【最新版】GitHubの無料プランでできることを解説!有料との違いも紹介

この記事では、有料との違いも交え、GitHubの無料プランでできることを紹介します。

GitHubって無料で使えるの?
GitHubの無料・有料プランの違いがわからない…
GitHubの無料プランでできることって何だろう?

と悩んでいませんか?

GitHubは便利だと聞くものの、まずは無料で試したいですよね。ただ、事前に無料プランの詳細を知りたい方は多いはず。

そこで今回はGitHubの無料プランでできることを、有料プランとの違いやGitHubが支持を集める理由も交えてご紹介します。

この記事を読みGitHubの無料プランでできることを理解できれば、あなたが利用すべきか判断できるようになりますよ。

この記事の要約
  • GitHubは主要機能を含むほぼすべてが無料で利用可能
  • 有料プランは保護ブランチやプルリクエストなど高度な機能を提供
  • GitHubを使えば効率的かつ安全なチーム開発を実現できる
目次

GitHubに関する最新情報

ここでは、2023年3月時点のGitHubに関する最新情報やGitHubが学べる講座をご紹介します。情報は随時更新しますので、GitHubの活用にお役立ていただけると幸いです。

トピック内容
バンダイナムコがデータセットを無料公開株式会社バンダイナムコ研究所が、AI技術の研究開発に使用できる3DモーションデータセットをGitHubで無料公開。
詳細はこちら
AIプログラミング機能「Copilot」の一般提供開始テクニカルプレビューを提供している「GitHub Copilot」の一般提供を開始
詳細はこちら
Studio Labに移動できるボタン追加Studio Labが、GitHubリポジトリに「Open in Studio Labボタン」を掲載
詳細はこちら

【結論】GitHubの主要機能は無料プランで利用できる

画像:GitHubの主要機能は無料プランで利用できる

まず結論から伝えると、現在GitHubでは主要機能を含めたほとんどのサービスを無料で利用できます。

そもそもGitHubは、無料の「Free」プランと有料の「Pro」プランにわかれており、利用できるサービスに大きな違いがありました。しかし2020年4月以降、これまで有料プランでしか利用できなかった主要機能が無料プランでも利用できるようになったため、一層使い勝手の良いサービスになったのです。

もちろん利用するのであれば有料プランに越したことはありませんが、GitHubの主要機能が無料プランで利用可能となり、これまで以上に費用対効果の高いサービスへ一新したのは紛れもない事実。今からGitHubを活用する方にとって嬉しいポイントですね。

なお、IT企業への転職や副業での収入獲得を見据え、独学でプログラミングスキルを習得できるか不安な人は「侍エンジニア」をお試しください。

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GitHubが支持を集める3つの理由

無料で使える機能が増えたのはわかったけど、そもそもGitHubってどうしてこんなに人気のあるサービスなの?

上記を読んで、このような疑問を抱いている方もいるはず。ここからは、GitHubが多くの利用者から支持を集める下記3つの理由をそれぞれ解説していきます。

  • 無料のプライベートリポジトリ
  • 豊かなオープンソースコミュニティ
  • 最先端技術が集う場

無料のプライベートリポジトリ

画像::プライベートリポジトリを無料で利用できるのは、GitHubが支持を集める理由の一つ

プライベートリポジトリを無料で利用できるのは、GitHubが支持を集める理由の一つです。

これまで無料プランのユーザーは、GitHubで行ったあらゆる作業データをプライベートリポジトリに保存できなかったため、不特定多数のユーザーに閲覧されないよう、別ファイルへ作業データを移す手間がかかっていました。

しかし、上記で解説した2020年4月以降から無料プランでもプライベートリポジトリが利用可能になったため、ファイルを移す手間がなくなり効率的に作業ができるようになったのです。

作業データを無料でプライベートリポジトリに保存できるとあって、これまでGitHubの利用を敬遠してきた方も利用を始める可能性は高く、一層利用者の増えるサービスとなるでしょう。

リポジトリ
GitHubでファイルを保存する場所のこと。GitHubには、公開型(パブリックリポジトリ)と非公開型(プライベートリポジトリ)2種類のリポジトリがある。

豊かなオープンソースコミュニティ

画像:GitHubは豊かなオープンソースコミュニティ

GitHubが豊かなオープンソースコミュニティであるのも、多くの利用者から支持を集める理由の一つです。

GitHubはただソースコードが公開されている場というだけでなく、利用者同士が自由にコミュニケーションできる場となっているため、知見や経験の共有はもちろん作業中に出た疑問点をすぐに聞けるなどの有益なやり取りが行えます。

