この記事では、失敗しないコツも交え、プログラミングスクールの選び方をわかりやすく解説します。
プログラミングスクールってたくさんありすぎて、どこを選べば良いのかわからない….
自分に合うスクールは何を基準に選べばいいの?
国内におけるIT人材不足の深刻化を背景に、ITエンジニアといったプログラミングスキルがある人材の需要は増し、他の職種に比べ高い報酬を設けるケースが増えてきました。
そんななか、転職や副業での収入獲得に向けたリスキリングを目的に、スクールでプログラミングを学ぼうと考えている人は多いですよね。
ただ、2024年時点で67校以上とプログラミングスクールは数多くあるため、どこにしようか迷う人もいるはず。
目的や理想の条件など、思い描いていたイメージに合わないスクールを選べば「もっと自分に合うスクールを選べば良かった…」と後悔し、高額な受講費が無駄になりかねません。
そこで、今回はプログラミングスクールの選び方を、スクール選びに欠かせない前提知識も交えて紹介します。この記事を読めば、あなたに合うスクールが選べるようになりますよ。
本記事の解説内容に関する補足事項
本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。
また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に、提供コースは「教育訓練給付制度の指定講座」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。
記事制作の詳しい流れは「SAMURAI ENGINEER Blogのコンテンツ制作フロー」をご確認ください。
プログラミングスクールを選ぶ7つの基準
プログラミングスクールへの理解がないまま、感覚だけでスクールを選んでしまうと、失敗や後悔する可能性が高くなります。
仮に「現場レベルのWebアプリケーション開発スキルを学びたい」という人がAI専門のスクールを選べば、レッスン内容が難しすぎて挫折しかねません。また「名前を聞いたことがある」といった知名度だけで選んだスクールが相場よりも高い料金設定だと、後悔するケースもあります。
そのため、上記のような失敗を防ぐためには、プログラミングスクールへの理解を深めた上で目的や条件にあうスクール選びが重要です。
そこで、はじめにプログラミングスクールを選ぶ基準を7つにまとめて紹介します。
なお、弊社がプログラミングスクールの受講生・卒業生に「スクールの選び方」を調査したところ、次のような項目が回答にあがりました。
スクールを選ぶ際に重視したこと | 34%:目的の学習内容やスキルが習得できるか 23%:(給付金や割引制度等の活用有無を含む)費用・料金の安さ 20%:受講形式(教室への通学かオンラインか) 12%:指導形式(個別か集団指導か) 4%:レッスンの有無やその頻度・回数 3%:受講生/卒業生からの評判・口コミ 2%:自習時の質問対応時間の長さ 2%:(就業や副業・独立などの)目的実現へのサポート内容 |
それでは、スクールを選ぶ前に押さえておくべき知識を1つずつ解説していきますね。
スクールの料金相場
プログラミングスクール48校の料金をもとに、受講期間ごとの費用相場をまとめました。
受講期間 | 料金相場 |
1~3ヶ月 | 22万1,437円 |
3~6ヶ月 | 45万9,623円 |
6ヶ月以上 | 51万888円 |
料金相場の算出元(48校のスクール料金)
- 侍エンジニア:16万5,000円(4週間)
- キカガク:79万2,000円(6ヶ月)
- テックアイエス:34万3,200円(3ヶ月)
- テックブースト:32万9,120円(3ヶ月)
- テックアカデミー:25万1,900円(4週間)
- ランテック:55万円(9ヶ月)
- DMM WEBCAMP:16万9,800円(4週間)
- テックキャンプ:65万7,800円(10ヶ月)
- ポテパンキャンプ:44万円(5ヶ月)
- コードキャンプ:19万8,000円(2ヶ月)
- WithCode:9万9,800円(4週間)
- アイデミー:32万7,800円(3ヶ月)
- レイズテック:44万8,000円(無期間)
- GEEK JOB 21万7,800円(2ヶ月)
- インターネット・アカデミー:20万9,000円(1ヶ月)
- DPro:79万7,800円(4ヶ月)
- コーチテック:42万9,000円(3ヶ月)
- コードジム:69万円(20週間)
- Winスクール:21万6,700円(3ヶ月)
- KENスクール:13万6,400円~(3ヶ月)
- パソコンスクールISA:32万7,800円(12ヶ月)
- パソコンスクールソフトキャンパス:11万8,800円(2ヶ月)
- noa:31万3,000円(66時間)
- デイトラ:9万9,800円(最大12ヶ月)
- デジハリオンライン:29万5,900円~(7ヶ月)
