この記事では、口コミも交え、インフラエンジニアになって後悔したことを紹介します。
インフラエンジニアになって後悔したことを知りたい
インフラエンジニアになろうか迷っている
インフラエンジニアに興味がある人は、このような疑問を感じているかもしれません。この記事では、インフラエンジニアになって後悔したという意見を働き方と環境に分類して紹介します。
後悔するポイントを知ることで、自分が同じ経験をしないように工夫できます。ぜひ、参考にしてくださいね。
- 時間外労働や急なトラブル対応が多い点はインフラエンジニアになったのを後悔する理由の1つ
- 後悔しないためには仕事内容の理解や事前のスキル習得が重要
【働き方編】インフラエンジニアになって後悔したこと5選
インフラエンジニアとして働いていると、働き方に不満を持ち後悔するケースもあります。ここでは、働き方に絞って後悔したことを5つ紹介します。
- 夜勤・休日出勤が大変
- 仕事がつまらない
- 急なトラブル対応が大変
- 勉強が必要でついていけない
- 自分の成長を実感しにくい
1.夜勤・休日出勤が大変
インフラエンジニアは夜勤・休日出勤があるケースもあり、体力的に大変で後悔する場合があります。
インフラは企業の根幹を担う仕組みであるため、24時間365日稼働していることがほとんどです。インフラエンジニアを抱える企業では、シフト・交代制を導入していることも少なくありません。
メンテナンスを稼働状況が落ち着いている深夜に行う場合、深夜勤務を担当する可能性もあるでしょう。また、インフラ運用では急にシステムトラブルが発生することもあり、その対応で休日出勤が発生するケースもあります。
そのため、企業によっては夜勤や休日出勤が発生します。
企業としてあらかじめ土日などの休日対応の体制を整えていれば、急な休日出勤など予期せぬ仕事は避けられます。しかし、休日の体制が整っていない場合は、体力的にも大変です。
また、「夜勤がある」と分かっていても実際に夜勤が続けば体力的にきつかったり、生活リズムが乱れたりと苦労する人もいます。
インフラエンジニアならではの夜勤や休日出勤は、人によって後悔の原因になります。
2.単調な作業の繰り返し
インフラエンジニアのなかには、「単調な作業の繰り返し」と感じて後悔する人もいます。
機器の設定や設置を担当するインフラエンジニアは、決められた設計に合わせてシステム構築を行うため、ある程度作業内容は決まっています。
また、「インフラ構築はうまくいって当たり前」と思われがちなため、「達成感や充実感を感じにくい」という意見もあります。
ITエンジニアというとWebエンジニアのように、デザインや機能面を提案しながら働くクリエイティブなイメージがあるかもしれません。
しかし、インフラエンジニアも担当する業務によりどちらかというと地味な作業を繰り返す場合もあるため、ギャップを感じて後悔するケースがあります。
3.急なトラブル対応が大変
インフラエンジニアには急なシステムトラブル対応に追われ、休日出勤などが発生して後悔している人もいます。
インフラシステムは24時間365日正常に稼働する必要があるため、万が一トラブルが発生した場合は急な仕事が入る可能性があります。
しっかりとしたバックアップシステムがある企業であれば、休日にトラブル対応しなければいけないケースは少ないです。ただ人手が限られている場合、トラブルの対応のため休日出勤を余儀なくされることもあります。
せっかくの休日に仕事をしなければいけないのはつらく、インフラエンジニアになったことを後悔する原因になります。
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4.勉強が必要でついていけない
インフラエンジニアは幅広い知識が求められるため、その勉強が大変でついていけず苦痛に感じる人もいます。
インフラエンジニアにはネットワーク・サーバー・セキュリティなど幅広い知識が求められます。最近ではクラウドサービスやプログラミングスキルも求められるため、常に新しいスキルを学習することが求められます。
他のエンジニアにもいえることですが、エンジニアを続けるにはスキルアップが必要です。
インフラエンジニアに必要なスキルは、次の記事で詳しく解説しています。
5.自分の成長を実感しにくい
自分の成長を実感できないと、インフラエンジニアになったことへの後悔につながります。
インフラエンジニアは、設計を行いインフラ環境を整備するのが仕事であり、同じような業務を担当することも多いです。
同じ仕事を繰り返せば少しずつできることは増えます。しかし、インフラ開発はWebエンジニアなど表面で動くものを造るわけではなく、大きく目に見える成果物がないため達成感がわきにくいです。
本当は成長しているにもかかわらず、成長を実感できないことでモチベーションが保てないと感じる人もいるようです。
【環境編】インフラエンジニアになって後悔したこと5選
インフラエンジニアになって後悔したことのなかには、所属する企業や働く環境に関連するものがあります。
ここでは、職場環境に関連する後悔したことを5つ紹介します。
- 仕事のわりに給料が安い
- 保守・運用からスタートした
- 人間関係が頻繁に変わる
- 研修がほとんどなかった
- 労働条件が悪かった
1.仕事のわりに給料が安い
仕事のわりに給料が安いと、インフラエンジニアになったことを後悔することがあります。
インフラエンジニアの働く環境は、企業に左右されます。
仕事量は多いのに給料が見合わない企業で働く場合、どうしてもモチベーションが下がりやすいです。加えて「新しいスキルを習得して成長しよう」という意欲もなくなります。
だんだんとやる気がなくなっていき、最終的にインフラエンジニアになったことを後悔するようになるのです。
