在宅のWordPress案件を獲得する方法は?
在宅のWordPressってどのくらい稼げるの?
在宅でのWordPressの仕事について知らない方の多くは、こんな疑問を抱えているのではないでしょうか?
「在宅ワーク」も「WordPress」も共に需要が高まっており、WordPressを在宅ワークにできれば仕事が増えて、ガッツリ稼げるチャンスが広がっています。とはいえ、WordPressの学習を始める前に、仕事内容や案件獲得の方法は知っておきたいですよね。
そこで今回はWordPressの在宅ワークに関して、仕事内容や案件獲得方法、どのくらい稼げるのかをご紹介します。
在宅ワークでのWordPressの仕事とは
「WordPress」は、Webサイトを構築するためのソフト。在宅ワークでのWordPressの仕事内容は、以下3つがあります。
- Webサイトやブログの制作
- デザインテーマのカスタマイズ
- 現行サイトへのWordPress導入
それぞれ順に解説していきます。
Webサイトやブログの制作
WordPressをベースに、Webサイトやブログを制作する仕事です。Webサイトやブログはすべて「HTML」と呼ばれるプログラミング言語で作られています。しかし、WordPressを使うとHTMLの知識が全くなくてもWebサイトやブログを制作できるのです。
大まかには、以下の4ステップでWebサイトやブログが制作できます。
- ドメイン(Web上でのサイト名)の取得
- サーバーのレンタル
- WordPressのインストール
- WordPressの設定
制作したWebサイトにコンテンツを追加するには、WordPressの編集画面で表示させたい文章やデータを追加しけばOK。編集が一通り終わって投稿すればコンテンツが一般公開されるので、手軽にWebサイトを更新できるのがメリットです。
デザインテーマのカスタマイズ
デザインテーマとは、Webサイト全体のコンテンツ配置や体裁を決めるテンプレートです。
WordPressでは、このデザインテーマを自由にカスタマイズ可能。デザインテーマをカスタマイズすることでWebサイトを使いやすくしたり、印象を良くしたりするのもWordPressで良く求められる仕事の一つです。
現行サイトへのWordPress導入
WordPressは運用が手軽で、カスタマイズの自由度が高いなどのメリットがあるため、WordPress以外のソフトで構築されているWebサイト運用者のなかには、WordPressに移行したいと考える人も多くいます。そのため、現行のWebサイトにWordPressを導入することも一つの仕事としてあります。
なぜWordPressに注目が集まっているのか
前章でも一部触れましたが、WordPressが注目されている理由は以下の4つ。
- 全Webサイトの38%がWordPressで制作
- スキル習得が比較的容易なため
- デザインテーマが豊富である
- 管理・運用がしやすい
それぞれ順に解説していきます。
全Webサイトの38%がWordPressで制作
WordPressの公式サイトにも書かれている通り、全世界のWebサイトの38%がWordPressで制作されています。これは、CMS(Webサイトの構築システム)の中でも断トツのシェア。
圧倒的なシェアで高い信頼性があるため、新しくWebサイトを構築する人もWordPressを採用する可能性が高いでしょう。結果として、WordPressを利用する人はどんどん増える、ということです。
スキル習得が比較的容易なため
WordPressを使うと、プログラミングができなくてもWebサイトの構築・運用ができます。ただし、デザインテーマをカスタマイズする場合はプログラミングが必要になります。
とはいえ、詳しくは後述しますが、WordPressで使われるプログラミング言語は初心者でも覚えやすいもの。スキル習得の敷居が比較的低いため、より採用されやすいのです。
デザインテーマが豊富である
WordPressは、Webサイトのデザインを決めるテンプレートの種類がとても豊富です。Webサイト運用の初心者でも、このデザインテーマを使うことで見た目の良いWebサイトが制作可能。プログラミングスキルがなくても一定レベルのデザインを使えるのが、WordPressが選ばれる理由の一つでしょう。
管理・運用がしやすい
管理画面がシンプルで使いやすいのも、WordPressの魅力の1つ。前述のとおり、プログラミングすることなくWebサイトの運用ができるので、運用の負担が少ないのも嬉しいポイントです。
WordPress導入のメリット
WordPressを導入するメリットは、以下の5つです。
- 初心者でもある程度扱える
- 無料で商用OKのデザインテーマが多い
- 拡張機能(プラグイン)が豊富
- SEO対策もしやすい
- PHPとの親和性が高い
それぞれ順に解説していきます。
初心者でもある程度扱える
繰り返しとなりますが、WordPressはデザインのカスタマイズにこだわらなければ、プログラミングスキルがなくても扱えます。そのため、導入しやすいのが大きなメリットです。
無料で商用OKのデザインテーマが多い
WordPressはオープンソース(ソースを無料公開している)のソフトなので、無料でインストールが可能。しかも、デザインテーマも無料で使えるものが豊富にあります。
さらに、WordPressのデザインテーマは世界中で開発が行われており、多くのWebサイトが独自開発したデザインテーマを無料で公開しています。これらの無料デザインテーマを使えば、追加費用をかけることなくWebサイトをおしゃれにできるので、コスト削減にも効果的です。
拡張機能(プラグイン)が豊富
WordPressはプラグインをインストールすることで、さまざまな機能を追加できます。プラグインの種類はとても豊富で、2020年10月現在、公開されているプラグインは50,000個以上。プラグインには無料のものも多いため、開発の手間や費用をかけずに好きな機能を追加できるのが大きな魅力です。
ちなみに以下記事ではWordPressのおすすめプラグインをご紹介しているので、興味がある方は見てください!