- データミックス:94万500円(9ヶ月)
- SHElikes:17万3,580円(1ヶ月~)
- システムアーキテクチュアナレッジ:22万5,500円(66時間)
- AIジョブカレ:22万9,900円(6ヶ月)
- ジーズアカデミー:42万9,000円(6ヶ月)
- IOS ACADEMIA:34万9,800円(3ヶ月)
- TECH STADIUM:9万9,000円(2ヶ月)
- クリプテックアカデミア:26万4,000円(3ヶ月)
- ウズウズカレッジ:13万2000円(6ヶ月)
- コードビレッジ:47万円(6ヶ月)
- スキルハブ:28万7,980円(3ヶ月)
- ゼロプラス:54万8,000円(4ヶ月)
- WEB COACH:27万8,000円(3ヶ月)
- データラーニングスクール:44万8,000円(12ヶ月)
- データサイエンスアカデミー:33万8,800円(13~15週)
- とらくら:19万8,000円(1ヶ月~)
- セキュ塾:66万円(8ヶ月)
- 日本プログラミングスクール:6万3,800円(3日間)
- GeekGirlLabo:49万8,000円(9ヶ月)
- IT道場:36万円(6ヶ月)
- テックミーツ:16万5,000円(3ヶ月)
- AI Academy Bootcamp:10万円(1ヶ月)
- mine:20万9,000円(24~48時間)
上表からもわかるとおり、入学金や受講料金はスクールごとでさまざまです。受講料が数千円の月額制スクールもあれば、数万円から数十万円も必要となるスクールもあります。
この料金相場を知らないままスクールを選んでしまうと、「もっと安いスクールを選べば良かった」と後悔しかねません。
なお、プログラミングスクールによっては「受講料を一括で払うのは難しい…」という人に向けて、「分割払い」や「出世払い」などさまざまな支払い方法を用意しているところもあります。
そのほかにも、登録無料で学習を体験できる「侍テラコヤ」や月額2万2,000円で通える「tech gym」など、定額制のスクールも増加中です。
自分好みのスクールを見つけても、予算以上にお金がかかるスクールを選べば、通い続けるのは困難です。事前に、どれくらいお金をかけられるのか、どの方式で支払うのかを決めておくと良いですよ。
次の記事では、プログラミングスクールの料金相場を詳しく解説しているため参考にしてください。
→ プログラミングスクールの料金相場!全48校の費用を徹底比較
なお、副業での収入獲得を目指しているものの、どんな仕事が自分に合うかわからない人は「副業診断」をお試しください。
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スクールの受講期間
下記のように、プログラミングスクールの受講期間やレッスンの頻度は各スクールが提供するコースごとで異なります。
自分にあう受講期間は、習得したいプログラミング言語の難易度や、受講生の目的や都合によって異なります。
たとえば、Pythonという言語を習得したいのであれば、1ヶ月の受講期間でマスターできる可能性があります。ただし、将来のキャリアを見据えPythonのさまざまなライブラリまでマスターしたいのであれば、さらに長い受講期間が必要となりますよね。
また、就職や転職を目的としている人は、長い期間をかけて学ぶよりも、限られた受講期間で学べたほうが都合がよいはず。
また、授業のペースについても同様です。目的のプログラミングスキルを習得するには、レッスン時間外での予習や復習が不可欠です。ただ、あまりにもレッスンの時間が長かったり、ペースが速いと、学習時間を確保できなくなってしまいますよね。
そのため、レッスン以外でどの程度学習時間を確保できるかも、スクールを選ぶ上で考慮すべきポイントです。
言語の難易度や目的を果たすのに必要な活動時間を加味しながら、自分に適した学習期間と受講ペースを決めておきましょう。事前に決めておけば、スクールも選びやすくなりますよ。
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スクールの受講・指導方式
一言でプログラミングスクールといっても、スクールによって受講形式は異なります。すべてがオンライン上で完結するスクールもあれば、直接校舎へ通学する必要があるスクールもあります。
それぞれの受講形式に関するメリットやデメリットは下記のとおりです。
また、マンツーマンレッスンや個別・集団・自習指導など、スクールの指導方式も場所ごとに異なります。
上記を参考に、どの受講や指導形式が自分に合うか、前もって決めておくと良いですよ。
下の記事では、プログラミングスクールはオンラインとオフラインのどちらが良いのかを、それぞれの特徴も交えて紹介しているので、あわせて参考にしてください。
→ プログラミングスクールはオンラインとオフラインどちらがおすすめ?
