C#のフリーランスエンジニアに興味がある
C#はどんなものかを知りたい
プログラミングをよく知らない人でも一度は「C#」という言語があることを聞いたことがある人がいるのではないか、と思われるほどC#はメジャーなプログラミング言語です。
フリーランスエンジニアとして今後働きたいと希望する人にとって、C#を使う仕事があるか、今後もC#で仕事をすることができるのか、ということではないでしょうか?
そこで、ここではフリーランス案件としてのC#の現状や将来性についてご紹介します。ぜひご参考になさってください。
C#のフリーランスエンジニア状況
C#は2000年に発表されたプログラミング言語で、現在でも非常に人気の高いプログラミング言語です。
プログラミング言語の人気ランキングも常に上位で、C#を利用している方は多く、企業の需要も高くなっています。要件定義や基本設計など上流工程をあつかうことができれば高待遇で仕事を得ることができるでしょう。
まずは単価が低くても案件数をこなしてスキルと経験を積んでいくことがとても重要です。
C#のフリーランス案件数
C#は大規模な案件であることが多いので週5日の常駐になることがほとんどです。
なかには在宅でできる仕事や、週2~3日ほどの常駐で済む仕事を募集していることもあります。しかし、かなりスキルが高かったり経験がなければ難しいかもしれません。
そのためC#で仕事を探すのであれば、週5日の常駐案件を受けたほうが経験も積めますし収入も得やすいです。常駐するのであれば会社員と大差ない、と考える方もいるかもしれませんが、まずは経験を得ることが大切です。
C#のフリーランスの案件を得るためには、知人の紹介や自力で営業するほかにもWeb上で探す事もできます。また、コーディネーターについてもらって相談することもできるので、常に仕事を得られるように努力しましょう。
C#を扱うフリーランスエンジニアの年収
C#のフリーランスエンジニアの年収はスキルや経験によって大きく変わってきます。仕事を請けるときに自分のスキルに合った単価であるかどうかを判断しておくことはフリーランスエンジニアとして働く上でとても大切です。
以下に週5日常駐する仕事を受注した場合の相場単価を経験別に挙げます。
- 経験1年未満 ——20万円~30万円/月
- 経験1年 ——30万円~40万円/月
- 経験2年——40万円~50万円/月
- 経験3年 —— 50万円~60万円/月
- 経験4年——60万円~70万円/月
- 経験5年以上——70万円~100万円/月
このようにC#にはスキルや経験がなければ年収が200万円ほど、スキルも経験も高ければ年収1,000万円を得ることが可能です。
C#を扱うフリーランスエンジニアの将来性
C#は社会インフラで使われる金融や官公庁などの重要なシステムで使われていますし、Unityという3Dゲーム、ソーシャルゲームなどスマホアプリ、VRなどさまざまな開発案件が増えてきています。
そのため将来C#が使えなくなってしまうというという可能性は低いと言えるでしょう。
しかし、フリーランスエンジニアとして今後も働いていくのであれば、C#だけでなく他の言語を勉強したり今後のIT業界の流れを注目していくことはとても大切です。常に情報を仕入れるように努力しましょう。
C#はフリーランスエンジニア向きの言語なのか?
C#を今後習得する事を考えているのであれば、文法がCやC++、Javaなどと似ているので勉強しやすいのでないかと思われます。
サーバーサイドとクライアントサイドの両方の開発ができ、需要も案件の単価も高いため、フリーエンジニアが習得しておいても損をすることはないプログラミング言語であると言えるでしょう。
ゲーム開発の案件の場合Unityを採用されることが多いので、仕事の幅を広げるためにもUnityのスキルや経験を積んでおくことも重要です。
C#の特徴
C#は発表から20年以上たっていますが、現在でもアップデートされさまざまな機能が追加されています。
C#は共通中間言語にコンパイルされて実行されます。C#をコンパイルするときのプラットホームで特に有名なのがマイクロソフト社が提供している.NET Framework向けの言語です。
しかし、.NET FrameworkはWindows用のものしかないため、他の環境で使用する場合は.NET Frameworkと互換性があるオープンソースなどを利用するとよいでしょう。
C#で開発できるもの
C#はさまざまなジャンルの開発ができるプログラミング言語です。
例を挙げると、
- システム開発
- ゲーム開発
- Webアプリケーション
などです。
ゲーム開発ではUnityを使うことが多いので、こちらのスキルを身につけておくのもよいでしょう。
C#の開発環境は
- Visual Studio
- SharpDevelop
- MonoDevelop
- WebMatrix
などがあるので、さまざまな開発環境での経験やスキルをつけておきましょう。
未経験者からの習得難易度
プログラミング言語の知識が全く無い人がC#を取得しようとする場合は、他のプログラミング言語に比べてやや複雑になっているため、勉強は大変かもしれません。
しかし、逆を言えば他の言語を勉強するときにC#を取得しておけば比較的簡単に習得することにもなります。
既にJavaを覚えているのであれば開発方法が似ているため習得するのにそれほど時間はかかりません。
また、C#を勉強するのときには「Visual Studio Community」という統合アプリケーションをインストールするとよいでしょう。このアプリケーションは無料でインストールできるので、開発環境にお金をかける必要がありません。
もともと人気の高いプログラミング言語なので、多くの学習ツールが存在しています。自分のスキルに合わせてスクールや学習サイト、本などを利用して勉強しましょう。
常駐エンジニアとフリーランスエンジニア年収の違い
常駐エンジニアは会社員ですので、厚生年金などの福利厚生がしっかりしています。その分年収は低くなりますし責任も重くなりますが、安定して収入を得ることができます。
一方、フリーランスエンジニアは仕事の単価収入は大きいですが、収入を安定して得るために仕事を得るために常にアンテナを張る必要があります。
フリーランスエンジニアと言えど、会社に常駐して行う仕事の案件の方が多いので、気分的に会社員とあまり変わらないような気持ちになるかもしれません。
また、確定申告などエンジニアとしての仕事以外にやらなければならないことも増えてきます。
どちらが自分にあっているかをよく考えてフリーランスエンジニアの道を選ぶようにしましょう。
【結論】C#は将来性があるプログラミング言語
C#は生産性が高いため、さまざまな開発ができるので今後仕事案件が無くなるということはないでしょう。
特に近年はゲーム開発に使われることが多いので、Unityのスキルをつけておけば更に仕事の幅が広がる事でしょう。
なお、条件にあうC#の案件が獲得できるか不安な人は次のようなフリーランスエンジニアフリーランス向けのエージェントサービス(※1)の活用がおすすめです。
上記のエージェントサービスはC#の案件を豊富に取り揃えているため、活用することで報酬単価や仕事内容など、条件にあう案件が見つかりやすくくなりますよ。
まとめ
フリーランスエンジニアから見るC#の状況や将来性、C#の特徴をご紹介しました。
C#は生産性が高く今後の将来性も見込めるプログラミング言語です。もし習得していないのであれば、今から勉強される事をおすすめします。
スキルと経験が高ければ高収入を得ることが可能ですし、現在もさまざまな機能が追加されているので、多くの案件を受注していくとよいでしょう。