この記事では、メリット・デメリットも交え、40代からフリーランスエンジニアに独立する方法を紹介します。
40代の未経験からでもフリーランスエンジニアになれる?
何から始めればいいのかわからない…
フリーランスという働き方やITエンジニアに興味がある一方、今からでも目指せるのか疑問を感じている方は多くいますよね。
そこで、今回は40代未経験からフリーランスエンジニアになるまでの手順を、収入を増やすコツも交えて紹介します。また、フリーランスエンジニアのメリットやデメリットも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
また、次の記事ではフリーランスエンジニアの働き方を、年収や必要なスキルも交え包括的に解説しているので良ければ参考にしてください。
- 調査等の結果から、40代フリーランスエンジエンジニアの割合は多い
- 収入や働き方を自由に決められるのはフリーランスの大きな魅力
- 会社員への出戻りがしづらい点は40代から独立するデメリットの1つ
- フリーランスの収入安定+増加には複数の案件確保がおすすめ
40代からでもフリーランスエンジニアになれるのか
結論をいうと、40代未経験からでもフリーランスエンジニアになるのは可能です。フリーランスの案件には、年齢を問わず受けられる仕事もあるからです。ただし、独自開発ができるほどのスキルを身につけていなければ、思い描く収入を獲得するのは難しいでしょう。
フリーランスの案件はスキルや開発経験を問われる場合が多く、未経験だと応募できる案件が限られます。フリーランスは案件単位で契約することが多いため、クライアントも未経験者を採用するメリットがほとんどありません。
そのため、未経験だと受注できる案件が限られます。
また、仮に案件が獲得できても、納期までに作業を完了できるかという問題もあるでしょう。フリーランスは個人で責任をもって作業をしなければならず、スキル力はもちろんトラブル解決力も必要です。
納期に遅れてしまえば信用問題に発展するだけでなく、損害賠償を請求される可能性もあります。受注した案件をしっかり完了するためには、少しでも開発経験が必要でしょう。
しかし、40代未経験だとフリーランスエンジニアになれないかというと、そういうわけではありません。しっかりスキルを習得し、独自開発ができるレベルになれば、フリーランスエンジニアも可能です。
ポートフォリオを作成し提出できれば、クライアントにスキルを認めてもらえるケースはあるでしょう。
また、クラウドソーシングサイトには、簡単なテスト業務や既存システムの小規模修正など、比較的難易度が低い案件もあります。こうした案件では、未経験でも受注できる可能性があります。
とはいえ、その場合でも随時スキルをアップし、報酬単価を上げなければそれだけで楽に生活することは難しいでしょう。経験なしで受注できる案件は単価が安い傾向があるため、生活を成り立たせるのは簡単ではありません。
フリーランスとして独立する前にまずは副業として経験を積み、ある程度稼げるようになった段階でフリーランスエンジニアになるのが得策です。
40代からフリーランスエンジニアになる4つのメリット
ここでは、40代からフリーランスエンジニアになる4つのメリットを解説します。
- 年収アップが目指せる
- 自由に働く場所を選べる
- 新しい仕事に挑戦できる
- 人間関係のしがらみを払拭できる
年収アップが目指せる
現在の年収にもよりますが、フリーランスエンジニアになれば年収アップを目指すことも可能です。
フリーランスは会社からのサポートが受けられない反面、報酬は会社員時代より高い傾向があります。企業に所属するITエンジニアが手にする給料は、報酬から企業の運営に必要なコストが引かれて毎月一定額が支払われますよね。
一方、フリーランスエンジニアは個人対クライアントで契約するため、クライアントが支払った報酬がほとんどそのまま収入になります。
報酬には案件ごとに差がありますが、月収が50~100万円になる案件もあるため、スキルと経験があれば本格的に稼げます。
とくに今まで企業に所属していたITエンジニアの場合、同じ業務内容でも報酬が高くびっくりすることがあるかもしれません。
もちろん、受注する案件単価やかけ持ちする案件数によって収入は変りますので、必ず年収アップできるわけではありません。
しかし、スキルを高めれば年収アップが目指せるのは、魅力といえます。
自由に働く場所を選べる
フリーランスエンジニアになることで、働く場所を柔軟に選べるのはメリットです。
会社員の場合、仕事内容や勤務場所は自分で決められず、上司や会社の指示に従い行動しなければいけません。その点、フリーランスであれば、働く場所や時間を自分で決められます。