なお、どんなプログラミング言語を学べばいいのか、どう学習を進めればいいのかなどがあいまいな人は「プログラミング学習プラン診断」をお試しください。
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スクールのカリキュラム
次のように、プログラミングスクールで学べる内容(カリキュラム)は、スクールが提供するコースごとに異なります。
たとえば、テックアイエスの長期PROスキルコースでは、HTML/CSS、JavaScript、そしてPHPといったWeb開発に必要なプログラミング言語を学べます。また、Aidemyというスクールでは、Pythonというプログラミング言語を中心に、AI開発に必要なスキルを学べます。
また、侍エンジニアやコードキャンプのように、1人ひとりの目的に合わせてカリキュラムをオーダーメイドしてくれるスクールもあります。カリキュラムが決められているスクールに比べ、自分が学びたい内容に合わせてカリキュラムを組んでもらえるのが、オーダーメイド型スクールの特徴です。
ただ、カリキュラムを選ぶ際は事前に「何のためにプログラミングを学ぶのか」という目的、そして目的の実現のための習得言語を明確にしておく必要があります。
Webアプリケーション開発を目的としている人がAI専門のスクールに通ったり、スマートフォンのアプリ開発に興味がある人がWebデザインに特化したコースを選んだりしても、目的のスキルを学べる可能性は低くなるためです。
そのため、前もってプログラミングを学ぶ目的や目的の実現に必要な習得言語を決めておきましょう。
スクールのサポート・支援サービス
多くのプログラミングスクールでは、1人ひとりの目的や学習計画に対応できるよう、サポートサービスが用意されています。
参考として、下記にプログラミングスクールが実施している学習サポートや支援サービスをまとめました。
転職保証とは、スクールが指定したコースを修了したあと、一定期間内に転職(求人を獲得)できなければ、受講料を返金する制度です。受講生にとっては、万が一転職に失敗した場合でも、スクールにかけた自己負担が軽減されるというメリットがあります。
なお、受講料全額を返金対象とするスクールもあれば、受講料の一部のみしか対象とならないスクールもあります。また、転職保証を受けるためには、年齢などのさまざまな条件が設定されている場合があるため注意しましょう。
学習サポートや支援サービスの内容を確認しないままスクールを選べば、ほとんど独学と変わらないような形式で学ばなくてはならない状況に陥るかもしれません。
しかし、上記で紹介した習得したい言語や学ぶ目的を定めておけば、「どんなサポートが自分に必要なのか」は自ずとわかるはず。目的の実現に向け安心して学習できるよう、前もって自分に必要なサポートを絞っておきましょう。
スクールのカウンセリング/説明会・授業体験
プログラミングスクールの公式Webサイトを見ても、カリキュラムやサポートの内容をイメージしづらい人もいますよね。
そのような人に向け、各スクールでは契約前に無料で参加できるカウンセリングや説明会・授業体験会を設けています。コースの概要や、目的達成に向けた学習計画の作成など、カウンセリングの内容はスクールごとにさまざまです。
また、次のようにカウンセリングの実施時間も最低30分から最大2時間と、スクールごとに異なります。
限られたカウンセリングの時間内に不安なことや疑問点が聞けるよう、あらかじめ質問や相談したい内容は整理しておきましょう。何をきけば良いかわからない人は、以降で紹介する「無料カウンセリングでの質問内容」を参考にしてください。
特徴や受ける利点など、プログラミングスクールの無料カウンセリングについてより詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。
→ プログラミングスクールの無料カウンセリングとは?受けるべき理由も紹介
スクールの評判・受講生の口コミ
有名なプログラミングスクールといえど、受講生からの評判や口コミが良いとは限りません。
そのため、事前にスクールの評判や口コミを確認しておかないと「選んだスクールって評判の悪いところだったんだ…前もって確認しておけばよかった…」と後悔してしまう可能性もあるのです。
なお、受講生や卒業生の口コミはSNSや口コミサイト、スクールが運営するWebメディアなどで確認できます。
下記はTwitterに掲載されているスクール受講生の口コミの一例です。
もちろん、どの媒体でどんな口コミを参考にするかによって、プログラミングスクールへの感じ方はさまざまです。公式サイトからは良い印象を受けたスクールでも、インターネット上で調べてみると、ネガティブな評判が多いケースもありますからね。
