開発系エンジニアとは?開発系エンジニア6種と業務内容・必要なスキル

この記事では、業務内容や必要なスキルも交え、開発系エンジニアの特徴を解説します。

開発系エンジニアといってもシステムエンジニアやプログラマなど仕事は多岐にわたります。

この記事では、開発系エンジニアの6種類と業務内容・必要スキルについて紹介していきます。

開発系エンジニアの仕事について興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

この記事の要約
  • 開発系エンジニアは業務などによって複数の職種に細分化される
  • 「プログラミングが好きな人」は開発系エンジニアへの適性がある
  • 活躍するにはプログラミングスキルやコミュニケーション力が必要
目次

エンジニアとは

エンジニアとは、工学の分野で専門的な技術を持ち、機械製品やシステム、サービスなどを生み出す産業に対して必要にされている職業です。

エンジニアの職種3つ

エンジニアは、活躍する分野によって必要になってくる知識やスキルはもちろん、仕事についても内容が異なってきます。一言に「エンジニア」というくくりで考えていると大きな範囲になってしまうでしょう。

代表的なエンジニアの職種として、開発系エンジニア・インフラ系エンジニア・IT関連職エンジニア、について紹介していきます。

エンジニアの職種1:開発系

エンジニアの職種1つ目は、開発系エンジニアです。自動車や船、航空機、工業用機器、家庭用の電化製品などの製品を設計し、試作機の作成や、強度に関するシミュレーション、調整などをします。

開発系というだけで携わる製品は幅広く、企業やプロジェクトの形態によって求められるスキルや仕事内容は多岐にわたります。

エンジニアの職種2:インフラ系

エンジニアの職種2つ目は、インフラ系エンジニアです。インフラとはインフラストラクチャーのことであり、下部構造という意味があります。

インフラ系エンジニアの仕事内容は、データベースやサーバー、ネットワークなどの設計、構築、完成後の運用・保守です。高い技術力と経験値が求められ、未経験の場合は保守や運用の仕事に割り振られるでしょう。

エンジニアの職種3:IT関連職

IT関連職エンジニアは情報技術系に携わる技術者で、Webサイトのサービスからハード機器やソフトウェアなどの設計や開発、テストなどを行います。IT分野は幅広く、IT系エンジニアは仕事の種類もさまざまです。

コンピューターのシステムを設計するシステムエンジニアや、プログラミング言語を使ってシステムやソフトウェアを作るプログラマなどもIT関連職のエンジニアです。

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開発系エンジニア6種とその業務内容

次は開発系エンジニア6種とその業務内容について紹介します。

開発系エンジニア1:システムエンジニア

システムエンジニアとはコンピューターのシステム開発を行う技術者のことをいい、コンピューターシステムの設計、開発、テストなどを計画し進めていきます。

納期が近づいてくれば開発やテストを手伝い、オールラウンダー的な能力も必要になりますし、クライアントとの打ち合わせもあるので、コミュニケーション能力も必要になる職種です。

開発系エンジニア2:プログラマ

プログラマとは、システムエンジニアが作った設計書を基にプログラムを組んでいくエンジニアです。プログラミングを行うだけの場合は、コーダーと呼ばれることもあります。

携わる製品によって、必要となるプログラミング言語も異なります。プログラマは扱える言語が多いほど、仕事の幅が広がるでしょう。

開発系エンジニア3:アプリケーションエンジニア

アプリケーションとは、OS上に追加して利用するソフトウェア全般のことを意味する言葉です。アプリケーションエンジニアは、Webアプリ・スマホアプリ・業務系アプリなど、ITシステムに含まれるアプリケーションを作るアプリ開発者のことをいいます。

ネットワークやソフトウェアに関する深い知識と技術はもちろん、世の中のニーズを把握することも必要になります。

開発系エンジニア4:組み込み系エンジニア

組み込みエンジニアは、産業用機器から車、家電など製品に対して、動作を制御するプログラムを直接組み込んでいく技術者です。

組み込み系エンジニアの難しさは、つくっていたものが商品として市場に出てしまうと、後からプログラムを直すことができないという点でしょう。様々な状況を想定してプログラムを作成しなければいけないという難しさがあります。

開発系エンジニア5:フロントエンドエンジニア

フロントエンドとは、ユーザーとデータの直接やり取りを行う要素のことを指す言葉で、Webサイトでユーザーから見える範囲、Webサイトの見た目や、サイト上でのアニメーション再生などを担当するエンジニアのことを「フロントエンドエンジニア」といいます。

