この記事では、個人でアプリ開発する方法をわかりやすく解説します。
アプリって自分でも作れるの?
国内におけるIT人材不足の深刻化を背景に、ITエンジニアといったITスキルがある人材の需要は増し、他の職種に比べ高い報酬を設けるケースが増えてきました。
そんななか、転職や副業での収入獲得に活かすため、アプリ開発を学ぼうと考えている人は多いですよね。
ただ、個人でどうアプリを作ればいいのか、イメージが湧かない人もいるはず。
そこで、今回は個人でアプリ開発をする方法と3つのポイントを解説します。これを参考にアイディアを実現しちゃいましょう!
- 環境やスキルが整えば、個人でのアプリ開発は可能
- アプリ内課金や広告配信などで、開発アプリから収益が得られる
- XcodeやAndroid Studioなど、作りたいアプリに合わせて開発環境を整えよう
なお、個人でアプリを開発する際のポイントやその方法は次の動画でも解説しているので、良ければご覧ください。
アプリ開発とは?
「アプリ開発」とは言葉のとおりアプリケーションを開発することを指します。
また、「アプリ」はもともとワープロソフトや表計算ソフト、画像編集ソフトといった、作業の目的に合わせて使い分けるソフトウェアを指す言葉です。
特定の企業が行う業務のために利用する業務用アプリケーションや、OS、サーバー、ファームウェアといったコンピューターを制御・コントロールするために利用するソフトウェアなどもアプリと称されます。
アプリ開発でつくる「アプリ」とは?
近年のアプリ開発で言われているアプリのほとんどは、スマートフォンなどで利用するアプリです。
最近はiPhoneやAndroidなどのスマートフォン、iPadなどのタブレットで利用することのできるソフトウェアを指して「アプリ」と呼ぶことが増えてきました。具体的には、
- SNSアプリ
- 通信アプリ
- EC・オークションアプリ
- 動画アプリ
- 音楽アプリ
- ゲームアプリ
などその種類は多岐にわたります。
アプリ開発のステップ
アプリ開発ではおおまかに4つのステップがあります。
アプリ開発はiPhoneのOSであるiOSアプリ、Android携帯のOSであるAndroidアプリの2種類がありますが、流れは同じです。まずはアイデア企画を纏め、要件や機能、レイアウトなどを決めるアプリの企画を行います。
次にアプリ開発を行い、開発が完了したらアプリ開発のテスト、全て完了したら、最終的にアプリの公開を行います。
アプリの詳しい開発工程についてはこちらでも紹介していますので、併せてご覧ください。
アプリ開発のアイデアの出し方
アプリ開発のアイデアの出し方にはいくつかの手法があります。アプリ開発のアイデアの出し方としては、代表的なものとして「ブレーンストーミング」と「オズボーンの9つのチェックリスト」があります。
ブレーンストーミングは複数人がアイデアを出し合うことの相乗効果によって個人ではたどり着けないようなアイデアを考えだす手法で、オズボーンの9つのチェックリストは9つのチェックリストに沿って深堀するという手法です。
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アプリ開発を個人でやってみる
アプリ開発は個人で行うことも可能です。一般的にスマートフォンなどのアプリは企業が開発し、リリースしているイメージがあります。
しかし環境やスキルさえあれば、個人でアプリを開発し、公開することも可能です。
最近では個人でアプリ開発を行って副業で稼ぐ方や、フリーランスで独立したり、事業として起業したりする方も増えています。
アプリ開発エンジニアの収入はいくら?
アプリ開発に携わるエンジニアの平均年収は451万円です。企業でアプリ開発を行っているエンジニアの平均年収は、一般的なサラリーマンとほぼ同じでした。
一方、個人でフリーランスとしてアプリ開発を請けおう場合は利益を全て手にできるため、それだけ稼ぐことができる可能性も高まります。また、アプリ開発の単価相場はひと月に140時間〜180時間の工数で、40万円〜100万円ほどと言われています。
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アプリ開発を個人の副業にできる?
