この記事では、案件例も交え、WordPressの副業で稼ぐ方法を解説します。
WordPressの副業は初心者からでも挑戦できる?
どれくらい稼げるんだろう?
WordPressのスキルを活かし、副業で稼ごうとしている人は多いですよね。しかし、なかにはWordPressの副業ができるのか、難易度や仕事内容のイメージが湧いていない人もいるはず。
結論からいえば、WordPressの副業は初心者でも挑戦しやすい案件が豊富です。ただし、本業以外で収入の柱を作るには、PHPなどのプログラミングスキルの習得もおすすめです。
この記事では、WordPress副業の稼げる報酬や仕事内容、必要なスキルを詳しく解説します。一読することで、WordPress副業の始め方や稼げるまでのロードマップなど全てを理解できるでしょう。
- WordPress副業は入稿作業など初心者向け案件有
- より多くの報酬を稼ぐにはWebサイト制作などのスキルが必要
- フロントエンドスキルがあれば独学でも月5万円は可能
- 副業を行う際は社内規則やインボイス登録に注意
WordPressの副業は初心者からでも始めやすい
冒頭で軽く触れましたが、WordPressの副業は本業で普段から扱っている人をはじめ、扱い始めの初心者でも始めやすいです。
案件の中には複雑なプログラミング知識などがなくても、使い方さえ覚えれば取り組めるものもあります。
需要の高さからWordPress案件は数が豊富
WordPressは比較的簡単にWebページを作成できることから、利用者数が多く需要も高いです。副業の案件数も豊富なので、自分のスキルに合わせた案件も探しやすいでしょう。
実際にクラウドソーシングサイトの「クラウドワークス」と「ランサーズ」で、WordPressと検索すると2024年7月時点で数百件の案件がヒットします。
サービス名 | WordPress案件数 |
クラウドワークス | 325件 |
ランサーズ | 267件 |
両者で差はあるものの、合計で500件以上もの案件があることを見ると、WordPressの需要の高さがうかがえます。なかには入稿作業のみなど初心者でも挑戦しやすい案件もあるので、これから副業を始めたい人にもおすすめです。
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プログラミングスキルの有無で報酬は大きく変動する
WordPressの副業は初心者からでも取り組みやすい反面、獲得できる報酬額はスキルや実務経験の有無で大きく変動します。とくにPHPなどのプログラミングスキルの有無は、報酬に与える影響が大きいです。
例えば、クラウドワークスに掲載されている案件を見てみると、プログラミングスキル不要の案件には次のようなものが見られます。
上記のようにWordPressへの入稿作業のみの案件は、約5,000円~1万円程度の報酬です。一方、プログラミングスキルが必要な案件例は次のとおりです。
オリジナルテーマの作成など、プログラミングスキルやフロントエンドスキルが必要となる案件の報酬は、5~10万円と10倍もの差があります。
プログラミングスキルが必要な案件は高い専門性も必要になるため、より多くの報酬が稼げます。
1人で稼げるか不安な人はスクールの活用もおすすめ
WordPressは初心者でも副業に挑戦しやすい分野ではあるものの、数十万円といったより大きな稼ぎを目指すにはPHPなどのプログラミングスキルや、HTMLなどのフロントエンドスキルが必要です。
そのため「独学でスキルを身につけられるかな」と不安な人もいるでしょう。
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WordPressの副業で稼げる報酬目安
WordPressの副業で稼げる報酬目安は、5,000〜50万円と幅広いです。
案件内容 | 報酬金額 |
WordPressへの入稿作業・トラブル対応 | 5,000~1万円 |
WordPress独自テーマ作成 | 5~10万円 |
WordPressを用いたHP作成 | 10~50万円 |
なお、プログラミングスキルが必要な案件になるほど、報酬金額は高くなります。そこで、ここからはプログラミングスキルの有無で変わるWordPress副業の報酬目安を解説します。
プログラミングスキルがない場合
プログラミングスキルがない場合、WordPress副業の報酬は5,000~1万円が相場です。具体的には、次のような案件に応募できます。
上記のようなWordPressのトラブルシューティングや入稿作業の案件であれば、操作方法などがわかっていれば問題なく行えるでしょう。報酬自体は少ないものの、複数こなせば初心者でも月数万円程度の売上も可能です。
