SES事業・技術者派遣事業者のための教育支援
SES事業のための
教育支援
こちらの研修をベースとして貴社向けのカスタマイズも可能です。
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受講対象
- 基礎を1〜2年教えたエンジニア
よくあるお悩み・ニーズ
- 基礎を1〜2年教えたエンジニアへの次のステップのための教育方法がわからない
- 資格以外、または資格取得以降の教育をどうすればいいかわからない
研修内容・特徴
本研修は、基礎教育を修了したエンジニアを対象に、実務で即戦力となるスキルを体系的に習得できる12週間のプログラムです。週ごとにテーマを設定し、認証基盤の基礎から動的Webアプリの開発、セキュリティ対策、最終的なプロジェクト演習までを段階的に学びます。
具体的には、HTML/CSSやJavaScriptによるフロントエンド、開発サーブレット/Tomcatを活用したバックエンド構築、データベース連携、ライブラリの活用、セキュリティ設定など、現場で求められる実践的な内容を徹底的に取り組んでいます。
毎週ごとに到達目標を設定し、理解度を深めるだけでなく、実際に動作する成果物を大切にしていますまた、最終週にはチームでのプロジェクト実践を行い、技術力だけでなく協力力や問題解決能力も向上させます。
到達目標
- 基礎1~2年を終えたエンジニアたちに向けて次のステップを会社として示せている状態。
- 現場に出ること以外の方法がある状態。 (将来的に得られるベネフィットとして、現在よりも難易度の高い現場にアサインができる状態。派遣単価が向上している状態。)
研修プログラム
週に1回60分の専属講師からのオンラインレッスンを受講し、それ以外は週に10時間ほどの自学習をしていただき、24週間で学んでいただくカリキュラムになっております。 自学の時間で躓いた際は、弊社専用掲示板(無制限)で質問いただけます。
週 | 内容 | 具体例 | 到達目標 |
---|---|---|---|
1週目 | 認証基盤とシングルサインオン(SSO)入門 | – 認証統合基盤の目的と概要 – 認証プロトコル(OAuth2.0、OpenID Connect)について理解する | 認証基盤構築の目的と仕組みを理解し、SSOの基本概念を学ぶ |
2週目 | HTML/CSSの基礎 | – 静的Webサイトの基本構造 – ポートフォリオサイトの作成 | HTML/CSSをつけて静的なWebページを作成し、ポートフォリオとして公開できるスキルを身につける |
3週目 | JavaScriptによる動的機能追加 | – JavaScript基礎文法 – jQueryを使った動的操作 | JavaScriptを使用して作成したWebページにインタラクティブな動きを追加できる |
4週目 | Jサーブレット/Tomcat基礎 | – Tomcat環境構築 – サーバー側での動的ページ作成 | Tomcatの基本機能をわかりやすく、Java/HTML/CSS/JavaScriptを組み合わせた動的Webページを構築できる |
5週目 | データベース | – JDBCの基礎 – SQL実行実行 – エラーハンドリング | Javaでデータベースと連携し、適切なエラー処理を含むデータ管理が認められる |
6週目 | フロントエンドとバックエンドの統合 | Java/HTML/CSS/JavaScriptの統合 – 小規模Webアプリの開発 | フロントエンドとバックエンドを統合し、機能的な小規模Webアプリケーションを構築できる |
7週目 | デプロイ・セキュリティ設定 | – web.xml設定 -認証と許可 -リソース管理 | セキュリティを考慮したデプロイ設定ができる、運用に必要なリソース管理方法を理解する |
8週目 | ライブラリ活用 | – サードパーティライブラリ導入 – トラブルシューティング | サードパーティ製ライブラリを正しく活用し、エラー対応を認める |
9週目 | 脆弱性診断と対策 | – OWASP Top 10の学習 – 具体的な脆弱性対応法 | 脆弱性診断の基礎を冷静に、Webアプリのセキュリティ向上に向けた対応策を実施できる |
10週目 | テストの基本 | – ユニットテストと自動化 – テストカバレッジの向上 | アプリケーションの品質を向上させるためのテストスキルを身に付け、テスト自動化の基礎を理解する |
11週目 | 最終課題準備 | -レビュー指摘事項への-要件定義と設計書作成 -チームでの課題分担 | チームで協働し、設計書に基づいた実践的なプロジェクトを計画する |
12週目 | 最終課題(総合演習) | -動的Webアプリの構築 -コードレビューと成果発表 | 研修の成果を発表し、振り返り実践的な開発スキルを確認・向上する |
企画者コメント
本研修は、基礎教育を終えたエンジニアが次のキャリアステップに進むための実践的なスキルを習得できるように設計しました。高いシステムを構築し、チームでの責任な協働が求められます。
本プログラムでは、フロントエンドからバックエンド、データベース連携、セキュリティ対策までを含めて学び、実務特に最終課題では、実際のプロジェクトを想定した演習、設計力やコミュニケーション能力の向上も図ります。
また、12週間のカリキュラムにより、継続的な学習と実践を両立し、参加者が現場での対応力を飛躍的に向上させられる内容です。この研修が、参加者の成長と組織の競争力向上に貢献できることを心から期待しています。