この記事では、年代や働き方別に、Webエンジニアの平均年収を紹介します。
- Webエンジニアの平均年収は約494万円
- 年代別の平均年収は20代が約392万円/30代で約553万円
- 未経験からWebエンジニアになった場合の平均年収は約410万円
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Webエンジニアの平均年収は494万円
求人サイト「求人ボックス」から、正社員Webエンジニアの平均年収は約494万円です(2024年12月時点)。なお、給料分布では322〜405万円が最も多い一方で、984万円以上の年収を得ている人もいることがわかります。
国内の平均年収が460万円(国税庁「令和5年分民間給与実態統計調査」)である点から、他に比べWebエンジニアは平均年収が高い職種といえます。
なお、ソフトウェア開発者の平均年収が約557万円(厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」)であることを踏まえると、同ITエンジニア職種のなかではやや低めの傾向です。
ただし、平均値は「最低値・最高値」と「データ数」次第で変動します。調査方法によっては対象データが「求人に掲載されている年収」であり実年収ではないケースもあるため、注意が必要です。
年代や働き方で年収は異なる
Webエンジニアは年代や働き方をはじめ、スキルによっても大きく年収が異なります。
ここまでの解説から「Webエンジニアは思ったよりも年収が低い」と感じた人も多いかもしれません。しかし、前述したとおり給料分布が広く、高額な年収を得ているWebエンジニアも少なくありません。
特に最近ではWebエンジニアを目指す人が増加しており、就職はもちろん異業種から未経験でWebエンジニアに転職する人もいます。未経験、あるいは経験が浅いWebエンジニアは、相対的に年収も低いためWebエンジニア全体の平均年収が低めとなっている要因になっています。
他エンジニアに比べ年収は低い
他のITエンジニアに比べ、Webエンジニアの年収は低い傾向にあります。
平均年収 | |
ITエンジニア全体 | 452万円 |
Webエンジニア | 424万円 |
企業がDXを推進するなかでWebエンジニアは人気職種の1つです。その一方でエントリーレベルのWebエンジニアは未経験からでも目指しやすいため、高度なスキルを必要とする多職種よりも年収が低くなりがちです。
しかし、上画像からもわかるとおり昨今ITエンジニアの年収は増加傾向にあるため、Webエンジニアも今後の年収増加を期待できるでしょう。給与実態統計調査」)のため、Webエンジニアは国内平均よりも100万円ほど平均年収が高い職種といえます。
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【年代別】Webエンジニアの平均年収
ここからは次の年代別に、Webエンジニアの平均年収を解説します。
20代の場合
20代のWebエンジニアの平均年収は392万円です。
月収では20〜24歳が25.4万円、25〜29歳が30.6万円となります。
年代 | 平均年収(月収) |
20~24 | 339万円(25.4万円) |
25~29 | 445万円(30.6万円) |
20代はWebエンジニアとしてのスキルも不足しており経験も浅いため、年収も他の年代より低めとなっています。
ただし、20代前半から後半にかけてはスキルアップしやすく、ほかの年代と比較して平均年収100万円以上アップと最も上昇幅が大きい時期です。賞与も倍以上になりますね。
企業も20代の人材を積極的に採用し、能力向上と成果を期待しています。20代で着実にスキルや経験を磨くことが重要です。
20代・未経験からのWebエンジニア転身に関する難易度や方法を詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。
30代の場合
30代のWebエンジニアの平均年収は553万円です。
月収では30〜34歳が35.8万円、35〜39歳が38.7万円となります。
年代 | 平均年収(月収) |
30~34 | 533万円(35.8万円) |
35~39 | 573万円(38.7万円) |
30代はWebエンジニアに必要なスキルも習得し、さまざまな経験を積んできた世代といえます。そのため、年収も20代と比較すると高い傾向になります。
実際に比較してみると20代後半から30代前半で約90万円、30後半でさらに約40万円も増加しています。また、賞与が100万円以上になるのも30代からです。
30代前半の平均年収533万円は、Webエンジニア全体の平均年収494万円を上回ります。
30代・未経験からのWebエンジニア転身に関する難易度や方法を詳しく知りたい人は、下の記事を参考にしてください。
40代の場合
40代のWebエンジニアの平均年収は636万円です。
月収では40〜44歳が42.1万円、45〜49歳が43.4万円となります。
年代 | 平均年収(月収) |
40~44 | 621万円(42.1万円) |
45~49 | 651万円(43.4万円) |
40代以降になると、月収は40万円、年収は600万円を超えてきます。Webエンジニアの業務はもちろん、マネジメント業務を任されたり、組織では管理職など責任があるポジションになるケースも少なくありません。
部下の育成などやりがいがある仕事も多く、これまで培ってきた経験を活用できる充実した年代といえます。
