この記事では、無料でアプリ開発できるおすすめの学習サイトやツールを紹介します。
無料でアプリ開発について勉強できるサイトが知りたい
無料でアプリ開発できるツールが知りたい
アプリ開発に興味がある方の多くは、このような考えを持っているのではないでしょうか。アプリ開発を始めるなら、無料でできるに越したことはありませんよね。
そのような方のために今回は、無料でアプリ開発するために必要な情報や、プログラミングなしでもアプリ開発できるツールについて一通りお伝えします。
本記事を読むことで、無料でアプリ開発するために必要な知識がわかります。気になるところからお読みください。
- 「ノーコードの開発ツール」を活用すれば、スキルがなくてもアプリが開発できる
- アプリ開発の勉強をするなら「侍テラコヤ」がおすすめ
- アプリ開発は「要件定義→設計→開発→テスト」の順で進める
無料でアプリ開発の勉強ができるおすすめサイト5選
ノーコード開発ツールを使わずにアプリ開発するためには、プログラミングの勉強が欠かせません。この章では、無料でアプリ開発の勉強ができるサイトを5つ、ご紹介します。
1位:現役エンジニアと1on1レッスンができる「侍テラコヤ」
登録無料で100種類以上の教材が学べる侍テラコヤは、
- 回答率100%のQ&A掲示板
- 必要に応じて受けられるオンラインレッスン
といったサポート体制を整えているため、学習中に出てきた不明点を解決しながらスキルの習得が可能です。また「学習ログ」で勉強の進み具合やこれまでの学習時間を確認しながら、自分のペースで学習を進められます。
\ 現役エンジニアとレッスン可能 /

なお、侍テラコヤは入会金不要・いつでも退会OKに加え、「無料会員登録」でお試し利用ができるので「他のサービスを選べばよかった」と後悔する心配もありません。
コスパよく効率的にスキルを習得したい方は、ぜひ侍テラコヤをお試しください。
運営会社 | 株式会社SAMURAI |
実績 | ・業界最安値0円から ・累計登録者1万8,000名以上 ・講師満足度95% |
受講形式 | オンライン ・テキスト/動画視聴 ・マンツーマンレッスン |
習得できるスキル | HTML、CSS、PHP(Laravel)、Ruby(Ruby on Rails)、Python、Java、JavaScript (jQuery) 、AWS、Linux、ITパスポート、Webデザイン、WordPressなど |
担当講師 | 現役エンジニア/Webデザイナー |
対応時間 | 全日24時間 ※営業時間(10時~22時)外の質問は翌営業日に回答 |
サポート内容 | ・無料でのお試し利用可能 ・100種類以上の教材閲覧 ・回答率100%のQ&A掲示板 ・現役エンジニアとのマンツーマンレッスン(回数制) ・就職/転職サポート(20~31歳の利用者に限る) |
アクセス | 完全オンライン |
備考 | ※全プランの共通事項 ・入学金:無料 ・利用継続:最短1ヶ月から利用可能 ・全額返金保証制度あり ・1レッスン時間60分 |
・各項目は公式サイトに記載された情報をもとに掲載しています。
・料金には2025年1月時点の税込み価格を掲載しています。
\ 現役エンジニアとレッスン可能 /
2位:スライド形式で学べる「Progate」

「Progate」は、スライド形式でプログラミングを勉強できるサイトです。スライド形式なので途中で戻ったり、中断しても続きから再開したりできるため、自分のペースで勉強できます。
学べる内容としては、特にWebアプリ開発の講座が充実しています。JavaScriptやPHPといったプログラミング言語の知識に加えて、アプリ開発に役立つ「Git」の知識なども習得可能です。
なお、IT企業への転職や副業での収入獲得を見据え、独学でプログラミングの開発スキルを習得できるか不安な人は「侍エンジニア」をお試しください。
侍エンジニアでは、現役エンジニアと学習コーチの2名体制で学習をサポートしてもらえます。
「受講生の学習完了率98%」「累計受講者数4万5,000名以上」という実績からも、侍エンジニアなら未経験からでも挫折なく転職や副業収入の獲得が実現できますよ。
\ 給付金で受講料が最大80%OFF /
3位:3分の動画で学べる「ドットインストール」