ただ、大切なのは評判や口コミを鵜呑みにせず「自分にとってメリットなのか、デメリットなのか」をもとに参考にすることです。同じ様な口コミが多ければ、その分だけ信憑性も高まります。
気になるプログラミングスクールを見つけた人、通いたいスクールの目星がついている人は、事前にそのスクールの評判や口コミを確認しておきましょう。
後悔しないプログラミングスクールの選び方
前述した「7つの基準」をもとに、ここからはプログラミングスクールの選び方を紹介します。
自分にあうスクールが選べるよう、下記にチェックリストの例を作成しました。表の右側に記載された一例を参考にしながら、あらかじめ各基準を書き出しておくと良いですよ。
受講予算 | ex ✓予算:20万円 ✓月に払える金額:1万円以下 |
支払い方法 | ex ✓一括払い ✓分割払い ✓出世払い |
受講期間 | ex ✓1ヶ月 ✓3~6ヶ月 |
受講ペース | ex ✓週1回 ✓週2回 |
受講形式 | ex ✓オンライン ✓通学 ✓オンラインと通学の併用 |
指導形式 | ex ✓個別指導 ✓集団指導 ✓自習型指導 |
プログラミングを学ぶ目的 | ex ITエンジニアへの転職 |
習得したい言語 | ex HTML/CSS,Javascript,PHP |
受けたいサポート | ex 転職サポート |
カウンセリングで質問・相談したい内容 | ex ・転職サポートの内容 ・転職保証が適応される条件 |
予算に合うスクールか
無理なく通い続けられるよう、予算に収まるスクールを選びましょう。受講にかかる総額だけでなく、分割で払い続けられる金額も考慮しながらスクールを絞ると良いですよ。
分割払いができ、費用が安く質の高いプログラミングスクールを探している人は、次の記事を参考にしてください。
月額制・サブスク型のプログラミングスクールを探している人は、下の記事を参考にしてください。
実は、完全無料でプログラミングスクールへ通う方法もあります。さらに、卒業後はプログラマーとして企業へ就職できるスクールも。
お金をかけずに通える無料のプログラミングスクールを探している人は、次の記事を参考にしてください。
計画した受講期間・学習時間に合うスクールか
人によってプログラミングスクールに通える期間、日々プログラミングの学習にあてられる時間は異なります。
自分の都合に合わない学習期間だったり、学習時間を確保できないスクールを選んだりしてしまうと、学習に対する理解が深まりません。そのため、事前に決めた受講期間・学習時間に合うスクールを選びましょう。
最短1ヵ月から通える短期でおすすめのプログラミングスクールを探している人は、次の記事を参考にしてください。
仕事や学校で平日に時間が取れない人、土日にガッツリ通えるプログラミングスクールを探している人は、次の記事を参考にしてください。
受講・指導形式は自分に合うスクールか
前述したようにオンラインや通学といった受講形式や、個別指導、集団指導、あるいは自習型指導といった指導形式には、さまざまなメリットやデメリットがあります。そのため、自分に合う受講・指導形式を採用するスクールを選びましょう。
金田茂樹さんのコメント
主なプログラミングスクールは主要都市にあります。そこへ通うのはなかなか大変なので、オンラインでレッスンができ、マンツーマンやチャット形式で細かな指導をしていただけるところがオススメです。
次の記事では、オンラインでプログラミングが学べるおすすめのスクールを、お得に受講する方法も交えて解説しているのでぜひ参考にしてください。
習得したい言語が学べるスクールか
事前に決めた、習得したいプログラミング言語が学べるスクールを選びましょう。
金田茂樹さんのコメント
プログラミングスクールによって、得意とされるな分野や得意なプログラミング言語があります。自分のやりたいことと合致するものを選びましょう。 また、無料体験や無料のヒアリングなどで自分のやりたいことをしっかりと伝えて、それに合わせたコースがあるか確認しましょう。一番良いのはオリジナルのカリキュラムを作ってくれるスクールです。
次の記事では、1人ひとりの目的に合わせたオーダーメイドのカリキュラムを組んでくれるスクールを、効果的に受講するコツも交えて紹介しているため、ぜひ参考にしてください。
フロントエンドエンジニアに必要なスキルであるHTML/CSSが学べるプログラミングスクールを探している人は、下の記事を参考にしてください。
Javascriptが学べるプログラミングスクールを探している人は、次の記事を参考にしてください。
Pythonが学べるプログラミングスクールを探している人は、下の記事を参考にしてください。
PHPが学べるプログラミングスクールを探している人は、下の記事を参考にしてください。
