こんにちは!侍エンジニアブログ編集部のナナミです。
今回は元々開発者でありながらも、自分のやりたい分野の為に改めてプログラミングを学習し、転職に成功した小西さんにお話を伺いました。
小西さんのエピソードは、開発技術がありながらも、作っているものに面白さを感じられない…とお悩みの方にぴったりなお話ばかり。ぜひご覧ください!
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経験者だからこそ、スクールで学ぶほうが早いと思った
ナナミ:今回、学習や転職を考えたきっかけはどんなことだったんでしょうか?
小西:前職ではハードウェア開発を担当していたんですけど、元々はソフトウェア希望の上で内定を頂いていたんです。
でも配属の面談になって色々話をしていて、最終的に「ハードウェアもソフトウェアも両方できるならソフトだけにこだわらない」と話したら、9割ハードウェアの部署に配属になりまして……ハードウェアにも興味があったので、両方やれるのは嬉しかったんですが、元々やりたかったソフトウェアには業務の1割くらいしか関われなかったんです。
メインでやっているハードウェアも、やっていくうちに「自分には向いてないな」と感じるようになって、転職を考えた感じです。
ナナミ:ハードウェア開発に向いていないと感じた理由は何ですか?
小西:ハードウェアって、作ったものの結果とかがなかなか見れないんです。
シュミレーションとかで見えたりはするんですが、開発期間が長いので、実機で見えるのは結構先なんですよね。
なので、私は実機での結果がすぐに見えるソフトウェアの方が、もやもや感も少ないし作ったものがすぐ見れて合っているなと思ったんです。
ナナミ:社内でソフトウェアの部署もあったと思うんですが、異動などは考えなかったんですか?
小西:もちろん考えました。でもソフトウェア部署の内容でちょっと悩んだんです。
内容がかなりレガシーな上、さらに組み込み系なので、作ったものが外からわからないんですよね。お客さんに見えるのはあくまでもハード部分、機械だけなんです。
それだと、自分が作ったものを外に出しているっていう感覚があんまりないなと思って、そこも自分の気持ち的には「ちょっと違うな」と感じたんです。
それらの考えを色々総合した結果、それなら転職しちゃったほうがいいなと結論づけました。
ナナミ:そもそも大学でプログラミングを学んでいたとのことですが、なぜスクールで学ぼうと思ったんでしょうか?
小西:大学で学んだプログラミング言語がやりたいことと結びついてないため、まずは学習が必要と考えました。
その上で個別で学習することも考えたんですけど、プログラミングの学習って調べるコストすごくかかるので、サクッと質問できる環境のほうがいいなと思ったんです。
そうした中、オンラインで質問がすぐ投げられて、オーダーメイドカリキュラムなのがいいなと思って、侍エンジニアを選びました。
プログラミング知識があるからこそのつまづき
ナナミ:実際、オーダーメードカリキュラムはいかがでしたか?
小西:最初の3ヶ月で基礎的な勉強をして、後半3ヶ月で作りたいものを作るという流れでカリキュラムを作っていただきました。
最終的には、当時イメージしていたものとは少し違う感じだったんですが、やりたいようにやれたので満足しています。
ナナミ:学習中、つまづいた部分などはありましたか?
小西:今回Ruby on Railsをメインに学習していたんですが、そもそものお作法的な部分で躓いてしまいましたね。
私、C言語の書き方に慣れすぎてしまっていたんです。ついC言語の書き方の癖が出てしまうので、そこを直すのにちょっと苦戦しました。
あとはRuby on Railsのフレームワークの考え方を活かすの苦戦しました。書籍とかで読むとイメージは湧くんですけど、その通りに書けていないことも結構あったんです。それが原因でバグが出たりしたので……ちょっと大変でしたね。
ナナミ:有る意味事前の知識があるからこそまぜまぜになってしまう感じなんですね。そういうときの講師のフォローはいかがでしたか?
小西:とりあえず自分で考えた上で、わからなければガンガン質問できたのでありがたかったですね。
わからないところの解決だけでなく、相談した悩みに対して「この本とかいいよ」とか、広い範囲でアドバイスを頂いたりとか、Ruby on Railsに限らずいろんなフレームワークの話をしてくれたので、知識の幅が広がった気がします。
ナナミ:一つの言語に限らず、開発や業界について広く話ができたんですね
小西:それが意外と転職活動の時に役に立ったんです。そういう話題が出てきた時にちょっとだけでも話せるので(笑)
ナナミ:今思えば、学習中に「こうしておけばよかったな」と思うことってありますか?