開発者にとって他の利用者と有益な情報共有ができる場は、最高の開発環境。作業しやすい環境が整備されているのも、GitHubが多くの利用者に支持を集める理由となっています。

オープンソース
ソースコードが公開された誰でも無料で利用できるソフトウェアのこと。

最先端技術が集う場

画像:GitHubは最先端技術が集う場

GitHubは、費用対効果の高いサービスが揃っているだけでなく、最先端技術が集う場でもあります。

もちろん、最前線で活躍する現役の開発者がこぞって利用し、有益なやり取りを行う場だからこそ最先端技術が自然に集まっているのも事実です。しかし、Microsoft社を中心とした世界中のエンジニアから人気のあるサービスを活用できる点も大きな理由となっています。

エンジニアにとってGitHubはまさに知の宝庫。利用者の増加に伴い有益な情報や最先端技術が集まれば、情報や技術がさらに利用者を呼ぶ。GitHubでは、エンジニアが利用せずにはいられない好循環が回っているのです。

GitHubの無料・有料プランの違い

画像:GitHubの無料・有料プランには違いがある

上記にてGitHubの主要機能が無料プランでも利用可能になったと解説しましたが、ここでは無料・有料プランの違いを詳しく解説していきます。

GitHubの無料プランで利用できない・利用制限のある機能をそれぞれ下記の表にまとめました。逆に有料プランでは、下記すべての機能が制限なく利用できます。

表の用語説明
・保護ブランチ:稼働プロジェクトに影響を与えず開発が行える機能。開発作業の効率化をはかるために活用される。
保護ブランチをより詳しく知りたい方はこちら

・プルリクエスト:開発者が行った作業を他の開発者に通知する機能のこと。プロジェクト内でのコードレビューを定着させるために活用されるケースが多い。

・コードオーナー:リポジトリ内のコード責任者を指す言葉。効率的に開発プロジェクトの管理を行うために活用されるケースが多い。
利用できない機能・保護ブランチ
・プルリクエスト
・コードオーナー
利用制限のある機能・担当者の複数登録
・ストレージ使用量

上記のように、無料プランは有料プランと比べ一定の制限内でGitHubを利用しなくてはなりませんが、スキル・経験のあるユーザーであれば運用技術で十分対応可能です。

そのため、これまで有料プランを利用していたユーザーの中には、無料プランにグレードを下げ金銭的コストを運用技術でカバーしている方もいます。

利用者の目的や技術次第のため一概には言えませんが、GitHubを初めて利用する方はまず無料で試しに使ってみて、技術で対応できそうになければ有料利用を検討してみても良いでしょう。

ちなみに、有料の「Pro」プランは月額4ドルと良心的な価格なので、検討するのもありですよ。

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GitHubを使ってできる3つのこと

画像:GitHubでは安全性・効率性の高い環境でチーム開発ができる

GitHubを使ってできることは、下記の3つです。

  • 生産的なチーム開発
  • 安全な環境での開発作業
  • 効率的なプロジェクト管理

GitHubが支持される理由にも関連する内容なので、合わせて頭に入れておきましょう。では、それぞれ解説していきますね。

生産的なチーム開発

画像:GitHubを使えば生産的なチーム開発ができる

GitHubを使えば、生産的なチーム開発が可能になります。GitHubでは、自動で開発環境を構築してくれるため開発するための準備に手間がかかりません。

上記で解説したプライベートリポジトリを無料で利用できるため、チームで効率的なプロジェクト開発も可能です。また有料プランのコードオーナーやプルリクエスト・保護ブランチ機能を活用すれば、本来チーム開発にかかるコミュニケーションコストを飛躍的にカットできるため、高い生産性で開発プロジェクトを運用・管理できます。

GitHubを使えば、費用対効果の高いチーム開発が実現するのです。

安全な環境での開発作業

画像:GitHubを使えば安全な環境で開発作業ができる

GitHubを使えば、安全な環境で開発作業が行えます。GitHubでは、コードを書くのと同じタイミングでセキュリティ対策が行われているため、安全性に配慮された開発環境で作業が可能です。

コーディング中は自動でレビューを行っているため、問題やエラーがあればプロダクション前に開発したシステムの脆弱性を検知してくれます。無料でここまでセキュリティに配慮した安全な環境で開発作業ができるのは、GitHubならではの強みと言えるでしょう。

効率的なプロジェクト管理

画像:GitHubを使えば効率的にプロジェクトを管理できる

GitHubを使えば、開発作業やプロジェクト、チームメンバーを効率的に管理できます。GitHubではチームの足並みを揃え、開発コードを軸としたプロジェクト進行が可能です。