40代・未経験からのWebエンジニア転身に関する難易度や方法を詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。
50代の場合
50代のWebエンジニアの平均年収は659万円です。
月収では50〜54歳が44.5万円、55〜59歳が44.4万円となります。
年代 | 平均年収(月収) |
50~54 | 666万円(44.5万円) |
55~59 | 652万円(44.4万円) |
50代前半はWebエンジニアとして最も高い年収を得られる年代です。年収でも賞与を単体でみても、全年代において最大の金額となっています。
しかし、50代後半になると平均年収は652万円であり、これまで右肩上がりだった平均年収は下がる傾向があります。
50代・未経験からのWebエンジニア転身に関する難易度や方法を詳しく知りたい人は、下の記事を参考にしてください。
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【働き方別】Webエンジニアの平均年収
ここからは下記の働き方別に、Webエンジニアの平均年収を紹介します。
未経験から就職した場合
未経験で就職したWebエンジニアの平均年収は約410万円です(※)。
「国内平均:460万円」や「Webエンジニア(25〜29歳):445万円」と比較するとやや低めになります。しかし、未経験から専門職への就職・転職であることや、スキルレベルに応じた年収アップが可能なことを考慮すると十分な金額といえるのではないでしょうか。
なお、求人ボックスによれば派遣社員の場合は平均時給1,831円であるため、1ヶ月の所定労働時間が160時間とすると月給は29万2,960円、年収は351万5,520円になります。
派遣社員はボーナスが支給されないケースが多いため、年収としてはやや低めです。
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副業の場合
副業Webエンジニアの平均時給は次のとおりです。
なお、求人ボックスの調査ではWebエンジニアのアルバイトに関する平均時給は1,198円という結果がでています。
副業の場合、稼働時間に対する給料ではなく、案件の成果に対して報酬を獲得できるケースも多いです。そのため、スキルを磨けば短時間でも高収入を得られる可能性があります。
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フリーランスの場合
フリーランスWebエンジニアの平均年収は約500〜700万円です。
基本的に正社員のWebエンジニアより、フリーランスのほうが年収が高くなる傾向にあります。
企業に所属している場合、管理部門のコストや販売管理費などの費用が大きいため、業務に対する報酬がそのまま社員個人に割り当てられるわけではありません。また、あらかじめ決められた給与テーブルのなかで年収が決定するため、業務量が報酬に大きく影響しないケースも多いです。
一方でフリーランスの場合、業務に対する報酬をすべて自分一人が受け取れます。単価と業務量で年収が決まるため、高年収を目指しやすくなります。
【企業規模別】Webエンジニアの平均年収
ここからは次の企業規模別に、Webエンジニアの平均年収を紹介します。
ベンチャー企業の場合
ベンチャー企業で働くWebエンジニアの平均年収は492万円です。
男性の場合は平均年収が516万円、月収が37.5万円となります。また、女性の場合は平均年収が442万円、月収が32.3万円でした。
性別 | 平均年収(月収) |
全体 | 492万円(36.0万円) |
男性 | 516万円(37.5万円) |
女性 | 442万円(32.3万円) |
ベンチャー企業で働くWebエンジニアの平均年収は、Webエンジニア全体の平均年収と近いことがわかります。Web業界は規模があまり大きくない企業が多いのが特徴です。従業員10〜99名程度のベンチャー企業で働くWebエンジニアが多いため、平均年収も同程度となっているといえます。
中小企業の場合
中小企業で働くWebエンジニアの平均年収は529万円です。
男性の場合は平均年収が545万円、月収が37万円となります。また、女性の場合は平均年収が457万円、月収が31万円でした。
性別 | 平均年収(月収) |
全体 | 529万円(36.1万円) |
男性 | 545万円(36.1万円) |
女性 | 457万円(31.0万円) |
中小企業の平均年収は、Webエンジニア全体の平均年収よりも35万円高いことがわかります。しかし、月収はベンチャー企業と同等であり、賞与が年収の差となっています。
大手企業の場合
大手企業で働くWebエンジニアの平均年収は610万円です。
男性の場合は平均年収が637万円、月収が41万円となります。また、女性の場合は平均年収が512万円、月収が341万円でした。
性別 | 平均年収(月収) |
全体 | 610万円(39.8万円) |
男性 | 637万円(41万円) |
女性 | 512万円(33.4万円) |
大手企業で働くWebエンジニアの平均年収は、Webエンジニア全体の平均年収より116万円高いことがわかります。より高年収を狙いたいのであれば、規模が大きい企業への就職や転職を目指しましょう。、現実的な年収額として把握しておくといいでしょう。
年収1000万超えのWebエンジニアになる4つの方法
なかには、Webエンジニアとして年収1000万円を実現したい人もいますよね。