もし、在宅ワークしかしたくないのであれば、在宅ワーク限定の案件を受注すればいいのです。
自然豊かな田舎で生活を送りながらリモートワークで働く人や、家族との時間を優先するために在宅ワークを選んでいる方も実際にいます。
働く場所を優先したい人にとって、自由に働き場所を選べるフリーランスエンジニアは魅力的ですね。
新しい仕事に挑戦できる
フリーランスエンジニアになることで、新しい仕事に挑戦できます。
40代になると現在の仕事にも慣れてきて、新しい刺激が少なくなっている人もいるのではないでしょうか。
例えば、同じ企業に20年務めている場合、昇進によって立場は変わっていても同じような業務を続けていてモチベーションが下がってきた人もいるかもしれません。
転職を経験している人は例外ですが、同じ企業に所属していると、どうしても仕事内容が似てきてしまいますよね。
40代から心機一転、フリーランスエンジニアを目指すことで新しいことにチャレンジするワクワク感や、試行錯誤して成功させたときの達成感などを味わえます。
ワクワク感や達成感は、仕事の充実感やモチベーションにつながり、最終的に成果や収入につながることになるでしょう。
年齢を重ねると、新しい経験が減ってきて刺激が少なくなると感じている人もいますよね。そのような場合、フリーランスエンジニアにチャレンジすることで初心を思い出し、仕事へのモチベーションをアップできます。
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人間関係のしがらみを払拭できる
フリーランスエンジニアになることで、人間関係や組織のしがらみを払拭できます。
40代で社会人をしていると、会社での人間関係や組織でのしがらみに悩むこともあるはずです。例えば、自分とそりのあわない上司がいる場合や、自分が指摘したいことをいえない組織のしがらみにストレスを感じている人もいるのではないでしょうか。
フリーランスになれば、代り映えのしない人間関係や組織のしがらみから抜け出せます。
フリーランスも、クライアントや開発メンバーと人間関係を築く場面はあります。しかし、案件ごとにクライアントが変わるケースもありますし、企業に所属しているときに比べると拘束も少ないです。
案件が終了すれば関係性はなくなります。また、自分が担当する業務を行えば、会社の事情や人間関係は無理に気にしなくてかまいません。
人間関係・組織のしがらみが少ないことだけを理由に、フリーランスになるのはあまりおすすめしませんが、ストレスが減るのはメリットといえるでしょう。
40代からフリーランスエンジニアになる4つのデメリット
40代からフリーランスエンジニアになるメリットに加え、ここからは4つのデメリットを解説します。
- 収入が安定しづらい
- 事務や経理の仕事が増える
- 正社員への出戻りは難しくなる
- 福利厚生・社会保険などのサポートが受けられない
収入が安定しにくい
フリーランスエンジニアには、収入が安定しないというデメリットがあります。
フリーランスは会社員と違い、毎月一定の収入が約束されているわけではありません。受注した案件の単価が安ければ収入が減ります。また、病気で仕事ができなかった場合や、案件が打ち切りになった場合は報酬が0になるリスクもあるのです。
さらに、収入が安定しないということで信用に影響し、住宅ローンや自動車ローン、引越し時の物件契約などに影響が出る可能性もあります。
事務や経理の仕事が増える
フリーランスエンジニアは、事務作業や経理などシステム開発業務とは別の仕事が増えます。
会社員の場合は部署ごとに仕事の担当が分かれており、エンジニアは事務や経理の仕事をすることは基本的にありません。しかし、フリーランスは事務作業や経理作業など、すべて1人でしなければならず負担が増えます。
事務作業や経理作業と無縁だった人にとって、いきなり自分で行うのは負担が大きいです。
事務作業や経理を外注することもできますが、外注費用もかかるので収入が高くないと難しいでしょう。
フリーランスになりたてのころは、ただでさえシステム開発に慣れるだけで精一杯になりがちです。
その時期に事務・経理・営業など、やらないといけない仕事が増えるのはデメリットといえるでしょう。実際に技術力が高くても、これらの業務が苦手で会社員に戻る人もいます。
正社員への出戻りは難しくなる
40代からフリーランスエンジニアになると、年齢的に正社員への出戻りが難しくなるデメリットがあります。
もちろん、40代からでも転職は可能です。しかし、一般的には年齢が若い方が伸びしろや育成期間もみてもらえることから、20・30代に比べれば難易度が高くなります。
また、40代でフリーランスをスタートし数年間フリーランスを続けた場合、50代になってより転職が難しくなるケースもあるでしょう。
