この記事では、おすすめツールや流れも交え、簡単にアプリ開発ができるのかについて解説します。
プログラミング初心者でも、開発できるアプリがあるのか?
と思っている人も多いのではないでしょうか? そこでこの記事では、下記の内容について解説します。
- アプリ開発の流れ
- アプリ開発の種類
- 簡単にアプリ開発ができるツール
興味のある方は記事の内容を参考にして、アプリ開発をスタートしてくださいね。
- メモアプリなど構造が複雑でないものは開発難易度が低い
- アプリ開発は環境構築→企画→開発→テストの順に進める
- yappliなど開発ツールを使うとスマホアプリが開発しやすい
アプリ開発は簡単なの?開発の流れは?
まずは、アプリ開発の難易度や具体的な流れについて解説します。
アプリ開発は簡単?
アプリ開発は、作りたいアプリの規模によって難易度が変わります。そのため、アプリの規模によっては初心者でも簡単に開発が可能です。初めてアプリを開発したい場合は、下記のようなシンプルな機能のアプリからチャレンジするといいでしょう。
- メモアプリ
- 動きが単純なゲームアプリ
- SNS風アプリ
後述しますが、アプリ開発ツールやアプリ開発に特化しフレームワークを使うと、初心者でも簡単にアプリを開発できます。
アプリ開発の流れ
アプリ開発の流れは難易度に関わらず共通しており、以下の5つのステップで行われます。
- ステップ1:環境構築
- ステップ2:企画
- ステップ3:設計開発
- ステップ4:テスト
- ステップ5:リリース
まずは、アプリを開発する環境を構築します。制作するアプリによって開発できる環境が異なるため、まずはどの種類のアプリを開発するか決めてから環境構築をしましょう。
環境構築の次は、どのようなアプリを作るかを決めます。初心者の場合は、既存のアプリを参考にして企画を考えていくのがおすすめ。アプリ開発の企画を考えるためのアイディア出しの方法については、こちらの記事で紹介しているので、よかったら参考にしてください。
どのようなアプリを作るか決まったら、設計開発をします。企画をもとにして、アプリのワイヤーフレームを書いていきましょう。ワイヤーフレームを作成できるツールがあるため、利用するのがおすすめ。設計に関しては、こちらの記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
設計ができたら、設計書に基づいて開発をします。設計書に書いた内容に沿って、一つ一つの画面を設計していきましょう。開発が完了したら、アプリが正常に作動するかテストします。
もしテストで不具合が見つかったら、その都度修正していきましょう。テストを実施してアプリが完成したら、遂にリリースです。
スマホアプリもWebアプリも、基本的にはこの流れで開発します。アプリ開発の流れに関してはこちらの記事でも紹介しているので、参考にしてください。
アプリ開発ってどんな種類があるの?
一言でアプリと言っても複数の種類があり、それぞれ必要な環境やツール、特徴などが異なります。アプリ開発の種類は、下記の4つ。
- Androidアプリ
- iOS/Macアプリ
- Webアプリ
- Windowsアプリ
ここでは、それぞれのアプリ開発の特徴や魅力について紹介します。
Android・iOSアプリ開発
スマホアプリの場合、AndroidアプリとiOSアプリの2種類があります。
Androidアプリは、Android端末で使うアプリケーションのこと。Androidアプリを開発する際には、一般的にJavaとKotlinが使われています。プログラミング言語の中でもJavaは比較的難易度が高いため、初心者の場合はJavaより難易度が低いKotlinで開発を行うのがおすすめです。
Androidアプリ開発の概要や魅力に関しては、こちらの記事を参考にしてください。
対してiOSアプリは、iPhoneやiPadなどのiOS端末で利用できるアプリケーションのこと。iOSアプリの多くは、Swiftが使われています。Swiftは少ないコード量でプログラミングができ、Javaよりも難易度が低いのが特徴。プログラミング初心者の場合は、AndroidアプリよりもiOSアプリの方が簡単に開発できるでしょう。
iOSアプリ開発の概要や魅力に関しては、こちらの記事を参考にしてください。
Webアプリ開発
Webアプリとは、Webサーバー上で動作するアプリケーションのこと。Webアプリには、FacebookやTwitterなどのSNSアプリや、SlackやChatWorkなどのチャットアプリがあります。
Webアプリを開発するためには、フロントエンドとバックエンドの知識とスキルが必須。フロントエンド開発に必要なプログラミング言語は、HTML/CSSとJavaScript、バックエンド開発に必要なプログラミング言語は、Ruby、PHP、Pythonなどです。Android・iOSアプリに比べると、必要なスキルや知識が格段に増えていることが分かるでしょう。
Webアプリ開発はAndroid・iOSアプリよりも難易度が高いため、中級・上級者向きです。Webアプリ開発の概要や魅力に関しては、こちらの記事を参考にしてください。
Windowsアプリ開発
Windowsアプリとは、Windows上で動作するアプリケーションのこと。Windows向けのアプリケーション開発に使われているプログラミング言語は、C#です。
