この記事では必要なスキルや資格も交え、Salesforceエンジニアに転職する方法を解説します。
Salesforceエンジニアへの転職を考えている人のなかには、
Salesforceエンジニアへ転職するには資格が必要?
Salesforceエンジニアへの転職におすすめの転職サイトは?
このような疑問を持っている人も多いのではないでしょうか?そこで、この記事では下記の項目を中心にSalesforceエンジニアへ転職について解説します
- Salesforceエンジニアに転職するためのスキル
- 転職後のSalesforceエンジニアの仕事内容
- 転職に有利な資格
- Salesforceエンジニアへの転職におすすめの転職サイト
Salesforceエンジニアへの転職したい人や転職を考えているなら、参考にしていただけると嬉しいです。
- Salesforceエンジニアへの転職にはApexの開発経験が不可欠
- Salesforce認定資格を取得すれば転職で知識・スキルがアピールしやすい
- 転職求人を探すならdadaやGreenがおすすめ
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Salesforceエンジニアへの転職に必要なスキル
Salesforceエンジニアへ転職するために必要なスキルは下記の通りです。
- Apexでの開発経験
- Salesforce認定試験でスキルを証明
- 提案などのコミュニケーションスキル
ここでは、それぞれの項目について解説します。
Apexでの開発経験
Apexでの開発経験は、Salesforceエンジニアの仕事をする上で欠かせません。ApexはSalesforceのプラットフォームであるforce.comで使われるスクリプト言語。コーディングやコンパイルなどの作業は、Apexで行います。
そのため、Apexが使えないと仕事になりません。Salesforceエンジニアへ転職するためには、Apexのスキルは必須です。ただし、ApexはJavaに似ているので、Apexの開発経験がない人でもJavaの開発経験がある人なら習得は難しくありません。
Apexを習得したいなら、セールスフォース・ドッドコム公式サイト内にあるe-learningで学習するといいでしょう。
Salesforce認定試験でスキル証明
Salesforceエンジニアとしてのスキルを証明する資格に、Salesforce認定試験があります。もし、Salesforceエンジニアへの転職を考えるなら認定試験にチャレンジしましょう。
Salesforce認定試験には、基本資格と上位資格があり、職種によって習得すべき資格が異なります。職種と資格の組み合わせは下記の通り。
年3回のアップグレードのたびに試験内容が改定されるため注意してください。また、日本で受験したとしてもグローバル基準のため、他の国でも資格取得者として扱われます。
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提案などのコミュニケーションスキル
提案などのコミュニケーションスキルは、Salesforceエンジニアに欠かせないスキルです。Salesforceエンジニアは、Salesforceを導入しているクライアント企業担当者とのやりとりが欠かせないからです。
Salesforceエンジニアは導入企業に関して、支援や運用サポートなどを実施します。時には導入企業のニーズや要望に沿って、導入方法やカスタマイズの提案が必要です。このような理由から、Salesforceエンジニアには、提案などのコミュニケーションスキルは欠かせません。
転職後のSalesforceエンジニアの仕事とは
Salesforceは独自プラットフォームのforce.comを使うことで、自由にカスタマイズが可能です。そのため、Salesforceエンジニアの仕事には開発や機能追加及び、運用や導入支援があります。ここでは、Salesforceエンジニアの仕事内容について解説します。
開発
独自プラットフォームのforce.com内でApexを使って開発を行うのも、Salesforceエンジニアの仕事の一つ。画面UIの変更やオブジェクトの追加などを行います。またリリース後のテストは、障害が起こった時の対応も開発業務に含まれます。
運用
企業に導入後、プログラムを稼働させたり利用中にトラブルが起こった時の対応をするのもSalesforceエンジニアの仕事。導入した企業がスムーズにSalesforceが利用できるようにサポートするのも重要な仕事です。
機能追加
Salesforceは自由に機能を追加したり、不要な機能を削除できたりとカスタマイズできるのが魅力の一つです。実際に利用するなかで必要な機能が出てきた時に、Salesforceエンジニアが機能追加を行います。
