この記事では特徴も交え、アジャイル開発(スクラム)の進め方を解説します。
アジャイル開発って何?
アジャイル開発にはどんなメリットやデメリットがあるんだろう?
アジャイル開発を進める際に気をつけた方が良いことってあるのかな?
日々の業務を行うなかで「アジャイル開発」という言葉を耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
ただ聞く機会はあるものの、実際にアジャイル開発がどのようなものかあいまいな人もいるはず。
アジャイル開発について正しく理解していないと、急な要件変更に対応できずに顧客満足度を下げるリスクや、プロジェクト全体の効率を低下させる可能性があります。
そこでこの記事ではメリットやデメリットも交え、アジャイル開発の特徴を解説します。アジャイルの手法や進め方も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
- アジャイル開発は柔軟性と迅速性を兼ね備えた手法
- アジャイル開発は開発速度が向上しやすいものの長期的なスケジュール管理が課題
- アジャイル開発を成功させるためには問題の可視化と適切なフィードバックが重要
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アジャイル開発とは?

アジャイル開発とは、ソフトウェア開発において短期間の反復作業(スプリント)を通じて、迅速かつ柔軟にシステムを構築する手法です。各スプリントで設計・実装・テスト・改善を行い、ユーザーや顧客のフィードバックを取り入れながら進行します。
フィードバックを取り入れて改善することで、変化する要件や市場のニーズに迅速に対応でき、プロジェクトの成功率を高めることが可能です。アジャイル開発は、従来のウォーターフォール型開発の課題を克服するために生まれ、多くの企業で採用されています。
企業での普及率は22.9%
DX白書2023によると、日本国内におけるアジャイル開発の普及率は、全産業の平均で22.9%です。

この数字はまだ少数派であるものの、変化の激しい市場や短期間での成果を求められる分野ではその採用が加速しています。
特にIT企業やスタートアップでは、競争力を高めるために注目されている手法です。普及の背景には、柔軟性や顧客ニーズへの迅速な対応が挙げられます。
ウォーターフォール開発との違い
アジャイル開発とウォーターフォール開発には、その進行方法に大きな違いがあります。ウォーターフォールは計画から設計・実装・テストまでを順序立てて進めるため、プロジェクト開始後の仕様変更が困難です。
一方、アジャイルでは短期間の作業単位を採用し、成果物を小分けにして開発を進めます。これにより、仕様変更に柔軟に対応できる一方、計画が立てにくい場合もあるのが特徴です。
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アジャイル開発のメリット3つ

ここからはアジャイル開発を採用するメリットを、3つにまとめて紹介します。
メリット1:開発速度が向上しやすい
開発速度が向上しやすい点は、アジャイル開発のメリットです。
機能単位を小さく区切って行うため、迅速な成果物の提供が可能になるからです。この手法により、プロジェクトの早期段階でユーザーからのフィードバックを得られ、品質向上も期待できます。
結果として、開発速度だけでなく顧客満足度も向上します。
メリット2:急な仕様変更に対応しやすい
アジャイル開発を採用すると、急な仕様変更に対応しやすいメリットがあります。
市場や顧客ニーズが刻々と変化する現代において、計画通りに進めるだけでは十分とはいえません。アジャイル開発は小さい機能単位で進行するため、急な仕様変更にも迅速に対応可能です。この特性は、予測困難な状況下でも柔軟な対応を可能にし、プロジェクトの成功率を高めます。
また、仕様変更が頻発するプロジェクトにも適しているといえるでしょう。
メリット3:メンバー間でやり取りしやすい
アジャイル開発には、メンバー間でやり取りしやすいメリットもあります。
システム開発を円滑に進めるには、チーム間のコミュニケーションが不可欠です。アジャイル開発では、デイリースクラムや定期的なレビュー会議などの情報共有を行う場が繰り返されるので、メンバー間の一体感が高まります。
そのため、課題の早期発見と迅速な解決が可能となり、プロジェクト全体の効率性も向上するでしょう。
アジャイル開発のデメリット3つ

