営業職からIT分野への転向！Uターン就職を目指す卒業生のリアル体験記

8年間、医療機器メーカーの営業マンとしてキャリアを築きながらも、いつか地元の北海道で生活したいと思っていた神山さん。

今回は神山さんに、プログラミング未経験からフリーランスコースで案件獲得を達成するまでの経緯を聞きました。

なかなか一歩を踏み出せないという人は、神山さんの体験談を参考にしてください。

選んだコース（受講期間）	フリーランスコース（24週間）
受講期間中に学んだこと	・クラウドソーシングサイトを用いた案件獲得

どこにいても働けるスキルを身につけたい！プログラミングに興味を持つ

インタビュアー：簡単にこれまでのご経歴を教えてください。

神山さん： 大学卒業後、8年間医療機器メーカーの営業として働いていました。いずれは会社員を辞めてIT分野で仕事をしたいと思っていた時、SAMURAI ENGINEERを知り入学を決めました。

地元の北海道に帰って受講しながらフリーランスを目指し準備を進めていましたが、ハローワークから職業訓練を紹介され、現在は訓練校にて再就職に向けてJavaの勉強をしています。

インタビュアー：プログラミングを学ぼうと思ったきっかけは？

神山さん：当時は神奈川に勤めていましたが、いずれ北海道に戻ってリモートワークで生活したいと思っていました。何かスキルを身につけようと色々と探す中でプログラミングに出会った感じです。

とにかく今の状況を変えたい！意を決してフリーランスコースを選択

インタビュアー：最初は独学で勉強されていたんですね。

神山さん：学習教材を購入して、HTMLとCSSを勉強するところから始めました。しかし進めるうちに「どのように収益化させるのか」「どれほど勉強すればIT業界で通用するのか」など、独学では色々な不安が湧いてきたためプログラミングスクールを検討するようになりました。

複数のスクールをリサーチした上で、SAMURAI ENGINEERの無料体験レッスンを受けることにしました。他にはないマンツーマン指導に魅力を感じ、またフリーランスコースがあると教えてもらったことで、今の自分に必要なものだと感じたことから入学を決めました。

インタビュアー：どんな目標を持って入学を決意したんでしょうか？

神山さん：30歳も目前に迫っていたので、できるだけ早くIT分野に転向したいと考えていました。行動するか悩んでいる時間が長かったこともあり、「いつまでもこのままでいたくない」という気持ちでしたね。

いま思えば、悩むよりももっと早く決断すればよかったと思います。この業界は年齢の壁もありますし、とにかく勉強しなければいけないことが多いですからね…。

プログラミングでフリーランスを目指すことへの不安がなかったわけではありません。でも、とにかく状況を変えるために一歩踏み出してみようと思いました。

「ダメだった時はバイトしながら頑張ればいい」という楽観的思考も大事にしていましたね。収入面に関しては実家からの支援も受けることができました。

インストラクターがいたからできた！「当たって砕けろ」のアプローチ

インタビュアー：実際にプログラミング学習を開始して、大変だったことなどはありましたか。

神山さん：フリーランスコースは実際にクラウドソーシングサイトを通じて案件を獲得していきます。そもそも獲得するまでが難しいのですが、実際に取れた後クライアントが満足するものを作れるかも不安が大きかったです。

そういう時、インストラクターはいつも「まずは行動しよう」と言ってくれました。さらに「獲得できたらサポートする」と声をかけてくれて、すごく心強かったですね。当たって砕けろの精神で、とにかくぶつかっていくことができたと思います。

また、たくさんクリエイターがいる中で、どのように差別化していくかもアドバイスをもらいました。クライアントと直接会って話せない状況下で、プロフィール文やメッセージで与える印象は重要です。句読点1つから細かく指示を受けて、何度も添削を重ねてもらいました。

クライアントのやりとりは評価に直結するため慎重に

インタビュアー：今は30以上の案件を獲得している神山さんですが、最初の案件は1つ110円だったんですよね？

神山さん： 商品登録の仕事で1つ数十円の案件に何個も応募して、ようやく2,000円ほどの案件を獲得したのが最初でした。

インストラクターから「まずは収益が入る体験をしてみよう」と目的を伝えられていたのでやれましたが、ずっとこれを続けるのは無理だと思いました。案件をとる大変さを身にしみて感じた経験でしたね。

現在は、LP作成1つにつき2万円で設定しています。簡単な模写サイトであれば6時間くらいで作れます。インストラクターのサポートで、きちんと収益を得られるスキルが身についたので嬉しい限りです。

インタビュアー：クライアントとのやりとりで工夫していることを教えてください。

神山さん：報連相の丁寧さとレスポンスの速さを大切にしていますね。クラウドソーシングサイトは星で評価されるので、評価の高さと過去やりとりしたクライアントからのコメントで、依頼するかどうか判断する人は多いんです。

他のクリエイターとの差別化を図るためにも、評価を落とさないよう慎重にやっています。

インタビュアー：受講期間中に印象に残っている案件はどのようなものでしょうか？

神山さん：基本的にノーコードツールを使った簡単な制作を受けていましたが、全てコーディングとなる依頼が来た時のことは印象に残っています。単価も50,000円くらいで、これまで受けていた案件に比べても高かったですね。

インストラクターに相談して受けたものの、当時は1からコーディングで作ったことがなかったので苦戦しました。

幸い急ぎの案件ではなかったので、インストラクターのアドバイスで部分的にコーディングしていき、半年かけて納品しました。当時HTML・CSSは部分的なコーディングしかできないレベルだったので、1人でやっていたらとてもできなかったですね。

インタビュアー：フリーランスを目指す人にとって、ノーコードツールはいいツールだと思いますか？

神山さん：きっかけとしてはいいのではないでしょうか。クラウドソーシングサイトを使うなら、実績を積むためにノーコードツールは必須だと思います。期限が短い時も、それなりのクオリティにはなってしまいますがノーコードツールは便利です。

お尻を叩いてくれるインストラクターの存在は成長に欠かせない

インタビュアー：学習してみて感じた、SAMURAI ENGINEERの魅力があれば教えてください。

神山さん：マンツーマンレッスンの効果はすごく大きいと感じました。1時間はあっという間ですが、技術的な内容だけでなくエンジニアとして必要な様々なノウハウも教えてくれます。

インストラクターが課題を与えてお尻を叩いてくれるので、私のようにモチベーションや集中力が続かない人にはピッタリです（笑）

インストラクターは優しくカリキュラムを進行するだけでなく、時には厳しく指導してくれます。以前指導されたことを直せていない時は、やはり結果にも表れないので後日鋭く指摘されたこともありました。

インタビュアー：今後のビジョンも教えてください。

神山さん：今はJavaを勉強しているところですが、学べば学ぶほど途方もない気持ちになるので、これからもっと突き詰めていきたいです。

今後エンジニアとして企業に就職して、現場における生のスキルを身につけたいという思いがあります。SAMURAI ENGINEERで学習した内容とは少し違いますが、自分のスキルを高めて、いずれまた独立を目指して頑張りたいです！