Ubuntuを使うとどんなことができるんだろう…
そもそもLinuxってなに? Ubuntuとの関係性も知りたいな…
Linuxを使う時に便利なUbuntuですが、UbuntuでできることやLinuxとの関係性がよくわからない方もいるのではないでしょうか。
こんにちは! フリーランスエンジニア兼テックライターのワキザカです。
この記事では、Ubuntuでできることを5つ解説します。Linuxとの関係性や特徴も解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事はこんな人のために書きました。
- Ubuntuの特徴や使うメリットを知りたい人
- UbuntuとLinuxとの関係性を詳しく知りたい人
本記事の解説内容に関する補足事項
本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。
また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に、提供コースは「教育訓練給付制度の指定講座」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。
記事制作の詳しい流れは「SAMURAI ENGINEER Blogのコンテンツ制作フロー」をご確認ください。
Linuxとは?Ubuntuを知る前の前提知識を解説!
Ubuntuについて理解を深めるために、以下の流れでLinuxの概要から解説しますね。
- Linuxとは?
- Ubuntuとは?
Linuxとは?
Linuxとは、Mac、Windowsと同じくOSの1つです。OSとはコンピューターのすべてのハードウェアを管理しているソフトウェアです。
CUI操作のみ(コマンド操作)で使うケースも多く慣れが必要のため、電気屋さんでLinuxのパソコンを見る機会は少ないです。CUI操作は慣れればとても早くPC操作ができるのが特徴です。
また、自分で開発したWebアプリなどを公開する際、VPS(Virtual Private Server)を借りることになります。Linuxは、VPSにインストールできるので、サーバーとして利用する人も多いです。
他にもLinuxを使うメリットはたくさんあります。詳しく知りたい方は、以下がおすすめです。
Ubuntuとは?
Ubuntuは、Linuxのディストリビューションの1つです。
Wikipediaでは、ディストリビューションを以下のように解説しています。
Linuxディストリビューションとは、Linuxを一般利用者がインストールしたり、利用できる形にまとめ上げたもの(頒布形態)。
GUI操作(マウス操作)ができるディストリビューションも多いです。そのため、WindowsやMacのような感覚でLinuxを操作したい方におすすめです。
Ubuntuでできること5選
ここからは、Ubuntuでできることを以下5つ解説します。
- GUI操作できる
- CUIのLinuxコマンドが使える
- GUIをMac or Windowsに寄せるカスタマイズができる
- 「Ubuntuソフトウェアセンター」で豊富なフリーソフトが使える
- Mac・Windowsパソコンの仮想環境として使える
一つずつ解説しますね。
1. GUI操作できる
LinuxはCUI操作(コマンド操作)のみのディストリビューションも多いですが、UbuntuはGUI操作(マウス操作)ができます。そのため、初めてLinuxを使いたい人でも使いやすく、とても人気の高いディストリビューションです。
2. CUIのLinuxコマンドが使える
「GUI操作できる分、CUI操作のみのディストリビューションと比べて、劣る部分があるのでは……」と思う人もいるかもしれませんね。
GUI操作ができるといっても、CUI操作ができなくなるわけではありません。ショートカットキー(Ctrl + Alt + T)で簡単にCUIを起動できるので、CUI操作もしやすいです。
3. GUIをMac or Windowsに寄せるカスタマイズができる
プラグインを入れると、Macのように下にメニューを追加したり、Windowsのようにスタートメニューを追加できます。GUI操作できる分、かんたんにカスタマイズして使い勝手を変えられるのも魅力の1つですね。
4. 「Ubuntuソフトウェアセンター」で豊富なフリーソフトが使える
Ubuntuで使えるフリーソフトをダウンロードできる、「Ubuntuソフトウェアセンター」があります。ソフトの数が豊富で全て無料で使えるので、より使いやすく自分好みの設定を作れます。
作業効率重視で便利なソフトを探したり、サーバー利用のために便利なソフトをダウンロードすることもできます。
5. Mac・Windowsパソコンの仮想環境として使える
Linuxは誰でも無料で利用できるので、Mac・Windowsパソコンの仮想環境としても利用できます。
- 仮想環境のイメージ
-
- 開発環境
- アプリのインフラ環境
Mac・Windowsパソコンに直接環境構築してしまうと、設定を間違ってしまったときに修正が難しいです。
しかしLinuxで環境構築すれば、仮に設定を間違ってしまっても、Linux自体を作りなおせば何度でもやり直しができます。
Ubuntuをこれから始める方法とは?
そう思う方もいるかもしれませんね。
でもUbuntuの準備はとっても簡単です。作る手順は、大きく分けて以下のとおりです。
- 手順1:仮想環境(Linux)を作る
- 手順2:仮想環境にUbuntuを入れる
上記の手順は、以下で詳しく解説しています。
また、Ubuntuをいざ入れようと思ったとき、バージョンで悩む人もいます。悩まないためにも、以下を先に見ておくのがおすすめです。
初めてのLinuxで挫折しないための秘訣とは?
Ubuntuの環境構築が簡単とはいえ、始めて準備・利用する場合は、わからないことが多いですよね。
とくに「環境構築」はいちどハマってしまうと対処方法がわからず、やり直しになってしまうこともあります。また、UbuntuはGUI操作ができるとはいえ、LinuxはCUI操作が基本です。
CUI操作は慣れるまでが大変で、自分がしたい操作を自由に動かすまでに時間がかかることもあるでしょう。そんな時は、相談できる環境を用意しておくのがおすすめです。
相談する環境を作りたい方は、以下から「無料カウンセリング」を受けてみてはいかがでしょうか。無料範囲内でも環境構築の・学習方法の相談もできるので、お得ですよ。
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まとめ
今回は、Ubuntuでできることの5つを解説しました。
Ubuntuはとっても便利ですが、準備や操作に慣れるまでが少し大変です。
途中で紹介したLinuxインストールの記事を参考にしつつ、相談できる環境も利用しながら、1つずつ進めてみると良いかもしれませんね。