そこで、ここからは年収1000万円以上のWebエンジニアになる方法を、4つにまとめて紹介します。
方法1:高単価案件が獲得できるスキルを身につける
Webエンジニアは、フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアという2つの職種に分類可能です。それぞれ仕事内容が異なるため、必要となる知識やスキルも違います。
どちらも対応できれば業務の幅が各段に広がるだけではなく、人材の市場価値も飛躍的に向上します。また、フロント側とサーバー側と2つの視点から、より的確なシステムを構築できるため業務効率化や高品質なシステム開発にもつながります。
そのほか、ディレクションやマネジメントのスキルを身に付けプロジェクト責任者を目指したり、英語を習得して外資系IT企業で働くWebエンジニアを目指すのも、高年収を実現する方法の一つです。
なお、Webエンジニアを目指している人は資格取得をおすすめします。たとえば「基本情報技術者試験」や「応用情報技術者試験」などの国家試験を取得することで、資格手当や一時金を受け取れる企業も存在します。
次の記事ではWebエンジニアのスキルマップについて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
方法2:本業外の副業で収入を増やす
会社で正社員Webエンジニアとして働きつつ、副業をするという方法もあります。副業によって経験を積めると同時に、リスクをおさえながら収入を増やせます。案件や単価も自身で選べるだけではなく、クライアントとの折衝力や営業力も身に付く点がメリットです。
なお、副業には「フロー型」と「ストック型」の2つが存在します。フロー型は依頼を完了した分だけ報酬を受け取る単発案件であり、ストック型は自分でシステムやサービスを開発し収益を得る副業方法です。
はじめはフロー型案件で副業をスタートし、副業に慣れてきた頃にストック型へとチャレンジすることをおすすめします。
次の記事ではエンジニアの副業について詳しく解説しています。副業へのチャレンジを検討している人はぜひご覧ください。
方法3:月額単価の高いフリーランスを目指す
フリーランスや起業をすることで、年収をアップさせる方法もあります。会社員とは違い、フリーランスや起業は頑張ったら頑張った分だけ自分の収入につながります。
一般的に、フリーランスや起業には波があり、会社員と比較すると不安定でリスクが大きいといわれがちです。確かにそのような面もありますが、しっかりとしたスキルを身につけたうえで、自身を管理できる人であれば継続案件を受注できる可能性は高まります。また、企業で働くWebエンジニアとは異なり、自身のスキルが評価されるので、評価された時は大きなやりがいを感じることが可能です。
自分のスキルで食べていきたい、あるいは自分が対応した仕事に対して収入を得たい人はフリーランスや起業家を目指すのがオススメです。
次の記事では、フリーランスWebエンジニアの実態や必要なスキルについて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
方法4:年収が高い企業に転職する
下記の企業に転職することで、年収を大幅に上げやすくなります。
- 自身を高く評価してくれる企業
- 一次請けの企業
- 外資系IT企業
- 先端技術に特化した企業
同じスキルや知識のWebエンジニアであっても、企業によって評価の仕方が大きく異なる場合があります。ある企業ではあまり評価されず給料も低めだったにもかかわらず、別の企業に転職すると高く評価されて給料があがることは十分にありえるでしょう。また、一次請けの企業はクライアントから直接案件を受注しており、中間マージンが発生しないため年収があがる可能性が高いです。
そのほか、日系IT企業よりグローバル市場をターゲットとする外資系IT企業の方が年収は高めです。さらにクラウドやAIなど先端企業に強みをもつ企業は、競合他社と価格競争になることが少ないため、高年収を期待できます。
なお、Webエンジニアの転職理由で年収アップと伝えていいか気になる人もいますよね。「年収アップ」を転職する最大の理由と説明してしまうと「年収重視で早期に退職してしまうのではないか」と思われる恐れがあるためです。
Webエンジニアの転職理由として「年収アップ」を伝える場合は「今のスキルでどのように会社に貢献できるのか」および「どのようにキャリアパスを考えているか」まで説明できるようにしましょう。
なお、Webエンジニアへの転職を見据え、独学でスキル習得できるか不安な人は「侍エンジニア」をお試しください。
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未経験からWebエンジニアになるには
未経験からWebエンジニアになる方法は、大きくわけて独学とスクールに通う方法の2つです。それぞれのメリットデメリットを把握したうえで、より自身にあう方法を選択してくださいね。
1.独学でスキルを身につけて就業する
学習にお金をかけられないという方は、独学がオススメです。
最近ではプログラミング学習の環境が整っているので、独学でもWebエンジニアに必要なスキルを学習をすることができます。例えば無料学習サイトや書籍、エンジニアのコミュニティなどです。
ただし、不明点や課題を解決できなかったり時間がかかりすぎてしまうことがある点には注意が必要です。結果的にモチベーションが下がり、挫折につながる危険性が高い点は独学のデメリットといえます。
