未経験からフリーランスエンジニアへ！学習中の受講生に直撃インタビュー

今回は、48週間のフリーランスコースを受講中の家成さんにお話を伺いました。

家成さんはフリーランスとしての独立を目指し、受講11か月目で獲得案件数26件、報酬金額合計48万円以上と、エンジニアとしての実績を着実に重ねています。

未経験で案件を獲得する工夫と、フリーランスとしての心構えを女性視点でたっぷりと語っていただきました。フリーランスに興味のある方は、家成さんの体験談をぜひご覧ください。

選んだコース（受講期間）	フリーランスコース（48週間）
受講期間中に学んだこと	・クラウドソーシングサイトを用いた案件獲得 ・Webサイト制作

これまでの人生から縁遠い分野に挑戦したい！プログラミング学習を決意

インタビュアー：まずは、これまでのご経歴を教えてください。

家成さん： 新卒採用で引っ越し業者に入社して5か月働き、その後は一般企業の営業として8年ほど勤めました。転職を検討していたときにフリーランスという選択肢を知り、SAMURAI ENGINEERのフリーランスコースに入学することになりました。

インタビュアー：プログラミングに興味を持ったきっかけは？

家成さん：よくYouTubeを観ていて「これからはプログラミングが必須になる」と耳にしていたのですが、当時は「そうなんだ」と思ったくらいでした。

会社を辞めて新しいことを始めようと考えたときに、どうせやるなら自分から一番遠い分野に挑戦しようと思い、調べ始めたのがきっかけでした。

スクール選びは、フリーランスコースに力を入れるSAMURAI ENGINEER一択

インタビュアー：最初は独学で勉強を始めたと聞いていますが？

家成さん：会社を辞める前に手術をして、1か月ほど自宅療養期間があったんです。そのタイミングで勉強してみたのですが、調べながら疑問を解消するのに想像以上に時間がかかってしまいました。このまま1人で 手探りで勉強を続けても効率的ではないと感じ、スクールを探し始めた形です。

インタビュアー：さまざまなスクールがある中、SAMURAI ENGINEERを選んだ理由をお聞かせください。

家成さん：私が調べた中で、SAMURAI ENGINEERは他のスクール以上にフリーランスコースに力を入れている印象を受けたので、一番最初に無料体験レッスンの申し込みをしました。他のスクールも申し込もうかと思いましたが、そのまま入学を決めたため比較検討はしていません。

カウンセリングではコンサルタントが質問に対して的確に答えてくれたので、安心して気持ちを固められました。

体当たりで案件に向き合った入学当初「全然ダメ」と言われたことも

インタビュアー：受講前の時点で、学習の目的はありましたか？

家成さん：とにかく出来ることを増やしたい気持ちが大きかったです。案件に応募するにしても、不安を抱えながら進めるのは嫌だったので、自信を持って案件応募するために出来ることを増やしたいと思っていました。

インタビュアー：当時のPC操作レベルはどれくらいだったのでしょうか？

家成さん：タイピング自体はそこまで遅くはなかったものの、スキルはほとんどなかったですね。前職でも後輩にExcel操作を教えてもらっていたほどです（笑）

インタビュアー：学習中につまずいたことはありましたか？

家成さん：クライアントの要望にうまく答えられなかったことですね。お叱りを受けたり、初稿の段階で「全然ダメです」ときつく言われたりしました。案件を獲得し始めて間もない時期だったので、右も左も分からないままひたすら謝って夜通し修正しましたね。これが一番つらかった思い出です。

その案件は無事に終えたものの、しばらくして「案件が怖い」という気持ちが湧いてくるようになりました。そこで1か月間応募を止めてポートフォリオを作ったり、出品ページの画像を差し替えたりなど、次の応募に備えて力を伸ばすことに注力しました。

1か月後には「さすがに案件を取らないと」と自然に思えたのでよかったです。

最初の案件は30円！？丁寧かつ素早いレスポンスで顧客と信頼関係築く

インタビュアー：商品登録の案件は最低30円から始めたとのことですが、30円の案件を取ることに抵抗はありませんでしたか？

家成さん：少額でしたが「自分の力だけでお金を得られるんだ」と感動しました。収入を得る手段は会社だけではないと改めて実感できたんです。いま思えば少し楽観的ですね。

インタビュアー：初めての案件はいつ頃獲得されたんですか？

家成さん：入学翌日に「来週までに1000円収入を得る」という課題が出たので、すぐ応募して2件獲得しました。バナー制作などは入学翌月に「ココナラ」経由で初案件をいただいた感じですね。 

初めて応募するとき、インストラクターからは「とにかく案件応募は一番乗りを目指せ」とアドバイスを受けました。応募数が多い案件はクライアントが全メッセージに目を通していない可能性があるので、しっかり見てもらえるようにする部分は、今でも意識しています。