転職求人では、40代以下など年齢制限を設けている場合もあるため、50代になるとさらに出戻りの難易度が高まるといわざるえません。
40代からフリーランスエンジニアを目指すのであれば、うまくいかなかったときのキャリアも考えておくべきでしょう。
福利厚生・社会保険などのサポートが受けられない
フリーランスになると、会社員時代に受けられた福利厚生・社会保険などのサポートが受けられません。
会社員時代には意識したことがないかもしれませんが、実は会社員は企業にかなりのサポートを受けてい
ます。例えば、会社員は健康保険料や年金の半額を企業に負担してもらっています。
また、有給休暇や育休なども法律に基づいて取得できますよね。有給は休んでも給料がもらえるため、不安なく休めるはずです。
さらに、企業によっては資格取得のサポートや、学習本の購入費用を負担をしてくれる場合もあります。こうしたサポートは会社員時代には気がつきにくいですが、フリーランスになるとありがたみに気づきます。
フリーランスエンジニアになるなら、福利厚生・社会保険など、会社のサポートがなくなる点も理解が必要でしょう。
40代フリーランスエンジニアの現状
これからフリーランスエンジニアを目指すにあたり、40代フリーランスエンジニアの現状も知っておくべきでしょう。40代フリーランスエンジニアの推定人数・案件数・報酬単価などを知ることで、事業計画を立てやすくなるはずです。
そこで、ここからは次のトピック別に40代フリーランスエンジニアの現状を解説します。
- 推定人数
- 案件数
- 報酬単価
推定人数
40代フリーランスエンジニアの人数を正確に知ることはできません。しかし、ある程度の推定人数であれば、調査データから推測できます。
フリーランス白書2021(フリーランス協会)の調査によると、回答者全体の約40%が40代です。そのうちの約30%がエンジニア・技術開発系、クリエイティブ・Web・フォト系に分類されています。
この結果を見れば、40代のフリーランスエンジニアは多いといえるでしょう。一般的に40代はスキルと社会人力が高まっている年代のため、フリーランスエンジニアとして活躍している人が多くいます。
最近では20・30代でフリーランスになる人も多いです。その一方で、20・30代はたくさんの経験を積み、40代でフリーランスに挑戦する人もいます。40代のフリーランスエンジニアも多いため、年齢を理由に諦めるのはもったいないですね。
案件数
案件数は、調査する求人サイトによって異なります。今回は、目安としてレバテックフリーランス・フリーランスのミカタ・indeedの求人数を調査しました。
各サイトの求人数を調査したところ、40代までと制限を設けている案件は多くありました。また、未経験の案件は少なく、数年程度の開発経験を求める案件が多いです。
そのため、いきなりフリーランス向け案件サイトで仕事を探すのではなく、クラウドワークスといったクラウドソーシングサイトで副業から実績を積むのもよいでしょう。
ある程度実績を積んでから応募すれば、40代でも案件を獲得できるはずです。
報酬単価
報酬単価は、エンジニアの種類や仕事内容によって大きく異なります。とはいえ、目安は知りたいですよね。レバテックフリーランスの求人では、報酬単価の目安は次のとおりです。
開発分野 | 報酬相場(月収) |
アプリ開発 | 50~85万円 |
社内システム開発 | 50~70万円 |
Webサイト開発 | 50~65万円 |
サーバーサイド開発 | 60~80万円 |
機械学習 | 60~85万円 |
最低単価は50万円、最高単価は85万円となっています。報酬相場に大きな差はありません。読み取れる傾向としては、需要が高いアプリ開発やサーバーサイド開発、高い技術力が問われる機械学習の報酬が高めに設定されています。
ただし、先ほども解説したように、独自開発できるくらいのスキル力がなければ、高単価の案件獲得は難しいでしょう。フリーランスエンジニアとして高年収を実現するには、単価が高い分野を選ぶだけでなく、スキルも磨く必要があるのです。
ちなみに、レバテックフリーランスをはじめとするフリーランス専門の求人サイトで検索すると、報酬単価は高めの求人が多いです。
理由ははっきりとは分かりませんが、登録している企業の業績や規模が大きいことや、スキルの高い人材を求める企業が登録していることが考えられます。
逆にクラウドソーシングサイトで探すと、難易度が低めで報酬単価も安い案件が見つかります。クラウドソーシングサイトは、個人や非IT企業が発注する案件も多いです。そのため、比較的難易度が低めで単価が安い案件もあります。
最初からフリーランス専門の求人サイトで案件を探す手もあります。しかし、経験が浅い間はクラウドソーシングサイトで案件を受注するのもよいでしょう。