導入支援
クライアント企業の業務内容や業務フローにあわせて、必要な機能を提案したりカスタマイズを行ったりするのもSalesforceエンジニアの仕事です。また、クライアント企業の担当者がスムーズに使えるようにサポートをします。
Salesforceエンジニアの仕事に関しては、こちらの記事にも紹介しているのでよかったら参考にしてください。
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転職に有利!Salesforce認定試験
Salesforce認定試験資格は複数あります。そのためどの資格からチャレンジすればいいか迷ってしまう人も多いでしょう。そこでここでは、各試験について解説します。
管理者/CRMコンサルタント
管理者/CRMコンサルタントに関する認定資格は下記の通りです。
資格名 | 受験前提資格 | 概要 |
---|---|---|
認定アドミニストレーター | なし | Salesforce製品の導入に必要な基本的なカスタマイズ、設定、管理に必要な知識があること |
認定上級アドミニストレーター | 認定アドミニストレーター | Salesforce製品の高度な管理機能をカスタマイズ、設定、管理に必要な知識があること |
認定Community Cloudコンサルタント | 認定アドミニストレーター | SalesforceCommunityソリューションのコンサルタントとして必要な設計と実装ができる知識があること |
認定Sales Cloudコンサルタント | 認定アドミニストレーター | Sales Cloudソリューションのコンサルタントとして必要な設計と実装ができる知識があること |
認定Service Cloudコンサルタント | 認定アドミニストレーター | Service Cloudソリューションのコンサルタントとして必要な設計と実装ができる知識があること |
認定Field Service Lightningコンサルタント | 認定Service Cloud コンサルタント | 顧客のフィールドサービス要件に基づいてコンサルタントとして必要な管理ができる知識があること |
Salesforce 認定アドミニストレーターが基本資格で、それ以外が上位資格です。これから資格を取得しようと思っているなら、まずはSalesforce 認定アドミニストレーターからチャレンジしてください。
詳しい試験概要に関しては、公式ページを確認しましょう。
アプリケーション構築者
アプリケーション構築者に関する認定資格は、下記の通りです。
資格名 | 認定Platformアプリケーションビルダー |
受験前提資格 | なし |
概要 | Salesforce Platformの宣言的カスタマイズ機能を使用したカスタムアプリケーションの設計、構築、リリースに必要な知識があることを証明 |
認定 Platform アプリケーションビルダーは基本資格に該当するため、受験前提資格はありません。詳しい試験概要に関しては、公式ページを確認してください。
開発者
開発者に関する認定資格は、下記の通りです。
資格名 | 受験前提資格 | 概要 |
---|---|---|
認定Platformデベロッパー | なし | Salesforce Platform上でのカスタムアプリケーションの構築に必要な知識があることを証明 |
認定上級Platformデベロッパー | 認定 Platform デベロッパー | 複雑なビジネスロジックとインターフェースの開発に必要な Salesforce Platformとデータモデリングの高度なプログラミング機能に関する知識があることを証明 |
認定 B2CCommerceデベロッパー | なし | Commerce Cloud Digitalを使用したeコマースソリューシ ョンの開発知識やスキルがあることを証明 |
認定 Platform デベロッパーと認定 B2C Commerce デベロッパーが基本資格で、認定上級 Platform デベロッパーが上位資格に該当します。そのため認定上級 Platform デベロッパーを受験するためには、認定 Platform デベロッパーに合格する必要があります。
詳しい試験概要に関しては、公式ページを確認してください。
アーキテクト
アーキテクトに関する認定資格は、下記の通りです。
資格名 | 受験前提資格 | 概要 |
---|---|---|
認定Development Lifecycle and Deployment デザイナー | なし | アーキテクチャ環境と要件を評価したうえで、その要件を満たす管理ソリューションを Salesforce Platform 上に実装することができる知識があることを証明 |