Javaが学べるプログラミングスクールを探している人は、下の記事を参考にしてください。
学習や目的の実現を後押しするサポートがあるか
プログラミング学習には、挫折がつきものです。そのため、事前に決めた学習や目的の実現を後押しするサポートがあるスクールを選びましょう。
なお、次のように実績の高さはカリキュラムの質やサポート内容、評判の高さを示す何よりの証です。
就職成功率 転職成功率 | 就職・転職サポートの充実度 |
挫折率 学習継続率 学習完了率 | 学習サポートの充実度 |
累計指導者数 運営年数 | 評判の良さ、運営体制の安定性 |
自分に合うサポートのあるスクールを選ぶ際は、実績も参考にすると良いですよ。
また、起業や就職サポートが充実したプログラミングスクールを探している人は、次の記事を参考にしてください。
転職支援や転職保証サポートが充実したプログラミングスクールを探している人は、下の記事を参考にしてください。
副業支援や案件獲得サポートが充実したプログラミングスクールを探している人は、次の記事を参考にしてください。
フリーランスへの独立支援・サポートが充実したプログラミングスクールを探している人は、下の記事を参考にしてください。
カウンセリングや説明会・授業体験のあるスクールか
不安や疑問を抱えたままスクールを選ばないよう、カウンセリングや説明会を受けてから契約するようにしましょう。
カウンセリングを受けずにプログラミングスクールを選んでしまうと、「イメージと違った..」などの思い違いで後悔しかねません。事前に決めた質問や相談内容をカウンセリングで聞いておけば、イメージとのズレなく自分に合うスクールが選べますよ。
金田茂樹さんのコメント
「スクールで学んで何ができるのか?」「何をしたいからスクールで学ぶのか?」 悩みますよね。まずはプログラミングスクールに気軽に相談してみるのがオススメです。
次の記事では、無料カウンセリングや説明会・授業体験があるおすすめのプログラミングスクールを紹介しているためぜひ参考にしてください。
評判・口コミの良いスクールか
プログラミングスクール選びで失敗しないために、忘れてはいけないのが評判や口コミです。
気になるプログラミングスクールを見つけたら、スクールの卒業生インタビュー記事はもちろん、SNSや個人ブログをみて、評判や口コミをチェックしましょう。
また、次の記事では評判が良いプログラミングスクールを、受講生・卒業生のリアルな口コミも交えて紹介しているので良ければ参考にしてください。
プログラミングスクール選びで失敗しない3つのコツ
プログラミングスクール選びに失敗すると、多くの時間やお金を無駄にしてしまいます。完全に無駄ではないとしても、大きく遠回りをしてしまう可能性が高いです。
基本的に、プログラミングスクールで学ぶ時間は数ヶ月から1年、お金は数十万円になります。それらの時間やお金を無駄にすることのないよう、慎重に選ぶことが大切です。
そこで、ここからはプログラミングスクール選びに失敗しないためのコツを3つ紹介します。
詳しく解説します。
【コツ1】なりたいエンジニア像や目的を明確化する
プログラミングスクール選びで失敗しないためには、なりたいエンジニア像や目的を明確化しましょう。
何のためにプログラミングスクールに通うのかが明確になっていれば、目的に合ったプログラミングスクール選びができるので、失敗しにくくなります。
一方で、次のようなケースは目指すエンジニア像や目的が明確になっていないため、要注意です。
- なんとなくエンジニアに憧れている
- Webスキルを身につければ自由な働き方や高年収が実現できると聞いた
- 何ができるのかよくわからないけど、Pythonが人気らしいから学びたい
プログラミングスクール選びの前に、自分はどんなITエンジニアになりたいのか、何のためにプログラミングスキルを身につけるのかをしっかり考えましょう。
ただ、一言でITエンジニアといえどその職種はさまざまです。次の記事では年収や将来性などを比較しつつ、ITエンジニアの種類を詳しく紹介しているので、良ければ参考にしてください。
→ 【業界別】ITエンジニアの種類カオスマップ!年収・将来性・難度を比較
なお、どのようなITエンジニアを目指せば良いかがあいまいな人は、弊社が提供する「ITキャリア診断」をお試しください。
5つの質問に答えるだけで、あなたにあうITエンジニアの職業や職種を診断してもらえます。自分にあうITエンジニアの職種があいまいな人はぜひ一度お試しください。
【コツ2】受講前に無料カウンセリングで質問する
プログラミングスクールの受講前に無料カウンセリングで質問することで、失敗を回避できます。
無料カウンセリングは、多くのプログラミングスクールが実施しており、プログラミング学習やスクールの内容などについて相談できる場です。
