エンジニアに悩み相談したいときは?活用したい5つのサービス


エンジニアに相談したい。
話を聞いてくれるエンジニア、どこにいるの?

この記事をご覧になっている方は、ITや業界に興味を持たれていると思います。エンジニアとして転職したい。もしくは、現在のお仕事で開発案件をエンジニアに相談したい方かもしれません。

今回は、エンジニア相談することをテーマに解説していきたいと思います。エンジニアへの相談の際に、押さえておいた方が良いポイントや、相談できるサービスまで、ご紹介していきます。

それでは、いってみましょう。

目次

エンジニアに悩みを相談すべき理由

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自分の知らないジャンルを一人で理解しようとすると、とても時間がかかります。それは、IT業界でも同じです。

特にエンジニアは、技術職です。知りたい内容も多岐に渡ると思います。書籍やインターネットで調べても横文字ばかりで、よくわからない……ということも多いのではないでしょうか。

まずは、エンジニアに悩みを相談するべき理由として下記の3つを解説していきたいと思います。

  • 技術的なことは専門家に相談すべき
  • 今後の方向性も相談できる
  • キャリア相談も行える

技術的なことは専門家に相談すべき

素人が専門的なことを理解するには、とても時間がかかります。また、同じ情報を見ていても、自分の知識や経験でしか判断できない部分もあります。

やはり専門的な技術を知識として効率的に理解するためには、専門家に相談することが最短ルートになります。

今後の方向性も相談できる

また、早い段階でエンジニアに相談することで、今後の方向性も明確になってきます。その方向性には、開発案件についての相談やエンジニア育成の道筋なども含みます。

非エンジニアの方だとよく分からないことでも、プロのエンジニアに相談することで、今までになかった視野が広がるかもしれません。そして、具体的な次の手立てを助言してくれることでしょう。

キャリア相談も行える

そして、エンジニアに相談する際には、ご自身のキャリアについての相談も多いと思います。特に、未経験だと、実際に現場で働いている方の声は、とても参考になります。

一言にエンジニアと言っても、職種や業務内容は幅広いです。その中で、自分がなりたいエンジニア像にあった方に相談できることは、今後の自分のキャリア戦略を練る上で重要です。

エンジニアに相談するためには?

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エンジニアに相談すべき理由は理解して頂けたでしょうか。それでは、具体的にエンジニアに相談する方法を解説していきましょう。

よく選ばれる手段として「エンジニア向けQ&Aサイトを使う」「時間制のサービスを利用する」の2つをお伝えします。

エンジニア向けQ&Aサイトを使おう

一つ目は、エンジニア向けのQ&Aサイトです。現在、エンジニア向けのQ&Aサイトサービスは増えてきています。無料のサイトも多く、手軽に相談するという点でも大変便利です。

また、技術的な質問サイトだけでなく、IT業界の実情(給与面や待遇)、今後の展望についても質問できるサイトもあります。ご自身の関心にあったサイトを使うことをお勧めします。

時間制のサービスを利用しよう

2つ目が、時間制で相談を受け付けてくれるサービスです。自分の時間に合わせて、相談することができるので、忙しい方にでも利用して頂けると思います。

相談内容に合わせて相談する相手も選ぶことができるので、問題解決に早く近づけるかもしれません。

相談するための準備をする

ここまで、相談すべき理由と相談する方法をお伝えしてきました。ただ、漠然と相談されても、相談相手も困ってしまいますし、欲しい情報がえられないかもしれません。効果的に相談するには、前もって準備をしておくことが大事です。

この項では、実際に相談するための準備のポイントを、3つお伝えします。

  • 自分の目的を伝えられるようにする
  • 相談したい内容を網羅的にする
  • 相手がわかりやすいよう完結にまとめる

自分の目的を伝えられるようにする

まずは、相談の目的を明確にすることです。「今回は、何の相談をしたいのか。」「どんな話をいきたいのか。」「何を解決したいのか。」相談の前に、これらを明確にしておくことで、相手との目的意識が共有できます。

自分の目的を伝えられなくては、お互いのゴールが見えません。せっかくの相談時間が無駄になってしまったり、解決までの道のりを遠回りさせてしまうかもしれません。まずは、自分の言葉で伝えられるように、相談の目的を明確にしましょう。