SEO対策もしやすい
SEO(Search Engine Optimization)とは、Googleなどの検索エンジンで自分のWebサイトがより上位表示されるように工夫すること。Google社は、検索エンジンの表示順位を決める基準となるガイドラインを公表しています。
WordPressは、このガイドラインにおける推奨事項の多くを自動的に行う仕様になっているため、SEO対策に必要な設定が少なく済むのがポイント。
さらに、WordPressにはSEO対策専用のプラグインも公開されているのもメリットの1つ。前章のオススメ記事でご紹介した「All in One SEO Pack」というプラグインのように専用のプラグインを使うこともできるため、SEO対策しやすい環境が整っています。
PHPとの親和性が高い
PHPはWebサーバー上で動作するプログラミング言語です。WordPressは、このPHPでの開発に適しています。というのも、WordPress自体がPHPで開発されたソフトだから。デザインデータのカスタマイズやプラグイン開発の多くはPHPで行われています。
PHPはコードが簡潔で分かりやすく、初心者でも習得しやすい言語です。そのため、プログラミング未経験でもWordPressでの開発を始めやすいでしょう。
在宅ワークでのWordPress案件の見つけ方
在宅でできるWordPress案件を見つける方法は、以下の4つがあります。
- クラウドソーシング
- フリーランス専門サイト
- 知人に紹介してもらう
- SNSで探す
一つずつ順に解説していきます。
クラウドソーシング
クラウドソーシングサイトでは、フリーランス案件を探せます。在宅ワークできる案件が多いため、最も探しやすい方法でしょう。オススメは、クラウドソーシングサイトで特に人気のある以下2サイトです。
- クラウドワークス
- Lancers
クラウドワークス
総案件数が最も多いクラウドソーシングサイト。WordPressの仕事は専用カテゴリーが存在するので、簡単に探せます。
Lancers
総案件数はクラウドワークスの方が多いですが、WordPress案件数はランサーズもかなり多くあります。こちらはWordPressだけの専門カテゴリーではなく他のCMS案件も含まれるので、募集要件に注意が必要です。
フリーランス専門サイト
IT系のフリーランス求人を紹介しているサイトもあります。在宅ワークできない案件もあるので、募集要件をチェックしましょう。ここでは、フリーランス専門サイトを2つピックアップしてご紹介します。
- フリーランススタート
- Midworks
それぞれ順に解説していきます。
フリーランススタート
IT系に特化した求人紹介サイト。仕事内容ごとの単価相場をグラフ表示できるので、案件を選ぶときの判断材料になります。
Midworks
こちらもIT求人に特化した求人紹介サイト。正社員並みに保証が充実しているので、条件の良い在宅案件を探したい方にピッタリです。
知人に紹介してもらう
Webサイトを開設したい知人がいないか探してみるのも一つの手です。ただし、知人との仕事は融通が利きやすい反面、お金のトラブルなどにつながる場合もあるので注意しましょう。
SNSで探す
SNSを仕事の募集に使うことも可能です。SNSのフォロワーが多い方であればより広範囲に情報発信できるので、WordPress案件が見つかるチャンスも増えます。
WordPressの在宅ワーク報酬額はどれくらいか
以下3種類のサイトで、WordPressの仕事がどのくらい稼げるのか見てみましょう。
- クラウドソーシング
- フリーランス専門サイト
- 求人ボックス
それぞれ順にご紹介します。
クラウドソーシング
クラウドソーシングサイトでは応募時に報酬額を提案する形式が多いため、一概に平均値を出せません。また、1案件あたりの作業時間はスキルや対応内容により変わってきます。
クラウドワークスやランサーズの案件を見る限り、10,000~50,000円程度の案件が多いようですが、規模の大きい案件では100,000円を超えるものも珍しくありません。スキルを高めて複数の案件をこなしていけば、十分稼げるでしょう。
フリーランス専門サイト
IT求人紹介サイトのフリーランススタートによると、WordPress案件の月額平均単価は62.3万円です。ただしこれは在宅ワーク以外も含まれており、1か月の作業時間は140~180時間を想定しています。
時給換算すると3,900円程度。在宅ワークだとこれより少なくなると思われますが、それでも十分稼げる仕事といえるでしょう。
求人ボックス
求人ボックスは、求人情報に特化した検索エンジンです。求人サイトの情報を自動収集して表示してくれます。
求人ボックスによると、WordPressの仕事の平均年収は448万円。こちらも在宅ワーク以外の求人が含まれるため参考値ではありますが、IT業界全体の平均年収と同等なので低い年収ではありません。
会社勤めに比べて時間を有効活用できることを考えると、在宅ワークでのWordPressの仕事は十分稼げるといえるでしょう。
在宅ワークのためWordPressスキル習得ならスクールがおすすめ
WordPressは前述のとおり、世界中で開発が行われています。そのため、WordPressを在宅ワークにしている人もかなり多いです。そんな中でWordPressの在宅ワーク案件を獲得するには、高い経験やスキルが求められます。
しかし、独学だとすべての問題を一人で解決しなければならず、最悪の場合挫折してしまうかもしれません。そんなときにオススメなのが、スクールに通うこと。Web制作の現役エンジニアが丁寧に教えてくれますし、仕事の獲得までサポートしてくれますよ。
侍エンジニアでは、フリーランスの経験年数3年以上のプロが講師を務めているので、挫折の心配がありません。無料カウンセリングを気軽に試せるので、まずはチェックしてみてください。
無料カウンセリングを予約するまとめ
今回は、在宅ワークでのWordPressの仕事に関して、以下5つをご紹介しました。
- 仕事内容
- 注目されている理由
- 導入のメリット
- 案件の探し方
- どのくらい稼げるか
WordPressを使うWebサイトはこれからも増えていくでしょう。今のうちにWordPressのスキルを習得しておけば、在宅で時間を有効活用しながらガッツリ稼げるチャンスが増えますよ。また分からなくなったらこの記事を見に来てください!