生放送授業ではリアルタイムでコメントやリアクションなど、双方向でのコミュニケーションができ、インタラクティブに知識を習得することが可能です。
仮に1つの動画で理解できなかったとしても、複数の関連教材を使って各自で補えること、講師のコメントや他の受講者から学べることもSchooの魅力です。
「COBOL入門研修パッケージ」では、COBOLの基礎知識やCOBOLを使ったプログラムの作成方法を習得し、マイグレーションについても理解を深めることが可能です。
研修期間 | ・COBOL入門:60分×10回 ・ITモダナイゼーション入門:60分 |
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実績 | ・導入企業数3,500社以上 ・2022年HRテクノロジー大賞優秀賞受賞 |
研修形式 | オンライン受講 |
主な研修内容 | COBOLの基礎知識、COBOLを使ったプログラムの作成方法、ITモダナイゼーションの計画・実施のポイント など |
研修可能な定員数 | 要問い合わせ |
助成金制度 | 要問い合わせ |
Schoo導入事例
株式会社東洋経済新報社
eラーニングサービスをいくつか比較検討したのですが、学習へのハードルの低さが決め手となりました。eラーニング導入が会社として初めてだったこともあり、学びたいコンテンツが多ければ学習のハードルも低くなるので、導入には最適だと考えました。
幅広いジャンルの授業が数多く提供されていて、自分の「学びたい」授業がたくさん見つかります。新人研修への活用も考えていたので、レベルとして初心者~中級者向けの授業が多いというのも良いと思った点です。
引用:導入事例 | オンライン研修・人材育成 – Schoo(スクー)法人・企業向けサービス
トレノケート
- IT分野で実績豊富な研修を受けたい企業
- 新入社員から経営層まで全階層で受講したい企業
- 初めて外部研修を実施する企業
トレノケートは、29年の歴史がある人材育成専門の企業です。新入社員から経営層までの全階層を対象に、ビジネス・IT・グローバルジャンルで研修を提供しています。
年間で研修コースを受講する人数が約5.8万人にも及ぶ、豊富な研修実績が強み。仮想化・クラウド分野における革新的で卓越した専門性を表す「VMware Partner of the Year for 2023(SEAKエリア)」を受賞したほか、「 Top IT & Technical Training Companies」にも4年連続で選出されており、高い専門性が評価されています。
同社の研修形式には集合研修のほかオンラインライブ研修、eラーニングがあり、専門性の高い講師陣による実践的なトレーニングも同研修のメリットです。受講人数や研修スタイル、期間について柔軟に対応してくれるため、初めての研修依頼でも安心です。
研修期間 | 5日間 |
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実績 | 人材育成実績29年2023 Top IT & Technical Training Companies4年連続で選出 |
研修形式 | オンライン ※株式会社アイ・ラーニング主催のZoom受講 |
主な研修内容 | COBOLプログラミングの基礎、プログラムの作成環境、デバッギング、ファイルの入出力、テーブルの処理、組込み関数、プログラム間の連係、プログラミングの技法 など |
研修可能な定員数 | 要問い合わせ |
助成金制度 | 人材開発支援助成金など |
トレノケート導入事例
フォージビジョン株式会社
わかりやすく視覚的に学べる座学とハンズオンで、AWSサービスの利用方法からサービスを利用することで解決が期待される課題など、広く深く理解度を得ることができました。
さらに学んだ技術を受講後に見直しと振り返りを実施し、2週間後に認定試験を受験したところ、900点以上の高得点で合格できました。メンバーもAWS の知識を体系的に学んだ経験で、アーキテクチャ設計や開発スキルの向上を実感しています。
引用:法人向けサービス事例紹介 | IT研修のトレノケート
ブレインコンサルティング
- 幅広い職種を対象に研修を行いたい企業
- 実務経験豊富なベテラン講師の研修を受けたい企業
- 研修運営業務も併せて依頼したい企業
ブレインコンサルティングは、経営コンサルティング会社「ブレインコンサルティング株式会社」の運営する研修サービスです。
同社では大手企業・官公庁・教育機関まで、広範な業種の人材育成を支援。階層別・テーマ別・IT技術者向けのほか、医療機関や介護施設、幼稚園・保育園向けなど、幅広いジャンルの研修を実施しています。
100名以上在籍する講師陣が、豊富なビジネス経験と10年以上の講師経験を兼ね備えている点が特徴です。さらに、会場や各種機材の準備、研修後のアンケートや理解度確認テスト結果集計、効果測定など、研修運営全般の業務をサポートしてくれる点も同社の魅力です。
研修形式は全国出張研修・講師派遣、Web会議ツールでのオンライン研修があり、依頼企業の要望に応えることが可能です。ヒアリングにもとづいて設計する「オーダーメイド型研修」にも対応しています。
研修期間 | 2日以上 ※相談の上決定 |
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実績 | 大手企業・中央官庁・教育機関までの幅広い研修実績 |
研修形式 | 講師派遣・オンライン・ハイブリッド |
主な研修内容 | COBOLの概要、編集プログラムの作成、印刷プログラムの作成、集計プログラムの作成、表(テーブル)操作 など |
