プログラミング学習を初めてみたものの、エラーにつまづき、疑問をすぐに解決できなくて、いまいちモチベーションがあがらない、ということはありませんか?
こんな風に感じたときこそ、プログラミングのスキルをすでに習得し活躍しているエンジニアやプログラマーのブログを読むことをおすすめします。同じように悩み、つまづいた経験談や、就職や転職の体験談は、これからのプログラミング学習の大きな糧になるはずです。
そこでこの記事では、これからプログラミング学習を始める人やプログラミング初心者にとって学習の手助けになるおすすめブログを9選紹介致します。ぜひ参考にしてください。
プログラミング初心者におすすめのブログ9選
早速、おすすめのブログ10選を紹介していきます。
26歳営業が未経験からプログラミングを勉強してエンジニアになるまでの話
ブログの筆者の前職は技術営業。「このままの仕事でいいんだろうか」「本当に自分がやりたかったことってなんなんだろうな」と考えたとき、自分はプログラミングをやりたいんじゃないだろうかという気持ちが湧いてきたそう。それをきっかけに、MacBookPROを購入しN予備校に入学します。
Node.jsを一通り学んだ後、JavaScriptを理解するためドットインストールで簡単なJSアプリを量産し、理解度を深めていきました。その後転職活動をするものの、結果は全滅。
スキル不足だと反省し、プログラミングスクールへ通いました。Ruby、Railsチュートリアルを学びながら転職活動を進め、見事に内定を勝ち取りました。学習の始めから転職までのストーリーがブログに綴られています。
こんな人におすすめ
転職活動に向けた学習のポイントやアピールすべき点の考え方はもちろん、不安対処法やお金や時間、Twitterとブログの使い方など、経験者だからこその内容がつぶさに書かれており、これからプログラミングを学習して就職・転職を目指す人にはうってつけの内容です。
落ち込んだり不安になったとき、大きな励みとなるでしょう。筆者とは違う言語を学んでいる方にもぜひ読んでほしいブログです。
ゆとり世代の文系でも一人でWebサービスを作ってみました
文系学部卒、前職はエンジニアではなかった筆者が転職先に選んだのは、Web業界。全く知識がない中、だましだましマーケッターとして仕事に取り組む日々の中で、これからは技術のわからないマッケター・ディレクターには未来がないと思い、Webサイトを一から作ることに。
プライベートの時間が作れないため一念発起し会社を辞め、メンズファッション類似検索 Monosyというサービスを制作したのです。
こんな人におすすめ
Webサイト制作のための学習内容と制作の過程が事細かに記されており、Webサイトを作るため、何をどれから勉強すればいいのかわからないという方、Webサイトを作るための思考のプロセスを知りたい方、Webページの制作からサーバーにアップロードするまでの手順について知りたい方は、一読することをおすすめします。
【Unity】素人が7日間クソゲーを作り続けてわかったこと(ブログ名:UINYAN.COM)
ゲームプログラミング未経験の著者が、Unityを使い、7日間に渡り1日1本クソゲーを作ってみて気付いたことをまとめたブログ。きっかけは、ゲーム業界の人たちに「Unityすごいよ」と勧められたことだったそう。
ブログは、Unityをインストールする0日目から始まり、1日目にはトップビューのカーレース風クソゲー、2日目にはスマートボール、3日目には超本格的野球ゲームと、7日間毎日欠かさず1つずつ、クソゲーを作っていく様子が綴られています。
ゲームを作っていく思考のプロセスやツールの使い方はもちろん、人に見てもらうことの大切さ、モチベーション維持の大変さなど、7日間に気付いたことがリアルな感想と共に書かれています。
染みるのは「ゲーム作りは楽しい」のひと言。ゲームプログラミング未経験でもゲームを作れ、それがとても楽しいことが伝わります。未経験からゲームを作ってみたい、Unityを使ってそのすごさを体感したい方はぜひ読んでみてください!
