医療従事者として働きながら侍エンジニアを活用し、副業エンジニアになられた涌井さん。
今回は、そんな侍エンジニア卒業生の涌井さんに、本業と並行しながらパラレルキャリアが実現できた経緯をインタビューさせていただきました。
副業したいけど、本業と両立できるか不安…
スクールに通えば案件獲得できるの?
スクールにかけた費用が稼げなかったらどうしよう…
と悩みを抱えている方も、本記事を読めば本業と副業の両立に何が大切なのか理解できますよ。
なお、涌井さんが受講を通じて未経験から6ヶ月で案件獲得に成功するまでの経緯は次の動画でも紹介しているので、良ければご覧ください。
プログラミング学習のきっかけは「入籍」
インタビュアー:「プログラミングを学ぼう」と思ったきっかけを教えてください。
涌井さん: リハビリの仕事をメインに副業しようと考えていましたが、最初からプログラミングと決めてはいませんでした。Youtubeで「副業」と検索しまくると、「kindleで本を書く」・「せどり」など色々と出てきたんです。無料の相談会などで話を聞きに行ったりもしました。
その中で、「プログラミングの技術を身につければ確実に稼げる」と記事に出てくることも多くて、僕もやってみたいと興味が湧きました。知り合いにプログラマーがいたわけでもなく、自分でいろいろ探しまくった感じです。
インタビュアー:もともと調べることが習慣としてあったんですね。リハビリのお仕事は結構忙しかったですか?
涌井さん:そうですね、リハビリでずっと勤めていた病院で技術面・知識面は向上したのですが、勤務時間や残業時間に課題があり、最終的に職場を変えたんですね。
転職先も同じ業務ではありますが、「副業メインで頑張りたい」という気持ちになっています。いまは定時の17〜18時に帰れる職場なので、空いている時間に稼げたらいいなと考えています。
「なるべく早く副業で成功したい」という思いからプログラミングスクールの活用を決意
インタビュアー:SAMURAI ENGINEERに入学する前は独学していたとのことですが、独学からスクールに切り替えた理由を教えていただけますか?
涌井さん:Progateやドットインストールなど自分で検索してゲーム感覚でやってみたりしました。少し触れてみたのですが、ちょっとしたミスでも表示されないので最初はもう…。(笑)
モチベーションがだんだん下がってしまい、独学では厳しいと感じました。
インタビュアー:すごくわかります。コードはあっているはずなのに、少し違うだけでエラーが出ますよね。ちなみに、独学からスクールに変えた理由はありますか?
涌井さん:お金を払うことで自分に対して制限がかけられる、というのが主な理由ですね。
インタビュアー:独学の際「学習していてこういうことに困った」ということはありましたか?
涌井さん:基本的にProgateだと、Progate内で打ち込めば何とかなりますが、実際にコードを打つとなると環境構築をしなくてはなりません。
Youtubeで検索しながら進めたのですが、エラーが出たり、「このままYes押しちゃっていいの?」ないろんなことを思ったりして、うまくコードを打つまで時間がかかることがありました。
なるべく早く副業で成功したい気持ちがあったので、専属の人に教わったほうが倍速で身につけられるんじゃないかと思いました。ズルズルいくのではなくコンスタントに集中して学べるプログラミングスクールを選びました。
「自分に合う学習プランや稼ぎ方を教えてくれた無料カウンセリング」が侍エンジニアを選んだ決め手
インタビュアー:さまざまなスクールがある中、SAMURAI ENGINEERを選んだ理由は何ですか?
涌井さん:実際に色々なスクールを2〜3社見たのですが、他社さんではコースの説明だけ終わって「何か質問ありますか?」といきなり言われたんです。
当時はプログラミングを少し独学しただけで、何を質問していいのかすらわからない状態でした。なので少し考えていると、「質問ないですね、何かあったら連絡してください」と結構ブツっと切られてしまったことがありました。
それに対して、SAMURAI ENGINEERのカウンセリングにいくと、僕のこれまでの生活に関する話をバックグラウンドとして情報収集してくれました。さらに、自分にあったプランや稼ぎかたを丁寧に教えてくださったので、「ものすごくいいな」と思い決めました。あまり悩みませんでした。
無料カウンセリングは、面接というより、親身になってくれてる場所でした。雑談ではないけど、意味のある情報を集めてくださって。僕は副業できるというのをポイントにしていて、大学の奨学金も払わなくてはいけないという事情もあり、そこをしっかり聞いてくれました。
最低でも5万くらい稼げたら嬉しいということを自然に引き出してくれて、「月5万円ならWeb制作もあり」「学習時間は確保できますか?」など色々話してくれました。
僕も「こういう風に学習していけばいいんだ」など、目標がより具体的になりました。
レッスン開始前から案件探しや学習の準備に専念
インタビュアー:レッスン開始前から積極的に行動していたと聞いたのですが、具体的にどんなことをしていましたか?
