統計学や機械学習を必要とする人の中で、R言語を学んでみたいという方は多くいらっしゃるのではないでしょうか? Pythonとも比較されるR言語ですが、Pythonに比べて統計解析の分野に強いのが特長です。
本記事ではこれからR言語を学びたい人に向けて、R言語が学べるおすすめの本と、本を選ぶ上で気を付けたいポイントを解説します。R言語の学習書籍を探している方は、きっとお気に入りの1冊が見つかるはずです!
※なお、そもそもR言語とは何かを知りたい方はまず次の記事をご覧ください!
R言語の学習本おすすめ一覧表
まずはじめに、本記事でご紹介しているR言語の学習本を一覧表でご紹介します。
タイトル | 価格 |
RStudioではじめるRプログラミング入門 | ¥2,860 |
はじめてのR: ごく初歩の操作から統計解析の導入まで | ¥1,760 |
RユーザのためのRStudio実践入門 | ¥3,053 |
Rによるやさしい統計学 | ¥2,970 |
R初心者のためのABC | ¥3,850 |
より詳しい解説や、読者レビューは後述していますので以下のショートカットボタンをどうぞ。
R言語の学習本を買う上で気を付けたいポイント
自身の目的に合っているか
そもそも、自身の目的に合っているかをまず再確認しましょう。
R言語はPythonと同じく統計解析や機械学習に用いられる言語ですが、ホームページやWebアプリケーションを作成したい方にはおすすめできません。R言語は比較的用途が限られているプログラミング言語のため、言語選定の時点で間違えないようにしましょう。
統計学について学べるか
R言語の学習本には、主に以下の2パターンがあります。
- R言語のプログラミングについて学習できる本
- R言語とセットで統計学についても学習できる本
本記事では両方のパターンの書籍をご紹介していますが、前提として統計学の基本的な知識が求められるものも少なくありません。「購入してみたら思った内容と違った」「そもそも統計学について知識が足りなかった」ということが起こりかねないので、個人のレベルに合わせて自分が学習したい内容の書籍を選ぶようにしましょう。
R言語のおすすめ学習本5選
RStudioではじめるRプログラミング入門
R言語をより使いやすくするための統合開発環境であるRStudioを使って、R言語の基礎から学ぶための本です。プログラミング初学者向けで、実際に簡単なゲームを作りながらR言語について学ぶことができます。
注意点として統計学については深く触れていないので、統計学も合わせて学びたい方は他の書籍の購入も検討しましょう。
はじめてのR: ごく初歩の操作から統計解析の導入まで
R言語の基礎と統計解析の基礎を、この1冊で学ぶことができます。Rのインストール方法から始まり、簡単な計算や統計解析、ファイルの保存方法など、超基礎的な部分から解説しています。
統計解析とR言語を並行して学びたい方には特におすすめしたい1冊です!
RユーザのためのRStudio実践入門
R言語の統合開発環境であるRstudioの基本的な機能や、データ分析ワークフローをひととおり学習できる書籍です。データの収集、データの整形、可視化、レポーティングなどのデータ分析の基礎を学ぶことができます。
一部カラーになっているページがあり、説明も分かりやすいため初心者が1冊持っておくと心強い書籍です。
Rによるやさしい統計学
R言語と統計学について、1冊でひととおりの知識を習得できる書籍です。
Amazonの商品説明で上記の記述があるように、インストール方法、データ入力、関数入力など基本的な部分から解説しているので、プログラム初学者にもおすすめの書籍となっています。また章末に練習問題があるため、都度実戦形式で学習できます。
ただし統計学完全初心者の方はやや難しく感じる可能性があるため、ある程度統計学の基礎知識がある方がR言語と並行してさらに知識を深めたい場合におすすめの1冊です。
R初心者のためのABC
R言語を使ったプログラミングの基礎を学びたい方におすすめの書籍です。R言語と統計学はセットで覚える必要がありますが、この本では統計学については深く触れていません。しかし、R言語のプログラミングに関しては非常に丁寧に解説されています。
レイアウトも見やすく、プログラミングとは何かといった基本的な部分から学ぶことができるので、初のプログラミング学習でR言語を選択した方におすすめしたい書籍です。
R言語を本以外で学ぶ方法
学習サイト
R言語初学者には、下記の様な学習サイトを使った勉強方法もおすすめです。
- ドットインストール
- Udemy
ドットインストールやUdemyは、動画でR言語を学ぶことができます。動画で学習すると講師の方と同じようにコードを書きながら学べるというメリットがあり、実際に動きを身ながら開発できるので、書籍と比べて挫折しにくい傾向にあります。
また独学で始めることができ、低コストな教材が多いため、まずはR言語がどんな感じか実際に動かしてみたいという方におすすめの教材が多いです。書籍での学習が得意ではない方は、動画での学習も試してみてはいかがでしょうか。
プログラミングスクール
書籍や動画学習は、比較的低コストかつ独学での学習が可能です。しかしプログラミング初心者の方は、そもそも何から勉強すれば良いか分からないという悩みを抱えている方も多いです。特に周りにITの知識がある人がいない場合は、誰かに相談することもできないため、ただ時間だけが過ぎていくということも考えられます。
そんな方にはプログラミングスクールでの学習がおすすめ。弊社「侍エンジニア」は現役エンジニア講師があなたに最適な言語や学習プランを提案し、マンツーマンでレッスンを行います!
また無料カウンセリングではあなたに合った学習プランの提案も行っているので、一度相談してみることで自分の学習プランのイメージが沸きやすくなるでしょう。学習方法で迷っている方は、まずは無料カウンセリングに参加してみてはいかがでしょうか。レッスンはオンラインでも参加可能です!
無料カウンセリングで相談してみるまとめ
今回は、R言語を学ぶ上でおすすめの本を5冊紹介しました。
R言語はPythonと並んで、統計解析や機械学習の分野で注目を集めている言語です。データサイエンティストや機械学習エンジニアを目指す際の学習書として、みなさんにとってベストな1冊を見つけてみてください。