この記事では、できることや始め方も交え、AWS無料枠の特徴を解説します。
AWSを無料で使うにはどうしたらいいんだろう?
AWSの無料版ではどんなことができるの?
ビジネスでの需要が高い「AWS(Amazon Web Services)」の勉強を始める人が増えています。その多くが、コストを抑えて勉強するために、上記のような疑問を抱えていますよね。
AWSは「無料枠」を利用することで、無料で始められます。しかし、AWS無料枠の種類や使い方を把握していないと、うっかり料金が発生してしまうことも。
そこで、本記事ではAWSの無料枠とは何なのか、その特徴を種類やできることも交えて紹介します。AWSの無料枠を使い始める手順や、有料化を防ぐための対処法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
本記事を読む前に、AWSの概要やできることを把握していない人は次の記事をご一読ください。
- AWSの無料枠は勉強や導入検討への試し使いに適した体験版
- AWSのサービスによって無料枠の種類や条件が異なる
- AWSの無料枠でデータ保存やWebサイト構築などが可能
AWSの無料枠とは?
AWSの無料枠(AWS無料利用枠)とは、Amazon社が提供しているAWSの「体験版」のようなものです。AWS無料枠には後述する3種類が存在し、それぞれ特定の機能や期間であれば、AWSを無料で利用できます。
まずはAWSの無料枠とは何か、基本的なことについて理解を深めましょう。次の4つに分けて解説します。
個人の勉強や導入検討への試し使いに適した体験版
AWSの無料枠は、個人の勉強や導入検討への試し使いに適した体験版です。勉強で使うデータを保存・管理したり、自分で作ったプログラムを実行したり、さまざまな使い方を通してAWSが自分(自社)に合っているか試せます。
最初から有料のサービスだと、合わなかった場合でも利用料金を支払わなければなりません。AWSの無料枠を使えば、コストをかけずにAWSを試し使いできるため、本格導入を決めるかどうかの判断に役立ちます。
このように、AWSは無料枠で手軽に試し使いできるため、多くの個人・企業が利用をスタートしています。ただし、AWSの評判が高い理由は無料枠だけではありません。詳しく知りたい人は、ぜひ次の記事を参考にしてください。
→ AWSの評判が高いのはなぜ?3つの理由をわかりやすく解説
利用時間や利用回数はサービスの種類ごとに異なる
「無料枠」と一口にいっても、サービスの種類ごとに利用期間や利用回数、データ量は異なります。
2024年5月時点で、AWSには300種類以上ものサービスが存在します。サービスの種類によって提供する機能や料金体系、需要などが異なるため、このような違いが生じるのです。
たとえば、データ保存機能を提供する「Amazon S3」は、決められたデータ量の範囲なら無料で保存できます。いっぽう、メール送受信機能を提供する「Amazon SES」は、月々に決められた回数の送受信までは無料です。
このように、AWSのサービスによって無料枠の基準は変わってきます。また、サービスの需要増加などで無料枠の基準が後から変えられるケースもあります。無料枠の具体的な条件は、公式サイトで必ず事前に確認しましょう。
利用限度や期間を過ぎると有料になる場合も
利用しているサービスの無料枠で定められた利用限度や期間(時間)を過ぎると、有料になる場合もあります。そのため、無料枠の具体的な条件を確認し、どのようなケースで有料になるか把握しておきましょう。
たとえば、前述のAmazon S3を無料枠で利用している場合、決められたデータ量を超えて保存すると料金が発生します。無料だからと大量のデータを保存すると、気づけば課金されていることも考えられるため注意が必要です。
なおAWSには、無料枠の残りが少なくなったタイミングでメール通知してくれるアラート機能もあります。アラート機能の設定方法は後ほど紹介するので、ぜひ最後までお読みください。
AWSの料金体系について詳しく知りたい人は、下の記事を参考にしてください。
→ AWSの料金体系が丸わかり!基礎知識や確認方法、節約術を紹介
