どうも!
インストラクターのババです!
今回は式展開について解説をしていきます!
そもそも式展開って何?
式展開をしたい!
ヒアドキュメントでも式展開をしたい!
など様々な疑問が浮かぶと思いますが、そんな疑問に答えるべく
式展開とは
文字列での式展開
ヒアドキュメントでの式展開
について解説していきます!
それでは行ってみましょう!
文字列で式展開
そもそも式展開とは
式展開とは、「文字列の中で式や変数を展開する」ことを指します。
式展開のやり方を覚えておくことで、文字列操作をより簡単に少ないコード量で行うことができます。
式展開してみる
それでは実際に式展開のコードを書いていきましょう!
今回はstringという変数を文字列の中に埋め込んでいきたいと思います。
string = "ruby" p "#{string}, python, java" #=> "ruby, python, java"
このように変数や式を簡単に展開することができます!
もし式展開を利用せずに書くと
string = "ruby" p string + ", python, java"
このように文字列を連結させて表示しないといけないため、一手間かかってしまうことがわかります。
また、シングルクォートで囲われた文字列では式展開をすることができないので注意が必要です。
string = "ruby" p '#{string}, python, java' #=> "\#{string}, python, java"
このように式展開されず、そのまま文字列が出力されていることがわかります。
ヒアドキュメントで式展開
続いてヒアドキュメントでの式展開について見ていきたいと思います。
ヒアドキュメントについて、あまり理解できていない方は下の記事を御覧ください。
ヒアドキュメントは、識別子を「””(ダブルクォート)」でくくることで式展開をすることができます。
string = "ruby" p <<"EOF" #{string} python java EOF #=> "ruby\npython\njava\n"
まとめ
今回は式展開について解説していきました。
式展開を行うと、より簡単に文字列を扱うことができます。
必ず覚えておくようにしましょう!
Rubyの文字列をしっかり理解したい方に
この記事は文字列を体系的に解説した3ステップで簡単! Rubyの文字列を 完全理解の一部となります。
文字列をさらに理解したい方はこちらを読んでどんどん理解を深めていくようにしましょう。