この記事ではListの要素数をsizeメソッドで調べる方法をわかりやすく解説します!
Listの初期化直後にsizeメソッドを呼ぶとどのような値が返ってくるの?
sizeメソッドを呼ぶ際に例外が発生する場合はどうしたらいいの?
今回はそんな悩みを解決するsizeメソッドの使い方についてです。
なお、Javaの記事については、こちらにまとめています。
Listの要素数を調べる方法
Listはデータを追加したり、削除したりを繰り返すので現在の要素数がわからなくなることがあります。そんなときは、sizeメソッドを使うことでListの要素数を調べることができます!
sizeメソッドの使い方を覚えるために次のプログラムを見てみましょう。
import java.util.ArrayList; import java.util.Arrays; import java.util.List; public class Main { public static void main(String[] args) throws Exception { List<String> list = new ArrayList<String>(Arrays.asList("s", "a", "m", "u", "r", "a", "i")); System.out.println("List = " + list); System.out.println("要素数 = " + list.size()); } }
[実行結果]
List = [s, a, m, u, r, a, i] 要素数 = 7
このようにsizeメソッドを使うことでListの要素数が確認できました!
Listを初期化直後にsizeメソッドを使った場合
初期化したばかりで空のListの場合には、要素がないので”0”が返ってきます。
次のプログラムで確認してみましょう。
import java.util.ArrayList; import java.util.List; public class Main { public static void main(String[] args) throws Exception { List<String> list = new ArrayList<String>(); System.out.println("List = " + list); System.out.println("要素数 = " + list.size()); } }
[実行結果]
List = [] 要素数 = 0
このように要素がない空のListにsizeメソッドを使うと”0”が返ってきます!
sizeメソッドを使うと例外が発生する場合
次はListがnullの場合ですが、Listが空の場合と違ってnullの場合はNullPointerExceptionの例外が発生するので注意が必要です。
次のプログラムで確認してみましょう。
List<String> list = null; System.out.println("List = " + list); System.out.println("要素数 = " + list.size());
[実行結果]
List = null Exception in thread "main" java.lang.NullPointerException
Listがnullの状態でsizeメソッドを使うと例外が発生するので注意してください。
まとめ
いかがでしたか?
今回はListの要素数をsizeメソッドで調べる方法について解説しました。sizeメソッドはListのループの処理などでよく使われるのでぜひ覚えてくださいね。
もしListの要素数の確認方法を忘れてしまったらこの記事を確認してください!