プログラミングを始めたものの、
プログラミング飽きた…
とモチベーションが続かずに辞めてしまう方は少なくありません。
パソコンの前でコードを書き続ける作業は想像以上に大変です。
とくにプログラミング未経験の方や独学で学んでいる方は、なかなかモチベーションを保てずに苦戦する場面もあるでしょう。
今回はプログラミング学習に飽きてしまう理由や、その解決方法を紹介していきます。
「プログラミング学習に飽きた」と感じてしまう理由
プログラミングの学習に飽きた方は、なぜ飽きてしまったか掘り下げて考えてみましょう。
理由がわかれば対策も見つかります。
たくさんコードを書くのが苦痛である
プログラミングは地味な作業が続くため、コードを書くのが苦痛に感じる事があります。
プログラマーに格好いいイメージを持っている方もいますが、地道な作業を一つひとつ積み重ねていくのがプログラマーの仕事です。
とくに始めたばかりの頃はコードの意味が分からないため、暗号のような文字の羅列で気が滅入る事もあるでしょう。
ただこれは誰もがプログラミングを始めたころに通る道です。
プログラミングの全体像が見えるようになって、自分が書いているコードの意味や、どんなことに使われているかを知ればモチベーションは上がるでしょう。
エラーばかりで面白くない
プログラミングをしていると、エラーが連発して苦しい思いをする場面も多くあります。
しかしエラーは少なからず発生するのが当たり前なので、落ち込む必要はありません。
むしろエラーが出たときは、成長するチャンスとも考えられます。
エラーと向き合って必死に調べて解決することで、大きな成長に繋がるでしょう。
ただ新しい言語やOSのバージョン、コミュニティが少ない言語を選ぶと、解決方法が見つかりづらい可能性もあります。
エラーがなかなか解決しないと、イライラが積もって精神的にも良くありません。
そのため、これからはじめる方は使っている人の多い言語を選んだ方がいいでしょう。
情報がたくさんあるので、エラーも素早く解決できて続けやすいですよ。
自身にプログラミングの才能がないと思いこむ
「自分にプログラミングの才能がないのでは」と、多くのプログラマーが最初の頃に思った経験があるでしょう。
そのためこれも過度に悩む必要はありません。
プログラミングに限らず何かを始めたときは初めから上手くできるほうが少ないはずです。
どんなことでも、失敗しながら上手くなっていきますよね。
プログラミングの場合はエラーが発生したり、そのエラーをなかなか解決出来ないことから、自分には才能がないと思ってしまいます。
しかし先ほど言った通り、エラーが出るのは普通のことなので気にする必要はありません。
初心者の場合は才能がないと判断する前に、まずは期間を決めて取り組んでみましょう。
私生活と学習の両立が難しい
プログラミング学習は思うように進まないことが多いため、独学の場合は学習のスケジュールが立てづらいです。
エラーで行き詰ってしまい、まったく進まないこともよくあります。
わからないことがあったときTeratailやQiitaなどで質問をする方も多いですが、初心者の場合は答えをもらっても、上手く組み込めなくて先に進めなかったりします。
そのためプログラミング学習を進めるときは、メンターなどを付けて人に教えてもらうのがおすすめです。
行き詰ったときに質問できる人が近くにいると、格段に効率よく学習ができます。
プログラミング学習の目的が希薄である
プログラミングを挫折してしまう原因の1つとして、目的がなくプログラミング学習を始めたせいで、モチベーションが保てない場合が多くあります。
プログラミングを始めた理由が就職・転職のためや稼げそうだからという方も多いと思いますが、それだけだとコードを書くのが退屈な作業に感じてしまうでしょう。
自分が何を作りたいか明確にして、目標を立てて取り組むのが大切です。例えば
- ゲームを作りたいからUnityを勉強する
- PHPを勉強してWebサービスを作る
など、何か成果物を作ることを目的とするのがおすすめ。
作りたいものが決まっていれば、それを実現するためにどんな勉強が必要かも明確になるので、学習も進めやすいでしょう。
いきなり難しいプログラミング言語を学習している
プログラミングは言語によって学習難易度に差があります。
初心者のうちにいきなり難しい言語を選んでしまうと、挫折の原因になりかねません。
例えばC言語は難解な数式が多いため、難しいと感じるポイントが多いです。
またJavaは直感的にわかりづらいと言われており、こういった言語は最初に学習するのには向いていません。
