スマートフォンが普及している現代。スマートフォンの普及率は2019年の調査で83.5%と報告されています。(ITmedia NEWS より)パソコンの普及率を超える結果です。
そのスマートフォンの中でも絶大な人気を誇るiPhone。その生みの親Apple社が開発したプログラミング言語Swiftをあなたはご存じでしょうか? Swift言語は副業を始めようと考えている方にはオススメのプログラミング言語です。
しかし、オススメといっても
どのくらいのスキルが必要?
どのくらいの報酬額?
と疑問に思った方もいらっしゃると思います。
そこで、今回はSwiftで副業案件を獲得するための方法を、必要なスキルも交えて紹介します。この記事を読めば、Swift案件を受注するまでの流れが体系的に理解できますよ。
なお、次の記事では始め方や案件の種類も交え、プログラミング副業での稼ぎ方を詳しく解説しているのであわせて参考にしてください。
→ プログラミング初心者が副業!3ヶ月で5万円を稼ぐ6ステップ
Swift副業案件の基本
まずは、Swift副業案件の基本をご紹介する前に、Swiftの簡単なご紹介をします。
Swiftは2014年にApple社が開発したプログラミング言語で、主にiOSやmacOSのアプリ開発が可能です。比較的、歴史が浅いプログラミング言語といえるでしょう。
iOSやmacOSでは従来Objective-Cというプログラミング言語が使用されていましたが、内容が難しく、コードを書くのに時間を要していました。SwiftはObjective-Cの難点を解決したプログラミング言語で難解なコードを使用せず、簡単にコーディングできるためアプリ開発界隈で急速に普及したのです。
Swiftの紹介を軽くしたところでSwiftの気になる情報をみていきましょう。
Swift副業の業務内容
Swiftの業務内容としては基本、iOSやmacOSのアプリ開発です。具体的な内容としては主に以下のようなものがあります。
- 企業のアプリ開発
- 既存アプリのアップデート
- 受託開発案件のマネジメント
それぞれ詳しく見ていきましょう。
アプリ開発
アプリ開発はスタートアップ企業などが人材を募集していることが多く、積極的に自分から色々提案できるような人材を求めているケースが少なくありません。
相手の求めているイメージと、自分のイメージのすり合わせが重要になり、適切なコミュニケーションが求められます。Swiftによるコーディングのみならず、アプリの企画や仕様決めなどの経験があるとスムーズに業務に取り掛かれます。
既存アプリのアップデート
既存アプリのアップデートは、アプリ開発のような0⇒1の開発とは違い1⇒2にするイメージです。クライアントさんから仕様書が提供され、その仕様書を満たすようなコーディングが求められる案件が多い印象です。
自分の進捗をしっかり把握し、クライアントさんと共有できていると問題なく業務に取り組めるでしょう。案件によっては、検証やリリースを担当する場合もあります。
受託開発案件のマネジメント
アプリ開発のマネジメント業務を担当する案件も中にはあります。Swiftの知識はもちろん、業務に携わるメンバーへの業務の割り振り、マネジメント、プロジェクトの進捗や目標達成に必要な情報や問題解決など、仕事は多岐に渡ります。
募集条件ではプロジェクトのマネジメント経験を求められることが多く、他の案件と比較して高単価の傾向があります。
Swift副業の報酬額相場
Swift副業の報酬額相場を知るためにSwift案件の仕事をしているフリーランスエンジニアの収入を見てみましょう。フリーランスとして本業でSwiftを利用してアプリ開発をしている人の報酬額ですので参考になるかと思います。
Swiftの平均年収は840万円です。最低年収600万円、最高年収が1,140万円となっております。副業だとここまで報酬をもらえないかと思われますが、それくらい報酬をもらい働いている人が多くいるため、需要ある分野だと分かります。
Swift副業の案件数
副業でSwiftを利用したアプリ開発をしていくとなると在宅での仕事が良いですよね。そこで、在宅で作業可能なSwift案件がどれほどあるのかを探っていきましょう。
