Webエンジニアがノマドで働くのはオススメなの?
ノマドワークのメリットや特徴って?
できれば、必要なスキルやレベルも知りたい……
「Webエンジニアとしてノマドで働けるようになりたい」と漠然と思っている人は多いです。
ただ、ノマドでWebエンジニアをするメリットや特徴、具体的に必要なスキルがよくわからない人もいるのではないでしょうか。
こんにちは! フリーランスエンジニア兼テックライターのワキザカです。
この記事では、Webエンジニアとしてノマドで働くメリット・必要なスキルを解説します。
Webエンジニアでリモートワークの仕事を獲得する方法も解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事はこんな人のために書きました。
- Webエンジニアとしてノマドで働きたい人
- Webエンジニアがノマドで働くメリットや特徴を知りたい人
Webエンジニアとしてノマドで働くメリットは?
エンジニア業界の中でも、ノマドしやすいのが「Webエンジニア」です。
Webサービス・アプリ開発では、パソコン環境さえあれば開発ができます。そのため、直接企業に出向いて仕事しなくても仕事ができるからです。
Webエンジニアのノマドワークは、以下のようなメリットがあります。
- 時間を自分でコントロールしながら仕事できる
- 実力を認めてもらっているため単価が高い
- 週2、3日の案件での対応もしやすい
1つずつ詳しく解説しますね。
1. 時間を自分でコントロールしながら仕事できる
1つめは、「時間を自分でコントロールしながら仕事できる」ことです。
ノマドで仕事をする時は、「時差の影響でクライアントと同じ時間に働けない」こともあります。そのため、「契約で決まった時間内で作業を進め、与えられたタスクを納期内に完遂できれば良い」ケースも多いです。
時間のコントロールができれば、自分の事業を立ち上げて時間を注いだり、技術の習得に時間を充てたり融通がききます。
2. 実力を認めてもらっているため単価が高い
2つめは、「実力を認めてもらっているため単価が高い」ことです。
Webエンジニアとしてノマドで働くためには、それ相応の実力が必要です。逆に言うと、実力を認めてもらっているため、単価が高くなりやすい傾向にあります。
「たとえ海外にいても、一緒に仕事する価値がある」と思ってもらえているからこそ、優遇してもらえることも多いでしょう。
3. 週2、3日の案件での対応もしやすい
3つめは、「週2、3日の案件での対応もしやすい」ことです。
実力を認めてもらっているため、週2、3日から開始できる案件も多いです。実力があれば稼働時間が少なくとも、企業にはメリットが多いからです。
ノマドで仕事出来る実力があれば、週2、3日でも高単価を目指しやすいのでおすすめです!
Webエンジニアとしてノマドするために必要な条件・スキルは?
Webエンジニアでリモートワークするために必要な条件・スキルは、以下の3つです。
- Webエンジニアとしての知識を保有している
- テキストコミュニケーションをベースとした開発スキルがある
- 主体性を持って作業できる実績がある
1つずつ詳しく解説しますね。
1. Webエンジニアとしての知識を保有している
1つめは、「Webエンジニアとしての知識を保有している」ことです。
これはノマドに限らずですが、Webエンジニアとして仕事するためには、以下のような知識が必須です。
- プログラミングの知識
- データベース
- セキュリティ
- サーバー
- 各種ツールの使い方
プログラミングの知識やデータベースの知識はもちろん、セキュリティ、サーバーの知識も必須です。
ただ開発できるだけでは、障害発生時に、ソースコード以外の原因(サーバーに高負荷がかかっているなど)に気づけなくなってしまうからです。
以下で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
2. テキストコミュニケーションをベースとした開発スキルがある
2つめは、「テキストコミュニケーションをベースとした、開発スキルがある」ことです。
Webエンジニアとしてノマドで働くときは、Slackなどのコミュニケーションツールや、Redmineなどのプロジェクト管理ツールを使って仕事を進めるケースが多いです。
そのため、これらのツールを駆使しながら開発を進めるスキルは必須です。
自分が担当しているタスク完遂のために必要な作業の洗い出し、見積り、必要に応じて質問や相談をしつつ、開発を進めなければなりません。
SlackやRedmineについて詳しく知りたい場合は、以下がおすすめです。
3. 主体性を持って作業できる実績がある
3つめは、「主体性を持って作業できる実績がある」ことです。
大きく分けて以下の3つのようなものです。
- 依頼した仕事を、完遂できる実力がある
- 報連相がしっかりでき、進捗を視覚化できる
- タスクごとに、正確な工数の見積もりができる
依頼した仕事を完遂できるのは、仕事を依頼する上で最低条件です。
ただ、依頼されたタスクによっては、「納期までに完遂が難しいこと」もあるかもしれません。その時、なるべく早くアラートを出して、PLがマネジメントしやすいよう動けないといけません。
報連相は新人だけに必要なスキルではなく、高レベルになっても必須なスキルなのです。
また、与えられたタスクの正確な工数見積もりができることも重要です。
チームのリーダーから「〇〇の機能をお願いしたいんだけど、いつごろまでにできそう?」と質問されたときに見積もりができないと、仕事を任せてもらえません。
もしすぐに見積もりできない場合でも、「機能を作る上で難易度をある程度把握したいので、今日の夕方ごろまでに回答させてください」などと伝えて、建設的なコミュニケーションを取れるのが理想です。
「見積もり精度が低い……」という場合は、以下を実践して鍛えておくと良いでしょう。
- 作業を始める前にある程度見積もりを立てておく
- 自分が担当した作業の工数をメモしておく
Webエンジニアでリモートワークの仕事を獲得する方法
Webエンジニアでリモートワークの仕事を獲得する方法は、以下の2つです。
- 自由度の高い会社で信頼を積んでからリモートワークを提案
- クラウドソーシングやTwitterでリモートワークできる仕事を探す
1つずつ詳しく解説しますね。
1.自由度の高い会社で信頼を積んでからリモートワークを提案
1つめは、「自由度の高い会社で信頼を積んでからリモートワークを提案」です。
ただ、いくら自由度の高い会社でも、いきなりリモートワークを許可してもらえるケースは少ないです。そのため、クライアント視点に立って信頼してもらえるように動くことが重要です。
具体的に言うと、以下の疑問を解決できるよう作業を進め、信頼を積み上げていくのがおすすめです。
- この人はどのぐらいスキルがあるのかな?