認定 Identity and Access Managementデザイナー | なし | アーキテクチャ環境と要件を評価し、シングルサインオン(SSO)の要件を満たす、信頼性、スケーラビリティ、パフォーマンスに優れたソリューションを Salesforce Platform 上で設計する知識があることを証明 |
認定 Integration Architectureデザイナー | なし | アーキテクチャ環境を評価し、エンドツーエンドの統合要件を満たす、信頼性とスケーラビリティに優れたテクニカルソリューションを Salesforce Platform 上で設計する知識があることを証明 |
認定 Data Architecture and Managementデザイナー | なし | アーキテクチャ環境と要件を評価し、エンタープライズデータの管理に最適な、信頼性、スケーラビリティ、パフォーマンスに優れたソリューションを Salesforce Platform 上で設計する知識があることを証明 |
認定 Sharing and Visibilityデザイナー | なし | アーキテクチャ環境と要件を評価し、共有と可視性の要件を満たす信頼性、スケーラビリティ、パフォーマンスに優れたテクニカルソリューションを Salesforce Platform 上で設計する知識があることを証明 |
認定 B2C Commerceアーキテクト | なし | 標準のデザインパターンを使用して複数のブランドとチャネルをサポートするグローバルサイトをデザインする知識やスキルを習得していることを証明 |
認定 Heroku Architectureデザイナー | なし | アプリケーション開発のべストプラクティスとその Heroku への適用法を認識し、Heroku でスケーラブルなアプリケーションを構築する方法を理解し、Heroku のユースケースや Heroku のべストプラクティスの適用法の知識があることを証明 |
認定システムアーキテクト | 試験はなく、下記の資格を全て取得することで、認定システムアーキテクトの資格が付与 ・認定Platform デベロッパー ・認定Development Lifecycle and Deployment デザイナー ・認定Identity and Access Management デザイナー ・認定Integration Architecture デザイナー | 顧客のシステムのアーキテクチャをプログラミング的アプローチで評価する知識があることを証明 |
認定アプリケーションアーキテクト | 試験はなく、下記の資格を全て取得することで、認定アプリケーションアーキテクトの資格が付与 ・認定Platform デベロッパー ・認定Platform アプリケーションビルダー ・認定Data Architecture and Management デザイナー ・認定Sharing and Visibility デザイナー | 宣言的な観点から機能要件を評価する知識があることを証明 |
認定テクニカルアーキテクト | ・認定システムアーキテクト ・認定アプリケーションアーキテクト | 顧客のシステムのアーキテクチャを評価し、安全でパフォーマンスに優れたテクニカルソリューションを Salesforce Platform 上で設計できる知識があることを証明 |
試験によって、受験資格や試験形式などが異なります。詳しい試験概要に関しては、公式ページを確認してください。
Einstein Analytics
Einstein Analyticsに関する認定資格は下記の通りです。
資格名 | 認定 Einstein Analyticsand Discoveryコンサルタント試験 |
受験前提資格 | なし |
概要 | Einstein Analytics と Einstein Discovery でのアプリケーション、データセット、ダッシュボード、ストーリーの設計、作成、サポートの基本的な知識とスキルがあることを認定 |
基本資格に該当するため、受験前提資格はありません。詳しい試験概要に関しては、公式ページを確認してください。
PARDOT
PARDOTに関する認定資格は下記の通りです。
資格名 | 受験前提資格 | 概要 |
---|---|---|
認定 Pardotスペシャリスト試験 | なし | Pardot を使用して、マーケティング施策におけるワークフローを 設計、構築、実装するための知識があることを認定 |
認定 Pardotコンサルタント試験 | 認定 Pardot スペシャリスト試験 | 顧客の要望を元に Pardot の設計・実装が できるコンサルタントとして認定 |
認定 Pardot スペシャリスト試験が基本資格、認定 Pardot コンサルタント試験が上級資格に該当します。詳しい試験概要に関しては、公式ページを確認してください。