就職・転職を考えた場合ニーズがありそうなCやJavaも選択肢に入ってくると思いますが、はじめてプログラミングに触れる方は挫折してしまう可能性があります。
そのため、どの言語を学ぶかは学習難易度や自分が何を作りたいか、どの業界で働きたいかなどを考えて選びましょう。
PythonやPHPなど、初心者でも取っ掛かりやすくニーズのある言語がおすすめです。
【解決策】プログラミング学習に飽きたらやること
プログラミングを勉強していると、どうしても途中でモチベーションが下がる事もあります。
そこで挫折して辞めてしまわないように気を付けましょう。
一旦プログラミングを休む
プログラミング学習に飽きたり疲れたりしたら、一旦プログラミングから離れて休むのも1つの方法です。
いやいや続けても効率が悪い上に、精神的にも良くありません。
ずっとパソコンの前に座って作業をしていると疲れてしまうので、気分転換に体を動かしたり、何か他のことをしてみるのがおすすめです。
実際にエラーなどで行き詰ったとき、散歩をしたり一回寝たりすると、再開したときにあっさり解決できることはよくあります。
無理に続けるよりも、ある程度モチベーションが回復するまで休んでもいいでしょう。
ただしそのまま辞めてしまう可能性もあるので注意が必要です。
目標・目的を再確認する
学習を続けているうちに目標・目的を見失っているかもしれません。
もう一度プログラミングを始めた理由を確認してみましょう。
「Webサービスを作ってみたい」「プログラマーになって稼ぎたい」「IT業界で活躍したい」など、最終的な目標を思い出せば学習意欲も出てきます。
プログラミングを学習しているのは、あくまで目標を達成するための手段です。
目標に対するモチベーションを上げれば、そのために必要なプログラミングもやる気になるでしょう。
プログラミングの学習目的を明確にする具体的な方法を知りたい人は、次の記事を参考にしてください。
別のプログラミング言語に手を出してみる
先ほど説明したとおり、プログラミングは言語によって難しさが違います。
プログラミングに飽きてしまうのは、今やっている言語が難しすぎるか、自分にあっていないのかもしれません。
一度まったく別の言語に手を出してみるのも有効な手段です。
言語が変われば作るモノも変わってきます。プログラマーといっても種類はさまざまなので、自分が楽しいと思えるモノを選びましょう。
例えばWebサイトの制作はつまらないと思っていても、アプリの開発は楽しいと思えるかもしれません。逆もまた然りです。
同じコードを書くという行為でも、目的が違えばモチ―ベーションも変わってくるでしょう。
目標に向かって計画的に進めていくのも大事ですが、途中で目標を変えても問題はありません。
飽きずにプログラミング学習を続けるならスクールがおすすめ
プログラミング学習を飽きずに続けるには、プログラミングスクールに通うのがおすすめです。
プログラミングスクールであればモチベーションを下げることなく、効率的にスキルを習得できるでしょう。
当社が運営するスクール「侍エンジニア」では、フリーランスの経験年数3年以上の現役エンジニアが講師として指導しています。
365日・8~22時の間で完全オンライン対応。わからないところやエラーで詰まっても、いつでもどこでもプロにすぐ質問できる環境をご用意しています。
また、無料のプログラミングSNSもあり、同時期に始めた仲間とコミュニケーションをとりながら学習を進められます。
同期のような仲間がいることでモチベーションを保てるので、飽きることなく楽しみながら学べるでしょう。プログラミング仲間ができるのは、スクールならではのメリットです。
無料カウンセリングでは、学習やキャリアに関する相談も行っています。ますは気軽に無料カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。
無料カウンセリングの詳細を見るまとめ
プログラミング学習は専門性が高く地道な作業の繰り返しのため、途中で飽きて挫折してしまう人も少なくありません。
そんな時は自分の目標や作りたいモノを思い出して、モチベーションが下がらないように工夫しましょう。
ただ無理に続けてもいい結果は出ないので、行き詰ったときは一度休んで気分転換する時間も必要です。スキルの習得には時間がかかるので、焦らずに学習を続けましょう。
なお、下の記事ではプログラミングへのモチベーションを維持する方法を詳しく解説しているので、あわせて参考にしてください。