プログラミングを学んでいても楽しくない…
どうやったら楽しく勉強できるのかな?
思うようにプログラミングの勉強が進まず悩んでいる人は多くいますよね。また、「このまま続けられるかな…」と不安な人もいるはず。
そこで、今回はプログラミングの勉強が楽しくない理由を、楽しく学ぶコツも交えて紹介します。この記事を読めば、やる気を維持しながらプログラミングを学べるようになりますよ。
プログラミングの勉強が楽しくない5つの原因
プログラミングの勉強が楽しくない主な原因は、次の5つです。
- 原因1:文法や用語を理解できない
- 原因2:地道な作業の繰り返し
- 原因3:エラーが解決できない
- 原因4:スキルアップしている実感が湧かない
- 原因5:作りたいものがない
それぞれについて、詳しく解説します。
原因1:文法や用語を理解できない
プログラミング学習は、文法や用語が理解できないと「楽しくない」と感じてしまいます。理解できないものに「楽しい」と感じられるはずがないのは、いうまでもありません。
プログラミングは文法や概念が複雑だったり、ボリュームが多かったりするため、どうしても理解が難しくなります。
例えば「オブジェクト指向」1つをとっても、プログラミング言語によって文法は変わります。文法が複雑なプログラミング言語ほど、理解するのも難しくなります。
とくにプログラミング初心者は覚えることが多いので、頭の中が混乱して楽しくなくなるケースも多いです。
原因2:地道な作業の繰り返し
コーディングといったプログラミングの地道な作業は、退屈かつ「楽しくない」と感じやすいです。
プログラミングの実践学習をする場合、基本的にパソコンとの「にらめっこ」となります。プログラムを動かせれば「楽しい」と感じられても、コーディングの最中は退屈な時間が続くのです。
また文法や概念などの基礎学習だと、楽しさからはより遠くなります。参考書で学ぶとしても、何百ページもある本を根気よく読むのは、苦行と感じる人もいるでしょう。
実際、弊社の調査でもプログラミングを習得するには、まとまった学習時間が必要だという結果が出ています。
弊社の調査によると、現役エンジニアがエンジニアになるまでの学習時間は1日平均4時間24分。学習期間は平均で17ヶ月です。
1日の学習時間は、1時間以上学習している人が多いという結果もあります。プログラミング学習は地道に継続しなければならず、コツコツ作業が苦手な人は楽しくないと感じることもあるようです。
なお、上記のようにプログラミングがつまらないと感じる原因は他にも存在します。より詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。
原因3:エラーが解決できない
プログラミング学習中にエラーが解決できないと、「楽しくない」と感じやすいです。
プログラミングにおける「楽しい」の大部分は、プログラムを思い通りに動かせて初めて得られます。反対に上手く動かせないと、「楽しくない」と感じてしまうのです。
たった1文字のミスだけでも、エラーが出てしまうのがプログラミングのシビアなところですね。何百、何千行のソースコードからエラーの原因を特定することは、簡単ではありません。
特に独学では、エラーを解決できずに挫折してしまう方がとても多いです。弊社が行った調査では、プログラミングで挫折や行き詰まりを感じた方は約9割にも上ります。
また、そのうち挫折した原因として「エラーが解決できなかった」と答えた人は、およそ3人に1人もいました。
エラーの解決方法がわからないことによる「楽しくない」は、早期解決すべき問題なのです。
なお、上記のようにプログラミングで「わからない」と悩むケースは他にもあります。詳しく知りたい人は、下の記事を参考にしてください。
原因4:スキルアップしている実感が湧かない
開発現場に参入してからは別として、プログラミング学習中はスキルアップしている実感が湧きにくく、努力の意味があるのか不安になり楽しくなくなる人もいます。
例えば、参考書などで座学を学んだとします。頭の中には知識が増えていますが、形として成果が生まれたわけではないため、人によってはスキルアップの実感が湧かないでしょう。
また、実戦練習でポートフォリオを作成したとしても、その作品のレベルがどれくらいなのか初心者が判断するのは難しいです。
結果、作品を作成しても、自分が本当にスキルアップしたか不安で楽しくなくなるケースもあります。
原因5:作りたいものがない
作りたいものがあれば、大変な勉強でもモチベーションを維持しながら続けられます。反対に、作りたいものがないと勉強の目的さえも見失いやすく、「楽しくない」と感じがちです。
実際のところ、「収入アップ」や「自由な働き方」に魅力を感じてプログラミングを始めた方も多いですよね。収入や働き方を軸に決めるのも悪くはありませんが、それとは別で作りたいものやプログラミングを学ぶ目的ははっきりさせた方がよいでしょう。
目的がはっきりしない人は「作りたいもの」が不明確なまま勉強を続けてしまい、楽しさを感じなくなってしまいます。
プログラミングを楽しく学ぶ6つのコツ
上記を読んだ方の中には、
どうすれば楽しくプログラミングを学べるの?
