この記事では、活用シーンも交え、Visual Basic .NETでできることを解説します。
こんにちは、エンジニア歴10年でライターも兼業で行っているテックライターのヤマシタです。
そういった疑問が多い、Visual Basic .NETですが、「ココが使いどころですよ!」というわかりやすくイメージできる例が少ないのも事実です。
実際に検索してみると、初心者にはよく分からない記事が多いのではないでしょうか?
そこで今回は、分かりやすさ重視でどの記事よりも要点をサクッとつかめるように短い文章でまとめていきます。
また、次の記事ではそもそもプログラミング言語とは何なのか、その特徴や種類をできることも交えて解説しているので、あわせて参考にしてください。
- Visual Basic .NETはWeb/スマホアプリ開発向き
- ボタンやテキストボックスなどユーザーが目にする部分の開発向き
- Visual Basic .NETは将来性/需要が高い
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Visual Basic .NETの特徴
VisualBasic.NET(通称、VB.NET)とは、Microsoftが作っている基本的にWindowsコンピュータ上で利用するプログラミング言語です。
Visual Basic .NETのメリット
- とにかく簡単でわかりやすい
- そのまま仕事で使えることもある
C言語やJavaと比較すると、私たちが日常に使うような言葉(自然言語)に似ているため、プログラミング初心者でも分かりやすいので、IT教育の現場でも使われています。
Visual Basic .NETのデメリット
- 他言語よりも簡単な分、汎用性が欠けることがある
自然言語に近いので簡単に理解しながら学習が進められるというメリットの反面、VisualBasic.NETでしか開発できないアプリもあり、汎用性に欠けてしまいます。
他のプログラミング言語を学習する際にまたゼロからの学習になってしまうので要注意です。
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Visual Basic .NETでできること・活用シーン
Visual Basic .NETでできることは、ボタンやテキストボックス等、ユーザーが直接目にする部分の開発に適しています。
各プログラムごとにまとまったコードになっているので、組み合わせるだけでプログラムを作ることができます。
Excel、Outlook、WordなどのWindowsのアプリのプログラム構築も可能で、メールの件名や本文を条件によって分けて自動で返信をしたりなどもできます。
活用シーンとしては、Visual Basic .NETが使える統合開発環境として「Visual Studio」で開発されるアプリケーションの例を見てみるとイメージができます。
- WEBアプリの開発
- スマホアプリの開発
- 3Dゲームの開発
- Windowsクラシックアプリの開発
- UWPアプリの開発
- Officeアプリケーションの拡張ツールの開発
これらのコーディングを担うことはできます。しかし、基本的には上記で解説したユーザーが直接目にするユーザーインターフェースが得意分野となるので、ゴリゴリと裏側の開発を行うことには向いていないことは覚えておきましょう。
とはいえ、Visual Basic .NETはC#とほとんど文法が似ているため、ゲーム開発やWEBアプリ開発に携わりたい初心者の方がまずはじめに手をつける言語としておすすめできますね!
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Visual Basic .NETの需要や将来性
上記はTIOBEが発表したプログラミング言語ランキングで、Visual Basic .NETは、2019年も根強く6位にランクインしています。
初心者向けフリーランス案件のサイト「ポテパン」で公開されているVBの案件は10件ほど、転職サイトdodaでは598件ほど求人があるので、フリーランスよりも正社員としての需要の方があります。
とはいえ、平均年収は350万円程度ということでVisual Basic .NETだけで生計を立てていくには向いていないと評価できそうですね。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、Visual Basic .NETについて詳しく解説していきました。
- Visual Basic .NETのメリット・デメリット
- Visual Basic .NETの活用シーン・できること
この2つだけを押さえていれば、Visual Basic .NETについては大まかに把握できたと考えて良いでしょう。これからVisual Basic .NETを学ぶのかどうか、ゆっくり検討してみてください!