また、続編にあたる「【Unity】あの素人がOculusでVRクソゲーを7日間作り続けてみた」というブログも要チェック。OculusとUnityでVRクソゲーを7日間で7本作っており、こちらもノウハウが満載です。
プログラミング初心者のブログ
プログラミング初心者がJavaで簡単なゲームを作ってみた体験談。コマンドプロンプト上で動く程度の簡単なゲームで、戦闘のシステムを作っています。実際のコーディングとコンパイル後の画面が表示されているうえ、コードの意味も解説してあり、理解が深まります。if文やwhile文を使う場面も出てきます。
こんな人におすすめ
Javaの学習を始めたばかりでも同じようにコーディングすればよいので、初学者でもわかりやすいのがポイント。ほかに「プログラミング初心者が覚えるべきコマンドプロンプトのコマンド(Windows版)」「プログラミング初心者向けエディアMeryを使ってみよう(Windows版)」といった、初心者に役立つ記事が充実しています。
C言語すら知らなかった私が2ヶ月でiPhoneアプリをリリースするまでにやったこと(ブログ名:Last Day.jp)
筆者はプログラミング未経験者、それもバリバリの文系出身なのだそう。プログラミングをやってみたいと思いながらなんだか難しそうだと、勉強するのを先送りにしていました。ところが、始めてみたら思ったより簡単に感じたと言います。
iPhoneプログラミングは難しくないこと、学習時間を確保する方法、初期投資したものといった事前準備から始まり、学んだ言語、必読書籍、書いて書いて書きまくったという実際の学習方法の体験談など、これからアプリを作りたい方へのアドバイスがふんだんに書かれています。
こんな人におすすめ
プログラミングを一度も学んだことがないけれど、iPhoneアプリを作ってみたい方におすすめ。また、Objective-Cの学習に挫折した経験を持つ方にも是非読んで欲しいブログです。
初学者には難しいとされるC言語の学習については、プログラミング初心者である筆者にとって一番わかりやすかったサイトの紹介がありますし、必読書籍についても初心者にこそわかりやすい二冊を紹介しています。
どの情報も初心者が学ぶことを前提としているので、これからiPhoneアプリを作ってみたいという方には大いに参考となるはずです。
HTMLなら「ほんっとにはじめてのHTML5」
フリーランスのデザイナーとして活躍する筆者が「ドリームウィーバー使ったらホームページができるんでしょ?」と聞かれて答えに困ったのをきっかけに作ったブログがこちら。
タイトル通り、本当に初めてHTMLに触れる人でも、それが一体どんなものでどのように使うのかがわかるように、順を追って書かれています。HTMLもCSSも、使い方の決まり事から実際の使い方まで網羅。これまで全くHTML/CSSに触れたことがない人でも、基礎の「き」から順を追って学んでいくことができます。
こんな人におすすめ
全くの未経験ながら、これからHTML/CSSを学びたい方。どのくらい未経験でも大丈夫かと言うと、HTMLの最初の項目は「とにかくHTMLを書いてみよう」と題している通り、テキストエディタで新規ファイルを開くところから始まります。
半角英数字で入力する、拡張子「.html」をつけて保存するといった初歩の初歩から始まるので、パソコンを使って文字入力ができ、テキストエディタのダウンロードができるスキルがあればOK。
また、INDEXとして項目が一覧になっているため検索がしやすく、学習につまづいてしまった方が疑問を解消するのにも役立つはずです。
”ほんっとに”初めての方にも、学習を進めてきた方にも、わかりやすくやさしいブログです。
COMBLOG
文系Fラン大学を卒業後、販売職を経てエンジニアになった筆者。現在はフリーランスエンジニアとして、ブログやコーチング、プログラミング講師をしながら生活しています。
ブログでは、プログラミング初学者に向けてフリーランスになる方法を発信。「これから勉強するならRubyとPHPどっちがいいのか【難易度・収入・将来性】」というような、これからプログラミング言語を学びたいけれどどの言語がいいのか悩んでいる方にピッタリの記事が並びます。
こんな人におすすめ
これからプログラミング学習を始めたい人。パソコンの選び方、プログラミングスクールに通う前にやっておくべきことなど、これから学ぶのに有益な情報が書かれています。
また、今現在プログラミング学習をしていて、効率よく学習できていない、続けられず挫折しそうな人にもおすすめ。学習を絶対に続ける方法やコツ、勉強時間を確保するためにやるべき行動を教えてくれる記事があるからです。
これらの情報は、カテゴリーの中の「プログラミング学習」をクリックすると一覧で表示されます。現役のフリーランスエンジニアの視点で書かれており、どの記事も学習継続とモチベーションアップに繫がるはずです。
箱のプログラミング日記
筆者は、渋谷にある自社開発企業でRailsエンジニアをしています。TECH::EXPERT(現TECH CAMP)の卒業生で、未経験から短期集中コースに通いプログラミングを学びました。
スクール時代の反省と後悔を踏まえて書かれた「【TECH CAMP転職600時間を無駄にしない過ごし方〜未経験からエンジニア〜」は、これからスクールに通ってプログラミング学習を始める人、もしくは、TECH CAMPに限らずすでにプログラミングスクールに通っている方のモチベーションアップに大いに役立つことでしょう。
こんな人におすすめ
プログラミングスクールに通って未経験からスキルを身につけ、就職や転職を考えている方。また、RubyやRailsを学んでいる方、実際に仕事で使っている方にも大いに役立つ記事が満載です。RailsやRubyの記事に比べると数は多くありませんが、ネットワークやJavaScript、CSSやMySQLにまつわる初心者向けの記事もあります。
プログラミング就職村
大学在学中にプログラミングにハマり、プログラミングスクールやIT企業への取材を多く行っている筆者が運営。20代の方がIT企業に対して就職活動をする時に役立つ、とっておきの情報を記事にしています。
