この記事では、おすすめのプログラミングエディタを紹介します。
プログラミングエディタってどれを選べばいいの?
プログラミングエディタってそもそもどんなもの?
プログラミングエディタには多くの種類があるので、どれを選んだらいいのかわからない人もいますよね。
ミスを減らしたりと効率化のために欠かせないのが、プログラミングエディタです。
この記事では、プログラミングエディタとは何か、どんなものを選べばいいのかを解説。さらに、おすすめのプログラミングエディタも紹介します。最後まで読めば、自分にぴったりのプログラミングエディタがわかりますよ。
- エディタは対応のプログラミング言語やOSなどを基準に選ぼう
- 無料で使うなら「Visual Studio Code」「Sublime Text」がおすすめ
- 「QUICKEDIT」などのエディタはスマホでも活用可能
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プログラミングエディタとは
プログラミングエディタとは、プログラミングに特化したテキストエディタのこと。テキストエディタとは、テキストを作成・編集するために使うソフトウェアのことです。
プログラミングエディタはプログラムのソースコードを編集するのに使うため、コードエディターと呼ばれることもあります。
プログラミングエディタを使うメリットは、主に次の3つです。
- プログラミングのスピードが上がる
- 自分の見やすい環境に設定できる
- ミスを減らせる
プログラミングエディタの中には、入力補完機能を持つものがあります。
コードを途中まで入力すると候補を表示してくれる機能で、入力補完機能を使うことによってプログラミングのスピードが上がります。
またバックグラウンドのカラーやフォントを自分が見やすいように設定することで疲れにくくなり、作業効率アップ。これらの機能に加え、文法チェックや自動的に色が変わる機能、対応するカッコを表示する機能があるとミスに気がつきやすくなります。
プログラミングの効率を高めるために、プログラミングエディタは欠かせないツールです。エンジニアも、業務の際にはプログラミングエディタを利用するのが一般的です。
プログラミングエディタの選び方
プログラミングエディタには、多くの種類があります。自分にあったプログラミングエディタを選ぶために、チェックすべき項目は次の5つです。
- 対応しているプログラミング言語
- 対応しているOS
- 日本語対応の有無
- 動作が軽いか
- 各種便利機能の有無
ひとつずつ詳しく解説します。
対応しているプログラミング言語を確認しよう
プログラミングエディタによっては、特定の言語にしか対応していないものもあります。プログラミングエディタを選ぶときには、まず使いたいプログラミング言語にエディタが対応しているか確認しましょう。
幅広くさまざまな言語を学びたいなら、多くの言語に対応したものを使うのがおすすめです。一方で、ひとつの言語を突き詰めたいのであれば、その言語に特化したエディタを使うのもありです。
対応しているOSを確認しよう
いくら良いエディタであっても、自分の手元にある環境で動かせなければ意味がありません。
プログラミングエディタの中には、MacとWindows両方に対応しているものもあれば、どちらかにしか対応していないものもあります。必ず対応しているOSを確認しておきましょう。
日本語に対応しているか確認しよう
プログラミングエディタの中には、日本語に対応しているものもあります。日本語に対応しているエディタの方がスムーズに使いやすいので、ダウンロード前に対応の有無を確認しておくのがおすすめです。
ただし、英語でもスムーズに使えるようであれば確認は不要です。
標準機能としては日本語に対応していなくても、プラグインなどを利用して後から日本語を追加できるものもあります。気になるプログラミングエディタがあれば、追加機能なども含めて確認してみてください。
動作が軽いか確認しよう
プログラミングエディタの動作が重いと、プログラミング中にストレスを感じてしまいます。プログラミングの作業効率をあげるためにエディタを使うのに、エディタの動きが重くては本末転倒ですよね。
プログラミングエディタを使うときには、動作が重くないか確認しておきましょう。有料のエディタでも、多くの場合無料の試用期間などがあるのでその間に確認しておくのがおすすめです。
基本的には自分自身でチェックするのが一番ですが、プログラミングエディタの口コミなどを調べるとある程度重さについての情報が得られます。
各種便利機能を確認しよう
プログラミングエディタには、次のような便利機能があります。
- 自動色分け機能
- 入力補完機能
- 対応するカッコの表示
自動色分け機能は、コードに使われた単語などに自動的に色をつけてくれる機能です。自動的に色分けが行われることで、ミスに気付きやすくなります。
コードや関数などを入力する途中で候補を表示する入力補助機能は、コーディングのスピードを上げるなら重視したい機能です。対応するカッコを表示することで、カッコの開始と閉じが意図した部分とずれていないか確認できる機能もあります。
これらの機能は全てのプログラミングエディタについているわけではなく、ついているエディタとついていないエディタがあります。
また、プラグインで機能を追加できるエディタもあります。そうしたタイプは、必要な分だけ機能を追加できるので重くなりにくいのがメリットです。標準機能だけでなく、プラグインについても事前に確認しておくのがおすすめです。
おすすめプログラミングエディタ9選
ここでは有料・無料・スマホで使えるプログラミングエディタについて、それぞれ紹介します。紹介するエディタは次の表で紹介していますので、ぜひ気になるものからチェックしてみてください。
無料のおすすめプログラミングエディタ3選
無料でも、優秀なプログラミングエディタはたくさんあります。プログラミングエディタを初めて使うなら、まずは無料のものから試してみるのがおすすめです。
次の記事ではさらに多くのおすすめエディタを紹介しているので、ぜひあわせてご覧ください。
Visual Studio Code
Microsoft社がリリースしたテキストエディタで、WindowsとMac両方に対応。さらに、日本語にも対応しています。
利用者が多いため使い方の解説記事も多くあり、初心者が調べながら使うのにも困らないでしょう。人気の秘密は、プログラミングやシステム開発に必要な機能が数多くそろっていることです。
ダウンロードやインストールが不要なブラウザ版もあり、手軽に試せます。Visual Studio Codeについては、次の記事で詳しく解説しています。
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Sublime Text
Sublime Textは、熱烈なファンが多いエディタです。WindowsとMacの両方に対応。さらに、日本語にも対応しています。
拡張機能がたくさんあるため、自分の使いたい機能を比較的自由に追加可能。軽さと機能性を両取りできるプログラミングエディタでもあります。
Sublime Textには、便利なショートカットもたくさん設定されています。よく使う機能については、ぜひショートカットも覚えてみてください。
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Atom
Atomは、Github社が開発したエンジニアに人気のプログラミングエディタです。日本だけでなく、海外も含めた世界中で人気です。
Windows、Mac両方に対応。さらに、日本語にも対応しています。
自動補完機能が優れているため、ミスの減少や効率アップに役立ちます。また、操作や設定が簡単な点も便利です。
プラグインは公式サイトにランキング形式で公開されているため、人気のものがわかりやすいのがメリット。次の記事では、Atomのインストール方法と使い方について解説しています。
さらに、次の記事ではAtomの便利パッケージを職業別に紹介していますのでぜひご覧下さい。
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有料のおすすめプログラミングエディタ3選
プログラミングエディタは、必ずしも有料のものを使わなければいけない!というわけではありません。無料のエディタでも、プログラミングは十分に可能です。
一度無料のプログラミングエディタを使ってみて、さらなる高品質を求めるときや有料エディタにしかない機能を使いたくなったときに利用を検討するのがおすすめです。
ここでは、数ある有料のプログラミングエディタの中からおすすめの3つを紹介します。
IntelliJ IDEA
IntelliJ IDEAは、Java開発者に特に人気のエディタです。WindowsとMac両方に対応しているほか、日本語にも対応しています。
集中力を持続できるデザインや機能が特徴。スマート補完機能やクイックナビゲーション、エラー解析、リファクタリング(ソースコードの最適化)などの機能があります。入力ミスを電球のアイコンで表示する機能もあり、クリックすると修正のためのアクションが表示されます。
価格は、個人利用なら年間17,200円から。30日間の無料体験版があります。
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秀丸エディタ
秀丸エディタはベテランエンジニアのファンが多いエディタで、Windowsにのみ対応しています。国産エディタなので、日本語ですぐに使えるのがメリット。
軽量・シンプルでありながら便利な機能がそろっています。また、処理できるコードの量が多いのも特徴です。
ライセンスは4,400円と有料エディタとしては比較的安価。無料試用版も用意されています。
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なお、IT企業への転職や副業での収入獲得を見据え、独学でスキル習得できるか不安な人は「侍エンジニア」をお試しください。
侍エンジニアでは、現役エンジニアと学習コーチの2名体制で学習をサポートしてもらえます。
「受講生の学習完了率98%」「累計受講者数4万5,000名以上」という実績からも、侍エンジニアなら未経験からでも挫折なく転職や副業収入の獲得が実現できますよ。
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EmEditor Professional
EmEditor Professionalは、窓の杜社が開発しているテキストエディタで、Windowsのみに対応しています。日本語にも対応可能。
起動が早く動作が軽いことが特徴で、置換やファイルの比較などの便利機能があります。また、マクロ機能があるため、単調な作業の自動化も可能です。
価格は1年間5,280円、永久ライセンスは23,760円なので、5年以上使うのであれば永久ライセンスを購入するのがお得です。30日間の試用期間があり、その間は無料で使えます。
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スマホで使えるおすすめプログラミングエディタ3選
スマホアプリのプログラミングエディタアプリを使うと、移動中などの時間を使って効率よくプログラミングを進められます。ちょっとした手直しや移動中のプログラミング学習に活用してみてください。
一方でスマホアプリは本格的な開発には向かないため、スマホだけあればパソコンがなくてもプログラミングができるというわけではありません。
スマホアプリの場合、プログラミング用のエディタは特定の言語に特化したものが多い傾向があります。一方で、テキストエディタを使えば、言語を問わずソースコードの編集が可能です。
自分の使いたいプログラミング言語に対応したプログラミングエディタが見つからない場合には、テキストエディタもあわせて探してみてください。ここでは、おすすめのスマホ用プログラミングエディタを3つ紹介します。
次の記事では、Androidアプリの開発におすすめのプログラミングエディタを紹介していますので、興味がある方はぜひご覧ください。
QUICKEDIT
Androidで使用可能な無料アプリ。プログラミングエディタとしても使用可能なテキストエディタアプリです。
多数のプログラミング言語に対応しているので、多くの言語を学習したい方はぜひチェックしてみてください。
HTMLやCSSはプレビューの表示も可能で、編集しながらすぐにミスに気付けます。速度と応答性が速いことも特徴です。
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Scala Programming Language
iOSで利用可能なアプリで、基本的には無料ですがアプリ内課金があります。Javaとの互換性が高いScalaに特化したアプリで、スマホだけでコンパイルや実行も可能。
専用キーボードが表示されるため、スマホでも入力しやすいのが特徴です。特に、Scala初心者の方の学習に向いているアプリです。
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Pythonista 3
iOSで利用可能なアプリで、価格は1,220円。Pythonに特化したアプリで、スマホだけでプログラムの実行も可能です。
色分けや入力補助の機能もあるため、ミスを見つけやすく効率よくプログラミングを進められるでしょう。サンプルプログラムが多数収録されているので、学習用のアプリとしてもおすすめです。
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まとめ
プログラミングエディタには多数の種類があります。対応している言語や対応OSなどを確認しながら、自分にぴったりのものを見つけてみてください。
プログラミングエディタを使いこなせるようになると、非常に効率よくプログラミングができるようになりますよ。この記事を参考に、ぜひ自分にぴったりのプログラミングエディタを見つけてみてください。
なおテキストエディタについては、次の記事で詳しく解説していますのであわせてご覧ください。
この記事のおさらい
プログラミングエディタを使うメリットは次の3つです。
・プログラミングのスピードが上がる
・自分の見やすい環境に設定できる
・ミスを減らせる
プログラミングエディタを選ぶときにチェックすべきポイントは次の5つです。
・対応しているプログラミング言語
・対応しているOS
・日本語対応の有無
・動作が軽いか
・各種便利機能の有無