涌井さん:案件がないか知り合いに声をかけたり、レッスン前にいただく目標設計シートに、やることを詳しく記載していました。また、レッスンの度に宿題が出ると聞いていたので、宿題+αでどんなことを勉強したらよいか聞いていました。
インタビュアー:レッスンが始まる前から目的を実現するために行動されていたのですね。
涌井さん:はい。そのおかげもあってか、知り合いから「この仕事頼みたいかも」と言われた案件もありました。
講師の的確なフィードバックのおかげでモチベーションが維持できた
インタビュアー:SAMURAIの特徴はプロエンジニアとのマンツーマンレッスンですが、担当講師とのレッスンはいかがでしたか?
涌井さん:「分からないことは何でも聞いていいよ」とインストラクターが言ってくださりました。なので進めながら分からないことを聞けましたし、レッスン以外でも質問をいくらしてもいいよと言ってくれたので、とても良かったです。
質問の仕方についても「文章にしないで、最初は画像で送ってください。」など、具体的に指示してくれて進めやすかったです。
あとは、レッスンの講義内容だけではなく、働いている現場で起こることや案件を取るためのサイトなど具体的な部分も教えてくださりました。そのおかげで、目標をイメージしやすく学習できたなと思います。
インタビュアー:ありがとうございます。スクールに入るか悩む方は「どういう方とマンツーマンをやっていくのか」について気になると思いますが、インストラクターはどんな方でしたか?
涌井さん:すごく穏やかでいい人で、技術的にも信頼できました。
いつも僕は「ありがとうございます」と伝えていたのですが、インストラクターは「涌井さんが頑張っているから僕も頑張れるんですよ」とすごく良いフィードバックをいただいたので、モチベーションも保てたのだと思います。
インタビュアー:モチベーションはすごく大事ですよね。レッスン内で、モチベーションが低下したことはなかったですか?
涌井さん:基本的に楽しめている間はモチベーションあがりっぱなしでしたが、PHPの考え方やWordPressのテンプレート階層など、イメージが身につくまではモチベーションが下がりました。
ただ、講師とは別にコンサル担当を務めてくれた前田さんが、月イチの面談でフォローしてくれたおかげでモチベーションが維持できました。
前田さんがいなければ、今の私はいなかったと言っても過言ではないくらいです。もちろん、インストラクターが教えてくれてたことも、モチベーションを高く保てた大きな理由だと思います。
インタビュアー:落ち込んだ時はどうやって持ち直しましたか?WordPressのテンプレート階層は結構深い内容だと思いますが…
涌井さん:僕はガッツリやろうとパソコンの前に座ると、座るだけで達成感を感じて進められなくなってしまうので、それだと根本的な解決にはなっていないと感じていました。
そこで、リハビリの仕事のお昼休みなどに動画を見たり、携帯でPHPについて検索したりしました。YoutubeやWeb記事など情報は色々あるので、自分にあったものを取り入れて解決した感じです。
インタビュアー:すきま時間・空いた時間にスマホで調べるのは有効でしたか?
涌井さん:そうですね。あまりよろしくないかもしれませんが、僕はお風呂場で湯船に入りながら動画で学習するのが結構よかったなって思っています。
イレギュラーに時間を作るより、なるべく今までやっていることに新しいものを組み込ませたほうが絶対にいいですね。
お風呂は毎日入るので、そういう日常のところに追加して同時並行でできる部分で、時間を確保できるようにイメージしました。
インタビュアー:技術的な指導だけでなく、案件獲得のノウハウに関するお話も聞けたということですが、どのような話でしたか?
涌井さん:どこのレベルまでいけば案件が取りに行けるようになるか、という話を最初は聞きました。
あと、インストラクターは案件サイトで仕事を獲得した実績のある方だったので、具体的なサイトまで教えてくれました。必要に応じて「今の自分の能力だったらこういったところ申し込めるよね」など、細かくレッスンの中で一緒に見ながら教えてくれました。
なので、コーディングだけの授業というより、案件のとり方やサイトを一緒に考えてくれるのが、個人的に嬉しかったです。
インタビュアー:そこはレッスンしてよかったなと思うところですか?