MARKETING CLOUD
MARKETING CLOUDに関する認定資格は下記の通りです。
資格 | 受験前提資格 | 概要 |
---|---|---|
認定 Marketing Cloudアドミニストレーター試験 | なし | Marketing Cloud でエンドユーザーに提供される機能および使用可能な構成オプションに関する知識があることを証明 |
認定 Marketing Cloudメールスペシャリスト試験 | なし | 戦術的かつ戦略的なメールキャンペーンの実行において Salesforce Marketing Cloud メールアプリケーションツールを使用できるスペシャリストとして認定 |
認定 Marketing Cloudコンサルタント | 前提条件の変更に伴い只今新規受験申し込みを一時休止中 | Salesforce Marketing Cloudのコンサルタントとして、メ ールアプリ ケーション等を設計・実装し、 戦略的かつ戦術的なマーケティングキャンペーンのソリューションを提供できる知識があることを証明 |
認定 Marketing Cloudデベロッパー試験 | 認定 Marketing Cloud メールスペシャリスト | HTML、CSS、AMPscript を利用したメール、ランディングページ、フォームなどの 動的でパーソナライズされたマーケティングアセットの開発経験がある Marketing Cloud 開発者であり、 SQL に習熟していること、Marketing Cloud API の使用経験があることを認定 |
認定 Marketing Cloud アドミニストレーター試験と認定 Marketing Cloud メールスペシャリスト試験が基本資格、それ以外が上位資格です。詳しい試験概要に関しては、公式ページを確認してください。
CPQ
CPQに関する認定資格は下記の通りです。
資格 | 認定 CPQスペシャリスト試験 |
受験前提資格 | なし |
概要 | バンドル設定、価格設定、出力ドキュメント、更新および修正を構築できるスペシャリストとして認定 |
基本資格に該当するため、受験前提資格はありません。詳しい試験概要に関しては、公式ページを確認してください。
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Salesforceエンジニアの転職におすすめな3つのサイト
Salesforceエンジニアへの転職を目指すなら、まずは転職サイトを活用するといいでしょう。ここではおすすめの転職サイトを紹介します。
一般応募サイト(例:リクナビネクスト)
一般応募サイトとは、リクナビネクストなど会員登録すれば誰でも応募できる転職サイトです。気軽にだれでも利用できるので、すぐに転職予定がなくても気になる求人がないか探してみるのもいいでしょう。リクナビネクスト以外にも下記の一般応募サイトがあります。
- エン転職
- マイナビ転職
- インディード
- doda
一般応募サイトの場合、特にIT業界に特化していません。そのため幅広い業種業態の求人や、東京などの都市圏だけでなく全国の求人が公開されています。毎週求人情報が更新されているため、小まめにチェックしておくといいでしょう。
転職エージェント(例:doda)
初めての転職などで一人で転職活動をする自信がない場合は、dodaなどの転職エージェントを利用するといいでしょう。転職エージェントに登録すると、自分にあった求人を紹介してもらえるだけでなく、面接対策などのサポートを受けられます。
dodaエージェント以外のおすすめの転職エージェントは、下記の通りです。
求人情報を公開しているので、登録前にどのような求人があるか確認しておくといいでしょう。
IT専門転職サイト(例:Green)
エンジニアの場合、GreenなどのIT専門転職サイトで求人を探すのもいいでしょう。主なIT専門転職サイトは下記の通りです。
- レバテックキャリア
- IT転職ナビ
- GEEKJOB
IT専門転職サイトは、IT企業やエンジニアなどの求人が豊富です。そのため、 一般応募サイトと合わせて一緒に活用するといいでしょう。ただし、IT専門転職サイトの求人は東京や関西など都市圏の求人が中心のサイトが多いです。
まとめ
今回は、Salesforceエンジニアの転職に関して、下記の項目を中心に解説しました。
- Salesforceエンジニアに転職するためのスキル
- 転職後のSalesforceエンジニアの仕事内容
- 転職に有利な資格
- Salesforceエンジニアへの転職におすすめの転職サイト
もしSalesforceエンジニアへ転職したいと考えているなら、この機会に転職活動を始めてみてはいかがでしょうか?