プログラミングスキルがある場合
プログラミングスキルがある場合、WordPress副業の報酬は5~50万円が相場です。具体的には、次のような案件にチャレンジできます。
WordPressで利用する独自テーマやWebページの制作などが可能なので、報酬も高めに設定されています。プログラミングスキルがあればこれらの案件に挑戦可能なので、月数十万円を副業で稼ぐことも夢ではありません。
ただし、本格的なHP制作は本業の人のみを対象としているケースもあるので、注意が必要です。
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WordPress副業の主な仕事内容
ここからは、WordPress副業の主な仕事内容を、6つにまとめて紹介します。
なお、各仕事内容の案件数や報酬相場は「求人ボックス」「indeed」「クラウドワークス」「ランサーズ」を参考にしています。
コンテンツの入稿作業
案件数 | 約200件 |
報酬相場(平均単価) | 5,000~1万円 |
作業レベル | ★ |
WordPress副業案件として、まずあげられるのがコンテンツの入稿作業です。入稿作業では、記事などのコンテンツをWordPressに入稿し、装飾や画像などを設置します。
WordPressの操作がわかっていれば誰でも挑戦可能なので、初心者にもおすすめです。報酬相場は低いですが、案件数も豊富なので、副業収入を目指す人はまずは入稿作業から始めてみましょう。
Webサイト・LP制作
案件数 | 約2,000件 |
報酬相場(平均単価) | 5,000~5万円 |
作業レベル | ★★ |
WordPressを利用したWebページやLP、ページ内コラムを作成する仕事を行います。HTMLなどのフロントエンド知識があれば挑戦できる案件なので、プログラミングスキルがなくても問題ありません。
また、入稿作業の多くはWebライティングとセットでお願いされるケースが多いので、ライティングスキルやSEOに関する知識があった方がより稼ぎやすいでしょう。
報酬相場はブログなどのWebページ作成は概ね5,000円程度、CSSなどデザインスキルが必要なLP制作で3~5万円程度が一般的です。
Webサイトの改修・運用
案件数 | 約20件 |
報酬相場(平均単価) | 10~50万円 |
作業レベル | ★★★ |
WordPressで構築されたWebサイトの改修や運用保守の案件もあります。プログラミングが必要な技術的なトラブルの解消や、Webサイトの引っ越しに伴うWordPressやDSNの切り替えなどの作業を行います。
報酬相場は改修や運用保守の規模によって大きく変わり、大規模サイトの改修に携わる場合は月単価50万円以上の案件も多いです。
また、初級エンジニアを募集している案件も多くあるため、プログラミングスキルを身につけたばかりの人にもおすすめです。
WordPressテーマのカスタマイズ
案件数 | 約120件 |
報酬相場(平均単価) | 5~10万円 |
作業レベル | ★★★ |
WordPressテーマのカスタマイズ案件もあります。WordPressに導入されるテーマとは、サイト全体のデザインを決定するプログラム群の総称です。
テーマは一般的に無料で公開されているものを使用するか、有料で販売されているものを購入し使用します。しかし、それだけではサイトの目的を果たせない場合や使い勝手などを変更したい場合に、中身のプログラムを修正してカスタマイズします。
当然、プログラミングに関する知識が求められるため、概ね5万~10万円の報酬が見込めるでしょう。また一からサイトを構築するわけではないので、プログラミング初心者でも挑戦しやすい案件ともいえます。
WordPressの導入支援
案件数 | 200件 |
報酬相場(平均単価) | 5~100万円 |
作業レベル | ★★★★★ |
WordPressの導入支援は、WordPressを利用した本格的なWebサイトの制作を行う業務です。簡単なコーポレートサイトから大型ECサイトの制作まで、様々な案件があります。
ゼロからサイトを構築していくことが必要になるので、当然WordPressの知識だけでなく、デザインやプログラミングに関する知識も求められます。
その分、大型サイトの開発ともなれば単価100万円以上も夢ではないので、スキルによっては大きく稼げるでしょう。
Webサイトの制作講師
案件数 | 20件 |
報酬相場(平均単価) | 5~10万円 |
