PHPを勉強している人やこれから勉強したいと思っている人の中には、
PHPって時代遅れだと聞いたけど本当?
PHPは今後も需要があるのか?
このような不安を持っている方も多いのではないでしょうか?
せっかくPHPの勉強をしたのに、仕事がないなんてことになったら辛いですよね。
そこで今回は、下記の項目を中心にPHPは本当に時代遅れなのか?検証してみましょう。
- PHPは時代遅れではない理由
- PHPは時代遅れだと言われてしまう原因
今、PHPを勉強している人や、これから勉強したいと思っている人にとって、参考になれば嬉しいです。
【結論】PHPは時代遅れではない!
結論からお伝えするとPHPは時代遅れではありません。その理由は2つ。
- 全Webサイトの80%で使用されている言語
- プログラミング言語別の新規求人案件割合で2位の人気言語
そこで、ここではこの2つの理由について解説します。
全Webサイトの80%で使用されている言語
プログラミング言語の中でも、PHPは多くのWebサイトで使用されています。
事実、Web上のサーバーサイドプログラミング言語としてのPHPの使用統計調査では、全Webサイトの78.8%で使用されています。
このように、今もPHPはさまざまなWebサイトで使われています。ちなみに、PHPが使用されている有名なサイト・サービスは下記の通りです。
- Wikipedia
- Zoom
- ぐるなび
また、Webサイトの制作ツールとして国内外で人気の高いWordPressにもPHPが使われています。
このように国内だけでなく、海外でもPHPは様々なWebサービスで使用されていることからも、PHPは時代遅れだとは言えないでしょう。
プログラミング言語別の新規求人案件割合で2位の人気言語
PHPが時代遅れではないもう一つの理由が、PHPの求人が依然として多いことです。
ちなみに、レバテックキャリアの調査によれば、プログラミング言語別の新規求人案件割合でPHPは2位にランクイン。
また、レバテックフリーランスが実施した、2019年度版プログラミング言語別の新規案件割合でも、PHPは2位にランクインしてします。
この調査結果から、PHPは転職市場だけでなく、フリーランスエンジニアの市場でも人気があると言えるでしょう。
さらに、日経 xTECHが実施した「プログラミング言語実態調査(調査期間は2019年9月26日~10月18日)」の普段利用しているプログラミング言語ランキングでは10位以内にランクインしています。
これらの調査結果から、PHPはまだまだ需要が高く時代遅れではないと言えるでしょう。
PHPが時代遅れと言われる理由
PHPは色々なWebサービスで利用されているだけでなく、PHPの求人も豊富にあります。
にも関わらず、なぜ、時代を遅れだと言われてしまうのでしょうか?その理由は3つあります。
- 案件数が横ばい状態だから
- 「次に学びたいプログラミング言語ランキング」で下位に沈んでいるから
- 扱いが難しいから
ここでは、それぞれの理由について解説します。
案件数が横ばい状態だから
PHPは時代遅れだと言われている理由の一つが、案件数が横ばい状態で増えていないからです。
レバテックフリーランスの調査によれば、PHPの案件数は、RubyやJavaScriptに比べると、横ばいの状態が続いています。
また、レバテックキャリアの調査によれば、プログラミング言語別の新規求人案件割合では、2018年度に比べて、2019年度は微増。
レバテックフリーランスでの調査では、PHPの新規案件割合は2018年に比べ、2019年では若干減少しています。
このようにPHPは急激に案件数が伸びている他のプログラミング言語に比べて、長い間案件数が横ばいの状態です。その結果、PHPは時代遅れの烙印を押されてしまっているのです。
しかしながら、これらの調査結果からもわかるように、案件数は横ばいの状態が続いていますが、依然としてプログラミング言語の案件ランキングでは上位にランキングされています。
上位にランキングしていることからも、案件数が横ばい状態だからと言って、時代遅れだと決めつけるのは間違っているでしょう。
「次に学びたいプログラミング言語ランキング」で下位に沈んでいるから
PHPが時代遅れだと言われている2つ目の理由が、習得したいと思っている人が減っているからです。
ちなみに、HackerRank社の「次に学びたいプログラミング言語ランキング」では、PHPは22位でした。
しかしながら、このアンケートは全116,000人の開発者を対象に行っているため、アンケートの回答者の多くは、すでにPHPを習得している可能性が高いです。
確かに、この調査結果だけみると、PHPを学びたい人が少ないためPHPの需要が減っている、つまり時代遅れだと思ってしまうでしょう。
けれど、前述の通りPHPの案件数は横ばいの状態が続いていますが、日本国内では案件数では上位にランキングし続けていることからも、時代遅れだとは言えないでしょう。
扱いが難しいから
PHPは元々初心者が簡単に習得できるプログラミング言語として開発されました。
PHPが開発された当初は、動的なHTMLを生成するのが主な機能でしたが、後付で色々な機能を追加されたため、他のプログラミング言語に比べると統一感がありません。
それゆえ、他の言語を使い慣れている人にとっては、使いにくいと感じてしまうようです。
また、PHPは他の言語に比べると開発者が多く、低品質なコードが多く出回ってしまっていることも、PHPが扱いが難しいと言われている理由の一つ。
しかしながら、PHPは初心者でも簡単に習得できるプログラミング言語のため、アイデアをすぐに形にしたいと思っている人にとっては、最適なプログラミング言語です。
時代の流れが早い現代において、アイデアをすぐに形にできるPHPは時代に合っていると言えます。
そのため、PHPは使いにくいという部分はあるかも知れませんが、決して時代遅れの言語ではありません。
PHPを学習しようか迷っている方へ
PHPは決して時代遅れの言語ではありません。そのため、安心してPHPの学習を進めてください。
これからPHPの学習を始めようと思っている人の中には、
効率的な勉強方法は?
挫折せずに、PHPの勉強を続けるには?
このような悩みを抱えてしまっているのではないでしょうか?このような時に、力になってくれるのがプログラミングスクールです。
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まとめ
今回は下記の項目を中心に、PHPは本当に時代遅れかどうか検証してみました。
- PHPは時代遅れではない理由
- PHPは時代遅れだと言われてしまう原因
PHPの案件数は、横ばいの状態が続いていますが、今現在もあらゆるWebサービスで利用され、案件数のランキングでも上位にランクインしています。
そのため、決して時代遅れの言語ではありません。
もし、PHPは時代遅れだからという理由で、勉強を始めるのと躊躇しているなら、この機会にPHPの勉強を始めてみませんか?