学業との両立が大変そうだから、無理なのかな?
そんな悩みを持つ大学生のあなたに、
- フリーランスエンジニアを始めるメリット
- 未経験からフリーランスエンジニアを目指すための方法
- フリーランスエンジニアを目指す際の注意点
をまとめました。
本記事を読んでぜひ、あなたもフリーランスエンジニアとして第一歩を力強く歩み始めて下さい。
- 自分ペースで働ける点から、大学生とフリーランスエンジニアは両立可能
- 目指す前に独立する目的を明確にしよう
- 独立に向けた勉強はコンピュータの基礎知識から身につけるのがおすすめ
大学生とフリーランスのエンジニアは両立できるのか
大学生とフリーランスエンジニアは両立できます。現在、大学生になっている世代は高校生の頃から情報処理の授業を受けてきた人が多く、ネットを介してエンジニアの仕事を探すことができるので大学生とエンジニアの仕事を両立することができます。
また、大学生は成人している人も多いので企業と取引きがしやすいというメリットがあります。大学生でエンジニアをする人は、学業を優先しながら仕事をしていきましょう。
大学生が未経験からフリーランスエンジニアとして仕事を獲得するための手順
では、大学生が未経験からフリーランスエンジニアになるにはどうすればいいのでしょうか?
具体的には次の5つのステップを踏んでいけば、未経験からでも仕事の獲得が可能です。
- 1.エンジニアのスキルを身につける(独学orスクールがあるが、スクールがおすすめ)
- 2.エンジニアに転職する(大学生の場合はインターンがおすすめ)
- 3.副業でエンジニアの仕事を獲得する
- 4.フリーランスで成功する人の特徴を知り真似をする
- 5.コミュニティで人脈を作る(情報交換やより良い案件の獲得に効果的)
なお、上記ステップについてより詳しく知りたい方は下記の記事をどうぞ。
フリーランスエンジニアを輩出している現役のエンジニア講師が監修した、具体的な学習法・案件獲得のコツが解説されています。
繰り返しにはなりますが、あくまでも大学生の本分は学業です。
プログラミング学習や獲得した案件に熱中するあまり、大学の講義をサボったり体調を崩したりしないようにしましょう。
大学の講義にはしっかり出席し、試験もこなし、睡眠時間も確保。それ以外の空き時間をフリーランスエンジニアを目指すための時間に充てましょう。
このあたりの注意点については後述していますので、合わせてお読みくださいね。
大学生がフリーランスエンジニアを始めるメリット5つ
大学生がフリーランスエンジニアを始めることで得られるメリットがあります。
フリーランスエンジニアとして仕事していくことで多くの経験を積めるので、スキルを身に付けられるだけでなく、働いた経験を就職活動などに活かしていくことができます。
大学生でフリーランスエンジニアとして働く人は、エンジニアの仕事で得た経験を元に自分がどのような分野に向いているか知り、就職活動などに反映させましょう。
始めるメリット1:成果を出した分報酬をもらえる
大学生がフリーランスエンジニアを始めるメリットに、成果を出した分だけ報酬がもらえることが挙げられます。
学生という身分でも仕事で成果を残せれば、取引先の企業から評価され、報酬を得ることができます。大学生でエンジニアをしていく人は、仕事で必要となるスキルを身につけたり、既に習得している知識を活かし、大きな成果に変えていきましょう。
始めるメリット2:スキルが身に付く
大学生がフリーランスエンジニアを始めるメリットに、スキルが身に付くことが挙げられます。
プログラマーとしての経験やスキルを積めるだけでなく、社会人としてのマナーや知識も学べるので就職活動に活かしていくこともできます。
大学生でエンジニアをしていく人は、エンジニアとしての仕事をしながら、多くの社会経験を積むことで、たくさんの人に必要とされる人物を目指しましょう。
始めるメリット3:経験を積める
大学生がフリーランスのエンジニアを始めるメリットに、経験が積めることが挙げられます。
フリーランスのエンジニアの仕事をしていくことでエンジニアとしての経験を積めるだけでなく、他人と仕事をしていくことがどのようなことか学ぶことができます。大学生でエンジニアとして仕事をする人は、仕事で失敗したことを良い経験と捉え、これから就く職業に活かしていきましょう。
始めるメリット4:場所を選ばず仕事ができる
大学生でフリーランスエンジニアを始めるメリットに、場所を選ばず仕事ができることが挙げられます。