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不安な人は利用前に相談できる環境を整えておこう
「無料と言いつつも課金されないかな…」などと不安な人もいるでしょう。AWSを無料枠で使い始めることに不安を抱えている人には、相談できる環境を整えておくのがおすすめです。
たとえば、ITエンジニア向けの質問サイトを活用すれば、先輩エンジニアに不明点や問題点を質問できます。上手くいけば、AWSを使っている人からアドバイスをもらえるため、不安の解消につながるでしょう。
なお、相談できる環境を整えたい人はプログラミングスクール「侍エンジニア」が運営する「侍テラコヤ」がおすすめです。現役エンジニアに質問し放題の「Q&A掲示板」があり、安心してAWSを利用できます。
AWSの学習を不安なく進めたい人は、ぜひ侍テラコヤをお試しください。
公式サイトで詳細を見るAWS無料枠の種類
AWS無料枠には次の3種類が存在します。
前述のとおり、AWSのサービスごとに適用できる無料枠は決められています。そのため、利用前に必ず確認しましょう。ここからは、上記の3種類について1つずつ、詳しく解説します。
常に無料
特徴 | 利用期間の制限がなく半永久的に無料で利用できる |
こんな人におすすめ | 誤って課金されてしまわないか不安が大きい人 |
主にできること | データベースの構築・運用(Amazon DynamoDB)アプリ・プログラムの実行(AWS Lambda) |
利用期間 | 基本的に制限なし |
有料化されるタイミング | データ量や利用回数が決められた上限を超えたとき |
「常に無料(無期限無料)」はその名のとおり、利用期間の制限がなく半永久的に無料で利用できる枠です。サービスに適用できる無料枠は変更となる場合もあるため、定期的に確認しましょう。
ただし期間の制限がないとはいえ、サービスごとに月々のデータ量や利用回数は決められています。たとえば、データベース(データ管理の仕組み)を構築できる「Amazon DynamoDB」は2024年5月現在、「常に無料」を適用可能です。
しかし、使えるデータ量は25GBまでとなります。また、データベースの読み取り/書き込みが1か月あたり2億回を超えた場合も、超過分の料金が発生するため注意が必要です。
12か月間無料
特徴 | サインアップ日からカウントして1年間、無料で利用できる |
こんな人におすすめ | まとまった期間、しっかり利用したい人 |
主にできること | Webサイトの構築・運用(Amazon EC2)データの保存・管理(Amazon S3) |
利用期間 | サインアップ日からカウントして1年間 |
有料化されるタイミング | ・サインアップ日から1年間が経過した後に利用したとき ・データ量や利用回数が決められた上限を超えたとき |
「12か月間無料」は、サインアップ(アカウント作成)した日からカウントして1年間、無料で利用できる枠です。後述の無料トライアルよりも、無料で利用できる期間は長くなります。
たとえば、ストレージサービスの「Amazon S3」は2024年5月現在、12か月間無料で利用可能です。AWSアカウントを1月1日に作成した場合、このサービスを12月31日まで無料で利用できます。
ただし、「常に無料」と同様にデータ量や利用回数の上限が決められています。上記Amazon S3の場合、たとえばストレージ(ディスクの容量)が5GBを超えた分は料金が発生するため注意が必要です。
無料トライアル
特徴 | サービスごとに決められた利用期間や利用回数、データ量だけ無料で利用できる |
こんな人におすすめ | 少しの期間だけ使ってみたい人/将来的には有料での利用も考えている人 |
主にできること | 先端技術の活用(Amazon QuickSight/Amazon Forecast)アプリ・プログラムの実行(Amazon ECS Anywhere) |
利用期間 | サービスによる(長くて6か月程度) |
有料化されるタイミング | ・利用期間や利用回数、データ量が決められた上限を超えたとき |