アプリ開発を個人の副業にする場合、収益を出すには3つの方法があります。アプリでの収益は、
- 有料アプリによる収益
- アプリ内課金による収益
- アプリ上の広告配信による収益
の3つがあります。
ただしApple、Googleはアプリの収益の3割を手数料として徴収するため、開発者側が手にできる利益は全体の7割です。また、最近はアプリ開発の競争率が高いため、個人で一獲千金を狙うのは難しいでしょう。
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個人でのアプリ開発におすすめの業種は?
個人でのアプリ開発におすすめなのはAI連携アプリやIoT、AR(拡張現実)アプリです。最近はAIを活用したり最新のテクノロジーを利用したアプリがトレンドです。
ただし、これらは技術の専門性が高いため、個人では参入障壁も高めです。他にはソーシャルゲームアプリ、ECアプリ、金融系アプリ、広告系アプリ、教育系アプリ、不動産系アプリなどは個人でも利益を見込めるでしょう。
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初心者がアプリ開発を勉強する方法
初心者が個人でアプリ開発を行えるようにスキルを学ぶためには、いくつかの方法があります。
知識がない初心者で個人でのアプリ開発をはじめる場合、開発のために必要なスキルを得るために独学で勉強したり、プログラミングスクールや講座を利用したりする方法が考えられます。ここでは初心者が勉強する方法について紹介します。
独学
独学でアプリ開発を学ぶなら、Webサイトを活用するのが手軽です。最近ではインターネットでプログラミングの技術を公開しているサイトも多いため、独学で学ぶならWebサイトを利用するのが簡単です。
また、アプリ開発情報を発信しているメディアや、実際にアプリ開発をしている個人ブログを見て情報を仕入れるのも有効でしょう。Webサイトだけでなく、プログラミングやデザインの参考書籍を読むのも必須です。
なお、本やWebサイトなどを活用しながら独学でアプリ開発スキルを習得できるか不安な人は、数千円の費用をかけてでも問題が発生したタイミングで現役エンジニア等に質問できる有料の学習サイトで勉強するのがおすすめです。
もちろん、アプリ開発が学べるWebサイトのなかにはお金をかけず利用できる無料サイトもあります。ただ無料サイトは手軽に利用できる反面、質問や相談できる機能がありません。
そのため、不明点を自分で解決できないと効率的に学習を進められない可能性があります。
そこで、おすすめしたいのが「侍テラコヤ」です。
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また「学習ログ」を活用すれば、勉強の進み具合やこれまでの学習時間を確認しながら自分のペースで学習を進められます。
なお、侍テラコヤは入会金不要・いつでも退会OKに加え、利用から1ヵ月の間は「全額返金保証制度」が適用されるので「他の学習サイトを選べばよかった」と後悔する心配もありません。
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スクールや講座
スクールや講座を利用してアプリ開発を学ぶのも有効です。
お金をかけてでも早く効率的にアプリ開発スキルを身につけたいなら、プログラミングスクールやオンライン講座を利用するのも良いでしょう。
実のところ、弊社がプログラミングに興味がある人100名へ実施した調査では
- 確実にスキルを身につけられると思ったから
- 独学では不安がある
- 効率よく学べそう
などの理由から、61%以上が「プログラミングの勉強を始めるならスクールを選ぶ」と回答しています。
加えて、プログラミングスクールの卒業生に「独学ではなくスクールを活用した理由」を聞いたところ「できるだけ短い期間でITエンジニアへの転職や副業に必要なスキルを身につけたかった」という回答も多く寄せられました。
上記から、1人でアプリ開発といったプログラミングスキルを習得できるか不安な人や短期間でスキルを習得したい人ほど確実性を求め、現役エンジニアといったプロの講師に質問できるプログラミングスクールを利用する傾向にあるのがわかります。
いざ独学でプログラミングを学び始めても、勉強の最中に挫折しまっては学習にかけた時間を悔やむだけでなく「プログラミングスキルを身につけるのって思っていたよりも難しいんだな…」とアプリ開発自体を諦めかねません。
仮にわからないことを飛ばしながら勉強を進めたとしても、ITエンジニアへの転職や副業での収入獲得を実現できる実践的なスキルが身につかなければ、結局後悔することになります。
そこで、おすすめしたいのが「SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)」です。
