必修化前に予習!プログラミング教育本7選【親子向け&先生向け】

学校で始まる前に、プログラミング教育がどういうものなのか予習しておきたい!
プログラミング教育の知識がないから、必修化になる前に教えられるレベルになっておきたい!

2020年から、小学校でプログラミング教育が必修化されますね。小学校のお子さんをお持ちのママ・パパや教員で、このようにお思いの方も多いようです。

この記事では、そんな方たちのために、プログラミング教育に関するおすすめの本をまとめました。人気プログラミングスクールを運営する当社が「親子で学べる書籍」「教育者向けの書籍」と、それぞれ分けて選定しましたので、ぜひご参考になさってください。

目次

親子向け・おすすめプログラミング教育本3選

まずは、小学生お子さんがいる向けてプログラミング教育本をご紹介していきます。

図解 プログラミング教育がよくわかる本

プログラミング教育の基本から学ぶには、この本がおすすめです。

「そもそもプログラミング教育はなぜ行われるのか?」という目的から「小学校で行われるプログラミング教育とはどんな内容で、それを踏まえ自宅で何をすればいいのか」まで非常にわかりやすく解説されています。

イラストや図解が豊富なのでお子さんと一緒に読むこともでき、親子ともに入門用としては最適です。

この本の口コミ・評価・購入先など

プログラミング教育とは何か、今教育に何が求められていて、それがどうしてなのか、自宅で何をすればいいのか、学校で何が教えられるのか、非常に分かりやすく説明されています。
イラストも多彩で、子供にプログラミング学習を教えたいというときに、教材の前に最初に手に取る一冊としてぜひおすすめしたいです!

これまでなんとなく敷居が高かったプログラミングが、ぐっと身近になりました。
大切なのはプログラミング(で)学ぶこと!
娘はすでに高校生、一部の教科で実際にプログラミングを組む授業があるようですが、小学校から各教科でプログラミングを体験していれば、想像力がさらに豊かになり、娘の将来もももしかしたら変わっていたかもしれません。これから子育てする保護者の方には必読書だと思います。おすすめです♪

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知識ゼロのパパ・ママでも大丈夫! 「プログラミングができる子」の育て方

自身のフリースクールでプログラミング教育をしている人気サイエンス・ライターの竹内薫氏が、保護者のために書いた本です。

プログラミングを知らず、またその教育を受けたことのない方に向けて書かれており、「そもそもプログラミングって何?」「プログラミングができないと、どう困る?」等の根本的な部分から解説されています

プログラミング教育必修化の前に知っておきたいことや、将来お子さんを「プログラミングができる子」に育てるための準備ができる一冊です。

この本の口コミ・評価・購入先など

兎角わかりにくいプログラミング教育について、サイエンスライターとして定評がある著者自身が保護者の視点でわかりやすく解説しています。プログラミングやプログラミング教育の状況を知っている人なら当たり前のことでも、まったく知らなかった人にとってはそもそもの話がかなりあるので、その点についてもきちんとフォローされているところにも好感が持てました。保護者だけでなく民間でプログラミング教育に関わる方にもぜひ読んでほしいと思います。

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小学生からはじめるわくわくプログラミング

こちらは、プログラミング教育を受けるにあたっての準備ではなく、実際にプログラミングをしてゲームを作るという内容の実践的な本になっています。親御さん向けというより、お子さん向けの本です。

子ども用のビジュアルプログラミング「Scratchスクラッチ)」を使ってゲームを作るための教材的な内容になっていて、Scratchさえパソコンにインストールしてしまえば、あとは本を読みつつお子さん一人でもプログラミングができてしまいます。

ゲーム感覚・遊び感覚でプログラミングに触れることができるため、「プログラミング教育を勉強と捉えず楽しく学習してほしいな」と思う保護者の方は手にとってみてください。

この本の口コミ・評価・購入先など

小2の息子が使っています。時々わからなくなるようで手伝いますが、自分で読んでやってます。

ロボット教室に通いたいと言い出した子供達に購入しました。まだ子供には渡してなくて私がこの本を参考にインストールと日本語修正パッチとサンプルを作るところまでやってみました。
サンプルを作ったついでにいろいろ触って遊び、自分が描いた絵も動かせるし、我が子にはまだ少し早かったかもしれませんが(低学年と園児です)この本に載っているものが全部できたら次はスタディーノを作って動かすのを買おうと思います。
普段はパソコンでゲームしかしないのですが、プログラミングに目覚めてくれたらなぁと期待しています。

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なお、次の記事では上記を含め子供に読ませたいおすすめのプログラミング本を詳しく紹介しているので、あわせて参考にしてください。

小学生の子供がプログラミングを学ぶのにおすすめの本・教材8選
更新日:2024年10月31日

教育者(学校の先生や塾講師)向け・おすすめプログラミング教育本4選

画像:Shutterstock

続いては、学校の先生や塾講師など、教育者の方向けの本をいくつかご紹介していきます。

先生のための小学校プログラミング教育がよくわかる本

教育者向けに「プログラミング教育をやることの目的」を中心に解説した本です。

文部科学省へのインタビューを通し、プログラミング教育が必修化になった背景・現場の様子や使ったツール、報告・課題まで書かれているため、読むだけでプログラミング教育への理解が深まります。