小西:人とのつながりをもっと増やしていたら、もっとモチベーション維持に繋がったのかなと思います。
講師がいたので人のつながりというのは実感はできていたんですが、自分と同じように学習している人とかとはあまりつながりがなかったんです。セミナーとかもくもく会みたいなところに行けば、そういうつながりも作れるんだろうなと思います。
自分のやりたいように学習できる侍エンジニアのカリキュラム
侍エンジニアでは、決まったカリキュラムはご用意していません。
目標や学びたいことは人それぞれ、学び方も十人十色に変わってきます。その多種多様な要望に応えるため、あえてカリキュラムをご用意せず、皆様のご希望に合わせた完全オーダーメイドのカリキュラムにて指導しているのです。
小西さんが魅力を感じたのも、そんなオーダーメイドカリキュラムの自由さでした。
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転職活動ではポートフォリオも大活躍
ナナミ:今回は初の転職活動とのことですが、何社くらい応募しましたか?
小西:侍エンジニアの転職サポートからの紹介も含め、色々な転職エージェントを活用して100社くらい書類応募しました。そこから面接まで進んだのが20社くらいでした。
他社のエージェントから「大体、書類通過率は10%〜20%くらい」とは聞いていたものの、結構落とされるなと思いましたね。
ナナミ:侍エンジニアの転職サポートもご活用いただきありがとうございます!担当者の対応はいかがでしたか?
小西:書類の添削をメインにお願いしていんたんですが、それが結構助かりましたね。担当の藤原さんに見ていただいてから、書類の通過率が若干良くなったような気がします。
ナナミ:お役に立てて何よりです!面接などはいかがでしたか?
小西:前半はちょっと苦戦していましたね。前職が大手企業なので、「なんで大手からうちに?」って聞かれちゃうのが困りました。
自分としてはやりたいことをやるために転職活動をしているわけですが、その「やりたいこと」を伝えられないと、なかなか納得してもらえないし、「それって大手でもできるんじゃないの?」って言われてしまうので……最終的に、前職で異動も考えたことや、その部門でやりたいことが見つけられなかったことをしっかり話して、納得していただけるようになりました。
あとはポートフォリオで使った技術や知識の話ですね。職務経歴書にそのあたりは全て書いていたので、ポートフォリオの話題になると「よし!」って感じでした。自分が作ったものなので全て喋れるし、そうなると自分のペースに持っていけるので気持ちに余裕も持てましたね。
ナナミ:ポートフォリオが役に立ったんですね!ちなみにどんなものを作ったんですか?
小西:アレルギー対応レシピアプリを作りました。アレルギーのある食品を除外した上でレシピを検索できるアプリです。
私自身が小麦アレルギーで、アレルギーを考慮してレシピ検索をするのが面倒だなと思っていたんです。でも意外とこういうアプリって無いなと思ったので、無いなら自分で作ってしまおうと思って作りました。
転職先の就業時間・給料・やりがいは?
ナナミ:現在はWeb開発会社にお勤めとのことですが、この会社に決めた理由はありますか?
小西:侍エンジニアで学習しているうちに、フロントエンドが面白いなと感じたので、フロントエンドの業務ができるところを選びました。
今はFLASHをHTML5に置き換える作業などを担当させていただいています。
ナナミ:転職してみて、今の仕事にやりがいなどは感じられていますか?
小西:やっぱりすぐに結果が見えるのは楽しいですね!もちろん書いたものが駄目だったら思った通り動かないので、それはストレス溜まるんですけど(笑)
でも前と違って、終わった瞬間の開放感をよく感じられますね。検証と修正のスパンが短いので、気持ちを切り替えながらできている感じがします。
あと、出社時間を30分単位で指定できたり、残業も無くはないですが前よりも全然減ったので、時間や気持ちに余裕を持ってできているなと思います。
ナナミ:ぶっちゃけ……給料はあがりましたか?
小西:基本給ベースで見ると上がりました。決算賞与が会社の業績ありきで出たり出なかったりするのでその分がないものとして差し引くとトータルでは若干下がります。
とはいえ、あくまでも確定している金額ベースの話なので、決算賞与が出れば同じくらいにはなります。
ナナミ:これからはどんなことにチャレンジしたいと考えていますか?
小西:今はフロントエンドだけをやっている感じですが、フロントエンドもバックエンドも両方できるようになりたいのが直近の目標ですね。
そこから、リーダーポジションや経営側の知識をつけて、上のポジションでやってみるのもいいなと思っています。
あとはその時の自分の興味や気持ち次第でいろいろ触れていければと思います。。流行りの技術とか、AIとか人工知能とかも色々取り入れていきたいですね。
ナナミ:最後に、転職をするか悩んでいるみなさんにアドバイスをお願いします!
小西:好きなこと・興味のあることは怯まず果敢に挑戦して未来を勝ち取って欲しいです。
仕事なのでもちろん好き嫌いはあると思うんですが、嫌いなことを軸に仕事をするよりは、好きなことを軸に仕事をする方が、当たり前ですがやりがいがあります。
悩んでいるならちょっとプログラミングをやってみて、これは自分に合っている、楽しい、責任を持ってやりたいと思ったら、転職活動してみるといいんじゃないかなと思います。
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