この記事では、Webエンジニアはフリーランスに独立すべきかを解説します。
フリーランスのWebエンジニアになりたいけれど、どのような準備をすればいいかわからない…。
フリーランスのWebエンジニアを目指したいけれど、必要なスキルやどのような準備をすればいいのかがわからないという方もいますよね。
Webエンジニアのフリーランスとして働くためには、会社員のWebエンジニアとは違ったスキルが求められます。
この記事ではWebエンジニアがフリーランスになるにあたり、必要なスキルやフリーランスのメリット、デメリットについて解説します。
- 学習や営業などを自走できる人はフリーランスに向いている
- 収入の安定性を重視する人はフリーランスに向いていない可能性がある
- 独立は案件獲得に必要な実績やスキルがあるかを確認したうえで決めよう
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フリーランスWebエンジニアの仕事内容
フリーランスのWebエンジニアの仕事内容としては、コーディングやWebサイト開発、Webサービス開発などがあります。1つの案件ごとに契約を行い、決められた期間、決められた範囲で仕事を請け負います。
フリーランスWebエンジニアの仕事内容は、基本的には会社員のWebエンジニアと大きく変わることはありません。ただし、クライアントからの要望によって、対応可能であればデザインやSEOなど普段の仕事とは違った部分の対応をすることもあります。
イレギュラーな対応をする場合には、その旨もきちんと契約に盛り込みます。
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【フリーランスと会社員】Webエンジニアの年収の違いは?
フリーランスは年収が不安定になりますが、会社員として働くよりも高い報酬が期待できます。フリーランスエンジニア向けの求人を掲載する「フリーランススタート」によれば、Web系フリーランスエンジニアの月額単価相場は、中央値が70万円。
単純に12倍して年収に換算すると、840万円です。
一方で、求人情報を掲載する「求人ボックス」によると、会社員Webエンジニアの平均年収は597万円。Webエンジニアの年収をフリーランスと会社員で比較すると、フリーランスの方が数百万円程度高い年収を期待できます。
ただし、フリーランスの場合には案件が獲得できなければ収入がゼロになるリスクがあることや、税金や年金に関する手続きを自分自身で行わなければならないことなどには注意が必要です。
※数字はいずれも2021年9月現在
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フリーランスのWebエンジニアになるメリット
フリーランスのWebエンジニアとして働くメリットは次の通りです。
- 好きな場所で働くことができる
- 時間を自由に使える
- 自分のペースで仕事ができる
- 人間関係のストレスを軽減できる
Webエンジニアに限らず、フリーランスのエンジニアには「在宅型」と「常駐型」と呼ばれる働き方があります。
在宅型とは、納期までに制作物を納品できればそれまでのやり方は問わないという形式。常駐型とは、クライアントのオフィスに常駐して仕事を行う形式です。
ここで紹介するメリットは主に在宅型のフリーランスに当てはまるものです。常駐型のメリットとしては、収入が安定しやすいこと、大手企業の案件が多いことなどが挙げられます。
好きな場所で働くことができる
Webエンジニアはリモート可能な案件が多く、打ち合わせなどをのぞいて出社が必要ない案件や、中には一切クライアント企業に行く必要がない案件もあります。
場所に縛られず仕事が可能で、在宅で仕事をするほかカフェや公園などでも仕事が可能。また、出社の機会が少ない場合は遠方に住むこともできるので、家賃が安い場所に住んだり実家に住んだりすることで、生活費を抑えられる可能性があります。
また、フルリモート案件だけを選んで収入を得られるようになれば、海外に住みながら日本企業の仕事を引き受けることも可能です。
次の記事では、未経験から在宅で働くエンジニアになりたい人向けに、必要なスキルや言語を紹介していますのでぜひご覧ください。
時間を自由に使える
在宅型のWebエンジニアの場合納期のみ決まっている案件が多く、業務開始時間や終了時間に指定はありません。
求められているアウトプットを指定日までに提出できれば問題ないので、業務時間を時間を気軽に調整できますし、日中に出かける用事がある場合でも自由に外出できます。
また、日中より夜中の方が集中できるなら夜中に仕事をするなど、自分のコンディションに合わせて仕事の時間を決めることも可能です。