プロジェクトの進捗状況をあらゆるデバイスから確認できるだけでなく、開発ロードマップに関する最新・更新情報を継続的にチームへ配信してくれます。また、自分のタスク完了まで作業の進捗を自動追跡してくれるため、効率的なプロジェクト運用・管理が可能です。

GitHubを活用すれば、チームの生産性が肝となるプロジェクト開発において、効率的な管理体制を整えられるでしょう。

GitHubの効果を高める3つのスキル

画像:GitHubの効果を高めるには3つのスキルが重要

上記でも解説しましたが、GitHubの無料プランは利用者の運用技術次第で効果的な活用が可能です。この機に、GitHub効果を高める下記3つのスキルを習得し、無料プランでGitHubを有効活用しましょう。

  • プログラミングスキル
  • コミュニケーションスキル
  • マネジメントスキル

それぞれ解説していきますね。

プログラミングスキル

画像:プログラミングはGitHubの効果を高めるスキルの一つ

言わずもがなですが、プログラミングはGitHubの効果を高めるスキルの一つです。

コーディング技術はもちろん、扱える言語の幅や深さ次第で無料プランを有効活用できます。また、システムへ特定の実行を命令するGitコマンドを理解していれば、効率的なGitHubの運用・管理が可能です。

下の記事では、よく使うGitコマンドを厳選紹介しているので参考にしてみてください。

コミュニケーションスキル

画像:コミュニケーションスキルはGitHubの効果を高める重要な能力

コミュニケーションスキルもGitHubの効果を高める重要な能力です。上記にて解説しましたが、GitHubを活用すればプロジェクト管理やチーム開発を効率的に行えます。

しかし、前提としてチームメンバーと円滑なやり取りができなくては利便性の高いGitHubも宝の持ち腐れ。いくら便利なツールでも使い手に扱えるだけのスキルが伴っていなければ、むしろ不便なツールとなります。

チームで行う開発プロジェクトにはメンバー同士の協力体制はもちろん、円滑にプロジェクトを回せる管理者のコミュニケーションスキルが不可欠です。

この機に改めて磨きなおしてみても良いでしょう。

マネジメントスキル

画像:マネジメントスキルはGitHubの効果を高める重要な能力

上記のコミュニケーションスキルに関連しますが、マネジメントスキルもGitHubの効果を高める重要な能力です。

管理者のマネジメントスキルは、開発プロジェクトを成功させる根幹の要素。いくら高い技量を持つメンバーがチームに揃っていたとしても、プロジェクトの成功という共通の目的へ全体を動かす統率力がなくては、メンバー一人ひとりが勝手に動きプロジェクトの進行を妨げる障害が発生やすくなります。

チームでないと納期までに開発できないプロジェクトである以上、プロジェクト自体・チームメンバーの管理は不可欠です。目的の共有や円滑な意思疎通ができる管理能力は、GitHubを効果的に活用する上で大切な要素となるでしょう。

挫折なくGitHubを学ぶなら

GitHubの無料プランでできることや有料との違いを知り「GitHubを学んでみようかな」と興味が湧いてきた方のなかには

GitHubが無料で有効活用できるのはわかったけど、活用するには何から学び始めればいいの?
途中で挫折しないか心配…

と不安な方もいますよね。

いまでは無料で利用できる学習サイトやWebサービスもあるため、お金をかけなくても独学でGitHubを習得可能です。ただ、手軽にプログラミングを学べるようになった反面いざ勉強を始めると、学習途中に挫折する独学者が多くいます。

事実、弊社の調査では

  • 不明点を聞ける環境になかった
  • エラーが解決できなかった
  • モチベーションが続かなかった

などの理由から、87.5%が「プログラミング学習で挫折や行き詰まりを感じた」と回答しています。

プログラミング学習における挫折率の調査
プログラミング学習者の87.5%が挫折を経験したことがある
不明点やエラーが解決できずプログラミングを挫折した人が多数

調査概要:プログラミング学習の挫折に関するアンケート
調査対象:10代〜80代の男女298名
調査期間:2019年8月13日~8月20日
調査方法:インターネット調査
掲載元:PR TIMES

また、多くの無料学習サイトやWebサービスには不明点を質問・相談できる機能がありません。

こうした背景もあってか、プログラミング学習サイトの活用経験者100名に「再度学習サイトで学ぶと仮定した際、利用したいと考える学習サイト」を聞いたところ、50%が「不明点を質問・相談できる学習サイト」と回答しています。

調査概要:プログラミング学習サイトの活用経験がある人への意識調査 
調査期間:2022/9/9~2022/9/19
対象者:プログラミング学習サイトを活用した経験がある10~60代の男女100名
調査媒体:クラウドワークス
掲載元:PR TIMES

