こんにちは! ホームページといえば私、ライターのナナミです。
ホームページを作って公開したい! と思っても、具体的な手順がわからないとどこから手をつければいいのかわからなくなってしまいますよね。
今回はそんなホームページの作成と公開、つまり開設するまでの手順を説明していきます!
これを読めば、ホームページ開設までの流れはバッチリ。ぜひ参考にしてくださいね。
ホームページ開設までの5ステップ
ホームページの開設ステップは、ざっくり分けると5ステップになります。詳細はこの後解説するので、まずは流れを確認していきましょう!
Step1.どんなホームページにするのかを考える
一番最初ながら一番重要なところ、コンセプトやターゲットを決めていきます。
例えばあなたがお店をやっているなら、そのお店のホームページを作りたいとなりますよね。そのお店のコンセプトを元に、どんなホームページにしたいのかを考える、という感じです。
こちらについては全体の構成を考えることも含め、下記の記事で詳しく紹介しているので、併せて参考にしてみてください。
Step2.作る方法を考える
アイデアが出たらあとは作るだけ! と思うやもしれませんが、ちょっと待った。実はホームページを作る方法って色々あるんです。
- HTMLとCSSで作る
- ホームページ作成サービスで作る
- CMSを使って作る
ここにさらに、自作するのか依頼するのかという選択肢も加わります。
Step3.必要なものを準備する
ホームページの開設に必要なのは、下記のものです。
- サーバー
- ドメイン
- コンテンツ
それぞれがどういうものかは、後の項目でご説明しますね。
サーバーやドメインは契約が必要なので、それらの手続きをしておきます。
ホームページのキモ、載せる情報などのコンテンツはStep1で考えた内容を整理して、どのページに何の情報を掲載するのかをまとめておきましょう。載せたい写真やイラストがあるなら、それもこのタイミングで用意しておきます。
しっかりデザインをしてから作りたい場合は、デザイン作業も進めておきましょう。これも自分でやるもよし、誰かに依頼するもよしです。
あとはホームページとして作るだけ! という段階になったら、実際にどんどん作っていきます。
Step4.実際に作る
Step2で決めた作る方法で、ホームページを作成していきます。
自作でHTMLやCSSで作るならコーディング作業、誰かに依頼するなら依頼のための打ち合わせや、必要な情報の提供などになりますね。
Step5.公開する
でき上がったものは、いろんな人に見てもらわないと意味がありません。 Step3で用意したサーバーに作成したHTMLファイルや画像データなどをアップロードしたりして公開していきます。
ホームページ作成サービスの場合、作ってる最中からすでに公開されているパターンもあるので、不要かもしれませんね。
これで開設完了! Twitterやfacebook、いろんなところで宣伝しましょう。
ホームページ開設に必要なもの
先述の通り、ホームページ開設には3つのものが必要です。それぞれ詳細を確認しておきましょう。
サーバー
ホームページのデータを置いておく場所のことです。このサーバーにアクセスすることによりホームページが表示されます。普通の家で言うところの土地ですね。
土地(サーバー)に建物(ホームページ)を建てて、住所(URL)を教えて遊びに来てもらう。これがホームページにアクセスしてもらう時のイメージです。
とはいえ、土地を買うのが大変なように、サーバーを自分で用意するのはとても大変です。なので多くの人がレンタルサーバーを使っています。家に例えるなら、賃貸ですね。
管理もバッチリしてくれるし、使い勝手も十分。特に最近は安くて高品質なサーバーがたくさんあるので、わざわざ作る必要は全くないのです。
ドメイン
レンタルサーバーを借りた際、実は勝手に適当なURLが発行されてしまいます。それをそのまま使ってもいいのですが、ホームページの信頼性が下がってしまったり、引越しをした際にURLが変わってしまったりなどのデメリットがちらほら……。
それらのデメリットを解消してくれるのがドメインです。ドメインは自分だけのURLのことで、ドメイン会社に申請してお金を払うことで、自分だけが使える自由なURLを取得することができます。
これを使えば、サーバーのお引越しの時にURLを変更する必要もないし、何よりホームページを見にくる人が安心してアクセスしてくれるようになります。
ドメインの取得方法は下記の記事などを参考にしてみてくださいね。
コンテンツ
要はホームページに掲載する情報ですね。当たり前ですが、コンテンツは最も重要です。
ホームページの目的は情報発信です。何の情報を掲載するのか、どの画像を使いたいのか、そしてそれらでなにを伝えたいのかはしっかりと考えなければなりません。