メリットに続き、ここからはアジャイル開発のデメリットを3つ紹介します。
デメリット1:長期的な開発スケジュールを管理しづらい
アジャイル開発を導入すると、長期的なスケジュールを管理しづらいデメリットがあります。
機能単位での計画が優先されるため、プロジェクト全体のマイルストーンが不明確になりやすいことが理由です。また、仕様変更が頻繁に発生するプロジェクトでは、初期計画が次第に変化して全体の進行状況を把握するのが困難になることもあります。
この問題を解消するためには、適切なプロジェクト管理ツールを使用して計画を細分化しましょう。そして、全体像を定期的に確認する仕組みを導入することも重要です。
デメリット2:開発の方向性がぶれやすい
アジャイル開発には、開発の方向性がぶれやすいデメリットがあります。
開発の方向性がぶれやすい理由として、各機能単位ごとに優先順位やタスクが変化することが挙げられます。その結果、全体的なゴールが不明確になり、チーム内での認識のズレが発生するのです。
この問題を回避するには、プロダクトオーナーが一貫した目標を設定し、チーム全員に共有することが重要です。また、各機能開発後のレビューや全体的な進捗確認を通じて開発の方向性を適宜修正し、目標に沿った進行を維持する意識を持ちましょう。
デメリット3:メンバーの能力差で進捗にばらつきが出やすい
アジャイル開発では、メンバーの能力差によって進捗にばらつきが出やすい点もデメリットです。
開発物の出来栄えが、メンバー全員のスキルや経験に大きく依存するからです。たとえば、経験豊富なメンバーが少ない場合、タスクの進行が遅れたり品質にムラが生じる可能性があります。また、スキルの高いメンバーに業務が集中しやすく、負担が偏ることでチーム全体の効率が低下することもあります。
このような状況を防ぐためには、メンバー全体のスキルアップを目的としたトレーニングや教育プログラムの導入が必要です。さらに、適切な役割分担と効果的なサポート体制を整えることで進捗のばらつきを最小限に抑え、チーム全体の生産性を向上させるように務めましょう。
アジャイル開発の主な手法【事例あり】

ここからは事例も交え、アジャイル開発の主な手法を3つ紹介します。
Scrum(スクラム)
アジャイル開発手法の1つ目は、Scrum(スクラム)です。
スクラムはアジャイル開発の代表的な手法で、小さなチームが短期間のスプリントを繰り返しながら成果物を作成します。進捗管理や課題解決のために、毎朝デイリースクラムと呼ばれるミーティングを実施することが特徴です。
たとえば、スプリントレビューでは、関係者全員で成果物を確認し、次のステップを計画します。また、スプリントレトロスペクティブでは、プロジェクトを振り返り改善点を洗い出すことで、次のスプリントに反映させます。
パナソニックでは、スクラムを導入して製品開発プロセスを大幅に効率化しました。
デイリースクラムを繰り返すうちにメンバーの発言量が増え、目的達成までの道筋の共有精度が向上。この結果、開発スケジュールの短縮と製品の品質向上が実現しました。
Kanban(カンバン)
アジャイル開発手法の2つ目は、Kanban(カンバン)です。
カンバンはタスクの進捗状況を視覚的に把握するための方法で、ボード上にタスクを並べて管理します。タスクの流れが一目でわかるため、プロジェクトの効率化が可能です。
たとえば、トレロやジラなどのツールを使うことで、各タスクの進捗状況やボトルネックをリアルタイムで把握できます。この手法では、「作業中」のタスク数を制限することで過剰な負荷を回避し、チーム全体の生産性の最適化が可能です。

ヴァル研究所では、カンバンを活用して複数のチーム間の業務管理を効率化しています。具体的には、カンバンボードを使い、タスクの流れを「ToDoing(実行予定)」「Waiting(待ち)」「Done(完了)」の3つのステータスに分けて管理しています。
この手法により、進捗状況が一目で把握できるだけでなく、ボトルネックの早期発見が可能となりました。
XP(エクストリーム・プログラミング)
アジャイル開発手法の3つ目は、XP(エクストリーム・プログラミング)です。
XPは、ソフトウェアの品質向上を目的とした手法で、テスト駆動開発やペアプログラミングなどの技術的な手法を取り入れています。たとえば、テスト駆動開発(TDD)ではテストを先に作成します。そのテストに基づいてコードを書くため、不具合を最小限に抑えることが可能です。
また、ペアプログラミングでは、2人1組でコードをレビューしながら開発を進めます。そのため、知識の共有が促進され、ミスの早期発見にもつながるのです。
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アジャイル開発の進め方
ここからはアジャイル開発の進め方を、6つのステップにまとめて紹介します。
- ステップ1:要件定義を作成する
- ステップ2:バックログを作成する
- ステップ3:スプリントを計画する
- ステップ4:デイリースクラムを行う
- ステップ5:スプリントレビューを行う
- ステップ6:開発終了の判断を行う
ステップ1:要件定義を作成する
アジャイル開発を始めるために、まずは要件定義を作成します。
プロジェクトを成功させるには、最初に目標と要件を明確に定めることが重要です。要件定義では、クライアントとの合意形成を通じて、開発チームが何を達成すべきかを共有します。具体的な目標があることによって、プロジェクトの方向性がブレずに進むからです。
また、この段階で潜在的なリスクや課題を洗い出すことで、後々の問題発生を未然に防ぐことが可能です。たとえば新しいアプリケーションの開発では、ユーザーインターフェースの仕様や必要な機能をリストアップし、優先順位を設定します。このように明確な基盤を作ることで、プロジェクトのスムーズな進行が期待できます。
開発初期に要件定義を作成すると、クライアントとの合意形成がスムーズに行え、プロジェクトの土台をしっかりと固めることが可能です。
ステップ2:バックログを作成する
次にバックログを作成します。
バックログは、プロジェクトに必要なタスクや要件を一覧化したもので、アジャイル開発の重要な要素です。開発チームは、バックログをもとに作業の優先順位を明確にし、進捗状況を把握できます。
バックログは「プロダクトバックログ」と「スプリントバックログ」に分けられ、それぞれで異なる粒度のタスクを管理します。たとえば、主要機能の設計や実装・テストなどを項目化し、優先順位をつけましょう。このプロセスにより、プロジェクト全体が整理され、効率的な進行が可能となるのです。
バックログには、新機能の実装やバグ修正など具体的な作業内容が含まれるため、チーム全体が進捗を共有しやすくなります。
ステップ3:スプリントを計画する