いざ独学でGitHubを学び始めても、勉強の最中に挫折しまっては学習にかけた時間を悔やむだけでなく「GitHubを使いこなすのって思っていたよりも難しいんだな…」とスキルの習得自体を諦めかねません。

仮にわからないことを飛ばしながら勉強を進めたとしても、ITエンジニアへの転職や副業での収入獲得を実現できるほど実践的なスキルが身につかなければ、結局後悔することになります。

そのため、1人でGitHubを扱えるようになるか不安な方は数千円の費用をかけてでも、問題が発生したタイミングで現役エンジニア等に質問できる有料の学習サイトを選ぶのが賢明といえます。

そこで、おすすめしたいのが侍テラコヤです。

GitHubを学べる侍テラコヤの教材例

「チーム開発に不可欠なGitでのバージョン管理を学ぼう」
Git・GitHubの導入方法や活用法を学びつつ、Git・GitHubの使い方を習得できます。

侍テラコヤをおすすめする最大の理由は「登録無料で現役エンジニアに質問しながら学習を進められるコスパの良さ」にあります。

先ほど述べたとおり、独学者の多くは自力でエラーを解決できないためにプログラミング学習を挫折しています。そのため、初学者が現役エンジニアのようなプロに質問や相談ができない環境でプログラミングスキルを習得するのは難易度が高いといえます。

しかし、侍テラコヤでは

  • 現役エンジニアが応える回答率100%のQ%A掲示板
  • 必要に応じて受けられる現役エンジニアとのオンラインレッスン
  • 勉強の進み具合やこれまでの学習時間を確認できる「学習ログ」

といったサポート体制を整えているため、学習中に出てきた不明点を解決しながら挫折なくアプリの開発スキルが習得可能です。

下記の口コミからも、侍テラコヤなら挫折しづらい環境で学習を進められるといえます。

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侍テラコヤ利用者の口コミ

また、侍テラコヤは入会金不要・いつでも退会OKに加え、利用から1ヵ月の間は「全額返金保証制度」が適用されるので「他のサービスを選べばよかった」と後悔する心配もありません。

なぜ侍テラコヤがコスパよくGitHubを習得できるのか気になる方はぜひ公式サイトをご覧ください。

公式サイトで詳細を見る

まとめ

今回は、GitHubの無料プランでできることを有料プランとの違いや支持を集める理由を交えて解説しました。

無料プランの利用枠が広がり、一層費用対効果の高い活用ができるようになったGitHub。この記事を機にまずは一度無料プランで試してみると良いでしょう。

GitHubはあなたのスキルや扱い方次第で、効率的に目的を実現するツールとして有効活用できるでしょう。

この記事のおさらい

GitHubの無料・有料プランの違いが知りたい!

現在GitHubでは、主要機能のほとんどを無料プランで利用できます。しかし、有料プランと比べると下記のような違いがあります。

無料プランで利用できない機能
・保護ブランチ
・プルリクエスト
・コードオーナー

無料プランで利用制限のある機能
・担当者の複数登録
・ストレージ使用量

GitHubの無料・有料プランの違いをより詳しく知りたい方はこちら

GitHubでは何ができるの?

主にGitHubを使ってできることは、下記の3つです。

・チームで開発ができる
・安全な環境で開発作業ができる
・効率的な管理ができる

できることそれぞれをより詳しく知りたい方はこちら

GitHubはそんなに便利なの?

GitHubが多くの利用者から支持を集めている理由は、下記3つです。

・無料のプライベートリポジトリ
・豊かなオープンソースコミュニティ
・最先端技術が集う場

それぞれの理由をより詳しく知りたい方はこちら

この記事の監修者

株式会社SAMURAI

中川 大輝

独学でプログラミング学習を始めるも挫折。プログラミングスクール「SAMURAI ENGINEER」を受講し、Web制作を学ぶ。副業でWeb制作を行いつつ、「初心者がプログラミングで挫折しないためのコンテンツ制作」をモットーにWebライターとして侍エンジニアブログ編集部に従事。

この記事を書いた人

中川 大輝のアバター 中川 大輝 メディア編集長

東京都多摩市出身。前職では都内ホテルにて設備機器のメンテナンスを経験。当時から副業として行っていたWebライティングと独学でのプログラミング学習経験を活かし、「プログラミング学習の挫折をなくすためのコンテンツ作成」を心がけています。
プライベートでは双子育児に奮闘中。将来、子どもたちが侍ブログを見て、プログラミングを学びたいと思えるメディアを作ることが目標です。
今更ながら「キングダム」にドハマリ中。

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