「ドットインストール」は、動画でプログラミングについて勉強できるサイトです。1動画あたりの長さはたったの3分なので、すき間時間でも気軽に勉強できます。
学べる内容としては、特にスマホアプリ開発の講座が充実しています。SwiftやKotlinなどのプログラミング言語はもちろん、「Xcode」や「Android Studio」といった開発環境についても勉強可能です。
なお、ITの仕事に興味はあるものの、どの職種が自分にあうのかわからない人もいますよね。そんな人は「ITキャリア診断」をお試しください。
かかる時間はたったの1分。5つの質問に答えるだけで、自分にあうIT職種を診断してもらえます。
自身に適した職種が知りたい人は、手軽に試してみると良いですよ。
\ 5つの質問に答えるだけ /
4位:穴埋め形式で学べる「CODEPREP」

CODEPREPは、アプリ開発を学ぶための実践的なオンライン学習サービスです。
1日10分の隙間時間を活用して、プログラムを書く習慣を身につけることを目指しています。HTML、CSS、JavaScript、PHP、Rubyなど、さまざまなプログラミング言語に対応しており、初心者から中級者まで幅広いレベルに対応しています。
学習は穴埋め形式で進められ、実際に手を動かしながら理解を深めることができます。
また、ディスカッションボードを利用して他の学習者や運営スタッフに質問することも可能です。PlayGround機能を使えば、自由にプログラムを改造して試すこともでき、実践的なスキルを磨くことができます。
CODEPREPは、プログラミングの基礎から応用までを効率的に学ぶための優れたリソースです。
5位:動画で気軽に学べる「paizaラーニング」

paizaラーニングは、アプリ開発を学ぶための実践的なオンライン学習サイトです。
初心者から中級者まで幅広いレベルに対応しており、環境構築の手間を省いてすぐに学習を始めることができます。Python、Java、Ruby、PHPなどの主要なプログラミング言語を学ぶことができ、特にWebアプリケーション開発に特化したコースが充実しています。
各レッスンは短い動画と演習問題で構成されており、実践的なスキルを身につけることができます。無料プランでも多くのレッスンを受講でき、有料プランではさらに高度なサポートや追加コンテンツが利用可能です。
paizaラーニングは、効率的にアプリ開発のスキルを磨きたい方にとって非常に有用なリソースです。
無料でアプリ開発できるおすすめツール7選

この章では、無料で使えるおすすめアプリ開発ツールを7つご紹介します。ノーコード開発の可否や、開発できるアプリの種類を分かりやすく一覧表にしましたので、参考にしてくださいね。
基本無料、または無料プランがあるツールのみをピックアップしましたが、有料プランがあるものは当然そちらの方が高機能です。
まずは無料で使ってみて、自分に合っていれば有料プランへの変更を考えるのも良いでしょう。
なお、転職や副業に向けアプリ開発を学びたい気持ちはあるものの、どのプログラミング言語が自分にあうのか、どう学習を進めればいいのかなどがあいまいな人は「プログラミング学習プラン診断」をお試しください。
かかる時間は1分ほど。4つの質問に答えるだけで、あなたにあう言語や学習プランを診断してもらえます。
効率よくプログラミングを学習したい人は、ぜひ一度お試しください。
\ 4つの質問に答えるだけ /
Webアプリを開発するなら

Webアプリは、パソコンやスマートフォンのWebブラウザから利用できるアプリです。Webアプリ開発におすすめのツールを2つご紹介します。
Googleスプレッドシートだけで開発できる「Glide」

「Glide」は、Googleスプレッドシートからわずか数分でWebアプリを作れる、プログラミング不要のアプリ開発ツールです。豊富なテンプレートが用意されており、カレンダーアプリや写真アプリなど、多様なアプリを簡単に開発できます。
無料でも利用可能で、データ容量などを増やしたい場合は月額32ドルの有料プランに切り替えられます。シンプルなデザインで、機能性重視のアプリを開発したい方におすすめのツールです。
Glideの詳細はこちら柔軟性が高い「bubble」