続いて、スプリントを計画します。
スプリント計画は、短期間で成果を出すために必要な具体的なタスクを整理し、各チームメンバーに割り当てるプロセスです。この計画により、プロジェクトが明確な目標を持って進行し、無駄を最小限に抑えることができます。
スプリントは通常1〜4週間で設定され、この期間内に達成可能な作業量を計算します。たとえば、モバイルアプリ開発のスプリントでは「ログイン画面のデザイン」「認証システムの実装」など具体的なタスクを割り振ります。計画が明確であるほど、チーム全体の進行がスムーズになるからです。
スプリントの期間内に達成すべき目標を設定し、各タスクに責任を割り当てましょう。これにより、効率的な進行が可能となります。
ステップ4:デイリースクラムを行う
開発が始まったら、進捗を管理します。
チームが毎日の進捗を共有し、課題を迅速に解決するための短時間のミーティング(デイリースクラム)を行いましょう。この会議は通常15分程度で行われ、各メンバーが「昨日の成果」「今日の目標」「現在の課題」を報告します。このプロセスにより、チーム全体の連携が向上し、早期の問題解決が可能になります。
たとえば、新規機能の開発中に発生した技術的な課題についてデイリースクラムで共有し、解決策を議論することでスプリントの遅延を防ぐことが可能です。
このプロセスにより、チーム全体が同じ方向性を維持し、迅速に問題を解決できます。
ステップ5:スプリントレビューを行う
1つのスプリントが終了したら、スプリントレビューを行います。
スプリントレビューは、スプリント終了後に成果物を確認し、関係者全員からフィードバックを受け取る場です。このミーティングでは、完成した成果物を用いてデモを行い、次のスプリントで改善すべき点を特定します。
たとえば、新しいネットショップ機能のレビューでは、ユーザーインターフェースや動作速度に関する意見を集めましょう。そして、次のスプリントで優先的に修正します。このプロセスにより、継続的な品質向上とチームの方向性の明確化が可能になります。
この早い段階で得られるフィードバックは、プロジェクト全体の品質向上に直結するはずです。
ステップ6:開発終了の判断を行う
プロジェクトの最終段階では、要件定義で定めた目標が達成されたかを評価し、開発終了の判断を行います。
このプロセスでは、完成した成果物を確認し、要件に適合しているかを検証しましょう。また、プロジェクト全体を振り返り、次回のプロジェクトへの教訓をまとめます。
たとえば、成果物について全社的なユーザーアンケートを実施し、成功要因と改善点を分析してみましょう。この分析結果を通じて、プロジェクトの価値を最大化し、次の取り組みへの足掛かりを作ります。
また、将来的な改善点や次のプロジェクトへの教訓も明確にしましょう。
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スムーズにアジャイル開発を進める3つのポイント

