Javaを使う上でListでデータを扱う処理は頻繁に発生します。
しかし、Listなどのコレクション(動的配列)を使う場合、以下のような疑問を感じてしまう方もいるのではないでしょうか?
データを取得する際には配列のように[]を使って書いてはいけないの?
Listのデータを取得するにはいくつも方法があるの?
Listから値を取得するためにはいくつか方法があります。
この記事では、getメソッドを使用して、Listから値を取得する方法などを、わかりやすく説明します!
なお、Javaの記事については、こちらにまとめています。
List内の値を取得する方法
以下のコードが、getメソッドでListのデータを取得するまでの、一連の流れになります。
import java.util.*; public class Main { public static void main(String[] args) throws Exception { //listをString型で宣言する List<String> lList = new ArrayList<String>(); //listにデータ追加する lList.add("apple"); lList.add("orange"); lList.add("melon"); //getメソッド使用して、値を出力する System.out.println(lList.get(0)); System.out.println(lList.get(1)); System.out.println(lList.get(2)); } }
出力結果
apple orange melon
データ構造型を扱うためには、”java.util.*”パッケージを宣言する必要があり、記述していないとコンパイルエラーが発生します。
getメソッドを使用するためには、宣言したList型変数である”lList”に対してget(List要素数)を指定して値を取得します。
また、String型変数を使用して、リストの値を取得する使い方も可能です。
以下では、getメソッドを使用してString型変数に、リストの2番目の要素数を取得しています。
String str; str = new String(lList.get(1)); System.out.println(str);
Listのデータを全て表示するには、リストの要素数分ループで値を表示する方法も便利です。
for (int i=0; i<lList.size(); ++i) { System.out.println(lList.get(i)); }
iteratorを使って値を取得する方法
ループで値を取得して操作する場合には、iteratorメソッドを使うと、より便利にJavaのデータを扱うことが可能です。
「iteratorについても詳しく知りたいな!」という方は以下の記事で詳しく説明していますので、ぜひ参考にしてください!
まとめ
Listなどの動的配列は、getメソッドを使うことによって、要素番号を指定して、簡単に値を取得することが可能なことを学びました。
もしListから値を取得する方法を忘れてしまったら、この記事を確認してくださいね!