自分のペースで仕事ができる
フリーランスのWebエンジニアは会社という組織に属さないため、自分のタスクに集中して邪魔されることなく仕事ができます。強制的な差し込み案件がないことに加え、仕事を受注するかどうかは自分自身で決められます。
そのため、ワークライフバランスを守りつつ業務に専念できる可能性が高まります。
人間関係のストレスを軽減できる
Webエンジニアの案件はリモートで働けるケースが多く、他者とのコミュニーケーションの頻度は一般的な会社員と比べて少なめです。
また定期的にクライアントが変わるため、対人関係のストレスをあまり感じることなく仕事ができるのもフリーランスのメリットです。
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フリーランスのWebエンジニアになるデメリット
フリーランスのWebエンジニアとして働くデメリットは次の通りです。
- Webエンジニアの競争が激しい
- 他のエンジニアと比較して単価は安め
- 収入が安定しにくい
- スキルアップしなければ需要が下がる
それぞれ、ひとつずつ解説します。
Webエンジニアの競争が激しい
Webエンジニアは、他のフリーランスエンジニアと比べて人口が多く、その分競争が激しい傾向があります。そのため、実績を積まないと案件獲得が難しい場合もあります。
十分な実績がない場合は、まず実績を作ることに注力しましょう。
実績を作る方法には次のようなものがあります。
- 一度Webエンジニアとして就職する
- 個人でサービスを作ってみる
- 応募者が少ない案件を狙って応募する
応募者が少ない案件は単価が低いものが多いのですが、最初は実績づくりだと割り切って応募してみてください。
他のエンジニアと比較して単価は安め
Webエンジニア向けの案件は、単価が安い傾向があります。特に、難易度が低い案件は単価が低くなりがちです。
フリーランスとして独立する前に、クラウドソーシングサイトなどを見て、案件の内容や単価、競争率などを確認しておきましょう。
一件だけで必要な収入が得られない場合には、案件を掛け持ちするなどの工夫も必要です。
収入が安定しにくい
Webエンジニアは単発案件が多いため、収入が安定しにくいのもデメリットです。
初期の頃は収入が安定しなくて当然なので、十分な貯金をしてからフリーランスになる、まずは副業として始めるなど、収入が少なかったとしても生活できるような準備をしておきましょう。
好きな案件を選んで働けるのがフリーランスの特権ですが、十分な収入を得られるようになるまでは仕事を選ぶのは難しいことも頭に入れておく必要があります。
スキルアップしなければ需要が下がる
比較的変化のスピードが速いIT業界の中でも、Web業界は特に技術の進化が速い業界です。
一度技術を身につけても、さらに学習し続けて新しい技術を取り入れ、ステップアップしていかなければ、エンジニアとしての需要が下がってしまいます。
フリーランスの場合、需要の低下は獲得できる案件数や単価の低下に繋がり、最終的には収入減につながります。常に新しい技術を学び続ける姿勢がなければ、フリーランスとして成功するのは難しいでしょう。
Webエンジニアで独立する場合の需要は?
フリーランスのWebエンジニアになる場合、現在、そして将来の需要が気になりますよね。ここでは、フリーランスのWebエンジニア向け案件数からみた需要と、将来性について解説します。
Webエンジニアフリーランスの案件数
昨今Webエンジニアフリーランスの需要は高く、数多くの案件が存在します。1000件以上の案件が登録されているサイトもあり、案件数としては非常に安定しています。
フリーランス向けの案件を紹介している各サイトの、Webエンジニア向け案件掲載件数は次の通りです。(2021年9月現在)
- クラウドテック: 1478件
- Indeed(インディード): 1647件
- レバテックフリーランス: 3072件
Webエンジニアフリーランスの将来性
Webエンジニアフリーランスは、将来性が高い仕事です。将来性が高いと考えられる要因として、次のような理由が挙げられます。
- Webサービスの増加
- スマホアプリ市場の成長
Webサービスの増加に伴って開発の案件が増えるのはもちろんですが、サービスは開発するだけでなく、メンテナンスも必要です。
つまり、Webサービスの増加によって、開発だけでなくメンテナンスの仕事も増えるため、需要が高い状態が続くと考えられます。
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フリーランスのWebエンジニアにはどんな案件がある?