ここからはスムーズにアジャイル開発を進めるポイントを、3つにまとめて紹介します。
ポイント1:チームの信頼関係を築く
アジャイル開発をスムーズに進めるための1つ目のポイントは、チームの信頼関係を築くことです。
信頼は、メンバー間のオープンなコミュニケーションと協力を促進します。たとえば、デイリースクラムやスプリントレビューなどの定期的なミーティングでは、ミスや失敗を責めるのではなく学びの機会としてとらえる文化を作りましょう。
それにより、メンバーが安心して意見を述べられるようになるのです。このような信頼感は、問題が発生した際にも迅速な対応を可能にします。
ポイント2:すべてを可視化して根拠を明確にする
アジャイル開発をスムーズに進めるための2つ目のポイントは、すべてを可視化して根拠を明確にすることです。
たとえば、カンバンボードを利用することで、タスクの進行状況やボトルネックを即座に把握できます。この可視化により、各メンバーが何をすべきか明確になり、チーム全体が効率的に動くことが可能です。
また、根拠が明確になることで、意思決定のスピードも向上します。定期的なレビューを通じてデータを確認し、プロジェクトの軌道修正を行うことも成功の鍵となるでしょう。
ポイント3:定期的に状況をフィードバックする
アジャイル開発をスムーズに進めるための3つ目のポイントは、定期的に状況をフィードバックすることです。
定期的にプロジェクトの進行状況やメンバーの作業成果を評価し、改善点を議論することで、次のスプリントに具体的なアクションを反映できます。たとえば、スプリントレビューでは作業プロセス全体を振り返り、成功した点や改善すべき点を明確にしましょう。
このようなフィードバックのサイクルを繰り返すことで、プロジェクト全体の品質と効率が向上するのです。メンバー全員がフィードバックに積極的に参加することで、チームの一体感とモチベーションも高まります。
アジャイル開発に役立つおすすめツール3選
最後に、アジャイル開発に役立つおすすめツールを、厳選して3つ紹介します。
Jira(ジラ)

はじめに紹介するのはJiraです。
Jiraは、アジャイル開発におけるプロジェクト管理と進捗確認のために便利なツールです。主にタスク管理やバグトラッキングに活用され、スプリント計画やバックログの管理がスムーズに行えます。
特に大規模プロジェクトでは、チーム全体のタスクを一元管理する機能が役立ちます。また、カスタマイズ可能なダッシュボードを使用してリアルタイムでプロジェクトの進捗を確認することができます。これにより、開発チームは効率的にコミュニケーションを取り、タスクの優先順位を明確にすることが可能です。
大企業からスタートアップまで幅広く利用されており、アジャイル開発の標準ツールと言えるでしょう。
Trello(トレロ)

次に、Trelloを紹介します。
Trelloは、シンプルで直感的なカンバンボード形式のタスク管理ツールで、特に小規模チームや個人プロジェクトに適しています。タスクを「To Do(実行予定)」「In Progress(進行中)」「Done(完了)」などの列に分けて視覚的に管理することで、進捗状況を一目で把握することが可能です。
また、カード形式でタスクの詳細を記録し、期限の設定や添付ファイルの追加も可能です。SlackやGoogle Driveなど、他のツールとの連携機能も豊富で、プロジェクト管理の効率化に寄与します。
その使いやすさから、初心者でもすぐに利用を開始できる点が大きな魅力です。
Slack(スラック)

最後に紹介するのは、Slackです。
Slackは、チーム内外でのコミュニケーションを効率化するためのチャットツールで、アジャイル開発との相性が非常に良いツールです。プロジェクトごとに専用のチャンネルを作成できるため、必要な情報を迅速に共有しやすくなります。
また、タスク管理ツールやコードリポジトリツールと連携することで、通知を一元化し作業効率を向上させることが可能です。たとえば、JiraやTrelloと連携してタスクの更新情報をリアルタイムで受け取ることができるため、メンバー間の情報伝達ミスを防ぎます。
さらに、Slackはリモートでも活用しやすく、ビデオ通話機能を利用することで距離を超えたスムーズなコミュニケーションが実現します。
まとめ
アジャイル開発は、柔軟性と効率性を兼ね備えた開発手法として、現代のビジネス環境で必要不可欠な手法です。
その成功には、短期間でのイテレーションによる迅速な成果物の提供、チーム間の信頼と協力、そして適切なツールの活用が欠かせません。柔軟性と効率性を兼ね備えたこの開発アプローチを導入することで、プロジェクトの成功率を高めるとともに、顧客満足度を向上させることが可能です。
ぜひ、自社の開発プロセスにアジャイルを取り入れ、その効果を実感してください。
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本記事の解説内容に関する補足事項
本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。
また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に、提供コースは「教育訓練給付制度の指定講座」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。
参考:SAMURAIが「DX認定取得事業者」に選定されました
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この記事の監修者

フルスタックエンジニア
音楽大学卒業後、15年間中高一貫進学校の音楽教師として勤務。40才のときからIT、WEB系の企業に勤務。livedoor(スーパーバイザー)、楽天株式会社(ディレクター)、アスキーソリューションズ(PM)などを経験。50歳の時より、専門学校でWEB・デザイン系の学科長として勤務の傍ら、副業としてフリーランス活動を開始。 2016年、株式会社SAMURAIのインストラクターを始め、その後フリーランスコースを創設。現在までに100名以上の指導を行い、未経験から活躍できるエンジニアを輩出している。また、フリーランスのノウハウを伝えるセミナーにも多数、登壇している。