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また、侍エンジニアではカウンセリングにて受講生一人ひとりの目的をヒアリングしたうえでカリキュラムを作成するため、限られた受講期間でもITエンジニアへの転職や副業での収入獲得に必要なスキルだけを効率的に習得可能です。
最短距離で目的を実現できるようカリキュラムが組まれているため、勉強する順番や内容を誤り非効率に時間や手間を費やす心配もありません。
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公式サイトで詳細を見るアプリ開発の3つのポイント
アプリ開発を行うためには、開発環境を構築するなどのポイントがあります。
これからアプリ開発をはじめる初心者の場合、まずは開発環境や動作プラットフォーム、プログラミング言語、ツールなどの知識を身につけて、きちんとそれに沿った必要な準備をはじめる必要があります。ここではアプリ開発の3つのポイントを紹介します。
アプリ開発のポイント1:開発環境や動作プラットフォーム
アプリ開発を行うためには、開発環境や動作プラットフォームを用意する必要があります。
アプリ開発を行う場合、開発環境や動作プラットフォームはもっとも重要です。それぞれまた、iPhoneアプリ、Androidアプリで開発に必要なものは異なります。ここではiPhoneアプリ、Androidアプリについてそれぞれ紹介していきます。
iPhoneアプリ開発
iPhoneアプリ開発を行う場合、MacとXcodeが必要です。iPhoneアプリの開発にはXcodeを利用しなければならないため、パソコンもMacが必須となります。
現在はXcodeの最新版である「Xcode 9」をインストールする必要があるため、macOS 10.12.6を搭載できる機種を選びましょう。
Androidアプリ開発
Androidアプリ開発を行う場合、Android StudioやJavaが必要です。Androidアプリの開発では、現在はAndroid Studioがアプリ開発ツールとして主流です。OSはWindows、Macのどちらでも問題ありません。
また、Androidアプリは主にJavaで作成されているため、Javaのさまざまなツールを搭載しているJava Development Kitを導入しましょう。
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アプリ開発のポイント2:開発言語
アプリ開発を行う場合、適した開発言語を知っておく必要があります。iPhoneアプリの場合、アプリ内の動作系統にプログラミング言語のSwift、Object-Cなどを利用して開発を進めるのが一般的です。Androidアプリの場合は主にJavaが利用されていますが、C#を利用するケースもあります。
アプリ開発のポイント3:おすすめツール
アプリ開発を行う場合、適したツールを知っておく必要があります。
アプリ開発は自分で環境を構築して開発を行う以外に、アプリ開発ができるツールを利用して開発を行う方法もあります。代表的なところでは、「Yappli」や「Monaca」などがあります。
アプリ開発案件の受注方法は?
アプリ開発を受注するなら、仕事紹介サイトに登録するのがおすすめです。
フリーランスのエンジニアに仕事を紹介するサイトは多く存在しています。これまでエンジニアとして開発をしてきたキャリアがある場合、知人の紹介や自分でサイトを立ち上げて仕事を受注する方法もありますが、初心者が個人で仕事を取るには紹介サイトを利用するのがもっとも簡単でしょう。
初心者にもアプリ開発はできる!
初心者でも個人でアプリ開発を始めてみましょう。アプリ開発と聞くと難しそうですが、必要な環境や知識さえ押さえておけば初心者でも必要なスキルを習得してアプリ開発ができるようになります。
最近では個人でアプリ開発をして副業にしている方もいます。コンスタントにリリースできればそれだけ収入を増やすこともできますので、個人でのアプリ開発を目指してみてはいかがでしょうか。
本記事の解説内容に関する補足事項
本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。
また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に、提供コースは「教育訓練給付制度の指定講座」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。
記事制作の詳しい流れは「SAMURAI ENGINEER Blogのコンテンツ制作フロー」をご確認ください。
この記事の監修者
株式会社SAMURAI
独学でプログラミング学習を始めるも挫折。プログラミングスクール「SAMURAI ENGINEER」を受講し、Web制作を学ぶ。副業でWeb制作を行いつつ、「初心者がプログラミングで挫折しないためのコンテンツ制作」をモットーにWebライターとして侍エンジニアブログ編集部に従事。