クラウドソーシングサイトでは、テスト業務や簡単なWebサイト作成など、比較的難易度が低めの案件が掲載されています。報酬単価と開発の難易度は比例することが多いため、実力と案件レベルのバランスをみて案件を受注するとよいでしょう。
40代フリーランスエンジニアが効率的に収入を増やす3つのコツ
40代からフリーランスエンジニアになる場合、現実的に収入は確保しなければいけません。40代となると家族がいる人も多く、収入が減ってしまうと生活に支障が出る可能性もあるでしょう。
効率的に収入を増やすためには、案件の獲得方法や仕事の仕方を工夫することが大事です。ここでは、40代フリーランスエンジニアが効率的に収入を増やす3つのコツを解説します。
- できない仕事は受けない
- 依頼相手とのやり取りを極力減らす
- 常に複数案件を獲得しておく
できない仕事は受けない
収入を増やすには、できない仕事ややりたくない仕事は受けないことが大事です。
自分にできない仕事や、不得意でやりたくない仕事を選んでしまうと、作業効率が悪くなります。作業効率が悪いと、こなせる仕事数が少なくなるため、収入を増やせません。
フリーランスは自分が行った仕事数が収入に直結するため、収入を増やすには素早く納品して時給単価を上げる必要があります。
例えば、1日1万円の案件を1つすると日給1万円です。しかし、1日1万円の案件を3つこなすと日給は3万円ですよね。このように、できるだけ案件を多くこなすことで、収入は増えます。
できない仕事・やりたくない仕事は、どうしても作業時間がかかりがちです。効率よく稼ぐためにも、自分が無理なくできる案件を選ぶべきでしょう。
依頼相手とのやり取りを極力減らす
収入を増やすには、依頼相手とのやり取りを極力減らすのも効果的です。
先ほど解説したとおり、収入を増やすには効率的に業務を行い、できるだけ多くの案件を受注する必要があります。そのため、依頼相手とのやり取りにかける時間も、無理のない範囲で削減すべきです。
例えば、「Webサイトの背景色、何色がいいですか?」と質問してしまうと、相手からの返答を待ってからもう一度答えを相手に返す必要がありますよね。
この場合、何度も相手とメッセージをやり取りしなければならず、効率的とはいえません。
一方、「赤と青と黄色にしました、この中でどれがいいですか?」と質問すれば、相手に答えてもらうだけで済みます。
ほんの少しの工夫ですが、ちりも積もれば山となります。1つの案件に時間をかけないことで、同時に複数案件を担当できるようになり、結果的に収入アップにつながるのです。
常に複数案件を確保しておく
フリーランスエンジニアが継続して活躍するには、常に複数案件を獲得しておくことがコツです。
複数案件を常に獲得しておけば、万が一急に案件の継続が終了しても収入が0になるリスクを減らせます。
フリーランスの案件は常に継続されるわけではなく、クライアントの事情により打ち切りになる場合もあるため、複数案件を獲得して対策する必要があるのです。
案件の期間が決まっている単発案件であれば、終了時期から逆算して案件を調整できます。しかし、継続案件の場合、急に終了が決まる場合もあるので注意が必要です。
複数案件を確保する場合、あまり多くの案件を抱えると納期に間に合わない可能性もあるため、2~3つくらいが現実的な案件数でしょう。
40代でフリーランスエンジニアへの独立を果たした成功例
40代でフリーランスエンジニアを目指している人のなかには、実際の成功例を知りたい人もいるでしょう。成功例を事前に知っておくことで、スキル学習や独立準備のモチベーションにつながります。
ここでは、40代でフリーランスエンジニアへの独立を果たした成功例を2つ紹介します。
- 接客業からフリーランスデビュー
- サラリーマンからフリーランスプログラマーに転身
接客業からフリーランスデビュー
SAMURAI ENGINEERを利用し、接客業からフリーランスエンジニアに転身した崎村さん。
最初はWeb制作を別スクールで学習していたそうですが、仕事に活用できるイメージがわかなかったため、SAMURAI ENGINEERを受講したと語っています。
年齢的に未経験採用は難しいと判断し、即戦力で働けるスキルを身につけるためにスクールを利用したそうです。
学習時間は平日3時間、休日は1日8時間くらい学習していたとのこと。自分がスキルアップできることを楽しめたことで、学習を継続できたと語っています。
スクール在学中にクラウドソーシングサイトで案件を経験したことで、企業から仕事をもらえるようになったそうです。企業を退職するときは不安もあったそうですが、フリーランスエンジニアになってみて自由な働き方に満足していると語っています。
崎村さんのように、スクールを活用しつつ独学も継続すれば、効率的に短期間でスキルを習得できるでしょう。