スクールについて質問できることはもちろん、自分の学習の方向性や内容についても的確なアドバイスをもらえるので、失敗を避けるために役立ちます。積極的に活用しましょう。
無料カウンセリングでは、次のことを質問するのがおすすめです。
- 自分が目指すエンジニア像のために何をやるべきか
- 自分が学びたい言語や内容を学習できるカリキュラムがあるか
- 自分が目指すエンジニア像が卒業生にいるか
また、上記の他にも不安や疑問をしっかりと解消することで、受講開始後のギャップを少なくすることができ、後悔することなくスムーズに学習を進められます。
プログラミングスクール選びでは、必ず無料カウンセリングに参加し、自分の状況の相談やスクールの情報の確認をしてくださいね。
【コツ3】学習サイトでプログラミングを試してから受講する
プログラミングスクール選びで失敗しないためには、学習サイトでプログラミングを試してから受講するようにしましょう。
プログラミングに触れたことがない状態でいきなりスクールの受講を決めてしまうと、いざプログラミングを始めてから「自分には合わない」「やりたかったこととは違った」と後悔する可能性があります。
プログラミングスクールの受講には高額な費用が発生するため、あとで気づいて解約するとしても金銭的に大きな負担となるでしょう。
そのような失敗をしないためには、事前に「侍テラコヤ」といった学習サイトでプログラミングを試してみることが大切です。実際に触れてみて「もっと本格的に学習したい!」と感じられたら、プログラミングスクールを検討するのがおすすめですよ。
プログラミングスクールを受講するメリット・デメリット
そもそもプログラミングスクールの受講には、どのようなメリットとデメリットがあるのかと疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
プログラミングスクールを受講するメリットとデメリットについてまとめました。
メリット | ・スキルや経験のある講師から学べる ・独学より効率良く正確な知識を学べる ・疑問点を質問できる ・業界未経験でも転職を有利に進めやすい ・一緒に学ぶ仲間ができ、モチベーションを維持しやすい |
デメリット | ・独学より費用が高くなる ・勉強する時間が固定される |
プログラミングスクールのメリットは、プログラミング学習に最適な環境が整っていることです。また、スキル習得だけでなく、就職や転職などキャリアサポートを受けられることも独学では得られない利点でしょう。
一方で、プログラミングスクールは独学よりも費用が高くなることや、勉強する時間が固定されるデメリットがあります。
本気で「プログラミングスキルを身につけたい」という人でなければ、大きなデメリットと感じられるかもしれません。
ただ、なかには「侍テラコヤ」のように登録無料からサブスク感覚でマイペースに学べるスクールもあります。「費用をおさえて自分のペースで学びたい」という方は、自分に適した環境を選び、デメリットをカバーして学ぶことも可能です。
プログラミングスクールに通うメリット・デメリットをより詳しく知りたい人は、下の記事を参考にしてください。
→ プログラミングスクールに通うメリットは?デメリットや受講時の注意点も解説
プログラミングスクールをお得に受講する方法
プログラミングスクールにかかるお金は決して安くはありません。そのため、できるだけ金銭的な負担を減らした方は多くいますよね。
そこで、ここからはプログラミングスクールをお得に受講する下記2つの方法を紹介します。
給付金制度を活用する
厚生労働省が実施する「教育訓練給付制度」や経済産業省が設ける「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の対象コースを受講すれば、通常の受講料よりもお得にプログラミングスクールを活用できます。
上記の給付金制度は、日本政府が定める条件を満たし所定の教育訓練を受ければ、費用の一部を払い戻してくれる制度です。
各制度の対象コースを受講すれば、通常よりも費用を抑えながら受講できます。なお、今回紹介したプログラミングスクールのうち、上記の給付金制度が活用できる対象校は次のとおりです。
リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業の対象スクール
「専門実践教育訓練給付金」の対象スクール
注意として、「特定一般教育訓練給付金」「専門実践教育訓練給付金」を利用するには受講開始の1ヶ月前までにハローワークで次の手続きを行う必要があります。
- 訓練前キャリアコンサルティングを受ける
- ジョブ・カードを作成する
- 受給資格確認を行う