「無料トライアル」は、サービスごとに決められた利用期間や利用回数、データ量だけ無料で利用できる枠です。利用期間のカウントは、「利用開始の手続きを行った日」から始まります。
たとえば、ビジネス分析サービスの「Amazon QuickSight」は2024年5月現在、30日間無料で利用可能です。このサービスの利用開始手続きを1月1日に行った場合、1月30日までは無料で利用できます。
大半のサービスには無料期間が定められていますが、中には「初回のみ無料」や「50GBまで無料」といったものもあります。こうしたサービスは、所定の回数やデータ量を超えた分は料金が発生するため注意が必要です。
無料トライアルの場合、使った分の枠が復活することはありません。また、「12か月間無料」と比べて利用期間の設定が短くなっています。そのため、短期間だけ使ってみたい人に向いている無料枠です。
AWSの無料枠でできること
AWS無料枠は2024年5月現在、100を超えるAWSサービスで適用可能となっています。すべてのAWSサービスに無料枠があるわけではない点に注意しましょう。
AWS無料枠を使ってできることは、下記の5つが代表的です。
それぞれサービスの具体例も交えながら、詳しく解説します。AWSの主要なサービスを知りたい人は、次の記事もぜひ参考にしてください。
→ AWSのサービス一覧表を紹介!使い方や学習法も【2024年最新】
データの保存・管理
AWSを利用することで、大量のデータをオンラインで保存・管理できます。クラウドサービスのため、オフィスに限らずどこでも必要なデータにアクセスできるのが利点です。
また暗号化などのセキュリティ対策が充実しており、オンライン管理でも心配ありません。企業のデータ管理はもちろん、個人でもパソコン・スマートフォン間のファイル共有などに使えます。
先ほども紹介した12か月間無料の「Amazon S3」を使えば、5GBまでのデータを保存・管理できます。
Webサイトの構築・運用
Webサイトの構築・運用のために、AWSを用いている企業も多くあります。AWSなら使った分だけ料金を支払えばよく、自社でサーバーを導入・稼働するよりも手間やコストを抑えやすいのです。
12か月間無料の「Amazon EC2」を使えば、Webサイトに不可欠なサーバーをオンラインで構築・運用できます。企業のWebサイトだけでなく、個人ブログなどにも利用可能です。
データベースの構築・運用
大量のデータを効率よく収集・活用するためには、「データベース」が欠かせません。AWSを用いることで、データベースの構築・運用も行えます。
12か月間無料の「Amazon RDS」は、大規模なリレーショナルデータベースサービスです。大量のデータを高速・安全に処理できるため、業務システムにも本格的に使われています。
なお、IT企業やエンジニアへの転職を見据え、独学でAWSのスキルを習得できるか不安な人は「侍エンジニア」をお試しください。
侍エンジニアでは、現役エンジニアと学習コーチの2名体制で学習をサポートしてもらえます。
「受講生の学習完了率98%」「累計受講者数4万5,000名以上」という実績からも、侍エンジニアなら未経験からでも挫折なくIT企業やエンジニアへの転職が実現できますよ。
アプリ・プログラムの実行
通常、アプリやプログラムを実行するためには、サーバーなどの実行環境を整える必要があります。しかしAWSを用いることで、実行環境を気にせずアプリ・プログラムを実行可能です。
「常に無料」の「AWS Lambda」を使えば、サーバーを意識することなくアプリ・プログラムを実行できます。1か月あたり100万回までの実行が無料(2024年5月現在)で、業務アプリの運用や個人で作ったプログラムのテストなど、用途はさまざまです。
先端技術の活用
「機械学習」や「IoT」(モノのインターネット)など、先端技術のビジネス利用も増えています。AWSには、こうした先端技術を活用できるサービスも多数存在します。
たとえば、無料トライアルの「Amazon Forecast」を利用することで、機械学習によってビジネスの予測分析が可能です。一例として、過去の売上や需要から必要な在庫を予測する、といった使い方ができます。
AWSの無料枠を使う4ステップ