「bubble」も、プログラミングなしでWebアプリを開発できるツールです。部品化されたボタンやアイコンなどを組み合わせるだけで、初心者でも本格的なWebアプリを開発できます。
無料でも利用可能ですが、使える機能を増やしたい場合は4つの有料プラン(月額14~529ドル)から選んで切り替えられます。柔軟性が高く色々なことを実現できるので、アプリのアイデアを具現化したい方におすすめです。
bubbleの詳細はこちらなお、副業での収入獲得を目指しているものの、どんな仕事が自分に合うかわからない人は「副業診断」をお試しください。
かかる時間はたった1分ほど。5つの質問に答えるだけで、自分にあう副業を診断してもらえます。
自身が取り組みやすい副業で収入を獲得したい人は、ぜひ一度お試しください。
\ 5つの質問に答えるだけ /
iPhoneとAndroidのスマホアプリを開発するなら

なお、スマホアプリ開発ツールについては以下の記事でも紹介していますので、併せて参考にしてくださいね。

以下にスマホアプリ開発におすすめのツールを2つご紹介します。
直感的な操作で開発できる「Adalo」

「Adalo」は、iOSとAndroidのどちらでも動かせるスマホアプリをプログラミングなしで開発できるツールです。直感的に操作できるシンプルさが最大の特徴で、部品をドラッグアンドドロップするだけでスマホアプリを開発できます。
無料でも利用できますが、Adaloのロゴマーク表示やデータ容量などの制限があります。Webアプリも開発できて学習の手間がかからないツールなので、月額50ドルからの有料プランに切り替えるのも良いでしょう。
Adaloの詳細はこちらアプリ開発の流れを勉強できる「JointApps」

- JointAppsに関する補足事項
- 2023年11月時点、JointAppsの公式サイトはアクセスできない状況になっております。
「JointApps」は、プログラミングなしでiOSやAndroidのスマホアプリ開発を体験できるツールです。ブロックをつなげるだけでオリジナルのアプリを疑似的に作れる上に、アプリをWebブラウザ上で動かせます。
完全無料で利用できますが、あくまで疑似的なスマホアプリなので一般ユーザー向けの販売はできません。とはいえアプリ開発の流れや考え方を学べるメリットがあるので、勉強のために使用してみるのも良いでしょう。
デスクトップアプリを開発するなら

デスクトップアプリは、パソコンにインストールして利用するアプリです。大きく分けると、「Windowsアプリ」「Macアプリ」の2種類があります。
それぞれのデスクトップアプリを開発できる、おすすめツールをご紹介します。
Windowsアプリを作れる「Visual Studio Community」

ノーコード開発はできませんが、個人でのアプリ開発であれば完全無料で使えるのが大きなメリットです。ただし、作成したアプリをMicrosoft Storeなどで販売する際は、基本的に登録の際に費用がかかります。
Visual Studio Communityの詳細はこちらMacアプリを作れる「Xcode」

「Xcode」は、Mac向けのデスクトップアプリを開発できるツールです。Macの開発元であるApple社の公式ツールで、MacアプリはもちろんiOSアプリの開発にも使えます。
Xcodeもノーコード開発はできませんが、「Playground」という機能を使うと作成したプログラムを実行せずに動作確認が可能です。完全無料で利用できますが、Mac App Storeなどでアプリを販売する際には、やはり登録費用がかかります。
Xcodeの詳細はこちらさまざまな分野のアプリを開発するなら

色々な種類のアプリを開発したい方も多いのではないでしょうか。そのような方のために、どんな種類のアプリでも開発できるとっておきのツールを1つご紹介します。
どんなアプリでも開発できる「Monaca」

「Monaca」はWebアプリ、スマホアプリ、デスクトップアプリのすべてを開発できるツールです。汎用性が高いためアプリ開発での導入実績が多く、実に9万個以上のアプリがMonacaで開発されてきました。
無料でも利用できますが、機能制限があるため月額2,000円からの有料プランを利用するのがおすすめです。ノーコード開発はできませんが、とても高機能なので14日間の無料トライアルを試してみても損はありません。
Monacaの詳細はこちらアプリ開発で役立つおすすめサイト3選

