こんにちは!侍エンジニアブログ編集部のナナミです。
今回は服飾の学校をご卒業した後、派遣社員として働いていた佐藤さんのインタビューです。
佐藤さんとプログラミングの出会いは、なんとご自身の趣味で書かれていた小説。そこから転職し正社員に至るまでの道程についてお伺いしました。
自身が書く小説の中で、プログラミングと出会う
ナナミ:建築、服飾とクリエイティブな学歴ですが、それぞれどんなきっかけではじめたんでしょうか?
佐藤:学生時代は特にやりたいことも無かったので、特に深く考えずに建築系に進学しました。でも学年が進むについれて自分のアイデアが形になっていくっていうことに面白さを感じて、3年次に一度本気で課題に取り組んでみたんです。それは教授にはいい評価を頂いたんですが、自分的には納得できなくて…そこからクリエイティブに深く興味が出てきた感じでしたね。
そこから次を考えた時、建築分野から服飾分野に行く著名人が多いことに気づいて、「何か共通点があるのかな?」とか「クリエイティブの根底の考え方って同じなんじゃないか」とかいろいろ考えた結果、面白そうだなと思って、大学卒業後に服飾の専門学校に通うことにしました。
ナナミ:そこから服飾関係での就職はなかなか厳しかったのでしょうか?
佐藤:厳しかったですね。まず服飾デザイン系は未経験不可なんです。そのために経験をつもうと舞台衣装を専門に扱っているところでお手伝いをしたりしたんですけど、結局入れるところは総合職や販売ばかりでしたね。
まあ学習しながらチャンスが巡ってくればいいかなと思って、卒業してからも派遣の仕事をしながらコンテストに応募したりしていたんですが、なかなかうまくいかなくて……時間が流れるに連れて「さて、これはどうしようか」なみたいなところはありましたね。
ナナミ:派遣でのお仕事はどんな仕事ですか?
佐藤:基本的には力作業がメインで、イベントの設営とか解体作業の現場に行ったりしていましたね。なので、パソコンを使ったりする作業はあんまりなかったです。
まあ稼ぎがすごくいいわけでもないけれど、周りの人もみんないい人たちで、全然不満は感じていませんでしたね。
ナナミ:なんだかプログラミングと全然違う道を歩んでらっしゃるイメージですが、そこからプログラミングに行き着いたきっかけは何だったんでしょうか?
佐藤:ふとある日、自分で小説を書いてみようと思ったんです。自分の内部にある色んなものを表現してみようかなと。その中でキャラクターの設定みたいなのを考えていた時に、「このキャラクターはプログラミングで何かを表現したり、残したりするんじゃないか」と思ったんです。
とはいえ自分でやったことがないものについて書くのは難しいので、とりあえずまずはやってみようかなと思ってProgateでPythonをやり始めたら「あれ、これ結構面白いぞ」となった感じですね。そこからPyQもやり始めて、どんどんのめり込んでいきました。
そこからさらにもっと技術を学びたいなと思って、プログラミングスクールを探すことにしたんです。
ある課題を完璧にこなしたことが自信になった
ナナミ:実際に侍エンジニアで学習してみていかがでしたか?
佐藤:いや結構苦しいタイミングめちゃめちゃありましたね(笑) エラーと向き合うこともそうなんですが、課題が結構難しくて……
それは僕があえてスパルタ系の講師を選んだからなんですけどね。それが自分の力になるだろうと思っていたので。
ナナミ:では講師は結構厳しい感じの方だったんでしょうか?
佐藤:いえいえ、すごくいい方でしたよ。人間的に本当に尊敬できるし、色々教えてくれました。うまくできたりするとよく褒めてくれたりして、モチベーションにも繋がりましたね。
質問の回答は結構抽象的なところも多かったんですが、それは多分僕に考えさせたかったんだと思います。プログラミング的思考って聞いて即解決してだと身につかないなと思うので、これもひとつの学習なんだなと思いましたね。
とにかく課題が、僕の中では難しいものが多かったなという印象でした。
ナナミ:そういう難しい課題を乗り越える秘訣ってありますか?
佐藤:もう難しくどうしようもないときは、まず寝ます(笑) それか散歩とかお手洗いとか、とにかく一回席を離れますね。頭や気持ちを切り替えるのが大事だなと思うので。
そんな感じで、熱中しているときは一日8時間とか10時間くらい学習してました。たまにだらけることもあるんですけど、できなければできないほど集中してやるようにしていましたね。
ナナミ:すごい熱意ですね…学習の中で印象的だったことって何かありますか?
佐藤:JavaScriptのオブジェクト指向を使った課題の時、講師にすごく褒められたのは今でも思い出しますね。
5人の人がいて、科目があって、その科目の点数がばーっとあるので、そこから合計点を出してランキングの表にするという課題でした。
これは独学時代にやっていたPythonの知識が生きて、講師に一度も聞かずにできたんです。講師もそれを見て「この課題をここまで完璧に書けている人は今までいなかったです」と褒めてくれたのがすごく嬉しくて、よし次も頑張ろうって思えましたね。
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転職活動のハードルは感じた、でも問題なかった理由
ナナミ:現在無事に転職し、正社員としてご活躍されているそうですが、転職活動時は何社くらい受けたんですか?
佐藤:書類を出したのが13社、面接や説明会まで行ったのは5社くらいでしたね。
ナナミ:やはり年齢的なハードルは感じましたか?