と疑問を抱いている方もいますよね。
そこで、ここからはプログラミングを楽しく学ぶ下記6つのコツを、学習者の口コミも交えて紹介します。
- コツ1:学びやすいプログラミング言語を選ぼう
- コツ2:Q&Aサイトを有効活用しよう
- コツ3:プログラミングを学ぶ目的を明確にしよう
- コツ4:小さな成功体験を積み重ねよう
- コツ5:ゲームで学べるサービスを使ってみよう
- コツ6:学んだ先にある「楽しさ」を知ろう
それぞれ詳しく解説していきますね。
コツ1:学びやすいプログラミング言語を選ぼう
自分のレベルにあう学びやすいプログラミング言語を選びましょう。習得難易度の高いプログラミング言語を勉強していると、理解できずに「楽しくない」と感じる可能性が高くなるからです。
ちなみに、弊社が現役エンジニア100名に実施した「未経験者におすすめのプログラミング言語」の調査では、「Python」が1位に選ばれています。
20代男性
記法がわかりやすく、学習したことを使用して何らかのアウトプットを作るまでのハードルが低いから。
20代男性
世界的に利用人口が増えておりどんどん情報が更新されていく。利用人口が多いため、たいていの疑問はすぐに解消できるから。
Pythonは、文法がシンプルで理解しやすい上に、Web上の参考情報も豊富にあります。実際に学んでみて「難しい…」と感じた方は、JavaやC言語の学習に取り組んでみるのもおすすめです。
また、下の記事ではさまざまなトピック別におすすめのプログラミング言語を紹介しているので、あわせて参考にしてください。
なお、どのプログラミング言語が自分にあうのかわからない方は、弊社が提供している「プログラミング学習プラン診断」をご活用ください。
診断にかかる時間は1分ほど。4つの質問に答えるだけで、上画像のようなあなたにあうプログラミング言語やおすすめの学習プランを診断してもらえます。
どのプログラミング言語を選べばいいのかわからない方は、ぜひ一度お試しください。
自分にあうプログラミング言語を診断してみるコツ2:Q&Aサイトを有効活用しよう
プログラミング学習中に分からないところが出てきたら、「teratail」や「Qiita」などのQ&Aサイトを利用して解決するのもおすすめです。
Q&Aサイトでは、自分と同じようにプログラミング学習で悩んでいる人の質問や、エンジニア・知識がある人の回答を閲覧できます。手軽に利用できるため、困ったら検索してみると良いでしょう。
エラーが解決できないことによる「楽しくない」は、挫折につながります。エンジニア向けのQ&Aサイトを有効活用して、早期解決しましょう。
また、下記の記事ではプログラミング初心者におすすめのQ&Aサイトを紹介しているので、あわせて参考にしてください。
ただし、質問の仕方が悪いと解決につながる回答がもらえないケースもあります。次の記事を読んで、Q&Aサイトでの正しい質問方法を把握しておきましょう。
コツ3:プログラミングを学ぶ目的を明確にしよう
勉強の目的が明確になると、成長過程が苦しくても継続しやすくなります。「エンジニアになりたい」などの漠然としたものではなく、明確な目的を作りましょう。
たとえば、「ゲーム開発を習得して、VRゲームを作りたい」などのように、具体性を持たせるべきです。
そうすることでモチベーションを維持しやすくなりますし、勉強すべき内容も見えてきます。目的が決まれば学ぶべきプログラミング言語も決まるので、最初に目的を決めておきましょう。
プログラミングの学習目的を明確にする具体的な方法が知りたい人は、次の記事を参考にしてください。
コツ4:小さな成功体験を積み重ねよう
いきなりゴールにたどり着こうとしても、上手く行かず「楽しくない」が増えるだけです。小さな目標を設定して1つずつクリアーしていき、小さな成功体験を着実に積み重ねましょう。
たとえば、「動画共有サービスを作る」がゴールなら、「ログイン機能を作る」や「検索機能を作る」などの目標が考えられます。あるいは、「今日はPythonの演算子をマスターする」のように、1日単位の細かい目標でも構いません。
ゴールまでに「チェックポイント」をたくさん用意することで、成長を実感しやすくなるのです。成功体験が増えると自信がついて、ポジティブな気持ちでプログラミングの勉強に取り組めます。
プログラミング習得までの道のりは長いため、息切れしないように勉強を継続することが大切です。
コツ5:ゲームで学べるサービスを使ってみよう
「codewars」や「CodinGame」「Screeps: Arena」 など、ゲーム感覚でプログラミングを学べるサービスも存在します。プログラミング学習の地道な作業が「楽しくない」という人は、楽しみながら学べるサービスを使ってみましょう。
パズルゲームやRPGなど、ゲームのジャンルはさまざまです。楽しめるよう工夫されているため、飽きずにプログラミングの勉強を継続できます。
次の記事では、無料のものからスマホで手軽に学べるものまで、おすすめのプログラミングゲームを詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
コツ6:学んだ先にある「楽しさ」を知ろう