あとは、メッセージの内容も簡潔にしていました。文章ではなく箇条書きにして、パッと見たときに情報が届くように工夫しています。

インタビュアー：インストラクターとの印象的なエピソードがあれば教えていただきたいです。

家成さん：「これは取れないだろう」と思いながら応募すると、たまに獲得できてしまうことがあったんです。焦ってインストラクターに相談すると「大丈夫」「出来るよ」と声をかけてもらえたので、落ち着いて案件に向き合えました。

もし1人でイチから進めていたら、出品準備はできても案件獲得した後が厳しかったと思いますね。もしかしたら勇気が出ず、実際に案件を受けるまで踏み切れなかったかもしれません。インストラクターのサポートで、安心して進めることができました。

インタビュアー：案件を獲得する上で、家成さんが心がけていることは？

家成さん：未経験のためできることが少ないので、「レスポンスを早くする」「報告をしっかりする」「丁寧な言葉遣いで関わる」「納期よりも早めに納品する」など、できることでカバーしようという気持ちがありましたね。返信は後回しにすると忘れてしまうので、その場で何かしらのレスポンスをするようにしています。

現在は商品登録3件とLP制作1件、バナー制作が1件の継続案件を獲得できている状態です。いまお伝えしたことを徹底したからこそ、クライアントと関係性を築けたと思います。

インタビュアー：これまでに獲得した案件数と金額を教えていただけますか？

家成さん：現在は受講11か月目で、獲得件数は26件、金額は納品完了案件で48万円くらいですね。まだ前職ほどの収入ではありませんが、入学当初から比べるとこの先が期待できる金額になってきたと感じます。

案件の獲得場所は「ココナラ」と「クラウドワークス」がメインです。

インタビュアー：最近ではHP制作で10万円の案件を獲得されたと聞きました。

家成さん：「ランサーズ」で見積り依頼のメッセージが来て、ドキドキしながらも希望の一番低い金額で出したんです。それでも私の中では過去最高額だったので「いいのかな？」と思いながら取り組んだところ、意外とすんなり納品できて安心しました。

最初に大まかな依頼内容と見積り提案が来て、質疑応答を行い納得してもらって購入という流れです。もし相手がすぐに決めてくれた場合はやりとりから1〜2日で購入に至ることが多いですね。

インタビュアー：作業時間はどれくらいでしょうか？

家成さん：私は作業スピードが早いほうではないですが、合計20時間前後で作業していると思います。5日から2週間以内には納品できるよう設定して、7日と伝えていても5日で納品するなど、納期よりも早めにお送りすることを心がけています。

興味の幅が広がった！ライフスタイルも大きく変化

インタビュアー：プログラミングを学んでよかったことはどんなことでしょうか？

家成さん：できることが増えて、興味の幅が広がりました。インターネットはこれまで毎日使っていましたが、当然ユーザー視点でしか見たことがなかったんです。

でも今はHP一つにしても、「何で作られているか」「どのように作られているか」「何を気にして作っているか」など、エンジニア視点で見るようになりましたね。

また、ライフスタイルも大きく変化したと思います。これまで営業職で外回りの機会が多く、コロナ禍で不安が大きかったのですが、今は自宅で仕事が完結できるので嬉しいです。

インタビュアー：学習して感じた、SAMURAI ENGINEERの魅力を教えていただきたいです。

家成さん：月に2回のイベントで、授業以外にも情報を得る機会が多いのは大きな魅力です。「もくもく会」に登壇される人のお話も参考にしていますね。

例えば、仕事を続けながら副業エンジニアとして活動して、収入が安定したタイミングでフリーランス一本にした人のエピソードは大変勉強になりました。周囲のやり方を知れると、私が進んでいる方向が間違いではないと安心できます。

インタビュアー：48週間という期間の学習コースを選択されて、残り4週間となりましたね？

家成さん：ここまであっという間だと感じました。正直、卒業後これまでのように相談する人がいない状況は不安です。受講中は分からないことをまず自分で調べて、それでも分からないときにインストラクターを頼るようにしていました。

でも、卒業したら最後の砦がなくなる感じですね（笑）。なので、自立の意識を持って残りの授業に臨むつもりです。

フリーランスだからこそ何よりもメリハリが大切

インタビュアー：女性視点で、フリーランスコースの受講を検討されている女性へアドバイスをお願いいたします。

家成さん：これは私の課題でもありますが、案件にかかりっぱなしになってしまうことが多く、時間管理が大事だと痛いほど実感しています。

案件にかける時間や家事を済ませる時間、休む時間など、ある程度スケジュール立てていかないと長く続けるのは難しいと思います。フリーランスだからこそメリハリをつけて、仕事とプライベートのバランスをうまく取っていきましょう！