AWS無料枠を使うためには、大まかに次の4ステップが必要です。
- 1. 使えるサービスを確認する
- 2. 無料アカウントを作成する
- 3. 無料範囲で使えるよう設定する
- 4. 好きなサービスを利用する
各ステップの詳細について、順番に解説します。
ステップ1:使えるサービスを確認する
前述のとおり、12か月間無料の枠はアカウントを作成した日から、無料期間のカウントが始まります。無料枠を無駄にしないよう、どのサービスを使うか事前に確認しましょう。
確認方法は簡単。下記のAWS無料枠の公式サイトで、気になるサービスを探してクリックするだけです。
サービスの種類からサービスを探したい人は、フィルタリング機能(青枠)を利用しましょう。ピンポイントにサービスを探したい人は、キーワード検索(赤枠)すればOKです。
ステップ2:無料アカウントを作成する
無料枠に限らず、AWSの利用にはアカウント作成が必要です。使いたいサービスが決まったら、AWSの無料アカウントを作成しましょう。
大まかな手順は、下記のとおりです。
- 1.公式サイト右上の「今すぐ無料サインアップ」をクリック
- 2.アカウント基本情報(メールアドレス・パスワード・アカウント名)を入力
- 3.連絡先情報(電話番号や住所)を入力
- 4.請求情報(クレジットカードまたはデビットカード)を入力
- 5.SMSまたは音声電話で本人確認を実施
- 6.AWSサポートプランを選択
注意すべきは、無料枠を利用するとしてもクレジットカード(またはデビットカード)の情報入力が必要な点です。AWS無料枠の制限を超えてしまったときのために必要とされています。
また、AWSには2024年5月現在、3種類のサポートプランがあります。無料でAWSを勉強したい人は、「ベーシックサポート」を選択しましょう。なお、後からでもプランの変更は可能です。
詳しい手順は、公式サイトを参考にしてください。
ステップ3:無料範囲で使えるよう設定する
AWSの勉強に熱中していると、無料利用枠のデータ制限を超えて利用してしまうことも考えられます。こうした料金の発生を未然に防ぐために、アラートの設定を行いましょう。
大まかな手順は、下記のとおりです。
- 1.作成したアカウントでサインイン
- 2.アカウント名->マイ請求ダッシュボードをクリック
- 3.画面左側にある「Billingの設定」(請求設定)をクリック
- 4.「無料利用枠の使用アラートを受信する」をチェックし、任意のメールアドレスを入力
- 5.「設定の保存」をクリック
「無料利用枠の使用アラートを受信する」をチェックすると、利用データ量が無料利用枠の85%(または100%)に達したときに、アラートメールが送信されます。
なおアラート機能が適用されるのは、「常に無料」または「12か月間無料」のAWS無料枠を含むサービスです。詳しい手順は、公式サイトをご覧ください。
ステップ4:好きなサービスを利用する
AWSの設定が完了したら、ステップ1で見つけたサービスを選んで利用できます。
サインイン後の画面右上に表示される地域(リージョン)には、心当たりのない海外の地名が設定されていることがあります。「より快適に使いたい」という人は、自宅の最寄り地域(多くの場合「東京」)に変更しましょう。
あとは使いたいサービスを検索して、それぞれ利用開始の手続きを進めればOKです。
AWS無料枠を使う際の注意点
AWS無料枠を使うときには、次の3つに注意しましょう。
1つずつ、順番に解説します。
注意点1:AWSから来るメールは英語表記
アカウント作成時に設定したメールアドレスには、AWSから各種メールが届きます。ただし、AWS無料枠のアラートなども含めて、AWSからのメールは全て英語表記です。
翻訳サービスを使えば、英語が苦手な人でも困ることはありません。とはいえ、スパムメールと勘違いしてメールを削除しないように注意しましょう。メールの仕分け機能を使うと、ほかのメールと混在しないため便利です。
注意点2:料金が発生していないかこまめなチェックが必要
誤って無料枠の範囲を超えたり、無料枠の対象外サービスを利用したりすることも考えられます。こうした勘違いに気づかずにいると、料金がどんどん積み重なってしまいます。
