Djangoでできることとは?他のフレームワークとの違いも解説!


「Django」が気になるけど、どんなアプリが作れるんだろう?
他との違いや「Django」のメリット・デメリットを知りたいな。

Pythonに限らず、アプリ開発するときに便利なのがフレームワークです。1から全部作らなくても、フレームワークを使えば効率的にアプリ開発ができます。ただ、フレームワークの種類は多く、どれを選べばよいかわからない方もいるのではないでしょうか。

また、人気のフレームワーク「Django」が気になるけど、どんなことができるかよくわからない人もいるかもしれませんね。

こんにちは!フリーランスエンジニア兼テックライターのワキザカです。

この記事では、Djangoでできることや、他のフレームワークとの違いについて解説します。Djangoを挫折せず習得するための秘訣についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

この記事はこんな人のために書きました。

  • Djangoで何ができるか詳しく知りたい人
  • Djangoと他フレームワークとの違いを知りたい人
目次

Djangoでできることとは?

はじめに、Djangoでできることについて、以下2つの視点で解説します。

  • Djangoで作れるアプリ
  • Djangoを使うメリット・デメリット

ひとつずつ解説しますね。

Djangoで作れるアプリ

Djangoは、Pythonで作られているWebフレームワークです。小規模アプリから大規模アプリまで、どんなアプリでも作りやすい機能が豊富です。

たとえば、Webアプリによくあるこんなの機能が標準装備されています。

  • ユーザー認証
  • 管理画面
  • サイトの案内ぺージ
  • RSSフィード

よくある定番の画面はDjangoに任せてサクッと作り、重視したい機能に時間を注げるので、開発がとてもスピーディにできます。

信頼性・拡張性が高く「Instagram」や「Pinterest」などの有名なWebアプリでも使われています。

Djangoの概要・特徴については、以下でも詳しく解説しています。興味がある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

Djangoとは?Pythonの人気フレームワークを徹底解説
更新日:2024年11月14日

Djangoを使うメリット・デメリット

次に、Djangoを使うメリット・デメリットについて解説します。

Djangoを使うメリット

Djangoを使うメリットは、以下のとおりです。


Djangoを使うメリット

  • 機能が豊富でプロトタイプ開発が爆速で作れる
  • MTVモデルでアプリ開発できる
  • ネットに情報が多く学びやすい


「締め切りの味方である完全主義者」のモチーフが掲げられており、プロトタイプ開発がとても早いです。そのため、開発の見積もりがしやすく実用的です。

また、以下のようなMTVモデルでアプリ開発ができます。



MTVモデル

  • Model:データベースに格納されているデータ
  • Template:テンプレートファイルによって定義されたそれぞれのページのデザイン
  • View:どのページを表示させるかを決定する処理


処理の棲み分けがしっかりしているため、どこに何を書いてあるのか読みやすいです。自分が作ったコードはもちろん、別の方が書いたコードも読みやすくなるので、開発がしやすくなります。

また、2019年のGoogleトレンドのデータを見ても、以下のように人気が圧倒的です。


出典:Google トレンド

「人気 = ネットに情報が多い」ので、わからないことがあっても学習しやすいです。これから学ぶ人にとって、学習がしやすいのは嬉しいですよね。

Djangoを使うデメリット

Djangoを使うデメリットは、以下のとおりです。


Djangoを使うデメリット

  • 使い方を覚えるまでに少し時間がかかる
  • 処理速度が少し遅い


Djangoは便利な機能がある分、使い方を覚えるまでに少し時間がかかります。簡単なWebアプリであれば、Bottleのようにシンプルな作りの方が始めやすいかもしれません。

ただ、使い方を覚えてからは開発が早くなるので、慣れるまでの辛抱ですね。

また機能が豊富な分、処理速度が遅いです。処理速度重視でアプリ開発するなら、Flaskが良いでしょう。

追加の機能はほとんどありませんが、その分軽量で作りやすいです。Flaskについて詳しく知りたい方は、以下の記事がおすすめです。

【Python】フレームワークFlaskの基本をマスター
更新日:2024年5月6日

Djangoと他フレームワークとの違いは?