佐藤:多少はあるのかなと思っていましたし、侍エンジニアのキャリアアドバイザーさんには「30台で未経験は10社書類出したら6,7割は落とされて、面接に行けても2次に行くのが半分、受かるのが1社あるかないか」とちゃんと事実を伝えてくれていたので、モチベーションが下がるようなことは無かったですね。
ナナミ:侍エンジニアの転職サポートもご活用いただきありがとうございます!サポート内容で一番助かったことはなんですか?
佐藤:いやもう全てですね。担当してくれた藤原さんには本当に感謝しています。
履歴書や職務経歴書を書いてはフィードバックをもらってを繰り返していたら、どんどんいいものに出来上がっていって…あの経験はすごく大事だったと思いますし、これからも活用できる知識でしたね。
ナナミ:ありがとうございます!そんな書類を持っての転職活動、面接などの反応はいかがでしたか?
佐藤:手応えのあるものとそうでないものの違いははっきり感じましたね。あとは「今思えばこう答えればよかったのかな」という反省もちらほらあります。
今回PHPを学習していたので、Web系の仕事をメインにしたいというスタンスで転職活動をしていたんです。でも会社としてはやっぱりいろんな事業を抱えているので、「こういうのはどう?」とか「Web系じゃないけど大丈夫?」みたいなことを聞かれることも多かったんです。そこで「はい」とすぐに答えられたらよかったんですが、ちょっと迷っちゃったんですよね。僕としては何事も経験なのでOKだったなぁと、今更ながら思います。
ナナミ:今の会社の面接ではそういうことはなかったんですか?
佐藤:むしろ手応えそのものがあんまりなかったです。なんかアンケートみたいなのに答えるんですけど、それの答えに迷っていたら面接官からすごい圧が来て(笑) お、これが圧迫か?みたいな感じでした(笑)
担当者に受かった理由を聞いてみたんですけど、「佐藤くんの場合は第一印象、あとはノリだよ」って言われましたね。もはや経歴とかも関係なく、僕の印象を気に入ってくれて決めてくれたみたいでした。
ナナミ:じゃあ会社の雰囲気も結構おだやかな感じなんでしょうか?
佐藤:そうですね。SESの会社なので、本社はゆるっと、現場ではぴしっとしてねという感じです。
とはいえ今の現場もすごくいいところで、丁寧に教えてくれる方が隣にいたりするので、現場での堅苦しさみたいなものもあまり感じていないです。就業時間もきっちりしてるし、残業が発生したとしても会社が19時半には絶対閉まるので、それ以降残業もできないという(笑)
プログラミングとの出会いがもっと遅くても学習していた
ナナミ:正社員になってみて、派遣時代との違いはやはり感じますか?
佐藤:そうですね。まあまず業務自体が違うというのもあるんですけど、派遣は結構ゆるく、友達感覚っていう感じだったのが、会社だと「次は何をやるんだろう」と結構ドキドキしながら出勤しています(笑)
あと収入面や福利厚生の魅力もそうですが、ちゃんとエンジニアとしての道に入ったなという実感がありますね。業務をこなせばこなすほど、その道を進んでいっているなと感じています。
ナナミ:例えば、もっと遅くにプログラミングに出会っていたとしたら、今回のように学習をしていたと思いますか?
佐藤:独学ではやっていたと思いますね。転職まではもしかしたらしていなかったかもしれないです。
まあでも転職は35歳までとかよく言われますけど、もうなんかそういうのって今後無くなるんじゃないかと思うんですよね。だからそのタイミングでチャンスがあるなら、転職も考えていたんじゃないかなと思います。
それでも、もし僕が40歳くらいになって、転職は35歳までって言われていたら転職は諦めて、その分はフリーランスだったり交流会だったりで仲間を作ることでプログラミングの道を歩んでいたんじゃないかなと思います。
ナナミ:今後の目標などはありますか?
佐藤:今、服飾学生と企業をつなぐアプリを作成しているんです。やっぱり自分の過去の経験から、これからの服飾学生の就職活動をもっと便利にできたらいいなと思ったので。
授業の最後の方は講師とこのアプリの話をしていて、色々アドバイスも頂きました。とりあえず最初は簡単でいいから作ってみて、質を上げるのは誰かに頼んでもいいんじゃないか、そうしたら佐藤くんは運営として学校側や企業側に提案していくのがいいんじゃないかって話になりましたね。
あと、小説も引き続き書いていきたいです。プログラミングの経験も生かしつつ、自分の中にあるものをアウトプットしながら過ごしたいなと考えています。
ナナミ:今後の経験もどんどん生かしていくんですね。では最後に、これからプログラミング学習を考えている方へ、アドバイスや激励のコメントをお願いします!
佐藤:僕も最初はプログラミングって敷居が高いものだと思ったんです。でもやってみるとそうでもないので、やってみるといいんじゃないかなと思いますね。今ってもう難しいことは先人たちがやってくれるので、それに乗っかる形でやっちゃっていいんじゃないかなと思います。
あとは、学習する上で「プログラミングで何をしたいか」を考えたほうがいいと思いますね。そうじゃないと多分「プログラミングできた」で終わってしまうと思いますし、何をしたいかを考えれば言語も選べますしね。
僕はそのあたりあまり考えずに侍エンジニアに来ちゃいましたが(笑)でも講師やコンサルタントのみなさんが丁寧にアドバイスをしてくれるので、一回話してみるのはいいと思います。
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