会社員って残業が多くて大変……
フリーランスは残業あるの?
この記事を読まれている方は、フリーランスの働き方に興味を持っている方が多いと思います。ひょっとすると、会社員で毎日の残業にお疲れ気味の方もいらっしゃるのでは無いでしょうか? 話題のフリーランスという働き方。残業があるのかどうか、気になるところですね。
この記事ではフリーランスとしての働き方について解説していきます。もしも残業が多い労働環境になってしまった時の対処法までお伝えしていきたいと思います。
それでは、いってみましょう!
フリーランスの働き方は2つある
まず、フリーランスの働き方を解説します。自由な働き方を選べるイメージのあるフリーランスですが、働き方は大きく下記の2つに分けられます。
- 在宅型:自宅で仕事をする
- 常駐型:クライアント先に出社して仕事をする
在宅型:自宅で仕事をする
フリーランスというと、こちらのイメージが強いのではないでしょうか。働く時間や働く場所を選べるというのは、フリーランスの特権の一つかも知れませんね。
クラウドソーシングサービスを利用したり、フリーランスに特化したエージェントを利用することで、人脈に不安がある方でも在宅での仕事が受注できるようになってきています。
ただ、いつでも仕事ができるということで、働き続けてしまうこともあります。意識して休みを取れるように注意が必要ですね。
常駐型:クライアント先に出社して仕事をする
次に、クライアント先に出社する働き方。1つの案件に参加して働くことからプロジェクト型とも呼ばれています。
数ヶ月から数年と期間には、ばらつきがあります。基本的には週5の勤務体系が多いようですが、職種や業種によっては週1〜週3の常駐勤務の案件も出てきているようです。
IT業界全体の残業文化は改善傾向
これまでも問題視されてきた「きつい」「給料が低い」「帰れない」の3K。依然として残業の多い職場があることも事実です。
しかし、働き方は選べる時代になってきています。「新3K」の業界と言われていたIT業界ですが、日本政府による働き方改革などの後押しもあり、残業の文化は改善傾向にあります。
国の制度が少しずつ整ってきています。先進的にそういった制度を取り入れている会社で働く、フリーランスで自分の時間で働く。働き方は選べる時代です。
在宅型の場合:そもそも「残業」という概念がない
IT業界の仕事の多くは、ネット環境があれば働く場所や時間に囚われません。そのため従来の会社での「残業」という考え方とは少し違うかも知れませんね。
しっかりと仕事の時間を管理しておかないと、会社で働くよりも長時間労働だったということにもなりかねません。そのため、無理なく作業できるペースを見積もりましょう。
常駐型の場合:契約によるので注意
常駐方の場合は、契約によって働き方が拘束される部分のあるため、少し条件が異なることもあるかも知れません。もし、残業の多い職場で働いてしまうことになった時のために、下記2つをお伝えしたいと思います。
- 準委任契約なら残業を強要することはできない
- ひどい場合はエージェントに相談できる
準委任契約なら残業を強要することはできない
準委任契約についてご存知でしょうか? この契約の特徴としては、労働期間に対して、報酬が支払われるということがあります。それは、「ひと月働いたら、いくらの報酬がある」という形です。
そして、もう一つのポイントは、発注側に指揮命令権がないということです。それは、フリーランスとして仕事を受けた際に、作業の方法等に細かい指示をする権利はなく、仕事の進め方は自由であるということです。
ひどい場合はエージェントに相談できる
とはいっても、全ての会社が前項のように、ホワイトな会社ではないのも現実です。そういった場合には、エージェントに相談するということも検討してみてください。
エージェントに相談をする上で、仕事を開始する前に、しっかりと仕事内容や労働状況の把握をすることが大事になります。事前に、できるだけ多くの情報を収集し、就労前後でもコミュニケーションをとっておくとよいでしょう。
気になった疑問点は、問題が大きくなる前にエージェントの担当者に相談してみましょう。
まとめ
今回の記事ではフリーランスエンジニアの働き方や残業について解説してきました。フリーランスにも、色々な働き方があることをご理解頂けたのではないかと思います。
フリーランスは会社組織への依存が少ないぶん、さまざまなリスクもあります。そのために、自分の身は自分で守るという感覚も大切です。
これから、フリーランスの働き方を検討される際、ご自分の理想の働き方と照らし合わせるための参考になればと嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。