こんにちは。2020年1月、侍エンジニアへ入塾した冨澤です。
突然ですが、こんなことを思った経験、ありませんか?
2年ほど前、僕は毎日思っていました。
毎朝同じ時間に目が覚め、毎日同じ時間に出社して、同じ人と会話する。時折入る急ぎのデザイン修正に翻弄されては、また淡々とルーチンワークをこなす日々。
「その何気ない毎日こそが幸せでしょ!」そう感じる人も当然いると思います。この働き方を否定するつもりはありません。ただ僕は違った。それだけのことです。
差し当たり、普段行かない書店へ行ってみては気になった本を手に取ってみたり、今まで見なかったYouTubeでビジネスチャンネルを視聴してみたり、何か新しく始めることに意義を感じていました。
価値観を広げるためのインプットを求めていたのだと思います。その一環として新たに始めてみたのがプログラミング学習です。
この記事では、プログラミングにおいて未だ何一つ実績を上げていない僕が、どこへ向かって何をやっていくのか、を発信していくつもりです。
「プログラミング未経験から挑戦して開始数ヶ月で案件獲得された方」「学習を始めて間もなく月収数十万を稼ぐ方」──その多くは当然既に結果を出している方々です。
僕もそれを目指しますが、彼らのように万事快調とはいかないこともあるでしょう。
あなたもゼロからスタートし、一緒にプログラミングを身に付けませんか?
今この記事を読んでくださっているあなたの貴重な時間が報われるよう、あなたの人生の選択に少しでも役立てたら嬉しいです。
では、さっそく行ってみましょう!
なぜ、プログラミングなのか?
きっかけは突然やってきました。勤め先が都内の投資ファンドに買収されたのです。
地方の中小企業にありがちな後継者不足なのか、買収の真実は知れませんでした。いずれにしても若手平社員の僕には、どうすることもできなかったのです。
経営陣が変わり、改革に向けて社内体制は一変します。
新しい部署が立ち上がり、新規事業の中心として脚光を浴びる方もいれば、日陰に身を潜める方もいます。当然利益を今まで以上に追求するよう指示が下り、業務の自動化による時間短縮が求められます。
プログラミング学習を始めたきっかけは、こんなことでした。
いま在籍している所とは違うプログラミングスクールに入会し、仕事終わりの時間と休日を利用して、半年間学びました。ここでは具体的なオリジナルサービスを開発するまでには至りませんでした。
それでも半年後、Excelを利用した校正の差異を自動で検出する仕組みを考え、業務改善の提案ができました。
この提案は一般的にイメージするプログラミングとは違うかもしれません。しかしプログラムがどのように起動していくかを考える点では共通するものがあり、スクールでの経験が役立ったことは事実です。
私はプログラミング学習を、独学ではなくなぜ大きな費用がかかるスクールにしたのか。ここにも触れてみましょう。
なぜ、大金を費やしてスクール受講へ?
プログラミングを学ぶにあたり2点の問題が僕にはありました。
- ① 未経験からのスタートである
- ② 身近に技術者・仲間がいない
特に②の「仲間」は、なにか新しいことを進めるときに最重要視しています。
孤独で進めるには限界があって、スタートダッシュが決まったとしても体力が持たない。これは直近勤めていた会社で学びました。
とくに技術も追いついていない段階では、意識ばかりが先行して現実とのギャップに苦しみます。最悪「自分は何もできない、ダメな人間だ。」と精神を病みます。そう、いつかの僕みたいに……笑
経済的にも余裕があったわけではありませんが、スクールの学費として数十万の資金を用意しました。
携帯電話の契約を大手キャリアから格安SIMに変えて、月10回行く外食を月4回程度に控えれば、一年足らずで元が取れます。自分への投資と捉えれば安いものです。
「ここは自分を信じて決断の時。仮に、入ったスクールが自分に合わなかったとしても何か得るものは必ずあるはず。僅かだとしてもその得たもので次を考えればいい」当時の自分はそう考えていました。
こうして、新しい日々を迎えます。
初めてのスクールで学ぶ、技術よりも大切なこと?
初めて入ったスクールはオフラインが主体でした。
しかし、あくまでも主体がオフラインなだけで、オンライン上でもコミュニケーションは取れます。いつでもわからないことを尋ねられる環境は僕にとって心強かったです。
体験説明会でカリキュラムを見せてもらって自分でも続けられそうに思えました。入会の決め手はこの2点です。
その後、ただ一つ大きな勘違いをしていたことに気づきます。
答えは教わるものではないんです。
カリキュラムに沿って入力していけば答えは出ます。質問に対して答えを教えてくれることもあります。その答えが合っているかは別として。
今となってはどこでも共通するように感じますが、自分で発信していかなければ何も始まりません。スクールは学校ではなかったのです。義務など存在しません。自分の答えを知っているのは自分だけです。
プログラムが動く仕組みを大まかに理解してカリキュラム通りに進めることはできました。また、スクールが主催するセミナーにも参加してコミュニケーションを図ることもできました。
でも、その他大勢の中で他人と違うことはできませんでした。自分は人と異なっていればチャンスが巡ってくると考えていました。それにもかかわらず、自分の発信力は弱かった。このスクールと自分のミスマッチの原因は、これに尽きます。
半年後、基礎コースだけを完了し退会を決意します。
幸せな人生に向けたプログラミング学習?
退会したあと、プログラミングを学ぶ機会こそ作らなかったものの、自動処理の仕組みを考えて仕事に活かせる場面がありました。自分の少ない知識や技術でいかに価値を創れるか、それを考えるのが好きだったのです。
ちょうど同時期に結婚をして、パートナーの幸せを真剣に考え始めます。でも、相手が幸せになるかは相手次第です。僕が幸せにすることはできません。
ただそれでも、幸せに感じてくれるかもしれない瞬間が一つでも多くあるように、最大限の努力をします。これも自分の数少ない知識や技術で価値を創っていくのと同じかもしれません。
ライフステージの変化で改めて将来を考え、再びスクールでプログラミング学習をすることに決めました。
初めてのスクールを退会してから1年が経っていました。もう一度ゼロから始めようと、いくつかの候補から侍エンジニアを選びます。
理由は大きく3つありました。
- ① 現役エンジニアの方々から生のご意見やヒントをいつでもどこでもいただけること
- ② 十人十色のオリジナルカリキュラムで進められること
- ③ 説明会でご担当いただいた方への期待
③は直感も含みます。論理的なプログラミングを学ぶというのに、感情が優先されるのは面白いものですね(笑)
そうして、いまに至ります。
プログラミングは手段でしかない
現在、プログラミングを学ぶ人が増えていると聞きます。プログラミングやエンジニアの社会的価値が高まっているのでしょう。
それと同時によく耳にするのが、人材不足です。
経済産業省によると、10年後には50万人以上の人材不足が起こるとの調査報告があります。労働人口の減少で、IT人材の需要は高まる見方が強いです。
そんな人材不足のなかでも、足りないと目されているのは先端IT人材です。必要とされるのは、指示を受けてサービスを作る人ではなく、サービスを創る人です。
ただこれらはあくまでも国の調査に過ぎません。事実がどうなるかは誰にも予測できないのだから、自分が正しいと信じる道を進むしかありません。
「プログラミングできることがゴールではない」僕はそう思っています。社会で需要が高まるプログラミングにおいても、人の価値を生むのは人のはず。
誰かの心躍る体験へ、さぁ、挑戦だ!