不満を持ったまま働き続けるとエンジニアとしても成長しにくいため、不満があれば転職も検討するとよいでしょう。
2.保守・運用からスタートした
企業によっては、インフラエンジニアでも保守の仕事からスタートする場合があります。そのため、最初からインフラ開発に携われると思って入社すると、後悔する人もいるのです。
保守・運用の仕事は、インフラ環境に関する質問や相談・不具合などを担当する役割です。分かりやすく説明するスキルや、システムの理解度が求められます。
保守・管理スタートすることはネガティブにもとられがちです。しかし、ポジティブにとらえると、トラブルを解決する中でインフラシステムの仕組みを理解する、よい機会ともいえます。
今は少し後悔したとしても、少し我慢してインフラ開発を担当するときに備えてください。
3.人間関係が頻繁に変わる
人間関係がうまくいかないことを理由に、インフラエンジニアになったことを後悔する場合もあります。
インフラエンジニアはクライアント先で常駐して働くケースも多いですが、企業によっては頻繁に職場異動があります。
職場が頻繁に変わるとその都度関係づくりをしなければいけません。合わない人と仕事をすることになるとストレスになるため、人間関係が理由でインフラエンジニア自体が嫌になる人もいます。
4.研修がほとんどなかった
未経験からインフラエンジニアになる人もいますが、入社後研修がほとんどなくて後悔した人もいます。
入社する時点で、スキルを習得しておくことがベストです。しかし、いくら学習していても現場で必要なスキルは企業によって異なります。
研修があれば事前に必要な知識や注意点などを確認できますが、なければ不安を抱えながら手探りで働くことになります。
特に未経験から転職した場合や新卒採用の場合は、不安が大きいです。不安が重なり、うまくいかないことが続くと後悔する原因になります。
入社する企業を決めるときは、研修制度がどうなっているかチェックしておく必要がありますね。
5.労働条件が悪かった
入社した企業の労働条件が悪いと、インフラエンジニアになったことを後悔するきっかけになりえます。
企業によっては残業が多い場合や、休日出勤の頻度が高いケースもあります。労働条件が悪いとインフラエンジニアの仕事自体に不満がなくても、精神的・体力的につらくなりがちです。
きつい状況が続くと最終的には、インフラエンジニアになったことへの後悔につながります。
ただ、残業や休日出勤が多い企業がすぐに改善されるケースは少ないため、きついときは転職を考えることも必要かもしれません。
なお、インフラエンジニアになりたい気持ちはあるものの、どの職種が自分にあうのかわからない人もいますよね。そんな人は「ITキャリア診断」をお試しください。
かかる時間はたったの1分。5つの質問に答えるだけで、自分にあうIT職種を診断してもらえます。
自分にあう職種が明確になれば、目指す過程でのプログラミング学習もはかどりますよ。
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インフラエンジニアになって後悔しない3つのコツ
インフラエンジニアになって後悔しないためには、いくつかのポイントを押さえておくと良いです。ここでは、インフラエンジニアになって後悔しないための3つのコツを紹介します。
- インフラエンジニアの仕事を理解しておく
- 働く前にスキルをしっかり身につける
- 入社する企業は比較検討する
インフラエンジニアの仕事を理解しておく
インフラエンジニアになったことを後悔しないためには、まず仕事内容をしっかり理解しておく必要があります。
仕事内容を理解できていなければ、自分のイメージと実際の仕事内容のギャップに苦しみ後悔することにつながります。
ネット上でインフラエンジニアについて調べたり、実際にエンジニアをしている人に話を聞いたりしてインフラエンジニアの現状をチェックしておきましょう。
働く前にスキルをしっかり身につける
インフラエンジニアになって後悔する理由にスキル不足があるため、働く前にしっかりスキルを身につけておくべきです。
未経験からインフラエンジニアになる場合でも、企業の研修を頼りにするのは難しいです。そのため、ネットワークやサーバーなど、できる範囲のスキルを習得する必要があります。
スキルに自信があれば、入社後の人間関係作りや環境への対応に力を注げます。
スキルが不足していると何をするにも不安で精神的にきつくなるため、後悔しないためには事前にしっかり学習しておくことが大事です。
入社する企業を念入りに比較検討する
インフラエンジニアになる前に、しっかり入社する企業を比較検討することが大事です。
インフラエンジニアになって後悔するかどうかは、入社した企業が自分に合うかも大きくかかわります。
給料・休日の取り方・福利厚生・キャリア支援など、企業によって特徴が異なります。
インフラエンジニアとして開発内容はもちろん、労働環境が自分にあっているかしっかり比較する必要があるのです。
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あわせて次の記事で、SAMURAI ENGINEERを卒業後インフラエンジニアになった先輩の体験談が掲載されています。
まとめ
今回は、インフラエンジニアになって後悔したことについて、働き方と環境面から解説しました。
インフラエンジニアになって後悔するかは人によって異なりますが、仕事内容をしっかり理解し自分に合った企業に入社できればリスクは軽減できます。
この記事の内容を参考に、後悔しないための行動をしてくださいね。
インフラエンジニアについては、下記記事でも詳しく紹介しています。あわせて参考にしてください。