作業レベル | ★★★★★ |
Webサイトの制作講師は、WordPressを使用したWebサイトの制作技術を他者に教える業務です。案件数こそ多くはありませんが、1週間に数時間程度を教えるだけで5~10万円程度を稼ぐこともできます。
当然、他者に教えるために深いスキルや知識が求められますが、労働時間が短く効率的に稼げるため副業としても向いています。
WordPressやプログラミングスキルに自信がある人は、ぜひとも挑戦してみましょう。
WordPress副業の案件獲得に必要なスキル
WordPress副業で稼ぐのに必要なのはプログラミングスキルだけではありません。そこで、ここからはWordPress副業での安定的な案件獲得に必要なスキルを、3つにまとめて解説します。
コミュニケーションスキル
WordPressの副業案件では、コミュニケーションスキルが重要です。副業案件はクラウドソーシングサイトなどを通じてクライアントとやり取りするため、一般的に両者が顔を合わせることはありません。
そのため意思疎通が難しいケースもあり、クライアントと受注者双方がコミュニケーションを取るよう心がけることが大切です。仕様や要望の認識がお互いにずれがないか確認するなど、報連相は対面での仕事以上に意識して行いましょう。
セルフマネジメントスキル
副業案件はセルフマネジメントスキルも重要です。副業は本業とは違い、自分自身でスケジュールを組み、成果物の納品が必要です。モチベーション管理なども自分で工夫して、成果物の品質も担保しなければなりません。
セルフマネジメントスキルが低い人は、気分の浮き沈みも激しく、やる気によって成果物の質も大きく変動します。最悪の場合、スケジュールの見立てが甘く、納品が間に合わないというケースもあるでしょう。
セルフマネジメントスキルがないとクライアントと信頼関係を構築できず、副業として安定的に稼ぐのも難しいでしょう。
営業力
WordPressの副業案件を安定して得るためには、営業力も必要です。副業案件は簡単な作業になればなるほど、1つの案件に対する提案数も多くなります。
多くの提案から自分を選んでもらうためには、相手の立場に立った明確な解決方法の提示が効果的です。WordPressの導入支援であれば、WordPressを使用して作成した様々なWebサイトを見せたり、提案段階から簡易的な設計を渡したりするなど、周りよりも一歩先に行く提案を出してみましょう。
初心者からWordPressの副業で稼ぐロードマップ
なかには、WordPressの副業でどう稼いでいけばいいのか、イメージが湧かない人もいますよね。そこで、ここからは次のトピック別に、初心者からWordPressの副業で稼ぐ方法を解説します。
月収5~10万円を目指す
月収5~10万円を目指す場合は、WordPressの基本的な操作とフロントエンドスキルを身につけましょう。
WordPressの副業は入稿作業さえできれば、挑戦すること自体は可能です。ただし、入稿作業だけでは単価が非常に低いため、月収5~10万円稼ぐにも多くの時間と労力がかかるでしょう。
HTMLやCSSなどのフロントエンドスキルがあれば、LP制作といった案件にも挑戦できるのでより効率的に稼げます。入稿などで副業に慣れつつ、フロントエンドスキルも身につけてよりクリエイティブな案件にチャレンジしていくのがおすすめです。
月収10万円以上を目指す
月収10万円以上を目指す場合は、フロントエンドスキル以外にPHPなどのプログラミングスキルを身につけるのがおすすめです。プログラミングスキルがあれば、独自テーマの作成や改修作業など、より高単価の案件に挑戦できます。
ただし、これらの案件を獲得するには保有スキルの証明が何よりも大切です。ポートフォリオを作成して自分の制作実績やWordPress案件の経歴をわかりやすくまとめることで、案件獲得の可能性を高められるでしょう。
自分で作ったテーマや改修した内容などをポートフォリオとしてまとめておけば、営業の際に大きく役立ちます。
なお、独学で副業収入が稼げるほどのWordPressスキルを習得できるか不安な人は「侍エンジニア」をお試しください。
侍エンジニアでは、現役エンジニアと学習コーチの2名体制で学習をサポートしてもらえます。
「受講生の学習完了率98%」「累計受講者数4万5,000名以上」という実績からも、侍エンジニアなら未経験からでも挫折なく副業収入に直結するスキルを習得できますよ。
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WordPress副業で報酬を増やすおすすめの習得言語