「スタンバイ」によると、Swiftの案件が2018年時点で3,353件あるという結果になりました。Swiftは人気上昇中のプログラミング言語のため、さらに案件数は増えていると予想できます。需要に対して供給が追いついていないのが現状のため、案件を選り好みしなければ受注できる案件は多くあるでしょう。
Swiftの副業を獲得するために必要なスキル
Swift案件を獲得するために必要なスキルを知ることで、案件獲得までを最短の道のりで到達できます。みていきましょう。
アプリ開発スキル
アプリ開発スキルがあるとスムーズにSwift案件を受注できます。具体的には、iOSアプリ開発経験が1年以上あると良いでしょう。
1年以上の経験を積むことでクライアントさんに信頼され業務を任せてもらえます。また、サーバーサイド等の知識、経験があると受注率が大幅に変わってくるでしょう。
Xcode
Xcodeとはアプリ開発に必要なツールの一つです。Web制作でいう「Atom」などのテキストエディタがこれにあたります。
XcodeはiOSやmacOSのアプリ開発に必要な機能が多くあり、macOSのユーザーだと無料で誰でも利用できます。このXcodeをダウンロードし、使えるようにしておきましょう。
Swiftの副業案件獲得におすすめのサイト
Sweift副業に必要なスキルが分かったところで、次はSwiftの副業案件獲得におすすめのサイトをご紹介します。
クラウドワークス
クラウドワークスは会員数が200万人以上び国内最大級のクラウドソーシングサイトです。このようなクラウドソーシングサイトは在宅で作業できる案件が多く、副業で始めようとしている人にとってはピッタリのサービスなのです。
会員登録や年間利用料も無料で利用できます。いきなり高単価の案件を獲得するのは簡単ではないので、比較的低単価の案件で実績をつけていきましょう。
ランサーズ
ランサーズもクラウドソーシングサイトで、国内初のクラウドソーシングサイトと言われています。ランサーズの特徴は案件数の多さです。案件数が多ければその分、選択肢が増えるわけですから、案件獲得にはもちろん有利になります。
こちらも会員登録や年間利用料も無料で利用できますので、安心して利用できます。
ココナラ
ココナラはクラウドワークスやランサーズよりも比較的低単価の案件が多いように思います。実績を積み立い方にはオススメです。
また、ココナラは自分のスキルを販売でき、こちらから案件を探しにいかなくてもスキルを登録しておけば、クライアントさんから直接仕事の依頼があることも。
Swift副業案件を獲得するには?
副業案件を獲得しやすくする方法をご紹介します。
実績かポートフォリオが必須
案件を獲得するには、自分の実力をしっかり示さないとクライアントさんも業務を頼みにくいと思われます。そのため、自分のいままでの実績や、ポートフォリオがあると良いでしょう。
Swiftを利用したアプリ開発を自分で手掛けたポートフォリオを作成しておくと案件獲得に有利に働きます。
課題解決につながる提案力
課題解決につながる提案力も必要です。案件を獲得してプロジェクトを進めていくと、大きな壁にぶつかるものです。その壁にぶつかった時に、それを打ち砕く課題解決につながる提案力があると重宝されます。プロジェクトの中でも一目おかれる存在になること間違いなしです。
円滑に業務を進めるコミュニケーション能力
仕事は色々な人につながりで成り立っているので、円滑に業務を進めるためにはコミュニケーション能力はあると良いでしょう。プロジェクトの進捗共有や、目標達成のイメージの共有など、密にコミュニケーションをすることで、誤認なくスムーズに仕事に取り組めるでしょう。
【結論】Swift副業はあり!
この記事では、Swiftで副業案件を取るに必要なスキルと獲得方法をご紹介してきました。
Swiftは比較的新しいプログラミング言語で周りの実力が横並びで参入しやすい言語の一つです。しっかり取り組むことで副業でも成果に繋がるでしょう。
これからも成長するであろうスマホアプリ分野。今後の展望が楽しみですね。