「授業や指導案をつくるコツ」「推進・実践するためのアドバイス」なども書かれているので、まさに小学校の先生・塾講師の方向けの内容になっており、各学校や教室に1冊置いておいて損はないでしょう。

この本の口コミ・評価・購入先など

この書籍を世に出したことを心から感謝したい、そう思える本でした。小学校段階のプログラミング教育について、なぜ必修化になったか、いつから議論されているか、なぜ教科で扱うことになったか、など、ほんとにほんとにわかりやすく書かれています。

プログラミングの難しい話は何もありません。教育委員会、そして各小学校には必ず1冊、そして、もしよければ、小学校の先生であれば手に取っていただきたい書籍。これさえあればプログラミング教育の理解は完璧!です。

きちんと文部科学省の人間が話したり、現場の様子や使ったツール、報告などもまとまっていて、政府のナントカ白書みたいな感じで読む分にはいい書籍と思います。なので実際にこれから現場で教えることになる先生方にとっては、いい本かなと思いました。

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プログラミング教育導入の前に知っておきたい思考のアイディア

こちらは学校の先生向けの本になっていて、プログラミング教育が導入される背景や目的はもちろんですが、各教科でどのように教えれば「プログラミング的思考」が身につくのか? という実践的な内容です。

PCやタブレットなどのIT端末を使わずにプログラミング教育を行う方法を実践例を通して学ぶことができます。ただし、理解するにはある程度のITへの知識・見解が必要で、パソコン等が苦手な方にはやや難解な内容かもしれません。

この本の口コミ・評価・購入先など

内容は完全に先生向けです。各学年各科目における授業で、いかに論理的な思考を教えるか、という内容です。以上が購入者の目的に叶えば良い本です。ただし、保護者やプログラミング教育がどうなるのかを包括的に知りたい方は別の本や雑誌の特集を強くお勧めします。

マシーンがなくてもプログラミング教育をやるためにどうしたよいのか。そしてそのための実践例が書かれています。これから先駆的にやっていかなければいけないことを考えるとヒントにはなるのかと思います。

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小学校の「プログラミング授業」実況中継

タイトルにもあるように、この本の最大の特徴は小学校でのプログラミング教育の絶対がリアルに掲載されているところです。

BSフジで放送された、国語、社会、算数、理科、体育、図工・体育、総合、英語の8教科でプログラミング教育を実践している小学校に取材した番組の内容がもとになっているため、「自分ごと」として置き換えやすいでしょう。

予習としてもいいいですし、実査に授業を行いつつあとから復習したり困った時に確認する参考書的な使い方もできそうな内容で、プログラミング教育の実践法を学べる良書となっています。

この本の口コミ・評価・購入先など

僕は教育関係者ではなくIT系の企業を経営していのですが、プログラム教育の本を検索していたところ知っている方が監修してるようだったので購入してみました。
自分たちのビジネスであっても手段と目的の境が見えなくなることがありますが、ここまで作り上げるには関係者のみなさんだいぶ苦労されたと思います。そのかいがあってか想像以上に面白いですね。
子供たちや日本の未来を想像しながら、気づいたら一気に読んでしまいました。ありがとうございました。

小学校のプログラミング教育について、多くの実践事例が示されていて大変参考になった。

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新学習指導要領時代の間違えないプログラミング教育

文部科学省発行の「小学校プログラミング教育の手引」を噛み砕き、実際の指導現場でどのように実践していくかを解説した本です。

主に、プログラミング教育の狙いと、プログラミング教育を通して「プログラミング的思考」を育成するための授業のやり方の2つが書かれており、読みつつ授業での指導内容を決めていける内容になっています

言葉がやや固めな印象ですが、複数の識者の見解を交えつつ丁寧に解説されているので、読み込むほどに理解が深まるはずです。

この本の口コミ・評価・購入先など

Rubyのまつもとゆきひろさんや、プログラミング教育に関心がある方々なら一度はご覧になったことがある番組に関わった方など、とても興味深いお話を伺うことが出来ます。オススメです。

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まとめ

画像:Shutterstock

プログラミング教育は今までにない新たな取組みです。保護者側も指導する側も、手探りで不安な面がある一方、期待感を持てるものですよね。

今回ご紹介した本をあらかじめ読んでおき、不安や過度な期待を取り除き理解を深め、プログラミング教育の開始を迎えられるようにしたいものですね。

この記事を書いた人

WordPress系言語(HMTL・CSS・PHP)を愛する6歳男の子パパ。2020年のプログラミング教育開始に向け、親子プログラミング学習をやってます。息子のプログラミング教室の送り迎えが日課です。
プログラミングスクールやプログラミング学習のブログ書いてます。

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