相談したい内容を網羅的にする

次に、相談内容を網羅的に広げておきます。一つのことを相談する上でも、色々な切り口で相談内容を検討することで、エンジニアからの回答もしやすくなるかもしれません。

また、その思考を深めるプロセスの中で、新たに自分が知りたい内容や、さらに相談したいことも見えてくるかもしれません。相談内容は幅広く広げてみましょう。

相手がわかりやすいよう完結にまとめる

最後に、相手が相談の主旨や相談の内容を理解しやすいようにまとめます。いくら目的を明確にし、網羅的に相談内容を検討しても、受け手が理解できなければ意味がありません。

特に技術的な質問になると、これが特に重要になります。自分が解決したいこと、今までに試したこと、問題が起こっている環境など、できる限り分かりやすく情報を提供しましょう。

エンジニアに相談できるサービス5選

前項では、相談のポイントをお伝えしました。この項では、実際にエンジニアに相談できるサービスをご紹介します。特徴や料金も含めて、下記の5つのサービスをお伝えします。

  • MENTA
  • ココナラ
  • タイムチケット
  • teratail
  • スタックオーバーフロー

MENTA

特徴

「教えたい」「教えてもらいたい」双方向のスキルシェアサービス。プログラミングや英会話についてオンラインでのスキルシェアができます。

メンターが講座を作ることもできるし、学びたいことを共有して、メンターを募ることも可能。

料金

スキルの提供者によって、自由にプランと価格を決められている。

レビュー

メンターのランキングとか評判を見ることができるので、評判を見つつ良さげなメンターさんをみつけ、わからないことを聞きまくるのもいいと思います。

引用元:進撃する人 https://shingekilog.com/programming-learn/

ココナラ

特徴

知識・経験・スキルを売り買いできるフリーマーケット。占いやイラスト、悩み相談など、プログラミング以外の案件も多い。手数料は少し高めの設定。

料金

500円から。仕事を受ける側が料金を設定する。

レビュー

ココナラで強いのは「占い」や「似顔絵」、「イラスト」などです。そうした特技をお持ちで、時間に余裕があるならとりあえず出品してみると良いかも知れません。たとえば占いが得意だったとしても、1から占いサイトを作って売り上げを作ろうと思ったら大変。

引用元:やんわり副業 https://yanwali.com/coconala/

タイムチケット

特徴

時間を30分単位(〜3時間)で売り買いできるサービス。基本的には実名登録。Skypeを通しての相談も可能です。

料金

5000円から。単体の販売と期間での販売がある。

レビュー

「他のスキルシェアサービスと比較して、『UIが綺麗すぎ』ということです。
全体としてフラットデザインを採用し、わかりやすいデザインになっており、
使用する際になんらストレスなく、サクサクと操作でき『ずっと見ていたいと思う』サイトデザインでしたw」

 

teratail

特徴

エンジニアに特化したQ&Qサイト。マークダウンを使って質問や回答が可能です。

フォームが準備されていて、初心者の質問者への配慮が充実されています。

料金

無料

レビュー

teratail(テラテイル)の回答者は個人的には優しい人が多い印象ですし、わりとメジャーな企業の方も会員さんにいます。初心者は初心者マークがつけられます。

引用元:ebookbrain https://ebookbrain.net/teratail/

スタックオーバーフロー

特徴

Stack Overflow(プログラミングに関する英語のQ&Aサイト)の日本語版。本家は質、量も圧倒的に多いが、日本語版は情報量が少なめ。

日本語版スタック・オーバーフローはユーザー登録せずに質問可。

料金

無料

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は、エンジニアに相談すべき理由、相談する上でのポイントを踏まえた具体的な方法をお伝えしました。

相談内容を準備することで物事の理解が深まることもあります。まずは、自分で考えを整理して、エンジニアに相談することで、より有意義な成果が得られることになります。

その際には、ぜひ紹介したポイントを押さえて質問してみてください。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

この記事を書いた人

【プロフィール】
DX認定取得事業者に選定されている株式会社SAMURAIのマーケティング・コミュニケーション部が運営。「質の高いIT教育を、すべての人に」をミッションに、IT・プログラミングを学び始めた初学者の方に向け記事を執筆。
累計指導者数4万5,000名以上のプログラミングスクール「侍エンジニア」、累計登録者数1万8,000人以上のオンライン学習サービス「侍テラコヤ」で扱う教材開発のノウハウ、2013年の創業から運営で得た知見に基づき、記事の執筆だけでなく編集・監修も担当しています。
【専門分野】
IT/Web開発/AI・ロボット開発/インフラ開発/ゲーム開発/AI/Webデザイン

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