株式会社and Relief様｜事例インタビュー

創業以来、保険代理店として顧客に寄り添ったサービスを提供してきた同社。近年は、デジタル技術を活用した業務効率化とサービス品質の向上に注力しています。

今回SAMURAIが支援したプロジェクトは、本部からのご依頼。「システムやAIの活用を検討したいが、具体的な方向性を見出せない」というご相談でした。

デジタルトランスフォーメーションの第一歩として、基礎知識の習得からスタートし、将来的なAIシステム導入までを見据えた挑戦。プロジェクトを振り返りながら、担当者様に、SAMURAIの支援で得られた成果や率直な感想を伺いました。

デジタル化への挑戦

―まずは、貴社の事業内容と、今回研修を受講された部署についてお聞かせください。

当社は保険代理店として、お客様一人ひとりのニーズに合わせた保険商品のご提案と、きめ細やかなアフターフォローを行っています。

私たち本部は、経営・営業・管理など、会社全体の業務を統括する部門として、常により良いサービスの提供を目指しています。

―研修を受講されるに至った経緯や、抱えていた課題についてお聞かせください。

最大の課題は、システムやAIの活用に関する知識不足でした。

保険業界でもデジタル化の波が押し寄せており、私たちも技術を活用した業務効率化やサービス向上を検討していました。しかし、具体的にどのような取り組みが可能なのか、何から始めるべきなのか、明確なビジョンを描けない状況でした。

そんな中、SAMURAIとの出会いがありました。入会前の相談で丁寧な対応をいただき、また、研修内容の柔軟性など、他社と比較しても魅力的だと感じ、受講を決意しました。

SAMURAIでの受講を決めた理由

―研修先を選ばれる際に、重視されたポイントは何だったのでしょうか？

私たちが特に重視したのは、サービス内容の柔軟性と講師の質です。

保険業界特有の課題やニーズに対応できる研修内容であることはもちろん、将来的なAIシステム導入も見据えた包括的な学習が可能かどうかを重視しました。

―その中で、SAMURAIを選ばれた決め手は何だったのでしょうか？

最も大きな決め手となったのは、入会前の相談での対応です。

私たちの業界特性や課題を丁寧にヒアリングしていただき、それに基づいた具体的な提案をいただけました。この段階で、SAMURAIなら私たちのニーズに合った研修を提供していただけると確信したのです。

SAMURAIでの研修を通じた成長と今後の展望

―実際に研修を受けられた感想はいかがでしょうか？

非常に実りある研修となりました。特に大きな成果として、二つの点を挙げることができます。

一つは、AI導入に向けて必要なデータが具体的に把握できたことです。漠然と「AIを活用したい」と考えていた段階から、「どのようなデータを、どのように収集・活用すべきか」という具体的な検討ができるようになりました。

もう一つは、データベースを活用した顧客管理の可能性が見えてきたことです。いままでは、保険業界で有名なサービスを使うことしかできませんでした。

しかし、データベースとAIの基礎知識がついたことによって、今後のビジネスモデル構築に必要な顧客管理や質の高い顧客サービスにつなげる顧客管理を導入できる判断基準ができました。これにより今まで以上に効率的で質の高い顧客サービスを提供できる基盤が整ったと感じています。

―今後の展望についてお聞かせください。

まずは、日々の営業活動を通じて、将来的なAIシステム開発に活用できるデータの収集と整備を進めていきます。

その上で、生産性向上のためのAIシステムや、AI営業マンの導入に向けた構築を計画しています。一歩一歩着実に進めていくことで、より効率的で質の高いサービスの提供を目指していきたいと考えています。

―研修に関して、今後に向けてのご要望などはありますでしょうか？

具体的な開発段階での指導があると、より実践的な取り組みができるのではないかと感じています。今回の基礎研修で得た知識を活かしながら、実際のシステム開発にも挑戦していきたいと考えています。

―本日は貴重なお話をありがとうございました。貴社のデジタル革新に向けた取り組みの成功を期待しております。

こちらこそ、ありがとうございました。