アプリ開発で役立つおすすめサイトは次の3つです。
1つずつ詳しく見ていきましょう。
日本最大級のエンジニア向け情報共有プラットフォーム「Qiita」
Qiitaは、プログラミング初心者からプロまで幅広く利用されている日本最大級の情報共有プラットフォームです。
ここではエンジニアが投稿した技術記事が豊富にそろい、特に初心者でも分かりやすい具体例や手順を細かく説明した内容が多く見られます。また、検索機能を活用して目的の情報を素早く見つけられるのも大きな魅力です。さらに、自分で学んだ内容を記事として投稿する機能もあり、アウトプットを通じてスキルを高められます。
初心者から上級者まで利用価値が高いQiitaは、プログラミングを効率的に学びたい人にとって欠かせない存在です。困ったときにはまずQiitaを活用してみましょう。
プログラミングに特化したQ&Aサイト「teratail」
teratailは、プログラミングの疑問解決に特化したQ&Aサイトで、多くのエンジニアが利用しています。
このサイトの最大の特徴は、質問を投稿するとスピーディーに回答が得られる点です。特に、具体的な質問を心がけると、より的確なアドバイスをもらいやすくなります。また、過去に投稿された膨大な質問と回答の検索も可能で、同じ問題を経験したエンジニアの解決策を参考にできるため、独学では難しい問題でも解決への道筋が見えてきます。
初心者が陥りがちな「何から始めればいいのか分からない」状態を打破するためにも、teratailを活用してスムーズに次のステップに進みましょう。
エンジニアが技術記事を投稿するプラットフォーム「Zenn」
Zennは、エンジニアが自由な形式で技術記事を投稿できるプラットフォームです。
初心者向けの基礎的な内容から、最新のトレンド技術や実践的な知識まで、幅広いテーマの記事が投稿されています。特に、エンジニア個人の経験や意見が多く反映された内容が多いため、具体的な使用例やリアルな問題解決方法に触れられるのが魅力です。
また、記事だけでなく、書籍やスライドといった学習コンテンツも提供されており、多様な学び方を選べます。さらに、コメント機能を利用して記事投稿者と交流すると、自分の疑問を解消したり、新たな知識を得られます。
Zennを活用すると、効率よくスキルを磨きながらエンジニアとして成長する道を切り開いていけるでしょう。
無料でアプリを開発するために必要な3つの知識

無料でアプリ開発する前に、まずは基本的な3つの知識を身に付けておきましょう。
- 開発できるアプリの種類
- アプリ開発に使われるプログラミング言語
- プログラミング初心者でもアプリ開発ができる理由
ひとつずつ順番に解説していきます。
開発できるアプリの種類

「アプリ開発」とひと言で表現していますが、アプリには大きく分けると以下の3種類があります。
アプリ開発には専用の開発ツールを使うのが一般的ですが、使用できる開発ツールはアプリの種類によって様々です。具体的な開発ツールについては、後ほどご紹介します。
アプリ開発に使われるプログラミング言語

開発するアプリの種類によって、使用するプログラミング言語も変わります。アプリ開発に使われる主なプログラミング言語を、アプリの種類ごとに一覧表でまとめたので参考にしてください。
さまざまなプログラミング言語があって、簡単には選べない方も多いですよね。プログラミング言語選びに迷っている方には、以下の記事がおすすめです。

プログラミング初心者でもアプリ開発ができる理由

実は、プログラミング経験が全くない方でもアプリ開発はできます。なぜなら、アプリ開発に使用するツールの中には、プログラミングが不要な「ノーコード開発ツール」も存在するためです。
ノーコード開発ツールの場合はアプリのもとになるプログラムが、誰でも簡単に使えるように部品化されています。よって、部品の種類や配置を決めて組み合わせるだけでアプリを作れるため、プログラミングの知識が必要ありません。
記事の後半では具体的なノーコード開発ツールもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
アプリ開発を進めるための6ステップ
アプリ開発は、基本的に以下の6ステップで進めていきます。
- ステップ1:要件定義
- ステップ2:基本設計
- ステップ3:詳細設計
- ステップ4:開発
- ステップ5:テスト
- ステップ6:リリース