Bottle、Flaskなどのそれぞれの特徴は、以下のとおりです。


Bottle

  • 1ファイルですぐに導入できるフレームワーク
  • フレームワークの学習に時間を取られたくないときにおすすめ



Flask

  • 余計な機能がなく処理速度が早い
  • シンプルな作りになっているため学習コストが低い



Django

  • 機能が豊富で慣れればアプリ開発が爆速でできる
  • フレームワーク学習コストが少し高い


長い目で見るとDjangoを覚えておいた方が応用は聞きますが、処理速度が要件に入っている場合はFlaskも覚えておくと便利です。

それぞれの詳しい違いについて知りたい方は、以下がおすすめです。

Pythonのフレームワークとは?人気の5種を徹底比較
更新日:2024年11月15日

Djangoを挫折せず習得するための秘訣とは?


Djangoは便利そうだけど、学習コストが高いのは心配だな……

ここまで読んで、こう思った方もいるのではないでしょうか。

挫折せずに学習する秘訣は、以下の2つです。

  • 秘訣1:目標・学習ステップを明確化する
  • 秘訣2:質問できる環境を用意する

ひとつずつ解説しますね。

①目標・学習ステップを明確化する

Djangoのような機能が豊富なフレームワークを学ぶときは特に、目標・学習ステップを明確化することが重要です。

目標がないと学習のモチベーションを保つことが難しいですし、どこまで何を調べればいいか見失ってしまうからです。

とはいえ、いきなり目標を立てるのが難しい方もいますよね。そんな時は、以下ステップで学んでいくのがおすすめです。

  • ステップ1:教材を使って学習する(基礎を知る)
  • ステップ2:実際にモノを作る(基礎を使う)
  • ステップ3:基礎にもどって学ぶ(基礎を理解する)

②質問できる環境を用意する

いかにわかりやすい学習方法で学び始めても、実際に自分でやってみたらよくわからないことが多く、つまずいてしまう人が多いです。学ぶ人によって悩むポイントは違いますし、「自分が知りたいことを探す」のが難しいという人も多いのではないでしょうか。

学習で挫折しないために、質問できる環境を作っておくのがおすすめです。

侍エンジニアでは、以下のように質問・相談できる環境があります。


相談できることの例

  • 学習方針
  • Djangoを使ったオリジナルアプリ開発の作り方



質問できることの例

  • Djangoの基礎的な使い方
  • Pythonの書き方
  • わからないことの調べ方
  • その他プログラミングの基礎


悩みながら調べて作り上げることも大事ですが、「わかる人に相談できる環境」を最大限利用して、学習したほうが圧倒的に学習速度は早いです。

以下から簡単に無料相談できますので、日程を合わせて相談してみてはいかがでしょうか。

侍エンジニア
無料カウンセリングを受ける

Djangoを効率的に学ぶなら

何から学び始めればいいの?
難しそうだし、挫折したらやだな…。

ここまでDjangoでできることについて解説してきましたが、上記のような悩みを持っている方も多いですよね。

そんな方には、弊社が運営するサブスク型のプログラミングスクール「SAMURAI TERAKOYAがおすすめです。

月額2,178円で、主に4つのサービスを提供させていただきます。

  • 現役エンジニアによる回数制の「マンツーマン指導」
  • 平均回答時間30分の「Q&Aサービス」
  • 作りながら学べる40種類の「教材」
  • 学習を記録&仲間と共有できる「学習ログ」

目的にあった教材を選べば、どなたでも効率よく学習できるほか、Q&Aサービスやマンツーマン指導を活用することで、挫折せずにDjangoの習得が可能です。

Djangoを効率的に学びたい人はもちろん、何から始めたらよいのかわからない方は、ぜひ「SAMURAI TERAKOYA」をご利用ください。

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まとめ

今回はDjangoでできることについて解説しました。

Djangoを使いこなすと、アプリ開発が爆速化します。また、DjangoをつかったPython案件も多いのでオススメします。

質問できる環境も利用しながら、ぜひ学習を始めてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

【プロフィール】
DX認定取得事業者に選定されている株式会社SAMURAIのマーケティング・コミュニケーション部が運営。「質の高いIT教育を、すべての人に」をミッションに、IT・プログラミングを学び始めた初学者の方に向け記事を執筆。
累計指導者数4万5,000名以上のプログラミングスクール「侍エンジニア」、累計登録者数1万8,000人以上のオンライン学習サービス「侍テラコヤ」で扱う教材開発のノウハウ、2013年の創業から運営で得た知見に基づき、記事の執筆だけでなく編集・監修も担当しています。
【専門分野】
IT/Web開発/AI・ロボット開発/インフラ開発/ゲーム開発/AI/Webデザイン

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