その目的は、いかに早く、お金をかけず、好条件の企業に就職すること。高卒、大学中退、Fラン、ニート・フリーターであっても、好条件なIT企業に就職できるようにオンライン上でサポートしているのもポイントです。
ブログは、学ぶ言語の選び方、パソコンの選び方といった初心者向けの記事から、勉強法、就職にまつわる記事までバラエティ豊か。サイトマップを開けばずらりと並ぶ項目の中に、今自分が知りたいこと、思い悩んでいることが必ずあるはずです。
こんな人におすすめ
プログラミングを学習して就職・転職を目指すあらゆる人におすすめ。特に20代で就職のサポートが欲しいという方は必読のブログです。
エラーや疑問の解決に役立つおすすめ質問サイト3選
「どんなに調べてもエラーの解決ができない」ということがあります。先へ進めないことが、プログラミングの学習に挫折していまうきっかけになることも。そんなときに活用したいのが、質問サイト。
求めているような答えをもらうコツは、簡潔ながら一目で質問内容がわかるタイトルをつけること、具体的にわかりやすく質問をすることの2点。本文には言語やツールのタグをつけることも忘れずに。
Qiita
Qiita(キータ)はプログラミングに関する情報を共有するサイト。月間700万人を超えるユーガーが訪問し、エンジニア自身が持つ知識や経験を発信しています。ノウハウや開発過程、学習や就職・転職、学習における経験談等、記事の内容が幅広く、自分が抱いている悩みや疑問を検索すると同様の疑問や悩みを解決している記事が出てきます。直接質問できるサイトではありませんが、自分の困りごとを解決できる貴重なサイトです。プログラマーとして経験を積み、ゆくゆくは自分のアウトプットの場としても使えます。
Teratail
Teratail(テラテイル)は、エンジニア向けの質問投稿サービス。質問フォームを利用して、タイトル、プログラミング言語などのタグ、質問の具体的な内容を入力。月間約150万人のエンジニアが利用しており、国内最大級のQ&Aプラットフォームとしてエンジニア同士が助け合い、疑問を解決する場になっています。
初心者にやさしく、質問フォームを利用する際、初心者マークをつけることができます。回答者に自分が初心者であることを伝えられるの「こんなこと聞いても大丈夫?」という聞きにくさがなくなり、質問へのハードルが一気に下がります。
Stack Over Flow
プログラミングに関するQ&Aサイト。元々は英語オンリーでしたが、2014年に日本語版のサイトを開設しました。疑問解決に英語と格闘せずに済むようになり、2020年8月27日時点でのユーザーは27,449。23,773もの質問が投稿されています。
質問に回答をする機能のほか、それらを評価する機能や文章の編集機能があるのが従来のQ&Aサイトとは大きく異なる点。他人の質問に補足したり、質問内容自体をわかりやすく編集できるので、Q&Aの質が高まっていきます。ちなみに、他者が編集した内容は投稿者の承認がなければ反映されません。
学習につまづいたときのブログ活用法
まずは自分のロールモデルとなるブログを見つけておくこと。同じ言語を学んでいる、目指す分野で仕事している、同じプログラミングスクールの卒業生など、自分と共通項がある先輩エンジニアのブログを見つけておくと、学習につまづいたとき、わからないことができたとき、モチベーション維持や疑問の解決に大いに役立つはずです。
また「ほんっとにはじめてのHTML5とCSS3」や「じゅもん をおぼえた!」「箱のプログラミング日記。」のようなブログは、テキスト代わりにもなります。疑問やエラーを解決したいときの参考にするとよいでしょう。
初心者こそ自分のブログを活用して学ぶべき
プログラミング学習はアウトプットが基本
プログラミング学習のコツは、アウトプットにあり!知識や情報をインプットして満足していては、なかなか上達しません。プログラミングのスキルは、自分で考えてコードを書くことで上がっていくからです。
アウトプットのツールとしておすすめなのがブログ。学習がひと区切りしたらブログにアウトプットするというルーティーンを作ると、速く確実にスキルアップしていけます。
ブログを活用して知識を定着
インプットして理解した気になっていても、自分の言葉で説明できばければ定着しているとはいえません。知識を言語化するブログは、アウトプットにもってこい。学習した内容を実際に考え手を動かしてコーディングし、画像やテキストで紹介するというプロセスが、七機の定着に役立ちます。
アウトプットは小まめにするのがおすすめ。テキストなら1章分を一度にアウトプットするは時間も労力も使うため、とても大変です。1項目学んだらブログの記事を1つ更新するというように、小刻みに進めていきましょう。アウトプットの質の向上につながるうえ、エンジニアに必要な〝スキルアップしやすい体質”になれるのでおすすめです!
自分で作ったブログは成果物にもなる!
プログラミング学習のアウトプットを通じて1つの作品を作れば、それはあなたが自分デ考えて一から作り上げた成果物となります。就職や転職の際に提示できるのも魅力的ですね!
まとめ
エンジニアの先輩達が書いているブログを上手く活用すれば、モチベーション維持はもちろん、疑問解決にも大いにい役立ちます。自分にフィットするブログに出会うためにも、なぜプログラミングを学ぶのか、自分が一体どうなりたいのか、学ぶ目的を明確にすることが大切です。
侍エンジニアの無料カウンセリングでは、思い描く自分になるためにどう行動していけば良いかを明確にできます。最適な言語と学習方法を提案しており、すぐに具体的な行動に移せると好評です。
当日でもオンラインから気軽に相談できるので、気になる人はぜひ一度ご相談ください。
また、プログラミングへのモチベーションを高める方法はブログ以外にも存在します。下の記事で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてください。