プログラミングの学習には本当に1000時間も必要なの?
なぜ、1000時間もプログラミングを勉強しないといけないの?
プログラミングを習得するためには、1000時間の学習が必要だといわれます。この記事では、プログラミング習得に1000時間もの勉強が必要な3つの理由を解説します。
さらに、1000時間の勉強でフリーランス・副業エンジニアになる方法や、プログラミングを習得するための学習方法を紹介します。この記事を読めば、効率よくプログラミングを習得する方法がわかりますよ。
プログラミングを習得してエンジニアになるには1000時間必要
プログラミング習得してエンジニアになるには、1000時間の学習が必要といわれていますが、実際はどうなのでしょうか。
弊社が実施したアンケートによると、現役エンジニアがエンジニアになるまでの1日の平均学習時間は4時間24分。学習期間は平均17ヶ月でした。
上記の結果から学習時間を割り出すと、4時間24分×30日×17ヶ月=2,244時間。つまり、エンジニアになるまでに2,000時間を超える学習を行うのが平均的だといえます。
上記の数値は、あくまでも即戦力となるエンジニアになるための平均です。もちろん、これより少ない学習時間でエンジニアになる人も多くいます。
しかし、転職や就職のためにプログラミングを学習するのであれば、平均の半分である1000時間程度は、最低ラインとして覚悟しておきましょう。
プログラミング学習に1000時間必要な3つの理由
エンジニアになるためのプログラミング学習には、なぜ1000時間も必要なのでしょうか。その理由は次の3つです。
- 業務として求められるレベルを目指す必要がある
- 問題解決に時間がかかる
- 独学では学習コストが高い
それぞれ、詳しく解説します。
理由1:趣味ではなく業務として求められるレベルを目指すから
趣味としてプログラミングを行う場合、自分のできる範囲だけで開発を進められます。知識やスキルに偏りがあっても、自分のやりたいことさえできれば問題ありません。
しかし、業務の場合は違います。会社員なら会社が、フリーランスならクライアントが求めることを実現するために必要な知識を身につけなければいけません。
業務に対応できるスキルを身につけようとする場合、基礎から論理だてて学習する必要があるため長い時間がかかります。
理由2:問題解決に時間がかかるから
プログラミング学習に必要なのは、知識を頭に入れることだけではありません。実際に動くプログラムを作ることも重要です。
本や動画などの学習でわかったつもりでも、実際にプログラムを組んでみるとエラーが出ることも多くあります。エラーを解消するためには、次の3つのステップが必要です。
- エラーの原因を見つける
- どうしたらエラーを修正できるか考える
- プログラムを修正して動きを確認する
エラーの原因や解決方法がなかなか見つからないと、長い時間がかかります。また、プログラムを修正したら別のエラーが出てしまうこともあります。
別のエラーが出てしまった場合には、正しく動くようになるまで上記のステップを繰り返さなければなりません。
理由3:独学では学習コストが高いから
プログラミングには、多くの学習用サイトや書籍があります。そのため、独学でプログラミング学習を始める人も多くいます。
しかし、独学でのプログラミング学習はどうしても学習効率が悪くなりがちです。その理由として、エラーや不明点が解決できない…。といったことが挙げられます。
プログラミングを教えてもらえる環境があれば、エラーへの対処法もすぐに教えてもらえます。しかし独学ではエラーの原因を考え、修正するにはどのように書き換えれば良いのか自分一人で悩むしかありません。
その分、プログラミング習得までに時間がかかります。
独学でのプログラミング習得は可能ですが、事前に効率が良い学習方法を知っておくことが重要です。学習コストについても意識しながら、計画を立てなければいけません。
1000時間でプログラミングを習得するための学習ステップ
1000時間でプログラミングを習得するためには、次の7ステップで学習を進めましょう。
- 1.学習の目的を明確にする
- 2.学習するプログラミング言語を決める
- 3.学習に必要な環境を揃える
- 4.プログラミングの学習サイクルを理解し習慣化する:約200時間
- 5.既存のWebサイトを模写する:約300時間
- 6.ポートフォリオを作成する:約200時間
- 7.クラウドソーシングで案件を受注して実績をつくる:300時間
ステップの横に書いてあるのは、各ステップにどのくらいの時間をかければ良いのかの目安です。学習の目的を決めることで、身につけるべきスキルやそのレベルが決まります。
上記の目安時間を参考に、プログラミング学習をどの時間帯でやるかなど、計画を立ててみてください。プログラミングの学習サイクルを知るステップでは、サイクルを知り実際に基礎的な知識を身につけるまでを目安の時間に含んでいます。
プログラミングの学習サイクルとは、次のような工程を繰り返し学習しながら知識を得ていくことをさしています。
- 必要な教材を選択して学習する「インプット」
- 学習した内容に沿ってコーディングを行う「アウトプット」
- エラーやデザインの崩れがないか確認する「チェック」
- 検証結果を踏まえて対処法を調べる「アジャスト」
プログラミングの学習サイクルを利用して基礎的な知識が得られたら、次に他人が作ったものを真似して作ってみましょう。それが、既存のWebサイトを模写するステップです。
次にオリジナルのサイトを作り、ポートフォリオに掲載します。ポートフォリオには少なくとも5個程度のサイトを掲載するのがおすすめです。
ポートフォリオに掲載するサイト作りにも、ある程度の時間がかかります。ポートフォリオが完成したら、そのポートフォリオを武器に案件を獲得します。
まずは簡単な案件から受注して、少しずつ難易度を上げながら挑戦してみてください。
プログラミングを独学で学ぶ勉強法については、次の記事で詳しく解説しています。
1000時間の学習でフリーランス・副業エンジニアになるには?
フリーランスや副業エンジニアとして働けるのも、プログラミングを習得するメリットのひとつです。ここでは、1000時間の学習でフリーランスや副業エンジニアとして活動できるのかを解説します。
スキルの習得にかかる時間には個人差があるためあくまでもひとつの目安ではありますが、ぜひ参考にしてみてください。
まずは簡単な案件を獲得しよう
プログラミングを1000時間程度学習すれば、簡単な案件の獲得は可能です。
ある程度学習を進めたら、クラウドソーシングサイトをチェックしてみましょう。自分の実力でこなせそうな案件があれば、ぜひチャレンジしてみてください。
学習を始める前に、あらかじめクラウドソーシングサイトで案件を見ておくのもおすすめです。どんな案件があるのか、それをこなすためにはどんなスキルが必要なのか知っておけば、より効率よく学習を進められます。
案件をこなして実績を積もう
案件をこなすことで身に付くスキルも多くあります。ある程度プログラミングができるようになったら、学習の一環として積極的に案件を獲得しましょう。
ただし、引き受けた案件は仕事としてこなす必要があります。無理はせず、自分のスキルに見合った案件に提案しましょう。
実績のないエンジニアはなかなか信用されにくく、案件を獲得しにくい傾向があります。しかし実績を積めば信頼に繋がりますし、より高度なスキルが必要な難易度の高い案件にも挑戦しやすくなります。
高度なスキルが必要な案件の方が、報酬が高くなる傾向があります。そのため、エンジニアとして効率よく稼ぎたいのであれば、実績を積むことは非常に重要です。
さらなるスキルアップで高収入を目指そう
1000時間学習すれば、フリーランス・副業エンジニアとして案件を獲得できます。しかし、高収入を目指すならさらなるスキルアップが必要です。
案件をこなしながら、同時に学習を進めてスキルを身につけていきましょう。また、稼げる言語や案件を獲得しやすい言語を知っておくことも重要です。
フリーランスにこだわり過ぎず、一度エンジニアとして就職し、実績を積んでからフリーランスとして活動する方法もあります。
次の記事では、未経験からフリーランスエンジニアとして案件を獲得するまでの手順を詳しく解説していますのでぜひご覧ください。
効率よくプログラミングを習得するならスクールがおすすめ
独学でのプログラミング学習は、どうしても学習期間が長くなりがちです。弊社が行った調査では、エンジニアになるまでの平均学習期間が独学では18.3ヶ月、学校やプログラミングスクールで学習した場合は15.1ヶ月と、3ヶ月以上の差が生じています。
プログラミングスクールでは、学習中にわからないことがあればすぐに質問できます。また講師をはじめとした周囲のサポートがあり、挫折しにくい環境です。
SAMURAI ENGINEERの卒業生である渡邊さんは、当初独学でプログラミング学習を始めました。しかし、エラーが解消できずに挫折してしまったのです。
悩んでいる時間を減らすために、レッスンに申し込みました。SAMURAI ENGINEERを選んだ理由は、未経験者へのサポートの充実と、フリーランス志望者への対応の手厚さだったと言います。
渡邊さんへのインタビューは、次の記事に掲載しています。
SAMURAI ENGINEERでは、自身のスキルレベルや目的に合わせたマンツーマンレッスンを受講可能です。ぜひ下記の無料カウンセリングにご参加ください。
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プログラミングを習得してエンジニアになるには、最低でも1000時間程度の学習が必要です。その理由は、問題解決に時間がかかることや独学だと学習コストが高くなりがちなことにあります。
効率よく学習を進めスキルを習得すれば、フリーランスや副業エンジニアとして収入を得ることも可能です。まずは、なんのためにプログラミングを学ぶのか、その目的をじっくり考えてみましょう。
本記事の内容を参考に、プログラミング学習をスタートしてみてはいかがでしょうか。
この記事のおさらい
プログラミング学習に1000時間必要な理由は次の3つです。
・業務として求められるレベルを目指す必要がある
・問題解決に時間がかかる
・独学では学習コストが高い
1000時間でプログラミングを習得するためのステップは次の7つです。
・学習の目的を明確にする
・学習するプログラミング言語を決める
・学習に必要な環境を揃える
・プログラミングの学習サイクルを知る
・既存のWebサイトを模写する
・ポートフォリオを作成する
・クラウドソーシングで案件を受注する