涌井さん:そうですね。
僕はリハビリの世界しか知らないので、新しい世界を知ったり、自分が思い描いているところに着々と近づいているイメージができたりするのは、すごく楽しかったです。
インタビュアー:今お話を聞いていると着々とうまくいったように聞こえますが、スクールで学ぶ中でつまずいた点はありましたか?
涌井さん:コーディングの授業は楽しくその場ではできましたが、案件を取りにいく・応募する部分に関しては、「どういう風に文章で訴えかければいいのか」と悩んだので、その辺は結構大変でした。
でも、インストラクターにフォローしてもらいました。
インタビュアー:文章とかも全て、インストラクターさんが確認していたのですか?
涌井さん:全てではないですが、「こういう感じでいこう」という感じで、ざっくりと教えてもらいました。
インタビュアー:案件フォローまでしてくれるというわけですね。
ポートフォリオ作成は「楽しむことに尽きる」
インタビュアー:レッスン中にポートフォリオを作成したということですが、何を作られたんですか?
涌井さん:自己紹介のWebページと、実績作りのためにWordPressで作成したwebサイトなどいくつかあります。
インタビュアー:涌井さんのポートフォリオを見させてもらいました。Webサイトを作る上で注意したことは何でしたか?
涌井さん:まずそもそも一番最初のレッスン時に「自己紹介ページを作りましょう、内容を考えてきてください」と言われたんですよ。
なので、そこまでデザイン的なアドバイスはもらわなかったですが、おしゃれな感じがいいなと思いました。また、案件をとる際に人の繋がりが大事だと思ったので、温かみがあるサイトがいいと思い、トップページを動画にしました。
あとは、ごちゃごちゃするよりシンプルがいいなと意識して作りましたね。
インタビュアー:すごいですね。学習して何ヶ月で作ったものですか?
涌井さん:HTML、CSSなので1ヶ月目くらいでした。もともとデザイン系は無知でしたが、大学の講師もたまにやっていたので、学生さんとか現場の後輩たちにどうやったら伝わるかなと思って作りました。
僕も文字がたくさん並んでいると全然頭に入ってこないので、なるべく図でイメージがわかるように、インパクトがあるようにと。今まで業務でも資料を作るときに意識していたので、作る部分では楽しくできました。
インタビュアー:その言葉は力強いですね。やればできるという感じでしたか?
涌井さん:本当に楽しめるかどうかという感じです。そこがすごい大事だなと思います。楽しめるとどんどんやりたくなるので、楽しむことに尽きますね。
インタビュアー:ちなみにレッスン中にWebサイトは何個作りましたか?
涌井さん:5個か6個くらいです。基本的に、インストラクターへはWeb制作の宿題を多めに出すよう頼んでいました。宿題も終わったら、特に言われてなくても「おしゃれなサイトを作りたい」と思ったら自己流で作ってみたりしました。
完成したらインストラクターに送って、実績に載せられるレベルかブラッシュアップが必要か確認するという形で、作成数を増やしていきました。実績のためというより、空いた時間で楽しみながらアウトプットするために作っていた感じです。
インタビュアー:楽しんで感覚がすごく伝わりますね。
涌井さん:勉強という感覚ではなく、趣味でやっている感覚でした。わからないところがあれば、すぐインストラクターに頼ることができたのも大きいですね。
案件獲得の秘訣は「人との繋がり」
インタビュアー:学習中に案件を獲得されたとのことですが、どのような経緯で獲得されたのでしょうか?
涌井さん:単発案件と継続案件をどちらも見据えていました。
最初はそもそも継続案件というものの存在を知らず、「HPを作ったら数万円もらえます」というものをイメージしていたんですよ。でもリハビリの仕事をしながら、納期が厳しい単発の案件を取るのは不安だなと思っていました。
なので、継続案件・時給制で働ける仕事があるなら、そこで技術を高めていくほうが自分の働き方にあってるんじゃないかなと思いました。
単発案件はどういうものがあるかだけみて、あとは継続案件を中心に探していきました。運がいいことに、最初に応募したところで採用されたので、いっぱい応募してはいないです。
なので、みんなに対しては「案件いっぱいとっていった方がいいよ」とアドバイスはしますが、僕の経験値は正直少ないです。たまたま最初の継続案件に応募して獲得できた形で、今でもそれで仕事をしているという状態です。
インタビュアー:案件獲得したのは何ヶ月くらい経ってから獲得しました?