WordPress副業で報酬を増やすには、フロントエンドまたはサーバーサイド言語の習得がおすすめです。そこで、ここからはWordPress副業で報酬を増やすおすすめの習得言語を、3つにまとめて紹介します。
HTML/CSS
WordPressの副業でより多くの報酬を稼ぎたい場合は、まずHTMLやCSSなどのフロントエンドスキルを身につけましょう。HTML/CSSを身につけることで、LPの制作などクリエイティブな案件にチャレンジ可能です。
また、今後より高度なWebサイト制作などの案件を受注していくのに、フロントエンドスキルは必要です。独学でも十分習得できるスキルなので、入稿以上のステップに進みたい人は学習してみましょう。
HTML/CSSの習得方法を詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。
→【独学向け】HTMLの無料学習サイトおすすめ5選!勉強のコツも紹介
→CSSを勉強したいあなたに教える最短学習5ステップ
JavaScript
WordPressの副業で報酬をより多く得るには、JavaScriptの習得もおすすめです。JavaScriptは動的なアプリケーションを開発する際に利用されるプログラミング言語です。利用することでLPの作成などで申込ボタンを動かしたり、光らせたりといったアニメーションをつけられます。
習得できればより複雑なWebページの作成が可能になり、アニメーションの設定を施した魅力的なLPの納品も目指せます。
JavaScriptの習得方法を詳しく知りたい人は、下の記事を参考にしてください。
→【JavaScript完全入門ガイド】初心者向け学習ロードマップ必勝正攻法
PHP
より大規模かつ複雑なWebサイトを作成したい場合は、PHPの習得がおすすめです。PHPはWebサイトとデータベースをやり取りするサーバーサイド言語。
実際にデータのやり取りを行うシステムが構築できるので、習得できればコーポレートサイトやECサイトなどあらゆるWebサイトが制作できます。
当然、単価も30~50万円程度と高額なので、副業から本業に切り替えることも目指せるでしょう。難易度は高くなりますが、習得できればITエンジニアとしても十分活躍できる可能性もあるため、キャリアの幅を大きく広げられます。
PHPの独学方法などは、次の記事で詳しく解説しているのであわせて参考にしてください。
→PHPを独学!初心者必読の学習ロードマップや効果的な勉強法
WordPressの副業案件を探す方法4つ
ここからは、WordPress副業案件の探し方を、4つにまとめて紹介します。
探し方1:クラウドソーシングサイトを活用する
WordPressの副業を探す際は、クラウドソーシングサイトを利用すると便利です。前述した「クラウドワークス」や「ランサーズ」といったクラウドソーシングサイトは多くの企業が利用しており、WordPressに関する様々な案件が掲載されています。
自分のレベル感に合った求人も探せるので、初心者から上級者まで立場を問わず利用できる便利なサービスです。また、クラウドソーシングサイト側がクライアントをしっかりと管理しているので、支払いトラブルなどが発生する可能性も低いでしょう。
利用料として報酬の2割程度が引かれるデメリットはありますが、初心者でも安全に副業を始められます。
探し方2:副業向けの求人サイトを利用する
副業向けの求人サイトを利用する方法もあります。例えば「indeed」や「求人ボックス」などの求人サイトは、正社員求人以外にも業務委託や副業の求人も多く掲載しています。
個人間の取引ではなく、企業の案件のみを扱っているので、契約上のトラブルも少なく利用可能です。
ただし、副業案件でもWeb面接などを依頼されるケースも多く、案件獲得までのハードルはクラウドソーシングと比較すると高い印象です。
探し方3:SNS内の募集案件に応募する
「X(旧:twitter)」のようなSNSで案件を探す方法もあります。SNSでは次のように、WordPressを使用したWeb制作の依頼が出されているケースもあります。
SNS内でやり取りを完結できるので、手軽に案件に応募できる点がメリットです。ただし、個人間でのやり取りとなるため契約上のトラブルが発生する可能性がある点は注意しましょう。
契約内容や契約金額の相違等も起こり得るので、信頼できる相手とのみ取引することが大切です。
探し方4:知人・友人から紹介してもらう
知人や友人にWeb制作会社などを紹介してもらう方法もあります。知り合いや友人を介しているので、ある程度信頼関係が築けるクライアントと出会える可能性が高いでしょう。周りに頼れそうな友人がいる場合は、相談してみるのも一つの手です。