Webデザイナーのデザインを基にWebサイトの構築やカスタマイズを担当します。デザインについても関心を持つ必要があるでしょう。

開発系エンジニア6:サーバーサイドエンジニア

サーバーサイドエンジニアとは、サーバーで扱うデータの管理において必要になってくるプログラム開発を行うエンジニアのことを指します。

Webサイトの裏側をまとめて担当するため、データベースやサーバーの知識が求められます。ユーザーに見えない部分を担当することから、バックエンドエンジニアと呼ばれることもあります。

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エンジニアに適性がある人とは

エンジニアに適性がある人は「プログラミングが好きな人」です。

エンジニアは新しいプログラム言語が登場すればその言語をマスターし扱っていく仕事です。開発に携わりたいという気持ちも大事ですが、実際に扱っていくプログラミングに抵抗がない人がエンジニアの適性があるでしょう。

テストと修正を繰り返す仕事でもあるため地道な調査や作業が苦にならない人もエンジニアの適正があります。

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開発系エンジニアに必要なスキル・知識

開発系エンジニアにはどのようなスキル・知識が必要なのでしょうか。

必要なスキル・知識1:プログラム

プログラミングスキルは開発系エンジニアの基本スキルです。現場の即戦力として技術の向上に携わる人材であるためには、使用するであろうプログラミング言語の知識は必要になるでしょう。

開発系エンジニアの仕事として、実際に効率良くプログラミング工程が進むよう考慮しながら設計書を書くこともあるため、プログラミングは学んでおきましょう。

必要なスキル・知識2:システム開発

地図の見方がわからない人が目的の場所にたどり着けないように、システムに関する技術的な知識や知見がない人にはシステムの提案や構築はできません。

しかし、本で書いてある内容を覚えても現場で役立つわけではありません。システムを開発する一通りの流れ(要件定義・設計・実際・テスト・運用・保守)を、現場で経験することが必要でしょう。

必要なスキル・知識3:マネジメント

マネジメントスキルは、決められた納期の中でクライアントの求めるシステムを確実に開発するため、また、プロジェクト全体の進捗管理を行うために必要になります。

立場が上になることで求められるスキルで、プログラマに指示する開発系エンジニアには重要となるでしょう。

必要なスキル・知識4:コミュニケーション能力

プロジェクトを進めていくために、エンジニアはクライアントからチームメンバーまで多くの人とコミュニケーションをとっていく必要があります。

システム要件を決めるためのヒアリング、仕様の提案、進捗確認、トラブルがあったときの報告など、エンジニアが舵をとって関わっている人たちとコミュニケーションをとる場面は多いです。

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開発系エンジニアを目指そう

開発系エンジニアとは何か、開発系エンジニアの6種類と業務内容・必要なスキルについて紹介していきました。

開発系エンジニアといっても、システムエンジニア・プログラマ・アプリケーションエンジニア・組み込み系エンジニアなどがあり、扱う製品によってまた世界が変わってきます。

開発系エンジニアを目指す場合は、幅広い知識やスキルが必要になるので、粘り強さや忍耐力が必要になってくるでしょう。

この記事の監修者

株式会社SAMURAI

侍エンジニアブログ編集部

【プロフィール】 DX認定取得事業者に選定されている 株式会社SAMURAIのマーケティング・コミュニケーション部が運営。 「質の高いIT教育を、すべての人に」をミッションに、IT・プログラミングを学び始めた初学者の方に向け記事を執筆。 累計指導者数4万5,000名以上のプログラミングスクール「侍エンジニア」、 累計登録者数1万8,000人以上のオンライン学習サービス「侍テラコヤ」で扱う教材開発のノウハウ、 2013年の創業から運営で得た知見に基づき、記事の執筆だけでなく編集・監修も担当しています。

この記事を書いた人

【プロフィール】
DX認定取得事業者に選定されている株式会社SAMURAIのマーケティング・コミュニケーション部が運営。「質の高いIT教育を、すべての人に」をミッションに、IT・プログラミングを学び始めた初学者の方に向け記事を執筆。
累計指導者数4万5,000名以上のプログラミングスクール「侍エンジニア」、累計登録者数1万8,000人以上のオンライン学習サービス「侍テラコヤ」で扱う教材開発のノウハウ、2013年の創業から運営で得た知見に基づき、記事の執筆だけでなく編集・監修も担当しています。
【専門分野】
IT/Web開発/AI・ロボット開発/インフラ開発/ゲーム開発/AI/Webデザイン

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