涌井さん:半年間のコースだったのですが、最終月で獲得できました。
インタビュアー:ちなみに、案件獲得において大事なところはどんなところだと思いますか?
涌井さん:ポートフォリオの作成ですね。思いを伝えるのがすごく大事だと思います。あとは人の繋がりですね。コミュニケーションが僕は苦手なんですけど、すごく大事だなと思いました。
インタビュアー:そうですよね。独学でやって学習はしてみたけど、それをどうやってお金に替えていけるか・案件を獲得するか悩んでいる方は多いと思うので、やっぱりコミュニケーションですよね。
涌井さん:人間性も問われてくると思います。
よく未経験の人とかから、「社会に出ていろんな人と関わるのが疲れるけど、プログラミングは自宅でできるからいい」という話は聞きます。もちろん自分のスタイルで働けるとは思いますが、最終的に案件を広げるには人との繋がりが大事なので、そこはスキルとして重要かと思います。
「副業すると世界は広がる」
インタビュアー:プログラミングを学ぶ前と後で、心境の変化はありました?
涌井さん:リハビリの仕事しかしていなかったので、副業すると世界が広がったなという感じです。
結構厳しい職場にいたので、その職場のルールが絶対というイメージがあったんですけど、副業するに際して全然リハビリと関係ない人の話を聞けました。
「こういう仕事があるんだよ」とか、「自分の知り合いはこういう働き方をしている」という話を聞いて、僕は「リハビリ以外のこんな世界があったのか」と、衝撃を受けました。
受講を始めてから半年間で収入が2倍に
インタビュアー:本業のみの時から、収入の変化はありましたか?
涌井さん:就職するまえの職場の給料がちょっと安くて。その当時の給料と今だと、ちょうど月額で倍くらいに変わりました。倍いくかいかないかくらい。
働きやすさを目的に転職したのですが、結局 給料も高くなりました。主任という業務もやらせてもらえていますし、副業もガッツリやっているので、合計すると倍くらいになっていますね。
インタビュアー:半年後に倍は夢がありますね。
涌井さん:そうですね。受講期間中に支払った料金は、もうペイできかけている感じです。
インタビュアー:残業は少ないとはいえ、本業も忙しいと思うんですよ。その中でどのように意識して両立させていますか?
涌井さん:基本的に効率化を頭の中でイメージしていて、Web制作にしても、だらだらやるんじゃなくて「今日はここまでやる」とか。
あと、頭の中でイメージしていれば、あとはパソコンに座ってやればいいだけなので、リハビリの仕事の昼休みとかで、「ある程度帰ったらこの仕事をしよう」とか、頭の中で組み立ておきます。頭の中で準備しておいて、帰ってアウトプットするという働き方を意識しています。
夕方になって、「よし始めるぞ」と一から考えるとだらだらしてしまい時間もかかってもったいないので、基本的に考えられる時にイメージ作ってしまいます。
老若男女問わず、挑戦するきっかけがあるならやってみて損はない
インタビュアー:最後に、今後やってみたいことは何ですか?
涌井さん:全然プログラミングと違いますが、副業や自社(涌久デザイン)で行っているHP作成の仕事でお金が貯まっているので、大学院にいきたいと思っています。
実はいま年に数回 大学で授業もしているので、リハビリの大学院で仕事の専門性も高めて、今後は大学の教員として働きたいと思っています。
それと同時にエンジニアとして活動していき、実力を上げて技術高めてフリーランスとしてステップアップしていきたいです。
知り合いの教員の方に「大学の教員になると、時間の縛りもより少なくなる」とアドバイスされているので、大学教員としてスキルを高めつつITに時間を注いでダブルで高めることを、理想として考えています。
インタビュアー:いろんな選択肢がありますね。今からSAMURAIに入って勉強しようか悩む方へメッセージをお送りいただけますか?
涌井さん:僕は完全な未経験からプログラミングを始めて1年たちましたが、さらに1年前からプログラミングをやっていたらよかったと思います。
「収入が上がる」「世界が広がる」という2つの面があるので、老若男女どんな方でも、挑戦するきっかけがあればやって損はないですね。
SAMURAIがよかった点は、オリジナルのカリキュラムが組めて、親身になってくれるコンサルタントやインストラクターがいるというところです。SAMURAIの方 全員があたたかくフォローしてくださったことで、モチベーションが高まって自分の強みになっていくと思います。
なので、入ってみて損はないといえますね。
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