ただし、定期的に安定して契約が取れるとは限りません。安定して副業案件を取りたい場合は、自分でも営業をかけるなど行動が必要です。
WordPress副業を始める際の注意点
WordPress副業を始める際には、次の注意点を守ることが大切です。
注意点を守って置かないと、本業に支障が出たり案件が取れなかったりするので必ず確認しておきましょう。
注意点1:所属企業が副業OKかを確認しておく
WordPress副業を始める際は、所属企業に副業OKかの確認が必須です。副業NGなのにも関わらず挑戦してしまうと、万が一バレた際に懲戒処分の対象となる危険性もあります。事前に就業規則などを確認して、副業を行って問題ないことをチェックしておきましょう。
また、より安全に副業にチャレンジする場合は、上司に相談するのもおすすめです。積極的に副業を推奨している企業などであれば、上司に相談することで業務量を調整してくれたりアドバイスをもらえたりと協力が得られるケースもあります。
不要なトラブルなどに発展する可能性も下げられるので、信頼できる上司がいる場合は副業を始める旨を伝えておくのが安心です。
注意点2:インボイス登録の申請を出しておく
副業を始める際は、インボイスの登録申請を出しておくのがおすすめです。インボイス制度とは適格事業者請求とも呼ばれる仕入れ税額控除の方式を指します。
簡単にいえば、消費税の納税を事業者とクライアントどちらが行うかの取り決めと覚えておけば良いでしょう。副業を始めた事業者がインボイス制度に登録した場合は、事業者側にサービス提供にかかる消費税の納税義務が発生します。
逆にもし事業者側がインボイスに登録していない場合は、副業を行う事業者に代わってクライアントが消費税を支払わなければなりません。
一見するとインボイス制度は、登録しない方が事業者にとってお得に見えるでしょう。しかし、クライアントから見ればインボイスに登録されている事業者に仕事を依頼した方がお得になるので、インボイス登録をしていない場合は採用が見送られる可能性が高くなります。
インボイス登録を行うと消費税の納税義務が発生するものの、案件は獲得しやすくなるため、総合的に判断すると登録申請した方が稼ぎやすくなります。
注意点3:本業に支障が出ない範囲で活動する
WordPress副業を行う際は、本業に支障が出ない範囲で活動するのが大切です。副業に集中するあまり、本業が疎かになっては意味がありません。
副業はあくまで本業をサポートする収入源と捉えましょう。副業で収益を伸ばすことに集中するよりも、本業で成果をあげた方がキャリアアップに役立つ可能性も高いです。
まとめ
今回は、WordPress副業の始め方や必要なスキルを紹介しました。WordPressは多くの企業やブロガーなどから愛用されているCMSなので、需要も多く案件も豊富です。
初心者向けの案件も多いので、副業をはじめてみたい人はさっそく挑戦してみましょう。また、WordPressの副業案件でより多くの収入を得たい場合は、プログラミング学習もおすすめです。
HTMLやCSS、JavaScriptやPHPも学んで本業とは別に大きな収入の柱を作っていきましょう。
本記事の解説内容に関する補足事項
本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。
また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に、提供コースは「教育訓練給付制度の指定講座」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。
記事制作の詳しい流れは「SAMURAI ENGINEER Blogのコンテンツ制作フロー」をご確認ください。
この記事の監修者
フルスタックエンジニア
音楽大学卒業後、15年間中高一貫進学校の音楽教師として勤務。40才のときからIT、WEB系の企業に勤務。livedoor(スーパーバイザー)、楽天株式会社(ディレクター)、アスキーソリューションズ(PM)などを経験。50歳の時より、専門学校でWEB・デザイン系の学科長として勤務の傍ら、副業としてフリーランス活動を開始。 2016年、株式会社SAMURAIのインストラクターを始め、その後フリーランスコースを創設。現在までに100名以上の指導を行い、未経験から活躍できるエンジニアを輩出している。また、フリーランスのノウハウを伝えるセミナーにも多数、登壇している。
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