こんにちは!インストタクターの佐野です。
プログラミングやライティング業界では、誰もが当たり前のように使っているのが「テキストエディタ」というツールです。
でも、初心者やこれから始めようとしている人にとっては
- 「テキストエディタって何?」
- 「なんで使うの?」
- 「ワープロやメモ帳とどう違うの?」
など気になることも多いでしょう。
テキストエディタを使うことで生産性が100倍変わるといっても過言ではありません。
「100倍は言い過ぎでしょ。」と、疑う気持ちもわかります。
でも実際、僕もテキストエディタを使うことで生産性を格段にあげることができています。
そこで、今回はテキストエディタについて徹底的に解説します。
- そもそもテキストエディタとは?
- どんな場面で使うのか?
- なぜテキストエディタを使うのか?
- ワープロやメモ帳とどう違うのか?
- どんなテキストエディタがあるのか?
を初心者でもわかりやすいようにやさしく解説しています。
テキストエディタへの理解を深めていただき、実際にテキストエディタに触れてみて、その素晴らしさを体験するのにこの記事を役立てていただければと思います!
テキストエディタとは?
テキストエディタは、その名の通り、テキスト(文章)を編集するためのアプリケーションです。
プログラミングでは、プログラム(コンピュータへの命令)をテキストで書いて、実行します。
テキストエディタは、長く使っていくものですので、選択を間違えると生産性を大きく落としてしまいます。
プログラマーにとってのテキストエディタ選びは、「プログラマー人生が変わる」ほどの選択といえるでしょう。
テキストファイルとは?
テキストファイルとは、文字のデータだけのファイルのことです。
Wordで作った文書はテキストファイルなの?とよく質問されますが、Wordの場合、行間の幅や字の間の幅などを設定するデータも含まれています。
よって、テキストファイルとは違うファイルになります。
テキストファイルは、ファイルの拡張子が「.txt」のファイルを指します。
テキストエディタを使う場面は?
プログラミング
プログラミングでコードを書くときに利用されます。
エディタによっては、ほとんどのプログラミング言語に対応しており、編集機能も豊富です。
とくに複数のプログラミング言語を扱うWEBアプリ開発では、必須のツールといえます。
ライティング
文章を書く人であれば、すべての人が使っているといっても過言ではありません。
ライティングでは文字数をチェックしたり、下書きを行うといった作業があります。
専用のテキストエディタであれば、縦書き、横書きに対応していたり自動補完機能などもついているので非常に便利です。
データ編集
テキストエディタは、データ編集にも使われます。
データベースに入っているデータはほとんどがテキストファイルのみなので、そのままではデータが見づらく非常に編集がしづらいです。
テキストエディタを使うことで、色付けしたり、改行を行って編集しやすくなります。
マクロ
ワープロソフトや表計算ソフトのマクロを作ることができます。
ソフトでは文字の編集機能があまりなくマクロが非常に作りづらいので、テキストエディタの機能を使うことで文字の入力が非常に楽になります。
なぜテキストエディタを使うのか?
文字を入力する時間を短縮
テキストエディタには、文字の検索、置換、自動補完などの機能があり、一度入力した文字であれば自動的に入力することが可能です。
また、文字数や複数のファイルを編集する場合でも全ファイルの文字を検索したり、置換したりすることができます。
文字を入力するのがはやくなるだけではなく、正確性も高めることができるのです。
見やすくなる
テキストエディタは文字の色を変更したり、背景の色を変更したりして見やすくすることができます。
また、文字のフォントを変えることができるので、間違えやすい「1(いち)」と「l(エル)」や「0(ゼロ)」と「o(オー)」などを区別しやすくできます。
見やすくなるので、誤字脱字が減ります。
専門に特化した便利機能
テキストエディタは、プラグインで機能を追加することができます。
それによって、足りない機能を補完してより使いやすくでき、より便利になります。
専門のプラグインを複数導入すれば、専門職でも対応できるぐらいに機能が充実します。
この拡張性の高さも、テキストエディタの魅力の1つです。
ワープロやメモ帳との違い
これは一番よく聞かれる質問でしょう。
テキストエディタとワープロでは、「目的が違う」のです。
テキストエディタはもともとプログラミング用で作られているため、文章ではなくコードを書くことを目的としています。
文字をいかに早く打てるかを突き詰めているのです。
一方、ワードは、原稿やレポートを書くことが目的です。
ですので、印刷に関する機能や文章のレイアウト、文字を装飾する機能などに優れています。
目的の違いによってかなり使い勝手は変わってしまいますので、上手に使い分けるようにしたいですね!
どんなテキストエディタがあるの?
テキストエディタは、非常に数多くの種類があります。
主な種類としては
- TeraPad
- サクラエディタ
- 秀丸エディタ
- Notepad++
- mi
- CotEditor
- Liveweave
- Sublime Text
- Emacs
- Vim
- Atom
たくさんあります(笑)。
こんなにあったら迷ってしまうでしょう。
そこで、目的や対象者、機能別におすすめのテキストエディタをまとめました。
自分に合ったテキストエディタが見つかるので、せひ参考にしてください。
初心者向けのエディタ
現役エンジニアの侍インストラクターが実際に使ってみての感想を踏まえて、おすすめのテキストエディタをランキング形式でご紹介していきます。
- プラグインの多さ(拡張性)
- 軽さ(速さ)
- OSに左右されないか
- ネットでの調べやすさ
- 見た目の良さ
- 初心者としての使いやすさ
これら6つの評価基準で10位から1位まで選定しましたので、この記事を読んでいただければ、初心者の人でも最適のテキストエディタが見つかること間違いなしですよ!
専門特化したエディタ
やはりテキストエディタは生産性をあげるために使うツールです。
中には、専門職に特化した玄人向けのテキストエディタもあります。
プロ並みの生産性を出して方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
専用用途のエディタ
Windows、Macに対応しているテキストエディタは多いですが、Linuxに対応しているものは少ないです。
LinuxやAndroidなど、専用の用途に応じて使えるテキストエディタがあります。
Linux系のOSに関するテキストエディタが知りたい方は、こちらの記事が参考になるでしょう。
最後に
いかがでしたでしょうか?
テキストエディタは生産性を高める非常に重要なツールです。
ぜひ、使いこなして毎日の作業を効率化しましょう!