独学でWebエンジニアになる難易度やおすすめの勉強法を詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。
2.プログラミングスクール経由で転職する
効率的よく未経験からWebエンジニアを目指すなら、プログラミングスクールがおすすめです。
実のところ、プログラミングの学習途中で挫折する独学者は多くいます。事実、弊社の調査では
- 不明点を聞ける環境になかった
- エラーが解決できなかった
- モチベーションが続かなかった
などの理由から、87.5%がプログラミングの学習途中で「挫折や行き詰まりを感じた」と回答しています。
いざ独学で学び始めても、勉強の最中に挫折すれば学習にかけた時間や費用が無駄になってしまいます。加えて、「プログラミングスキルを身につけるのって思っていたよりも難しいんだな…」とスキルの習得自体を諦めかねません。
仮にわからないことを飛ばしながら勉強を進めたとしても、Webエンジニアへの就業を実現できる実践的なスキルが身につかなければ、結局後悔することになります。
その点、プログラミングスクールでは挫折しづらい環境で学習を進められます。例えば、侍エンジニアでは次のようなサポート体制を整えているため、学習中に直面した問題点や不明点をいつでも相談可能です。
- 現役エンジニア講師による個別レッスン
- 現役エンジニアに質問できるオンラインでのQ&Aサービス
- 不安や悩み・勉強の進み具合を相談できる学習コーチ
なお、侍エンジニアなどのスクールでは最大80%OFFで受講可能な「給付金コース」を提供中。金銭面での支援を受けつつ、スキルの習得からWebエンジニアへの就業活動・内定後のフォローアップ(※)までの一貫したサポートを受けられます。
学習と金銭面をどちらもサポートしてくれるスクールなら、未経験からでも安心してWebエンジニアへの就業が実現できますよ。
Webエンジニアの年収に関するよくある質問
最後に、Webエンジニアの年収に関するよくある質問をまとめました。
なぜWebエンジニアは「やめとけ」と言われているの?
昨今、Webエンジニアを目指す人が増えており、単価は下落気味です。また「Webが流行しているから」と安易にWeb業界に飛び込んだものの、やりがいを見いだせなかったり周囲のスキルレベルについていけずに退職を余儀なくされるケースがあります。そのような背景もありSNSなどを中心に「Webエンジニアはやめとけ」という主張を見かけます。
しかし、Webエンジニアの需要は依然として高く、フルリモート可能など自由な働き方を実現しやすい職種です。さらにWebエンジニアとして経験を積めば、関連職種へキャリアアップできたり、フリーランスや副業案件を獲得することも可能です。
特に将来性が高いスキルを身につけたい人、将来は独立を考えている人にとってWebエンジニアはおすすめしたい職種といえます。
次の記事では「Webエンジニアはやめとけ」といわれる理由について詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
Webエンジニアが増えすぎると需要は下がる?
昨今、Webエンジニアの人口は増加しており、クラウドソーシングサイトなどでもやや単価が下落しているようです。そのような状況をはじめ「需要と供給」という普遍的な観点からいえば、Webエンジニアが増えれば需要が低下するのは事実といえます。しかし、日本はIT人材が不足している状態が続いており、現在も解消に至っていません。
一方で企業はDXやデジタル化を積極的に推進しており、今後もWebアプリケーションなどの開発案件は減少するどころか、増加する可能性が高いです。ただし、現時点ではWebエンジニアの需要に供給が追い付いていないため、需要低下を心配する必要はあまりないといえるでしょう。
まとめ
今回はWebエンジニアの平均年収や、年収アップの方法を解説しました。
Webエンジニアの年収は、実力と環境によって大きく変わります。年収をあげるには、Webエンジニアとしての実力を磨くとともに、自身を高く評価してくれる企業を選ぶことが重要です。
本記事を参考に、ぜひWebエンジニアとして年収アップを目指してみてくださいね。
本記事の解説内容に関する補足事項
本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。
また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に、提供コースは「教育訓練給付制度の指定講座」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。
記事制作の詳しい流れは「SAMURAI ENGINEER Blogのコンテンツ制作フロー」をご確認ください。
この記事の監修者
フルスタックエンジニア
音楽大学卒業後、15年間中高一貫進学校の音楽教師として勤務。40才のときからIT、WEB系の企業に勤務。livedoor(スーパーバイザー)、楽天株式会社(ディレクター)、アスキーソリューションズ(PM)などを経験。50歳の時より、専門学校でWEB・デザイン系の学科長として勤務の傍ら、副業としてフリーランス活動を開始。 2016年、株式会社SAMURAIのインストラクターを始め、その後フリーランスコースを創設。現在までに100名以上の指導を行い、未経験から活躍できるエンジニアを輩出している。また、フリーランスのノウハウを伝えるセミナーにも多数、登壇している。