そのため無料枠を利用していても、料金が発生していないかはこまめにチェックしましょう。AWSからのメールはもちろん、AWSマネジメントコンソールでの無料枠の利用状況確認も必要です。
具体的なチェック方法は、公式サイトを一読ください。
注意点3:サービスを放置するとアカウント解約後も料金が発生する
使わないサービスをアクティブ(利用状態)のままにしていると、無料枠の期間が気付かぬうちに終了してしまいます。場合によってはアカウント解約後も料金が発生するため、注意が必要です。
AWSマネジメントコンソールから料金が発生しているサービスを特定し、不要であれば停止・削除しましょう。詳細な手順は、公式サイトをご覧ください。
無料枠の期間終了後もAWSを使い続けたい場合でも、不要な請求を避けるために利用サービスの定期確認をおすすめします。
AWSにまつわるFAQ
最後に、AWSによくある疑問へまとめて回答します。
使い方で悩んだ時はどうすればいいの?
AWSを使っているなかで、悩みに直面することもあるでしょう。その場合は、次の2つを試してみてください。
- 公式ドキュメントを参照する
- 質問サイトで質問する
- AWSサポートを利用する
困ったら、まずはAWSの公式ドキュメントを参照し、必要な情報を探しましょう。あらゆるAWSサービスの使い方に関して解説されています。ただし英語表記のため、ブラウザの翻訳機能などを活用すると良いでしょう。
公式ドキュメントで悩みが解決しなかった場合は、前述のように質問できる環境を活用するのが効果的です。「teratail」のようなITエンジニア向けの質問サイトを使えば、AWSの経験者からのアドバイスが期待できます。
また、AWSが提供しているサポートを利用する選択肢もあります。AWSサポートの料金や利用時のポイントを知りたい人は、次の記事をぜひ参考にしてください。
→ AWSに質問する際のポイント5つ!サポートプランの内容・料金も比較
有料版はどんな用途で活用すべき?
AWSの料金体系は、基本的に「従量課金制」となっており、利用した分だけ料金を支払う仕組みです。ただし、これまでに解説してきたとおり、AWS無料枠をうまく活用すれば料金は発生しません。
AWSの有料版(無料枠を超えた利用)は、次のような場合におすすめです。
- ビジネスとして本格的に利用したい
- AIなどの先端技術開発を学びたい
AWSの勉強に使う分には、AWS無料枠でもそれほど困らないでしょう。しかし、企業や個人がビジネスとして使ううえでは限界があります。そのため、ビジネスで本格的に利用したい場合は有料版がおすすめです。
また、AWSには先端技術を活用できるサービスが多数あるものの、無料トライアル期間は長くありません。AI開発などの学習でAWSをしっかり活用したい場合も、有料版を検討するほうが良いでしょう。
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今回はAWSを無料で始めるために押さえておくべき、下記6点についてお伝えしました。
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→ 初心者に難関のAWS(Amazon Web Services)を利用したインフラ構築方法を解説
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この記事の監修者
フルスタックエンジニア
音楽大学卒業後、15年間中高一貫進学校の音楽教師として勤務。40才のときからIT、WEB系の企業に勤務。livedoor(スーパーバイザー)、楽天株式会社(ディレクター)、アスキーソリューションズ(PM)などを経験。50歳の時より、専門学校でWEB・デザイン系の学科長として勤務の傍ら、副業としてフリーランス活動を開始。 2016年、株式会社SAMURAIのインストラクターを始め、その後フリーランスコースを創設。現在までに100名以上の指導を行い、未経験から活躍できるエンジニアを輩出している。また、フリーランスのノウハウを伝えるセミナーにも多数、登壇している。