まずステップ1の「要件定義」で、アプリの全体像や方向性を決めていきます。そのアプリを利用するとどのようなニーズを満たせるのか、アプリのユーザー目線で考えることが大切です。
ステップ2~3は、プログラムを作るために必要な情報について設計を行う工程です。「基本設計」では画面構成などのユーザーから見える部分を設計し、「詳細設計」では機能ごとの処理順序といったプログラム内部を設計します。
ステップ4の「開発」が、設計をもとにして実際にプログラミングしていく工程です。そしてステップ5の「テスト」で、作成したプログラムが設計通りに動くか確認します。
テストが問題なければステップ6の「リリース」で、完成したアプリを公開できます。アプリを一般公開する場合は、バグの報告があった場合などに適宜アプリのアップデートといった保守作業が必要です。
アプリ開発の流れについてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事も読むと良いでしょう。

また、以下の記事ではアプリ開発の各ステップにかかるおおよその期間をご紹介していますので、併せて参考にしてくださいね。

アプリ開発に挑戦するメリット3選

アプリ開発に挑戦するメリットは次の3つです。
1つずつ詳しく見ていきましょう。
開発を0から学べる
アプリ開発に挑戦すると、プログラミングを0から学ぶ貴重な機会が得られます。
初心者でも、基本的なコードの書き方からアプリの仕組みまで1つずつ学べるため、少しずつ知識を身につけられるのが魅力です。また、学びながら実際に動くアプリを作れる点も大きな特徴で、自分で作ったアプリが動く瞬間には大きな達成感を味わえます。さらに、オンラインや書籍、動画などさまざまな学習リソースが豊富にあるため、自分のペースで取り組めます。
最初は小さなアプリから始め、徐々にステップアップしていくと、無理なくスキルを磨けるでしょう。アプリ開発の学習は、初心者でも段階的に学べる仕組みが整っており、将来のキャリアの選択肢を広げる第一歩にもつながります。
エンジニアの仕事を体感できる
アプリ開発は、エンジニアの仕事を実際に体感する絶好の機会です。設計、コーディング、テストといった実際の開発プロセスを経験すると、エンジニアの仕事の流れを学べます。
また、実践的な課題に取り組む中で、課題解決力や論理的な思考力が鍛えられます。例えば、エラーが発生した際にその原因を突き止め、解決策を考える経験は、実際の仕事にも直結する重要なスキルです。
さらに、完成したアプリが実際に使えるようになると「自分の手で何かを作り上げた」という強い達成感を得られます。のプロセスを繰り返すと、エンジニアとしての成長を感じられるだけでなく、将来のキャリア形成にも役立つ実践的なスキルを身につけられるでしょう。
自分の成長を実感できる
アプリ開発を進める中で、自分自身の成長を実感する瞬間がたくさんあります。
最初は理解できなかったプログラミングの基本や専門用語が、実際に手を動かして学ぶうちに徐々に理解できるようになるのは、とても嬉しい体験です。
また、自分でコードを書いてアプリが動くようになると、達成感とともに自信が生まれます。この成功体験が学習意欲をさらに高め、次のチャレンジへの大きなエネルギーとなります。
自分の成長を感じられる瞬間は、アプリ開発を続けるモチベーションとなり、新しいことに挑戦する勇気も育んでくれるでしょう。このような経験は、プログラミング以外の人生のさまざまな場面でも大いに役立つものです。
アプリ開発に挑戦する際の3つの注意点