また、各スクールごとに上記以外の条件を定めているケースもあります。利用条件や利用するまでの流れなど、詳細が知りたい方は最寄りのハローワーク、または上記のスクールに問い合わせてみてください。
ちなみに「教育訓練給付制度」を利用できるスクールかどうかは「厚生労働省の検索システム」を使えば確認できます。利用できるか気になるスクールがあれば、調べてみると良いですよ。
給付金や補助金が使えるおすすめのプログラミングスクールを知りたい人は、次の記事を参考にしてください。
→ 給付金/補助金が使えるプログラミングスクールおすすめ22選
キャンペーン/割引特典を活用する
受講料の割引や受講特典など、各プログラミングスクールでは独自のキャンペーンを実施しています。そのため、条件にあう特典を活用すれば、通常よりもお得に受講が可能です。
次に、各プログラミングスクールが実施する主要なキャンペーン/割引特典をまとめたので、ぜひ参考にしてください。
スクール名 | キャンペーン/特典 |
侍エンジニア | ・対象コースが最大80%OFFで受講可能 ・厚生労働省 一般教育訓練給付金制度 ※本スクールでの給付金紹介ページはこちら ・転職活動で内定が獲得できなければ受講料を全額返金(転職保証コース) ・学割(通常の受講料から10%OFFで受講可能) ・小/中/高校生は全コースを25%OFFで受講可能 ・女性の方は全コースを5%OFFで受講可能 ・シングルマザーの方は全コース25%OFFで受講可能 ・障がいをお持ちの方は全コース25%OFFで受講可能 ・50歳以上の方は全コース10%OFFで受講可能 |
キカガク | 厚生労働省 専門実践教育訓練給付金制度 |
TechAcademy | ・学割 ・先割 ・厚生労働省 専門実践教育訓練給付金制度 |
CodeCamp | ・1万円OFFクーポン ・全額返金保証(エンジニア転向コースのみ) |
DMM WEBCAMP | 厚生労働省 専門実践教育訓練給付金制度 |
ヒューマンアカデミー | 厚生労働省 一般教育訓練給付金制度 |
TECH CAMP | ・ご紹介割 ・ともだち割 ・厚生労働省 専門実践教育訓練給付金制度 |
KENスクール | ・スクール提携企業特別割引 ・学割プラン ・お友達紹介キャンペーン ・厚生労働省 一般教育訓練給付金制度 |
RaiseTech | ・受け放題コース ・学割 |
Winスクール | ・MOS資格取得応援キャンペーン ・アフタースクール ・厚生労働省 一般教育訓練給付金制度 ・厚生労働省 特定一般教育訓練給付金制度 |
Aidemy | 厚生労働省 専門実践教育訓練給付金制度 |
割引特典といったキャンペーンを実施しているプログラミングスクールは下の記事で一覧にまとめていますので、あわせて参考にしてください。
プログラミングスクールの選び方にまつわるFAQ
最後に、プログラミングスクールの選び方にまつわるよくある質問へ回答します。
- 子供と大人向けスクールの選び方に違いはある?
- 「費用の高い安い」でスクールの質は変わる?
- どんなプログラミング言語を学ぶべき?
- カウンセリングではどんなことを聞いたらいいの?
- スクールに通えば本当に成果が出るの?
- プログラミングスクールは「無駄」「やめとけ」って噂は本当?
子供と大人向けスクールの選び方に違いはある?
結論、子供向けスクールと大人向けスクールの選び方に大きな違いはありません。本記事で解説した大人向けプログラミングスクールの選び方と同様に、料金相場や受講期間などを確認しましょう。
ただし、子供がプログラミングを学ぶ目的は「趣味のWebサイトを開発したい」あるいは「スマートフォンアプリ向けのゲームを作りたい」などといった趣味や教養に関するものが多いはずです。一方で大人向けスクールは、ITエンジニアへの転職やフリーランスとしての独立を目的としたコースもあります。
そのため、スクールのカリキュラムが子供の目的に合うか、スクールが提供するサポートや支援サービスに無駄なものはないかをチェックするとよいでしょう。
「費用の高い安い」でスクールの質は変わる?
「費用の高い安い」でプログラミングスクールの質は変わりません。
例えば、無料で学べる「侍テラコヤ」では、次のようなサポートを提供しています。
- 50種類以上の教材が学び放題
- 平均解答時間30分以内のQ&A掲示板を利用可能
- 必要に応じて現役エンジニアとのオンラインでレッスン可能
一方で費用が高いスクールであっても、コンテンツが更新されていなかったり、スキル不足の講師が講義を担当しているケースもあるのです。
もちろん費用感の確認は重要です。ただし「費用が安いから質が悪い」あるいは「費用が高いから質が高い」といった思い込みをもとにスクールを選ばないようにしましょう。
どんなプログラミング言語を学ぶべき?