プログラミングを習得した先にある「楽しい」を知っておくと、勉強中に「楽しくない」があっても頑張れるでしょう。
- 不明点が理解できた時の「楽しさ」
- 自分のアイデアを形にできる「楽しさ」
プログラミングを習得すれば、自分のアイデアを形にできます。たとえば、SNSの「いいね」ボタンも、アイデアから生まれて世に広まったもの。
スキルが身につけばアイデアを実現できる可能性も広がり、何を作るか考えるだけでも「楽しい」と思えるはずです。
またプログラミングを仕事にすれば、必ずユーザーの存在があります。自分のプログラムでユーザーが喜んでくれたときには、達成感に加えて「楽しい」も得られるでしょう。
プログラミングを習得できるか不安な方は
ここまで、プログラミングの勉強が楽しくない理由を、楽しく学ぶコツも交えて紹介しました。ただ「プログラミングを楽しく学ぶ6つのコツ」を実践したとはいえ、最終的な目的であるプログラミングスキルを独学で習得できるか不安な方もいますよね。
先ほども解説したように、
- 不明点を聞ける環境になかった
- エラーが解決できなかった
- モチベーションが続かなかった
などの理由から、プログラミング学習で挫折や行き詰まりを感じる独学者は多くいます。
またこうした背景もあってか、弊社がプログラミングに興味がある人100名へ実施した別の調査では
- 確実にスキルを身につけられると思ったから
- 独学では不安がある
などの理由から、6割以上が「プログラミングの勉強を始めるならスクールを選ぶ」と回答しています。
加えて、プログラミングスクールの卒業生に「独学ではなくスクールを活用した理由」を聞いたところ「できるだけ短い期間でITエンジニアへの転職や副業に必要なスキルを身につけたかった」という回答も多く寄せられました(※1)。
上記から、1人でプログラミングスキルを習得できるか不安な人や短期間でスキルを習得したい人ほど確実性を求め、現役エンジニアといったプロの講師に質問できるプログラミングスクールを利用する傾向にあるのがわかります。
いざ独学でプログラミングを学び始めても、勉強の最中に挫折しまっては学習にかけた時間を悔やむだけでなく「プログラミングスキルを身につけるのって思っていたよりも難しいんだな…」とスキルの習得自体を諦めかねません。
仮にわからないことを飛ばしながら勉強を進めたとしても、ITエンジニアへの転職や副業での収入獲得を実現できる実践的なスキルが身につかなければ、結局後悔することになります。
そこで、おすすめしたいのが「SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)」です。
分割料金 | 一括料金 | 受講期間 |
---|---|---|
4,098円~ | 16万5,000円~ | 1ヶ月~ |
- 転職・副業・独立などの目的に特化したコースあり
- 累計指導実績4万5,000名以上
- 給付金活用で受講料が最大70%OFF
侍エンジニアをおすすめする最大の理由は「挫折しづらい学習環境」にあります。
先ほど述べたとおり、独学者の多くは自力で不明点やエラーを解決できないためにプログラミング学習を挫折しています。そのため、未経験者が現役エンジニアのようなプロに質問や相談できない状況で、プログラミングスキルを習得するのは非常に難易度が高いといえます。
しかし、侍エンジニアでは
- 現役エンジニア講師によるマンツーマンレッスン
- 現役エンジニアに質問できるオンラインでのQ&Aサービス
- 不安や悩み・勉強の進み具合を相談できる学習コーチ
といったサポート体制を整えているため、学習中に出てきたわからないことや不明点をいつでも相談可能です。「受講生の学習完了率98%」「転職成功率99%」という実績からも、侍エンジニアなら挫折しづらい環境でプログラミング学習を進められるといえます。
また、侍エンジニアではカウンセリングにて受講生一人ひとりの目的をヒアリングしたうえでカリキュラムを作成するため、限られた受講期間でもITエンジニアへの転職や副業での収入獲得に必要なスキルだけを効率的に習得可能です。
最短距離で目的を実現できるようカリキュラムが組まれているため、勉強する順番や内容を誤り非効率に時間や手間を費やす心配もありません。
なお、侍エンジニアでは最大80%OFFで受講可能な「給付金コース」を提供中。金銭面での支援を受けつつ、理想のキャリア実現に向けたスキルの習得から、転職活動・就業後のフォローアップ(※1)までを一貫してサポートしてもらえます。
学習と金銭面をどちらもサポートしてくれる侍エンジニアなら、未経験からでも安心してITエンジニアへの転職や副業での収入獲得などの目的が実現できますよ。
公式サイトで詳細を見るまとめ
今回は、プログラミングの勉強が楽しくない理由を楽しく学ぶコツも交えて紹介しました。
プログラミングは学習する人が多い反面、文法や概念の難しさから挫折したり、楽しくなくなる人も多いです。ただ、プログラミング初心者でも、学習方法やモチベーションの維持をしっかり行えば、プログラミングを習得できる人はたくさんいます。
ぜひみなさんも、この記事を参考にプログラミング学習にチャレンジしてみてくださいね。
Twitterより引用