SESとして働いているが、スキルアップできるのかわからない
SESを選択肢として考えているが、スキルアップできるのか不安
と悩んでいる方もいるでしょう。結論からお伝えすると、SESでスキルアップ可能です。ただし、SESでスキルアップするにはいくつかポイントがあります。
そこで当記事では、SESでスキルアップする方法について、詳しく解説していきます。SESとしてスキルアップして、将来性のあるエンジニアを目指しましょう。
SESでスキルアップはできるのか
そもそもSESとは、「System Engineering Service(システムエンジニアリングサービス)」の略で、ソフトウェアシステム開発などの委託業務のことです。
SESでは、オフィスに派遣し、技術力を提供します。簡単にいうと「エンジニアの派遣サービス」です。工夫次第では、SESとしてスキルアップできます。
とはいえ、誰しもがスキルアップできる訳ではありません。経験者か未経験者かによって大きく異なります。
「そもそもSESでスキルアップできるのか」について、経験者と未経験者の場合に分けて解説していきます。
経験者はスキルアップ可能
SESでは、派遣先の指示に従って実務を経験します。そのため、実務経験者にとっては実践の場としてスキルアップ可能です。
SESを通じて、さまざまな企業や環境で働くことができ、実際の業務で手を動かしながらスキルアップできます。
未経験者は難しい
一方で未経験者の場合、SESでのスキルアップは難しくなります。そもそも、SESは派遣先で実務を担当する仕事です。実務経験がなければ、仕事になりません。
派遣先から受けるのは教育ではなく、業務の指示のみです。SESとして基本的な実務経験は必須であり、未経験者がSESでスキルアップすることは難しいでしょう。
SESでスキルアップするための3つの意識
SESでは、派遣先の指示通りに仕事することが求められます。そのため、「指示待ち」になってしまいがちです。それでは、スキルアップは望めないでしょう。
SESでスキルアップするには、以下の3つの意識をもつことが大切です。
- 自身のスキルに関して常に分析する
- 上手い人のスキルを模倣する
- 社外の人と交流する
それでは、それぞれ詳しく解説していきます。
①:自身のスキルに関して常に分析する
自分のスキルに関して、客観的な視点で常に分析しましょう。例えば、現状のスキルでは「どんなサービスが作れるのか」「同じレベルの人はどれくらいいるのか」「他にはどんなスキルがあると良いのか」など、考え、分析してください。
自分のスキルを把握することで、必要なスキルや現状の市場価値を理解し、エンジニアとしてのスキルアップにつながります。現状把握によって、SESやエンジニアとしての課題がわかるからです。
②:上手い人のスキルを模倣する
SESを通じて、さまざまなスキルをもった人々と仕事ができます。上手い人の模倣をして、スキルアップしましょう。
一方で、自己完結していては、高いスキルアップは期待できません。自分の理想に近いスキルをもつ人や自分よりもスキルのある人から直接聞くなどして、スキルアップに活せます。
自分とは別の基準を設けることで、SESとしての自分を高められるでしょう。
③:社外の人と交流する
社外の人と積極的に交流しましょう。社内で学べるスキルは限られています。交流会などのイベントを通じて社外との人と交流し、知識を広げましょう。
外部との交流は、知見が広がるだけでなく、新たな刺激となってスキルアップのモチベーション維持にも効果的です。
SESとして自社に不満のある方もいるでしょう。そういったタイミングこそ、社外の人と合うことをおすすめします。SESとしてのマンネリ化を解消できるでしょう。
SESでスキルアップした後の活動
SESでするための考え方について、解説してきました。先述した考え方でSESとして働くことで、スキルアップできます。
では、SESでスキルアップした後はどうしたら良いのでしょうか。大別して以下の3つの選択肢があります。
- 副業でスキルアップを促進させる
- 自社開発の企業に転職する
- フリーランスに転向する
それでは、それぞれ詳しく解説していきます。
副業でスキルアップを促進させる
副業で実践的にスキルアップを促進させましょう。昨今、副業マッチングプラットフォームが増加しています。
クラウドワークスやランサーズなど、大手のお仕事マッチングプラットフォームを活用して、副業案件を受注可能です。すきま時間にできるものから祝日にしっかり取り組めるものまで、さまざまな案件から選べます。
自分のレベルに応じて、副業しながらスキルアップしましょう。学んだスキルで稼げるため、モチベーションアップにもつながります。
自社開発の企業に転職する
SESとしてスキルアップした後、自社開発の企業に転職するのも一つの選択肢です。SESは派遣先で決まった仕事を決められた期間内にするため、業務内容が限られています。
一方で自社開発の企業では、ある程度の裁量権をもって開発に取り組める環境です。SESでの業務よりも幅広いスキルを必要とするため、スキルアップが必須となります。
自社開発の企業でこれまでのスキルアップを活かせるでしょう。ポートフォリオを作成し、自社開発企業に挑戦しましょう。
フリーランスに転向する
SESとしてスキルアップしたら、フリーランスに転向するのも良いでしょう。先ほど「副業でスキルアップを促進する」と開設しましたが、副業の延長線にフリーランスがあります。
SESはどうしても派遣先の環境によって仕事に制限がありますが、フリーランスには制限がありません。スキルアップ次第で、自由度の高い働き方が実現します。
フリーランスになると、パソコン一台で自分の好きな時間に働くことも可能です。MidworksやCrowdtechなど、フリーランスエンジニア向けのサイトを通じて、仕事を獲得できます。
いくつかのサイトを確認して、「どんなスキルが求められているのか」事前に確認しておきましょう。ポートフォリオを充実させて、フリーランスとして挑戦してみてください。
SESでのスキルアップは難しいと感じたらスクールがおすすめ
ここまでSESでのスキルアップについて解説してきました。とはいえ、「SESでスキルアップは難しそう」と思っている方もいるでしょう。
特に未経験者はSESでスキルアップが難しくなります。SESでスキルアップが難しいと考えている人はスクールでスキルアップを目指すのがおすすめです。
独学でのスキル習得も可能ですが、モチベーション維持や最短でのスキルアップは難しいでしょう。スクールでは、スキルアップに必要な学習を提供しています。
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いかがだったでしょうか?
SESでスキルアップは可能です。SESでスキルアップするための考え方からスキルアップ後の選択肢について解説してきました。
「SESでのスキルアップは難しいかな」と考えている方はスクールでのスキルアップがおすすめです。SESでスキルアップし、副業やフリーランスを目指しましょう。