失敗しにくいプログラミング言語選びの方法として、「プログラミングで何を作りたいのか」を考え、作りたいものに適した言語を選ぶといいでしょう。
プログラミング言語は、あくまでも作りたいものを開発するためのひとつの要素にすぎません。目的を明確にすることで、選ぶべきプログラミング言語が見えてきます。
下記の記事では、プログラミング言語の選び方を詳しく解説しているので、よければ参考にしてください。
→ プログラミング言語が丸わかり!初心者向けに選び方やおすすめ言語を紹介
なお、どのプログラミング言語を学べばいいか分からない人は「プログラミング学習プラン診断」をご利用ください。
診断時間はわずか1分。たった4問に回答するだけで、あなたが学習すべきプログラミング言語や学習プランを提案してくれます。診断は無料のため、学習対象で悩んでいる人は気軽にご利用ください。
カウンセリングではどんなことを聞いたらいいの?
事前のカウンセリングでは、次の項目を質問しましょう。
- サポートや支援サービスの利用に条件があるか
- レッスン日程の変更やキャンセルができるかどうか
- 途中退会や受講期間の延長ができるかどうか
- 担当講師やコース(カリキュラム)を途中変更できるかどうか
- 卒業後のサポートがあるかどうか
- 受講までに必要な準備物や学習すべきことがあるか
上記の6つを確認しておけば、通い始めてから「確認しておけばよかった…」と後悔せずに済むでしょう。
なお、基本的にカウンセリングで聞いてはいけない質問はありません。プログラミング学習に対する不安やIT業界で気になることがあれば、何でも質問してみましょう。
カウンセリングを担当するカウンセラーは、これからプログラミングを学ぼうとする人たちのさまざまな疑問や不安を解消してきた実績をもっています。
そのため、きっとあなたの疑問や不安も解消してくれるでしょう。
スクールに通えば本当に成果が出るの?
侍エンジニアがプログラミングスクールの卒業生に「受講前後での年収変化」を聞いたところ、2021年は47%、2023年には74%が「受講前より卒業後の年収が上がった」と回答しました。
受講前より上がった | 2021年:47%(91名中43名) 2023年:74%(100名中74名) |
受講前より下がった | 2021年:2%(91名中2名) 2023年:6%(100名中6名) |
受講前と変わらなかった | 2021年:51%(91名中46名) 2023年:20%(100名中20名) |
上記から、スクール受講生の一定数は成果を出しているといえますね。
なお、次の記事ではプログラミングスクール卒業後のリアルな実態をより詳しく紹介しているので、良ければ参考にしてください。
→ プログラミングスクール卒業後のリアル!独自調査をもとに徹底解説
また、下の記事ではプログラミングスクール卒業生の就職・転職先を、就業後の年収や離職率も交え詳しく解説しているので、良ければ参考にしてください。
→ プログラミングスクールの就職・転職先は?業種や年収、離職率も紹介
プログラミングスクールは「無駄」「やめとけ」って噂は本当?
プログラミングスクールが「無駄」と感じるかは、学習に対する本気度やスクールの選び方で変わります。
プログラミングスクールに通えば、必ず目的を実現できるわけではありません。ただし、自分に合うプログラミングスクールを選び、積極的に学習を進めれば、確実に目的実現に近づけます。また、仮に目的が実現できなかったとしても、決して無駄にはなりません。
なお、次の記事ではプログラミングスクールが「無駄」「やめとけ」といわれる理由を、卒業生への独自調査も交え詳しく解説しているので良ければ参考にしてください。
→ プログラミングスクールやめとけは本当?独自調査から実態や闇を解明
まとめ
今回は、プログラミングスクールの選び方を、スクール選びの基準や前提知識も交えて紹介しました。
この記事で紹介した前提知識をもとにスクール選びの基準を決め、該当するスクールを2~3つに絞りましょう。そして、絞り込んだスクールの無料カウンセリングに参加してみて、自分に合うスクールかを検討・判断してみてください。
この記事の監修者
フルスタックエンジニア
音楽大学卒業後、15年間中高一貫進学校の音楽教師として勤務。40才のときからIT、WEB系の企業に勤務。livedoor(スーパーバイザー)、楽天株式会社(ディレクター)、アスキーソリューションズ(PM)などを経験。50歳の時より、専門学校でWEB・デザイン系の学科長として勤務の傍ら、副業としてフリーランス活動を開始。 2016年、株式会社SAMURAIのインストラクターを始め、その後フリーランスコースを創設。現在までに100名以上の指導を行い、未経験から活躍できるエンジニアを輩出している。また、フリーランスのノウハウを伝えるセミナーにも多数、登壇している。
Twitterより引用