アプリ開発に挑戦する際の注意点は次の3つです。
1つずつ詳しく見ていきましょう。
まずはシンプルなアプリを作成する
アプリ開発を始める際は、まずシンプルなアプリの作成が大切です。
初心者のうちは、複雑な機能を詰め込もうとすると混乱しやすく、途中で挫折する可能性があります。例えば、電卓やメモ帳など、基本的な機能に絞ったアプリから始めると良いです。
シンプルなアプリを作ると、プログラミングの基本を1つずつ理解しながら進められるため、確実にスキルを伸ばせます。また、小さな成功体験を積み重ねると自信がつき、次のステップに進むモチベーションになります。
最初から完璧を目指す必要はなく、まずは動くアプリの完成を目標にするとスムーズに進められるでしょう。
他人が見ても分かりやすいコードを心がける
アプリ開発では、他人が見ても分かりやすいコードを書くことを意識するのが重要です。
コードが整理されていないと、自分だけでなく、チーム開発や後から見直す際にも問題が起きやすくなります。例えば、変数名や関数名を意味が分かりやすいものにするだけで、コードの可読性が大幅に向上します。
また、コメントを適切に入れると、コードの意図を簡単に伝えられるでしょう。初心者でも、基本的なルールを守ると分かりやすいコードを書く練習ができます。
わかりやすいコードを書く習慣は、後々のスキルアップや実際の仕事の場面でも大きな助けとなるため、早い段階での意識が大切です。
使いやすいインターフェースを意識する
アプリを作る際には、使いやすいインターフェースが大切です。
見た目が良くても、操作が複雑だったり分かりにくいと、利用者にとって使いにくいアプリになってしまいます。例えば、ボタンの配置や文字の大きさ、色使いなどを工夫すると、視覚的にも使いやすいデザインを実現できます。
また、初心者でも、シンプルで直感的に操作できるインターフェースの作成は可能です。
ユーザーの視点に立って「どうすれば使いやすくなるか」を考えると、実際に利用されるアプリを作る力が養われます。最初は基本的なUIから始め、少しずつ改良していくのがおすすめです。
アプリ開発をキャリアに繋げる方法3選

アプリ開発をキャリアに繋げる方法は次の3つです。
1つずつ詳しく見ていきましょう。
ポートフォリオとしてアプリを公開する
アプリ開発をキャリアに繋げるためには、自分の作ったアプリをポートフォリオとしての公開が効果的です。
ポートフォリオは、自分のスキルや成果を見せる場として、採用担当者やクライアントへのアピールが可能です。例えば、簡単なメモ帳アプリやタスク管理アプリなど、実際に動作するものを公開すると、開発スキルを具体的に示せます。
また、ポートフォリオサイトやアプリストアに公開すると、より多くの人に自分の作品を見てもらう機会を増やせます。
このような実績は、面接や商談の際に説得力のある材料となり、キャリアの幅を広げる第一歩になるでしょう。初めは小さなアプリでも、自信を持って公開してください。
GitHubを活用する
GitHubは、開発者が自身のコードを公開し、管理するためのプラットフォームです。
ここを活用すると、自分のプログラミングスキルや開発プロセスを第三者に見せられます。例えば、開発したアプリのソースコードをGitHub上にアップロードし、誰でも確認できるようにすると、スキルを客観的に証明可能です。
また、コードのバージョン管理ができるため、自分の学びや進捗を記録する場としても役立ちます。さらに、他のエンジニアのプロジェクトに参加すると、実践的なスキルやチーム開発の経験が可能です。
GitHubを活用すると、技術力をアピールしながら、キャリアに繋がるチャンスを増やせます。
実務に近いアプリを作る
キャリアに繋げるためには、実務に近いアプリの作成が大切です。
例えば、企業でよく使われる顧客管理システムや在庫管理アプリなどを自分で作成してみると、実際の業務に役立つスキルが身につきます。また、こうした実務向けアプリをポートフォリオとして公開すると、採用担当者やクライアントに「即戦力として働ける」という印象を与えられるでしょう。
さらに、具体的な問題を解決するアプリを作る経験を積むと、課題解決力や実践的なスキルも磨かれます。実務を意識したアプリ開発は、キャリア形成において重要なステップとなるでしょう。
挫折なくアプリの開発スキルを習得するなら
ここまでアプリ開発できるおすすめの無料ツールを、開発手順も交えて紹介しました。ただ、なかには
途中で挫折したらどうしよう…
と不安な方もいますよね。
アプリ開発といったプログラミングは手軽に学べるようになった反面いざ勉強を始めると、学習途中に挫折する独学者が多くいます。事実、弊社の調査では
- 不明点を聞ける環境になかった
- エラーが解決できなかった
- モチベーションが続かなかった
などの理由から、87.5%が「プログラミング学習で挫折や行き詰まりを感じた」と回答しています。


調査概要:プログラミング学習の挫折に関するアンケート
調査対象:10代〜80代の男女298名
調査期間:2019年8月13日~8月20日
調査方法:インターネット調査
掲載元:PR TIMES
また、多くの無料学習サイトやWebサービスには不明点を質問・相談できる機能がありません。
こうした背景もあってか、プログラミング学習サイトの活用経験者100名に「再度学習サイトで学ぶと仮定した際、利用したいと考える学習サイト」を聞いたところ、50%が「不明点を質問・相談できる学習サイト」と回答しています。