- 一つ伝えたときにどこまでやってくれるかな?
- 工数見積もりや納期はどこまで正確にできるかな?
ちなみに、「未経験から転職を成功させるコツ」について知っておくと、より具体的にイメージしやすくなるのでおすすめです。以下で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
2.クラウドソーシングやTwitterでリモートワークできる仕事を探す
2つめは、「クラウドソーシングやTwitterでリモートワークできる仕事を探す」です。
クラウドソーシングを活用すれば、請負開発案件が探しやすいです。以下3つに気を付けて案件を探せば、実績をつけやすいでしょう。
- プロフィールを充実させておき、提案文にこだわる
- スキルや実力が伝わる「ポートフォリオ」を用意しておく
- 最初は実績作りを重視して、単価にこだわり過ぎない
ただ、クラウドソーシングは案件が多い分、競合も多いです。また、システム手数料がかかるため、「高単価を目指す足かせ」だと思う人もいるかもしれませんね。
そんなときはTwitterで仕事を募集するのもおすすめです。ただ、直接仕事を請ける場合は契約書を作ったり、問題が発生した時に対処したり、リスクもあります。
まずはクラウドソーシングで実績を作り、慣れてきたタイミングでTwitterでの案件獲得を検討すると良いかもしれませんね。
ちなみに、クラウドソーシングを活用して「エンジニアが稼ぎながら実績を積む方法」については、以下で解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
Webエンジニアに関するよくある3つの質問
Webエンジニアを目指そうと思ったとき、以下のような疑問を持った方もいるのではないでしょうか。
- Webエンジニアへなるには資格はあったほうがいいの?
- Webエンジニアのキャリアパスは?
- Webエンジニアの種類は?
それぞれの疑問について、1つずつ詳しく解説しますね。
1. Webエンジニアになるために資格はあったほうがいいの?
資格については、なくても問題ありません。資格があったからといって、転職に優位に立つケースは少ないからです。
それよりも、転職するために必要な「強いポートフォリオ」を作ったり、コーディング力を鍛えたり、実力を示すための準備をする方がよいでしょう。
Webエンジニアになるための勉強法は、大きく分けて以下の3つです。
- 独学で学ぶ
- 勉強会に参加する
- プログラミングスクールに通う
それぞれの特徴を含めた「未経験から独学でwebエンジニアになる為の学習方法」について、以下で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
2. Webエンジニアのキャリアパスは?
Webエンジニアのキャリアパスは、大きく分けて以下の2つです。
- Webエンジニアとして経験を積み、技術に強いエンジニアを目指す
- 上流工程を学び、Webディレクターを目指す
具体的なキャリアパスや年収について知りたい方は、以下がおすすめです。
3. Webエンジニアの種類は?
Webエンジニアの種類は、大きく分けて以下の5つです。
- アプリケーションエンジニア
- フロントエンドエンジニア
- サーバサイドエンジニア
- マークアップエンジニア
- Webディレクター
「エンジニア」と1口に言っても「担当領域」や「必要技術」が異なるので、違いを知っておきましょう。以下で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
まとめ
Webエンジニアとしてノマドで働くメリット・必要なスキルを解説しました。
ノマドにあこがれている人は多いですが、大事なのは「どこで働いても実力を示せる、信頼を積むこと」です。
まずはWebエンジニアとしてスキルを積み、実案件を通して信頼を積み上げましょう。そしてリモートワークを相談するところから始めて、最終的にノマドを目指すのが堅実的でおすすめです。
今回お伝えした情報を参考に、ぜひノマドを目指してみてくださいね。