C#はマイクロソフトが開発しているプログラミング言語で、Javaと文法が似ているので、Javaが使える人なら簡単に習得できるでしょう。またC#が使えるようになると、Windowsアプリだけでなく、Android・iOSアプリ、Webアプリの開発も可能です。
ただし難易度としてはJavaと変わらないため、初心者がいきなりC#を使った Windowsアプリ開発は難しい可能性が高いです。Windowsアプリ開発の概要や魅力に関しては、こちらの記事を参考にしてください。
【初心者向け】スマホアプリ開発が簡単にできるツール5選
アプリ開発の難易度は、開発するアプリに種類や規模によって異なります。そのため、プログラミング初心者は難易度が低いスマホアプリの開発からチャレンジするのがおすすめ。スマホアプリであれば、プログラミングの知識がなくても開発ツールを使うことで簡単に開発できます。
そこでここでは、簡単にスマホアプリが開発できるツールを5つ紹介します。
- ShoutEm
ShoutEmは、 Android・iOSアプリ開発の両方に利用できる開発ツールです。テンプレートの種類が豊富なので、自分好みのデザインを見つけられるでしょう。 - Buildy
Buildyは、最短3分でAndroid・iOSアプリが制作できる開発ツールです。アプリ運営に欠かせないニュース機能や、お得なクーポン配布などの機能も網羅されています。 - monaca
monacaは、 Android・iOSアプリと、Webで使えるハイブリッドアプリが制作できる開発ツールです。テンプレートを使えば、プログラミングの知識がなくても開発できます。 - joint apps
joint appsは、 Android・iOSアプリを制作できる開発ツールです。アプリ開発に必要な部品をつなぎ合わせるだけで、初心者でも簡単にアプリ開発ができます。 - yappli
yappliは、5つのステップで簡単にアプリが制作できる開発ツールです。プログラミングの知識やスキルがなくでも、高品質なアプリを開発できます。
スマホアプリ開発ツールはあらかじめ作ってあるコードを使うため、プログラミング初心者でも簡単にオリジナルアプリが制作可能です。そのためプログラミング初心者の方は、まずはこれらの開発ツールを使ってみるのもいいでしょう。
スマホアプリ開発ツールに関してはこちらの記事で詳しく紹介しているので、よかったら参考にしてください。
なお、IT企業への転職や副業での収入獲得を見据え、独学でスマホアプリの開発が習得できるか不安な人は「侍エンジニア」をお試しください。
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本格的にスマホアプリ開発をするときは何を学べばいいの?
スマホアプリ開発ツールを使えば、プログラミングの知識やスキルがなくても簡単にスマホアプリを制作できます。しかし、将来的にアプリ開発の仕事をしたい場合、プログラミングスキルや知識が欠かせません。本格的にスマホ開発を行う際に必要な知識は、下記の通りです。
このように、iOSアプリとAndroidでは開発に必要なプログラミング言語と開発ツールが異なります。また、Android StudioはWindows及びMacの両方で使えますが、XcodeはMacでしか使えないため注意してください。
SwiftとJavaは、アプリ開発以外でも幅広い分野使われているプログラミング言語です。そのため、将来的にエンジニアやプログラマーへの転職を考えているなら、この言語を習得しておくと将来的に活躍できる幅が広がるでしょう。
こちらの記事では、これから本格的にスマホアプリを開発したいと考えている人におすすめの言語やツールについて詳しく解説しています。よかったら参考にしてください。
まとめ
全くの初心者の方にとって、アプリ開発は難しいと敬遠しがちな存在。しかし、スマホアプリなら開発ツールを使うことで初心者でも簡単に開発できます。とりあえずアプリを作りたい!という場合は、まずは開発ツールを使って開発してみましょう。
ただし、本格的にアプリ開発を学び、将来的にエンジニアやプログラマーへの転職を考えている場合は、下記の知識やスキルが必須です。
- プログラミング言語や開発ツールの知識やスキル
- アプリに企画や設計に関する知識やスキル
Webアプリ開発の場合は、さらにフロントエンドとバックエンドの知識やスキルが欠かせません。このように、アプリ開発ツールを使わずにオリジナルアプリを制作したい場合は、幅広い知識やスキルが必要です。本格的にアプリ開発をしたいなら、スクールで効率良く学ぶのが良いでしょう。
本記事の解説内容に関する補足事項
本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。
また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に、提供コースは「教育訓練給付制度の指定講座」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。
記事制作の詳しい流れは「SAMURAI ENGINEER Blogのコンテンツ制作フロー」をご確認ください。
この記事の監修者
株式会社SAMURAI
独学でプログラミング学習を始めるも挫折。プログラミングスクール「SAMURAI ENGINEER」を受講し、Web制作を学ぶ。副業でWeb制作を行いつつ、「初心者がプログラミングで挫折しないためのコンテンツ制作」をモットーにWebライターとして侍エンジニアブログ編集部に従事。