調査概要:プログラミング学習サイトの活用経験がある人への意識調査
調査期間:2022/9/9~2022/9/19
対象者:プログラミング学習サイトを活用した経験がある10~60代の男女100名
調査媒体:クラウドワークス
掲載元:PR TIMES
いざ独学でアプリ開発を学び始めても、勉強の最中に挫折しまっては学習にかけた時間を悔やむだけでなく「アプリを開発するのって思っていたよりも難しいんだな…」とスキルの習得自体を諦めかねません。
仮にわからないことを飛ばしながら勉強を進めたとしても、アプリエンジニアへの転職や副業での収入獲得を実現できるほど実践的なスキルが身につかなければ、結局後悔することになります。
そのため、1人でアプリの開発スキルを習得できるか不安な方は数千円の費用をかけてでも、問題が発生したタイミングで現役エンジニア等に質問できる有料の学習サイトを選ぶのが賢明といえます。
そこで、おすすめしたいのが「侍テラコヤ」です。
アプリ開発を学べる侍テラコヤの教材例
・Webアプリ開発コース
・オリジナルアプリを作ろう
PHPやRuby、Pythonなどを用いたオリジナルアプリの開発スキルを習得できます。
侍テラコヤをおすすめする最大の理由は「登録無料で現役エンジニアに質問しながら学習を進められるコスパの良さ」にあります。
先ほど述べたとおり、独学者の多くは自力でエラーを解決できないためにプログラミング学習を挫折しています。そのため、初学者が現役エンジニアのようなプロに質問や相談ができない環境でプログラミングスキルを習得するのは難易度が高いといえます。
しかし、侍テラコヤでは
- 現役エンジニアが応える回答率100%のQ%A掲示板
- 必要に応じて受けられる現役エンジニアとのオンラインレッスン
- 勉強の進み具合やこれまでの学習時間を確認できる「学習ログ」
といったサポート体制を整えているため、学習中に出てきた不明点を解決しながら挫折なくアプリの開発スキルが習得可能です。
また、侍テラコヤは入会金不要・いつでも退会OKに加え、利用から1ヵ月の間は「全額返金保証制度」が適用されるので「他のサービスを選べばよかった」と後悔する心配もありません。
なぜ侍テラコヤがコスパよくアプリの開発スキルを習得できるのか気になる方はぜひ公式サイトをご覧ください。
\ 現役エンジニアとレッスン可能 /
まとめ
今回は、無料でアプリ開発するために必要な以下4つの情報についてお伝えしました。
- 無料でアプリを開発するために必要な3つの知識
- アプリ開発を進めるための6ステップ
- 無料でアプリ開発の勉強ができるおすすめサイト3選
- 無料でアプリ開発できるおすすめツール7選
アプリ開発は自分のアイデアを形にできて、収入アップのチャンスもある魅力的な仕事です。プログラミングなしでアプリ開発できるツールもあるので、気軽にアプリ開発を実践してみてはいかがでしょうか。
忘れてしまった時は、この記事をいつでも読み返してくださいね。
本記事の解説内容に関する補足事項
本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。
また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に、提供コースは「教育訓練給付制度の指定講座」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。
参考:SAMURAIが「DX認定取得事業者」に選定されました
記事制作の詳しい流れは「SAMURAI ENGINEER Blogのコンテンツ制作フロー」をご確認ください。
この記事の監修者

フルスタックエンジニア
音楽大学卒業後、15年間中高一貫進学校の音楽教師として勤務。40才のときからIT、WEB系の企業に勤務。livedoor(スーパーバイザー)、楽天株式会社(ディレクター)、アスキーソリューションズ(PM)などを経験。50歳の時より、専門学校でWEB・デザイン系の学科長として勤務の傍ら、副業としてフリーランス活動を開始。 2016年、株式会社SAMURAIのインストラクターを始め、その後フリーランスコースを創設。現在までに100名以上の指導を行い、未経験から活躍できるエンジニアを輩出している。また、フリーランスのノウハウを伝えるセミナーにも多数、登壇している。