エンジニアに限らずフリーランスの仕事はネットを介して行われることが多いので、場所を選ばず仕事をすることができます。大学生でフリーランスエンジニアとして仕事をする人は、仕事をする所としてふさわしい場所を選び、周囲に迷惑がかからないように業務に取り組みましょう。
始めるメリット5:就職やインターンに役立つ
大学生がフリーランスエンジニアを始めるメリットに就職がインターンに役立つことが挙げられます。
エンジニアとして仕事をすることで企業の職業体験をすることができるので、職業について学んだり、就職活動に活かしていくことができます。これから就職活動をしていく人は、フリーランスエンジニアの仕事やアルバイトでの経験を積み、労働をして賃金をもらうことはどのようなことなのか学んでいくようにしましょう。
大学生がフリーランスエンジニアを目指すためのポイント5つ
大学生がフリーランスエンジニアを目指すために抑えておきたいポイントがあります。
大学生でエンジニアの仕事をしていく人は、目先の利益を考えて仕事をするのではなく、将来就きたいと考えている職業に活かせるようなプログラミング言語を選び、仕事をしていきましょう。
目指すためのポイント1:エンジニアを目指す目的を明確にする
エンジニア職を目指す目的を明確にすることも大学生がフリーランスエンジニアを目指すために大切なポイントです。エンジニアにはネットワークやセキュリティなどを専門に扱う職業があり、それぞれの職に求められるスキルが違ってくるので目的を明確にする必要があります。
大学生でエンジニアの仕事をする人は、それぞれのエンジニア職について深く学ぶことで、将来どのようなエンジニアを目指していくのか考えてみましょう。
目指すためのポイント2:学ぶ言語を決める
大学生がフリーランスエンジニアを目指すためのポイントに学ぶ言語を決めることも大切なことです。学ぶ言語によって将来就けるエンジニア職が決まってくるので、どのようなエンジニアになりたいのかを明確にしてプログラミング言語を学習していく必要があります。
将来エンジニアとして仕事をしたい人は、それぞれのエンジニアに求められる言語を把握しておき、就きたいと考えているエンジニア職に必要な言語を学んでいきましょう。
目指すためのポイント3:プログラミングの勉強方法
大学生がフリーランスエンジニアを目指すためのポイントにプログラミングの勉強方法が挙げられます。エンジニアとして通用するプログラミングを学業と両立させながら学んでいく必要があり、短い期間で勉強していくことが求められます。
大学生でプログラミングを学ぶ人は、プログラミング教室などを利用して短い期間でプログラミング言語を学ぶようにしましょう。
そして、勉強する際の大事なポイントは、常にアウトプットを意識することです。具体的には学んだプログラミングの知識をサービスやアプリなど目に見える形でアウトプットすることです。
学業において単に教科書を読むだけでは頭に入らないことも、実際に問題を解くというアウトプットを通じて、身につくことを経験している方も多いことでしょう。プログラミングも同じことが言えます。
アウトプットは他の人のフィードバックも得られるので、とても有益な勉強方法の一環なので、ぜひ意識してみて下さい。
目指すためのポイント4:仕事の請け負い方
仕事の請け負い方も大学生がフリーランスエンジニアを目指すために必要なポイントです。良い仕事を紹介してもらえるフリーランスのサイトを見つけておいたり、どのような雇用形態で仕事をしていくか決めておく必要があります。
大学生でエンジニアをしていく人は、どのような方法で仕事を請け負うか決めておき、信頼できる会社と契約するようにしましょう。
目指すためのポイント5:勉強との両立を成功させる為に
学業である勉強とエンジニアのお仕事を両立させる為に必要なことをまとめました。
タイムマネジメントのスキルをみがく
人間誰しも1日24時間と決められた時間の中で過ごしています。やるべき目標を達成する為にその限られた時間を有効に活用する力、タイムマネジメントスキルは重要です。
もしこれまでタイムマネジメントをあまり意識してこなかった方は、まずは自分の1日を振り返ることができるように、行動の記録を残していくことから始めましょう。
その記録を見ながら「時間」をどのように使っているかの現実をまず客観的に知ることが大事です。その上で、自分が理想としている時間の使い方を決め、そこに少しづつでも近づけていけるように週1回などで修正を繰り返すことがタイムマネジメントのスキルアップに繋がります。