そこをおろそかにしてしまうと、せっかく作ったホームページなのに、なにも情報が伝わらないという悲しい結果になってしまうことも……。
ぜひ下記の記事などを参考に、コンテンツをしっかり考えてみてください。
ホームページを作る方法は3つ
Step2で紹介したように、ホームページを作る方法は大きく分けて3つあります。その詳細をそれぞれ紹介していきましょう。
ホームページ作成サービスを使う
一番手軽で安価な方法です。WixやJimdoなどのサービスを使って作成する方法です。
ホームページ作成の知識がなくてもできちゃうし、サーバーの準備がいらないという大きなメリットがあります。
ただし、URLを自由に変更するには有料登録が必要だったり、細かいレイアウトの融通が利かないこともあるので、超こだわりのホームページを作りたい方はHTMLなどで作る方がいいかもしれません。
【こんな人にオススメ】
- とにかく手軽に作りたい人
- ホームページ作成の知識ゼロの人
- URLなどのこだわりがそんなにない人
- レイアウトなどへのこだわりがそこまで強くない人
HTML・CSSでゼロから作る
ホームページ作りといえばこれ、というくらい昔から使われている方法です。HTML・CSSを使って構築をしていきます。
技術的な知識が必要となりますが、そこまで難しいものではありません。基本のルールさえ覚えてしまえば、あとは調べながら作っていくことができます。
知識が必要な分ホームページ作成サービスなどよりも時間がかかるかもしれませんが、出来上がった時の喜びはひとしお。細かいレイアウトの融通もきくので、こだわり派な方にもおすすめの方法です。
【こんな人にオススメ】
- HTMLやCSSの知識を持っている人
- これからHTMLやCSSを学んで、スキルにしていきたい人
下記の記事などが学習の参考になるので、ぜひ読んでみてくださいね。
CMSを導入して作る
CMSとは、ブログのようにコンテンツを投稿して表示する仕組みのことで、その機能を持っているアプリケーションの総称でもあります。WordPressとかが有名ですね。
これを導入することにより、コンテンツの更新などをずべて管理画面でコントロールすることができます。
WixなどもCMSと言えるのですが、機能のカスタマイズなどができません。比べてWordPressの場合は、機能自体を自分で作り出したり、誰かが作り出したものを導入したりなどのカスタマイズが可能です。
また、見た目などはHTML・CSSで作るので、レイアウトの融通が効くのもポイントです。ただしその分やはりそれなりの知識が必要であったり、レンタルサーバーが必須であるなどの手間もあります。
それらを踏まえても、ホームページの更新頻度が高く、レイアウトも自由に作りたい方には強くおすすめします。
【こんな人にオススメ】
- こだわりのホームページを作りたい人
- 更新頻度の高いホームページを作る予定の人
- 機能をカスタマイズして使いやすいホームページを作りたい人
最適なコンテンツ作りはユーザー目線から
ここまで解説した内容で、ホームページを作ること自体はイメージできてきたと思います。しかしホームページにおいて一番重要なのは、コンテンツです。
ホームページとは、何かしらの情報を不特定多数の人に提供するために作成する人がほとんどでしょう。だからそこに、どんな情報をどのような形で載せればいいのかを考える必要があります。
その時に大事なのは、ユーザーの目線を持つことです。
例えばカフェのホームページを作るとします。お店としてはお客さんにたくさん来て欲しいので、お店のこだわりなどをたくさん載せたいと思います。もちろんこれが悪いわけではないのですが、お客さんが欲しい情報はお店のこだわりでしょうか? もしかしたら「コースの有無」や、「ノマドワークができるお店なのか」という点を知りたがっているかもしれません。
そこがずれてしまうと、お客さんが興味を持ってくれるチャンスを逃してしまうかもしれないのです。
下記の記事などを参考にしつつ、どんなユーザーに向けて、どんな情報を渡せば喜んでくれるのか、これを考えながらコンテンツを作っていくのを大事にしてくださいね。
自作するべきか、依頼するべきか
ホームページの開設において選ばなければいけない重要なポイント。それは自作するか否かです。
世の中にはホームページ作成を代行する業者も多くいます。いわゆるWEB制作会社です。WEB制作会社に依頼すれば、自分の知識が一切なくても、こだわりのホームページを作ることが可能になります。
その分当然ながら費用がかかりますが、その分自分の手間や煩わしさから解放されるなら……と考える人も多いでしょう。
では、自作と依頼、一体どちらがよいのでしょうか?