フリーランスのWebエンジニア向けには、どのような案件があるのでしょうか。実際に募集されている案件の中から、ピックアップしてご紹介します。
WordPressを使ったWebサイト構築の案件で、月単価は55〜65万円。場所は渋谷と掲載されていますが、リモートでの勤務が可能です。
業務内容は要件定義から設計、実装〜納品と実装者への指示およびレビューで、PHPを使ったたWebアプリケーションの設計・実装経験とWordPressの設計・実装経験が求められます。
WordPressで制作しているサイトの、バックエンド業務の募集です。月単価は60〜80万円で、フリーランスになりたての人や、転身したばかりの人へのスタート業務とアピールされています。
業務内容は、PHPでのwebAPI作成・改修やDB修正などで、PHPの実装経験やCSS、MySQLの経験などが求められます。
フリーランスに向いている人、向いていない人の特徴
フリーランスには、向き不向きがあります。ここでは、フリーランスに向いている人、向いていない人の特徴をそれぞれ解説します。
フリーランスに向いている人の特徴
フリーランスに向いているのは、必要なスキルセットが揃っていて、意欲的に営業ができる人です。
フリーランスにはWebエンジニアとしてのスキルだけでなく、営業スキルやマネジメントスキルも必要となるため、幅広いスキルを持った人におすすめです。
フリーランスに必要なスキルについて、具体的には、次の章で解説します。
また、スキルを持っているだけでなく常に新しい技術に関してアンテナを張り、意欲的に学習できる姿勢も必要です。積極的に新しい技術を取り入れなければ、持っている技術はどんどん古いものとなり、需要が少なくなってしまいます。
フリーランスに向いていない人の特徴
エンジニアとしての実務経験が少ない人や、開発業務以外に興味がない人はフリーランスのWebエンジニアには向いていません。
また、安定した収入を得ながら生活したい人にもフリーランスは向いていないと言えます。
エンジニアとして実務経験が少ない場合、獲得できる案件が少なくなります。また、フリーランスは大きく稼げる可能性がある一方で案件が得られない時期があるなど収入が不安定な仕事です。
さらに開発以外に興味がない場合には、営業やクライアントとの調整、スケジュールの管理などがわずらわしく感じられる可能性があります。
フリーランスのWebエンジニアに求められるスキル6つ
フリーランスのWebエンジニアに求められるスキルは、次の6つです。
- ITスキル
- 自己管理能力
- 営業力
- コミュニケーションスキル
- 事務能力
- ブログ・SNSを活用したセルフブランディングスキル
詳しくは、次の記事で紹介していますのでぜひご覧ください。
未経験からフリーランスのWebエンジニアになるには
未経験からフリーランスのWebエンジニアになる場合でも、特別な資格などは必要ありません。未経験からフリーランスWebエンジニアになるためのステップは次の通りです。
- ポートフォリオを作成する
- 実際に案件を受注する
- 副業から始めて軌道に乗ったら独立する
フリーランスになりたいと思ったら、まずは自分自身の制作物を作り、それを掲載したポートフォリオを作成しましょう。
ポートフォリオが作成できたら、クラウドソーシングサイトなどで案件を確認し、実際に受注してみてください。受注した案件を納品できれば、それが実績になります。
フリーランスのWebエンジニアは、特に最初は収入が安定しにくいため、副業から始めて軌道にのってきたら独立するやり方がおすすめです。
未経験からフリーランスエンジニアになるまで、効率よく進みたいと考える方は、スクールのサポートを受けるのがおすすめです。
SAMURAI ENGINEERでは、案件獲得に特化した実践型コースである、フリーランスコースを設置しています。
ポートフォリオの作成についてもサポートしていますので、気になる方はお気軽に、無料カウンセリングにご参加ください。
無料カウンセリングで相談してみるまとめ:フリーランスのWebエンジニアになるには準備を入念に!
Webエンジニアがフリーランスになるにあたって、必要なスキルやフリーランスのメリット、デメリットを解説しました。
Webエンジニアでフリーランスになること自体に特別な資格などは必要ありません。しかし、安定して案件を受注するためには実務経験や高水準の開発スキルが要求されます。
そのため独立する前に実務経験をつみ、開発スキルを学んでおきましょう。
この記事のおさらい
Webエンジニアがフリーランスになるメリットは次の4つです。
・好きな場所で働くことができる
・時間を自由に使える
・自分のペースで仕事ができる
・人間関係のストレスを軽減できる
リモートで働ける案件を選べば、遠方に住むことも可能です。
未経験者がフリーランスのWebエンジニアになる方法は次の通りです。
・ポートフォリオを作成する
・実際に案件を受注する
・副業から始めて軌道に乗ったら独立する
未経験者の場合、効率よく進みたいのであればスクールのサポートを受けるのがおすすめです。
本記事の解説内容に関する補足事項
本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。
また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に、提供コースは「教育訓練給付制度の指定講座」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。
記事制作の詳しい流れは「SAMURAI ENGINEER Blogのコンテンツ制作フロー」をご確認ください。
この記事の監修者
株式会社SAMURAI
独学でプログラミング学習を始めるも挫折。プログラミングスクール「SAMURAI ENGINEER」を受講し、Web制作を学ぶ。副業でWeb制作を行いつつ、「初心者がプログラミングで挫折しないためのコンテンツ制作」をモットーにWebライターとして侍エンジニアブログ編集部に従事。