崎村さんがフリーランスエンジニアに転身するまでの経緯を詳しく知りたい方は、次の記事をご覧ください。
サラリーマンからフリーランスプログラマーに転身
ももたろうブログの筆者さんは、40歳を過ぎてから脱サラしてフリーランスプログラマーになっています。ももたろうブログの筆者さんは、20~30代のうちにシステムエンジニアのほか、さまざまなシステム開発に携わっていた経験者です。
そんなももたろうブログの筆者さんがフリーランスプログラマーを目指したのは、人間関係への疲れや仕事のプレッシャーから逃れるためとのこと。
プロジェクトメンバーとの人間関係に疲れたことや、企業・クライアントの期待を裏切れないプレッシャーが負担となっていたようです。
フリーランスになることを決意したのは、住宅ローンや子どもの養育費、将来のキャリアを考えたときにメリットが多いと判断したからと語っています。
また、フリーランスになるうえで、これから生きていくのに必要なお金や収入、現在の企業との関係を継続したままフリーランスになれないかなど検討したとのこと。
結果的に、所属していた会社のオーナー兼フリーランスプログラマーという異色の肩書を手に入れました。実際にフリーランスになったことで、企業のプレッシャーから解放されて重圧を感じることが少なくなったそうです。
フリーランスエンジニアはメリットばかりではありません。しかし、ももたろうブログの筆者さんがいうように、人間関係や期待に応えなければいけない重圧から解放されるのは魅力でしょう。
40代フリーランスエンジニアにおすすめの求人サイト
フリーランスエンジニアとして安定した収入を稼ぐには、案件を効率的に探す必要があります。すぐに案件が探せる方法を確立しておけば、案件が枯渇して焦らず済むはずです。
ここでは、40代フリーランスエンジニアにおすすめの求人サイトを3つ紹介します。
- レバテックフリーランス
- Engineer Route
- フリーランススタート
レバテックフリーランス
レバテックフリーランスは、フリーランスエンジニア専門の案件サイトとして、知名度が高いサイトです。
レバテックフリーランスの強みは案件の多さと高いマッチング精度、強力なサポート体制の3つです。レバテックフリーランスの案件保有数は常時提案可能件数が4,000件を超え、他社では見られない希少な案件も多いです。
また、専門知識の豊富なコーディネーターによる強力なサポート体制により、1人ひとりにマッチした案件を紹介してもらえます。40代以降のミドル世代や、エンジニア未経験の人も仕事を受注しやすい強みがあるので、ぜひ活用してみてください。
公式サイトで詳細を見るEngineer Route
Engineer-Routeは、エンジニア一人ひとりに寄り添い、希望条件に合う案件探しからプロジェクト終了まで手厚くサポートをしてくれる案件サイトです。
クライアントの元へ直接営業に回っているスタッフがカウンセラーとしてエンジニアをサポートし、1人ひとりに合った最新の情報を与えてくれます。
はじめてフリーランスエンジニアを経験する人は、案件の内容に疑問を感じることもあるでしょう。サポートがしっかりしていれば、足りない情報を入手しながら活動できるので便利です。
また、取り扱っている案件も豊富で、システムエンジニアだけでなくプログラマーやディレクター、Webデザイナーなど幅広い職種や言語に対応しています。その上、サイト上には掲載していない未公開案件の紹介や、エンジニア経験のない未経験者のサポートも徹底していると好評です。
公式サイトで詳細を見るフリーランススタート
フリーランススタートは、案件数が豊富な案件サイトです。2022年5月27日現在、掲載案件数は336,869件あり、豊富な案件から自分にあった仕事を探せます。
開発言語・フレームワーク・勤務地など、案件の内容ごとに検索できるのも魅力ですね。感覚的に検索できるため、空き時間に仕事を探せます。
また、案件数だけでなくスカウト機能も魅力的です。希望職種や希望言語・スキル、仕事をしたい地域などを登録することで、興味を持ったクライアントからスカウトが届きます。
必ずスカウトがもらえるわけではありませんが、案件の選択肢が増える点では魅力的です。公式サイトはとても使いやすいため、ぜひチェックしてみてください。
公式サイトで詳細を見る40代から挫折なくフリーランスエンジニアを目指すなら
ここまで記事を読み、フリーランスエンジニアになろうと考えている方のなかには
いざプログラミングを学び始めても、フリーランスエンジニアになれるほどのスキルを身につけられるのかな…
学習途中で挫折しないか心配…
と不安な方もいますよね。
最近では、本やWebサイトなどの学習教材が増えているため、独学でも手軽にプログラミングを勉強できます。