企業のサイトでCMSなら依頼もアリ
企業のホームページとなるとそれなりのこだわりや、他社との差別化などを考える必要があります。したがって更新しやすくカスタマイズができるCMSとは好相性です。
でも必ずしも社内に詳しい人がいるとは限らないですよね。普段の業務も任せつつ、「Webサイトの作成や運用を勉強しろ」というのはなかなか難しいものです。
こういう場合は、多少コストをかけてでもWEB制作会社に依頼してしまうのが一番楽で確実だと思います。
ただし、コンテンツの作成は自社で行なうようにしましょう。WEB制作会社の中にはそこまでディレクションしてくれる会社もありますが、その会社がいつまでも面倒をみてくれるとは限りません。
自分たちが伝えたいことは、自分たちの言葉で伝えるのが一番。その手段を作るところだけを依頼するようにしてくださいね。
個人や非CMSなら自作のメリットが大きい
個人の場合は、自作の方が確実に良いです。
まず、WEB制作会社に依頼するとなると、数ページのサイトで10万ほどの費用がかかります(制作会社によるので一概にこの値段とは限りませんが)。これを個人で支払うのは、ちょっと懐が痛いですよね……。
さらに軽微な調整や更新も制作会社に頼んでしまうと、それだけで年間の費用が膨らんでいきます。お財布への大ダメージになってしまうわけです。
となると更新は自分でやる必要があるのですが、自分が作っていないと、どこをどう更新すればいいのかわからなくなってしまいます。なので、個人の場合は自作して仕組みを理解し、自分で更新できる状態にしておく必要があるのです。
その難易度を下げてくれたのがWixなどのホームページ作成サービスです。うまく活用して、問題なくホームページ運用ができる形にしてみてくださいね。
目的別でわかる最適開設方法
ここまで説明していて、結局どうすればいいのか悩んでしまっている人もいると思います。最後に、目的別のおすすめ開設方法をご紹介していきましょう。
企業のホームページ
コストに問題なければ、WEB制作会社に依頼してのCMSでの作成がおすすめです。サーバーはできるだけセキュリティの高いものを用意し、ドメインは確実に取得しましょう。
作り方 | CMS(依頼) |
サーバー | セキュリティの高いものを |
ドメイン | 必須 |
個人のホームページ
更新が多いならば、CMSやホームページ作成サービスを使って気軽に作るのがおすすめです。CMSの場合は、配布されているテンプレートなどを使えば簡単におしゃれなホームページを作ることができます。
そうでもないなら、HTML・CSSを学習して、WEBの基礎からやってみるのもいいですね。そのあとにCMSを使い始める場合でも役立つスキルを身につけられます。
個人ならではの自由さを生かして、まずは触ってみるところからやってみましょう。
作り方 | 自由(自作) |
サーバー | 安くてもOK |
ドメイン | できれば取っておきたい |
イベントなどの一発ホームページ
一回のイベントの周知にしか使わないようなホームページは、Wixなどのホームページ作成サービスを活用しちゃいましょう。今後も使い回す予定があるなら別ですが、単発のイベントならコストも時間もかけるのはもったいないと思います。
ホームページの作成自体はサクッとやっちゃって、その分コンテンツの充実に時間を使うようにしましょう。
作り方 | ホームページ作成サービス |
サーバー | 不要 |
ドメイン | 不要(こだわりがあるなら取っても良い) |
まとめ
ホームページの開設までの流れを、ざっと説明してきました。これでなんとなく、必要な手順が見えてきたのではないでしょうか?
とはいえこの記事で説明したのは大枠だけ。それぞれの作業時にはそれぞれに確認することが出てくると思います。
調べていて侍の記事に出会ったら、またよろしくお願いします!