研修可能な定員数 | 要問い合わせ |
助成金制度 | 人材開発支援助成金 |
ブレインコンサルティング導入事例
研修導入企業および官公庁・団体
引用:研修実績 | 講師派遣・オンライン研修のブレインコンサルティング
- 財務省
- 日本銀行
- NHK(日本放送協会)
- 株式会社日立製作所
- イオン株式会社
- パナソニック株式会社 ほか
COBOL 研修を成功させるためのチェックポイント
COBOLの技術は歴史も長く安定していますが、研修を導入や実施する際には慎重な計画が必要です。
以下のポイントは、人事や研修関連の担当者がCOBOLの研修を外部に委託する際の判断材料として、お役立てください。
1.自社の課題解決につながるカリキュラムか
研修の主な目的は、業務での課題を解決するための知識やスキルを獲得することです。
効果的なカリキュラムは実務経験が豊富な専門家によって設計され、実際の業務の問題に焦点を当てた内容が含まれていることが望ましいです。
未経験者であっても、実務経験が豊富な専門家による設計と実務の問題にもとづいた内容を持つカリキュラムを選べば、業務の課題解決に必要な知識を効果的に学ぶことができます。
2.社員が能動的に学べる研修形式・スタイルか
受講者の学びの意欲や参加度は、研修の成果に直結します。
実際にコードを書きながら学ぶ「実践型」、問題解決をグループで行う「集合研修」、あるいは専門家から直接知識を学ぶ「個別(マンツーマン)研修」など、研修の種類は多様に存在します。目的や個々に合った方法を選ぶことは、受講者が自ら積極的に関与し、深く内容を理解するといった成果につながります。
特に、実践的なシチュエーションでの学びは、新しい知識やスキルを実際の業務に応用する能力を高めるのに役立ちます。
3.管理者側が受講者の進捗を確認できるか
研修の成果を正確に理解するためには、受講者がどれだけ学べているかを確認する仕組みが重要です。オンラインツールや評価シートのような方法を用いて、受講者の理解度や学びの進行度を定期的にチェックすることが求められます。
フィードバックの収集は、研修内容の適切な調整や向上に役立ち、最終的に受講者の学びの質を高めるためには欠かせないステップです。
4.社員のモチベーションを維持する仕組みがあるか
研修の成功は、受講者のモチベーションを維持する仕組みによって大いに左右されます。学びを継続する意欲は、研修の途中で受けるフィードバックや賞与、さらには認定の取得などのインセンティブが大きく影響します。研修後のサポート体制も欠かせません。
研修後には、内容の復習や疑問点の解決、新しい課題への対応など、継続的なサポートが必要となるのです。
5.研修後のフォロー体制が充実しているか
研修後のサポートは、新しい業務に取り組む経験の浅い者にとっては特に欠かせない要素です。研修内容の復習や疑問点の解消ができるフォロー体制があれば、スムーズに業務に取り組むことができます。
また、新たな課題に直面したときに、適切なサポートやアドバイスを受けられる環境は、未経験者の自信を育てる要因ともなります。
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COBOL研修に関するよくある質問(FAQ)
- COBOLとは何ですか?
-
COBOLは、主にビジネス、金融、行政システムで使用されるプログラミング言語です。その設計は読みやすく、大規模なデータ処理に適しています。
- COBOLを学ぶメリットは何ですか?
-
多くの古いシステムが今でもCOBOLで動いており、これらのシステムのメンテナンスやアップデートが必要です。COBOLを学ぶことで、これらのシステムを扱う能力が身につきます。
- COBOLの基本的な構文は何ですか?
-
COBOLの構文は英語に近く、DIVISION, SECTION, SENTENCEなどの部分にコードが分けられます。基本的な命令には、ASSIGN、PERFORM、READ、WRITEがあります。
- 現代のプログラミング環境でCOBOLをどのように使いますか?
-
COBOLは、メインフレームからクラウドベースのシステムまで、様々な環境で使用されています。現代の開発ツールや環境と連携して使用することも可能です。
- COBOLプログラミングで最も重要なポイントは何ですか?
-
COBOLでは、データ構造とファイル処理に特に注意が必要です。また、既存のコードを理解し、適切に更新する能力も重要です。
- COBOLのキャリアパスはどのようなものですか?
-
COBOLを使ったキャリアには、システムアナリスト、アプリケーション開発者、メンテナンスプログラマーなどがあります。古いシステムの更新や新しいシステムの構築に関わる仕事も多いです。
まとめ
COBOLは、ビジネスロジックとデータ処理の領域において、長年にわたり中心的な役割を果たしています。
この記事では、COBOLの基礎から上級までの研修プログラムについて詳しく解説しました。研修の内容は、初心者から経験者まで幅広く対応しており、古典的かつ堅牢な技術とベストプラクティスを習得できます。
研修の成果を求めるには、第一に学びたい内容を明確にし、さまざまな研修から最適なものを選ぶことが大切です。そして、フィードバックやインセンティブを活用してモチベーションを維持し、研修後も継続的な学びを追求することで、研修の効果を最大化し、結果として企業全体の生産性や効率のアップにつながります。
この記事を参考に、研修のニーズに合わせて最適な研修プログラムを選定し、社員のスキルアップを図りましょう。