ただ、手軽にプログラミングを学べるようになった反面いざ勉強を始めると、学習途中に挫折する独学者は多くいます。事実、弊社の調査では
- 不明点を聞ける環境になかった
- エラーが解決できなかった
などの理由から、87.5%の独学者が「プログラミング学習で挫折や行き詰まりを感じた」と回答しています。
また、こうした背景もあってか、弊社がプログラミングに興味がある人100名へ実施した別の調査では
- 確実にスキルを身につけられると思ったから
- 独学では不安がある
- 効率よく学べそう
などの理由から、6割以上が「プログラミングの勉強を始めるならスクールを選ぶ」と回答しています。
加えて、プログラミングスクールの卒業生に「独学ではなくスクールを活用した理由」を聞いたところ「できるだけ短い期間でITエンジニアに必要なスキルを身につけたかった」という回答も多く寄せられました。
上記から、1人でプログラミングスキルを習得できるか不安な人や短期間でスキルを習得したい人ほど確実性を求め、現役エンジニアといったプロの講師に質問できるプログラミングスクールを利用する傾向にあるのがわかります。
いざ独学でプログラミングを学び始めても、勉強の最中に挫折しまっては学習にかけた時間を悔やむだけでなく「プログラミングスキルを身につけるのって思っていたよりも難しいんだな…」とスキルの習得自体を諦めかねません。
仮にわからないことを飛ばしながら勉強を進めたとしても、フリーランスエンジニアへの独立が実現できるほどのスキルが身につかなければ、結局後悔することになります。
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先ほど述べたとおり、独学者の多くは自力で不明点やエラーを解決できないためにプログラミング学習を挫折しています。そのため、未経験者が現役エンジニアのようなプロに質問や相談できない状況で、プログラミングスキルを習得するのは非常に難易度が高いといえます。
しかし、侍エンジニアでは
- 現役エンジニア講師によるマンツーマンレッスン
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また、侍エンジニアではカウンセリングにて受講生一人ひとりの目的をヒアリングしたうえでカリキュラムを作成するため、限られた受講期間でもフリーランスエンジニアに必要なスキルだけを効率的に習得可能です。
最短距離で目的を実現できるようカリキュラムが組まれているため、勉強する順番や内容を誤り非効率に時間や手間を費やす心配もありません。
なぜ侍エンジニアが挫折せずフリーランスエンジニアに必要なプログラミングスキルを習得できるのか気になる人はぜひ公式サイトをご覧ください。
公式サイトで詳細を見るまとめ
今回は、40代未経験からフリーランスエンジニアになるまでの手順を、収入を増やすコツも交えて紹介しました。
フリーランスエンジニアは転職とは違い、40代でも十分目指せます。ただし完全未経験では難しいため、実務レベルで通用するスキルを身につけ、簡単な案件で経験を積むことが大事です。
クラウドソーシングサイトには、Webサイト作成・WordPressのコード編集など、比較的難易度の低い案件もあります。
いきなりフリーランスエンジニアになるのは難しいですが、少しずつスキルアップしていきましょう。そうすれば、40代でもフリーランスエンジニアとして活躍できるはずです。
年齢で諦めるのではなく、ぜひ前向きにチャレンジしてみてくださいね。
この記事の監修者
フルスタックエンジニア
音楽大学卒業後、15年間中高一貫進学校の音楽教師として勤務。40才のときからIT、WEB系の企業に勤務。livedoor(スーパーバイザー)、楽天株式会社(ディレクター)、アスキーソリューションズ(PM)などを経験。50歳の時より、専門学校でWEB・デザイン系の学科長として勤務の傍ら、副業としてフリーランス活動を開始。 2016年、株式会社SAMURAIのインストラクターを始め、その後フリーランスコースを創設。現在までに100名以上の指導を行い、未経験から活躍できるエンジニアを輩出している。また、フリーランスのノウハウを伝えるセミナーにも多数、登壇している。
本記事の解説内容に関する補足事項
本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。
また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に、提供コースは「教育訓練給付制度の指定講座」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。
記事制作の詳しい流れは「SAMURAI ENGINEER Blogのコンテンツ制作フロー」をご確認ください。