Webエンジニアに転職するにはどうしたら?
インフラエンジニアの知識も役に立つのかな?
この記事をご覧になっている方は、これまでインフラエンジニアとしてキャリアを積まれてきた方が多いと思います。
またWebエンジニアに転職するにあたり、これまでとは違ったエンジニアとしてのスキルを求められることに、不安を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、この記事ではそんな不安を払拭して、インフラからWebエンジニア転職への道しるべとなるような情報を解説していきたいと思います。
具体的なステップもお伝えしますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
インフラからWebエンジニアになるメリット
それでは、早速インフラ系のエンジニアが、Webエンジニアアになることで得られるメリットを解説していきたいと思います。具体的なメリットは次の2つです。
- Webエンジニアにはインフラ知識も求められる
- キャリアの幅を広げることができる
Webエンジニアにはインフラ知識も求められる
ひとことでWebエンジニアといっても、求められるスキルや知識は多岐に渡ります。
例えば、バックエンドの開発を行う際には、データベースと連携させるシステムの構築も必要でしょう。場合によってはデータベースやサーバの構築も業務として行わなくてはならないかもしれません。
もちろん、全てのケースで、環境構築の必要なわけではありません。しかしデータベースについての知識があることで、それぞれの分野のエンジニアが共同で業務を行っていく上で橋渡しができる人材として、一目置かれることになるでしょう。
キャリアの幅を広げることができる
実際に、クラウドソーシングの案件を見ても、Windowsサーバをはじめとする各種サーバでの開発経験やMySQLなどを用いた、データベースの構築経験が挙げられることがあります。
インフラ系で得たスキルは他のWebエンジニアとは違う強みであるという点を生かして、これらの案件もこなすことができます。これまでの経験を差別化できれば、Webエンジニアとしても、希少な人材になれる可能性があります。
インフラからWebエンジニアになるために必要な言語
インフラエンジニアが、Webエンジニアに転職するのであれば、データベースの知識を活かせるバックエンドのスキルを習得することがおすすめです。
以下の言語あたりを習得しておくと良いと思います。
PHP
PHPは、Webサービスの開発に特化した言語で、サーバーサイドで動きます。他のプログラミング言語よりも、文法的にも簡単で初学者でも理解しやすいとされています。
世界的にも広く使用されている言語で、ブログ作成ソフトとして有名なWordPressを、自分が思ったようにカスタマイズするためにも欠かせない言語でもあります。
Java
Javaは、昔から人気の言語で、あのGoogleが開発に使用している三大言語(Java / C++ / Python )にも選ばれています。日本でも人気が高く、大きな企業の大規模なシステムの開発やAndroidアプリの開発を得意としています。
初学者が日本語の教材に困ることはありませんが、学習から技術の習得が難しい言語とも言われています。
Ruby
Rubyは日本人が開発した言語ということもあり、国内でも人気の言語です。日本語での文献やインターネットの情報も充実していて、初学者も勉強しやすい言語になっています。
また、人気のWebサービス(クックパッドや食べログなど)の言語としても使われることも多く、しっかりと学べば複雑なプログラミングも書けるようになる言語です。
Webエンジニアになるための3ステップ
それでは、Webエンジニアになるための具体的なステップをお伝えします。色々なキャリア選択があるとは思いますが、大きなステップとしては、下記の3ステップになります。
- プログラミング言語を習得する
- Web系のポートフォリオを作成しよう
- 副業で実務経験を積もう
ステップ1:プログラミング言語を習得する
最近は多くの教材が出回っていますね。その背景には、エンジニアが職業として人気が出ていることがあると思います。
私が言語習得の入り口としておすすめする勉強法は、まず言わずと知れた「Progate」です。ゲーム感覚で学べるので、気軽に様々な言語に触れることができて、最初に苦手意識を持たずにすむかもしれません。
もちろん、Progateを繰り替えしていても、実際に自分で考えて手を動かさないと使えるようにならないのがプログラミングです。
なので、言語の基礎を覚えたら、それを使って何かを作ることを意識しましょう。僕は、侍エンジニアで、メンターの方にその都度助言をもらいながら、勉強しました。
いざモノを作るとなるとエラーばかり……それを解消するのにたくさんの時間がかかっていては、モチベーションが下がってしまい、挫折に繋がりかねません。
そのため、より効率的に学習を進めたい方にはメンターが専属で教えてくれるプログラミングスクールをおすすめします。
ステップ2:Web系のポートフォリオを作成しよう
さて、プログラミングの基礎を身につけたら、いよいよWeb系のポートフォリオ作成に取り掛かりましょう。転職をする上で、ポートフォリオはとても重要です。何を学んだかよりも、何ができるかということが求められます。
ポイントとしては、ポートフォリオを作った際に、なぜその技術を使ったのかという説明ができるということです。情報量も多く、移り変わりの早い、Webエンジニアの業界で、情報を取捨選択した上でアウトプットしていくことも、とても大事なスキルです。
ステップ3:副業で実務経験を積もう
実際に転職活動を行う上では、実績がなくてもポートフォリオがあれば転職は可能です。
しかし、副業で実績を積みながら慎重に転職活動を進めることも考慮してはいかがでしょうか。いきなりの転職よりは、現場感も得ながらの転職は大事なスモールステップとも言えます
前述した通り「何ができる人か」ということが重要視されます。より確実に、転職を成功させるために、副業で行うには大変なことではありますが、実務を同時にこなしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしたか。今回の記事では、インフラエンジニアがWebエンジニアを目指す時のメリットや勉強すべき言語、そして具体的なステップをお伝えしました。
新たな言語を学ぶのにハードルを感じるかもしれません。そんな時にはその道のプロに学ぶのが一番。侍エンジニアの講師には、あなたの学びたい言語のスペシャリストが在籍しています。一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
これまでの経験を掛け合わせて、Web系の希少なエンジニアを目指しまししょう! この記事が、あなたのスキルアップの後押しになればと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。