プログラミングスキルの向上や開発のお仕事、そして学業と大学生のフリーランスエンジニアは両立を行う必要がある分、タイムマネジメントスキルを学ぶチャンスでもあります。ぜひ積極的に身に付けていきましょう。
ツールなどを活用して効率的な作業環境を整備する
限られた時間の中で、より多くの目標を達成しようと考えた場合、自分の行っている作業の中で、ツールで効率化できることがないか探してみましょう。
例えば、学業にて、レポートを提出する為に文章作成ソフトを利用している場合、誤字変換の自動校正をしてくれるツールを活用したり、文献をインターネット上から収集する際に、手作業でブラウザを開いて検索しているのであれば、検索したいKWだけを打ち込んだら、勝手にツールが関連サイトの情報を収集してくれるなどです。
世の中には面倒な手作業を自動化するツールがたくさんあります。最初にツールを入れる時は多少時間を使うかもしれませんが、導入後は時間の節約効果が中長期的に得られる為、大変有効な手立てです。
目の前の作業がツールで効率化できないか、ぜひ一度立ち止まって考えてみると良いでしょう。
他の人に頼める作業は外注する
ツールではできない作業でも、他の人にお金を払って頼むことで、その作業で本来かかっていた時間を他の有益なことに使うことができるようになります。
他の人に頼むのが良いかどうかの判断基準の一つとして、例えばその作業を自分が行えば1時間かかるものであった場合、その1時間でエンジニアの仕事を行ったらどのくらい稼げるかを考えてみます。その金額以下で他の人にその作業をお願いできるのであれば、結果的にあなたがトータルで稼ぐ金額はプラスになるということです。
この辺りの判断は最初は迷うこともあるかと思いますが、経験値を積むことで、明確な判断基準を持てるようになります。ぜひ、トライしてみてください。
大学生がフリーランスエンジニアを目指す際の注意点3つ
大学生がフリーランスエンジニアを目指す際に注意しておくことがあります。初めから難しい技術書などで勉強しないようにすることや収入が低くても確定申告をしておき、周囲に迷惑をかけないことも大切なことになります。
大学生でエンジニアをしていく人は、学生でも社会人としての自覚を持ち、責任感ある仕事をしていくようにしましょう。
目指す際の注意点1:初めから技術書に手を出さない
大学生でフリーランスエンジニアを目指す際の注意点に初めから技術書に手を出さないことが挙げられます。プログラミングは段階を追って学んでいく必要があるため、初めから難しい技術書に手を出してしまうと挫折するきっかけとなることがあります。
大学生でプログラミングを学ぶ人は、コンピュータの基礎的な知識をつけながら、自分の力に合わせて学ぶプログラミング言語を選んでいくようにしましょう。
目指す際の注意点2:確定申告は忘れずに
確定申告を忘れずに済ませておくことも大学生でフリーランスエンジニアを目指す際の注意点です。エンジニアとしての収入がある場合、確定申告をしておかないと脱税の罪に問われてしまうことがあるので周囲に迷惑をかけないためにも税務署に確定申告をしておきましょう。
大学生でエンジニアの仕事をする人は、購入した物の領収書やレシートをとっておき、確定申告がしやすい環境を作っておきましょう。
目指す際の注意点3:学業をおろそかにしない
フリーランスの仕事が順調に進み始めると、どうしても学業にかける時間よりもエンジニアの仕事にかける時間の方が多くなりがちな人も出てくると思います。ですが、大学は本来あなたが学びたいことがあって入学した場所です、一時的な感情だけで限られた時間を費やすのではなく、冷静に今の自分にとって大切なことを見つめる時間を持つことが大事です。
単にエンジニアの仕事が忙しくて学業がおろそかになった、ではなく、テスト期間が決まっている場合は、その期間に備えて、予めエンジニアの仕事の時間を調整するなど、自分の意思を持って、学業とエンジニアの時間配分を決められる人になれると良いです。
大学生でもフリーランスエンジニアを目指せる
大学生でもフリーランスエンジニアを目指すことができますが、大学生という身分で専門的な仕事をしていくことになるので難しいプログラミングを学んだり、勉強と仕事を両立させるための自己管理が必要になります。
大学生でフリーランスエンジニアを目指す人は、大学生でエンジニアになることで生じるメリットとデメリットを把握しておき、学業や目指している職業に支障がない程度に仕事をしていきましょう。